みんなのシネマレビュー

人のセックスを笑うな

2007年【日】 上映時間:137分
ドラマラブストーリー小説の映画化
[ヒトノセックスヲワラウナ]
新規登録(2007-04-02)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2016-03-03)【かっぱ堰】さん
公開開始日(2008-01-19)


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監督井口奈己
キャスト永作博美(女優)ユリ
松山ケンイチ(男優)みるめ
蒼井優(女優)えんちゃん
忍成修吾(男優)堂本
あがた森魚(男優)猪熊さん
温水洋一(男優)山田先生
市川実和子(女優)生徒
藤田陽子(女優)画家
桂春團治(三代目)(男優)じいちゃん
脚本本調有香
井口奈己
製作東京テアトル
ハピネット・ピクチャーズ
河合洋
松下晴彦
WOWOW
制作東京テアトル
配給東京テアトル
美術木村威夫(美術監督)
安宅紀史
編集井口奈己
あらすじ
美術学校に通う19歳のみるめ(松山ケンイチ)は、講師のユリ(永作博美)にモデルを頼まれる。 彼女のアトリエに通ううちに二人は関係を持ち、みるめは有頂天。 しかし39歳のユリは既婚者であった。 そしてある日、彼女は突然みるめの前から姿を消す…。 山崎ナオコーラの同名小説を映画化。

poppo】さん(2011-08-20)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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61.内容は結構すきです。特にロケーションがよい。ので、ほかの事について。”本作の題名について”映画の題名なんてホントに、どうでもいいのだけど、コレはちょっと気になって、、、、、、、。この作品は原作が”ヒトのセックスを、、、、”であるから自動的に、この小説の題名の映画作品として公開したのであり、内容はぜんぜんひとのSEXうんぬんではないのである。題名がそこそこ、客をひきつけたり、製作側が”いいんじゃない、ひとのSEXを、、、って題名って”ってなノリでこの題名になってるだけ。こういうのは非常に虫唾が走ります。なぜなら、これでカッコイイと思ってるわけよ、製作者は。そうそう!、この作品のSEXっていうは、”ANANやNONNO”の”SEXできれいになる”の”SEX”なんですよ!(ほんとはどーでもいいのかも??)だからこの作品は例えば、”無題”でも”昼人妻!”でも”SEX人妻!”でももちろん、いいわけです。反面、わたしは外国映画の邦題には非常に無頓着無感覚です。たとえば仮に”タイタニック”が”白老婆-豪華客船の追憶”だとか、”豪華客船の沈没を笑うな!”だとしてもね!!? ? 男ザンパノさん [映画館(邦画)] 6点(2010-05-16 19:55:22)(良:2票)

60.松山、忍成、蒼井、3人だけの物語だとしたなら、平均年齢20歳前後が対象の作品となるのでしょう。
だがしかし、ここに永作を加えた場合、平均年齢は25歳となります。
さらに、猪熊さんが絡み、彼が50歳だとした場合、平均年齢は一気に上がり30歳となります。
だから何ということは別にございませんが、その30歳を過ぎたあたりからなんとなく分かってくるストーリーなんじゃないのかなって思います。
原作の山崎ナオコーラさん自体がそこら辺の年齢です。
きっと20歳前半の人たちにとっては、退屈に感じてしまうことでしょう。
3737さん [DVD(邦画)] 7点(2012-09-16 23:17:16)(良:1票)

59.《ネタバレ》 こういう映画を好きって思う人の気持ちも分かる気がしないでもないですが、私はダメでした(何しろ長くて無駄なシーンが多い)
ただイチャイチャしているのをダラダラ見せつけられてもねぇ~・・・

タイトルも『人のセックスを笑うな』→『人の恋愛を笑うな』→『人の恋愛を気持ち悪がるな』にした方がいいのでは・・・
私は笑いはしないが、ちょっと気持ちわるぅ~な気分でした。
何かね、見たくもないのに街中でチュッチュしているカップルを見せつけられているのに近い感じ。
じゃあ何で観たのよ・・・と言われたら『人のセックスを笑うな』というタイトルに惹かれ興味本位で鑑賞した私を笑うな・・・と。

で、そんな中でも良い所を見つけようと観ていたら有りました。
信玄餅を上手に食べる豆知識を発見!!
そんな豆知識をさり気なく伝授する優しい旦那様が居るのに、若い男と不倫する女って・・・
恋愛には色んな形があるとはいえ、最後は『人のセックスに怒るな』って感じになりました。 ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 3点(2011-05-04 13:01:48)(笑:1票)

58.映画じゃなく、日常が切り取られた映像のような極めてナチュラルな演技で、少々尺は長く感じることと、コミュニケーションに違和感を感じる部分もボチボチあるものの、楽しく観ることができた。永作、松山、蒼井の演技力がこの映画の全てといった感じ。題名の「人のセックス~」とは、行為そのものではなく、其々の恋愛の価値観のことじゃないかなぁ~と。 成迩さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-18 22:20:59)(良:1票)

57.《ネタバレ》 えーなんかやたら昭和な映画でした、平屋の一軒家、円筒形の石油ストーブ、栓抜きで開けるビン、カブとか。レトロといえばそうなんだけど私の年代だとやっぱり中途半端なレトロで、シミタレ臭さが否めない。ふっとATGを思い出したり。
ところでこのタイトルと内容ってどうなんでしょう、年の差と不倫を周りからとやかく言われるのかなと想像したけどそうでもない。アングルはいつも同じでカメラは人物を追いかけない、どこかで常にあるような情景を切り取って見せる、覗き見的ですね。その徹底ぶりはいいんだけどそのうちどうでもよくなる、飽きちゃう。他人がどうしたこうしたなんてことはすぐに興味なくなっちゃうわね。
で、ゆりちゃんなんですが、これも徹底してますね。スッピン、黒いタイツに白のソックス重ね履き、下着はモロ綿100%のグ○ゼ女児用肌着みたいで幼児体型、もう小学生です。そのくせヘヴィスモーカーときた。そしてリンゴの皮も普通にむけない、特別性格がいいとも思えない。
えんちゃんもしかり、ニット帽をぴっちりかぶりブラブラバタバタと足癖が悪く、「ばっかじゃないの」を連発する、若くはあるけどね。この色気とかセクシーさを徹底的に排除された二人、あるタイプの女から絶大に支持される女だと思う。登場する男たちはそんな女が考える女に都合のいい男だ。彼女たち、いわゆる不思議ちゃんですね
ところが一方の40手前のそういう女に20も年下の男と不倫させる、ここがシミったれたおばさん趣味という感じで痛いんです、女として恥ずかしい。
ゆりちゃんのようなああいうギャップのある女を「イイ女、カワイイ女、ミステリアスな女、魅力的な女」のように描く人ってどうなのよ?どうせなら「バカ女」と描いたほうがよっぽど潔いし面白い。笑えないヘンな見栄を感じる。
字を見ただけじゃわかんないけど、監督も原作者も結構いい年した女じゃない?コレッてモテない女の妄想物語です。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-11-15 14:25:51)(良:1票)

56.《ネタバレ》 長回しって、ある時間のかけがえのなさをその場の空気ごと捉えることもできるが、ちょっとの違いでただルーズにカメラを回しているようにも見える。見る側の気分に左右される要素が大きい。年上の女に、え? え? という感じで裸にされていく年下の男の子を捉えたりすると、その丁寧な言葉づかいもあいまって、とても充実した時間を封印できる。気まずさを描くのはこうするしかない、というように。でも空気マットを膨らませるところでは、緊張が抜けてみえた。たぶんこちらの気分の微妙な差なのだろう。長回しってほどではなかったが、バックする忍成の車の移動撮影なんか新鮮だった。一番よかったのは、だだっ広い畑の中のバス停のベンチの二人、その所在なげな感じをタップリ見せた後で男がバイクを反対方向に向け、とそこでカメラが突然向こうの反対側に移り、二人で乗って行くところを捉える。このカットつなぎの効果が生きるのも、前半の長さがあるからだろう。蒼井優・忍成修吾と『リリィ・シュシュ…』の顔が出てるが、あれも北関東で上映時間もほとんど同じ。 なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2009-02-08 12:01:47)(良:1票)

55.《ネタバレ》 この映画の登場人物の中で誰が好きかと言われたら、間違いなく堂本です。自分の親友を好きな女の子をずっと想っている彼のことが映画の間中ずっと気になった。ずっとずっと待ち続けて、最後にえんちゃんにキスをする堂本のシーンを観て、とても幸せな気分になりました。松山ケンイチ目当てで観たのだけれど、ユリとみるめのことは途中からどうでもよくなって、サイドストーリーの方が勝ってる気がした。この映画はちょっとしたシーン・シーンが秀逸で、エリック・ロメールを思わせる覗き見的な場面が多くて、すごくキュートなしかし誰も見ていない知られない出来事を自分だけが目撃しているという錯覚に陥らせる、私好みな映画です。永作さんがもう少しがんばってくれればもっと素晴らしい映画になったと思う。 はちかつぎひめさん [DVD(邦画)] 7点(2008-12-04 09:33:30)(良:1票)

54.《ネタバレ》 悪い意味でリアル。
自由奔放に生きてる(つもり)の永作の演技がリアル過ぎて不愉快。
彼女は「自由奔放に生きてる」のではなく、「自由奔放」を気取って若い男の子を惑わせているだけの気がした。
旦那さんと彼が会ってしまってもなんの動揺もみせないのは、罪の意識がないからでなく、そのきまずさを「奔放さ」でごまかしてるだけだろう。人を喰ったようなセリフや振る舞いは「奔放な自分」というパフォーマンスを他人に見せるための手段でしかないと思う。
動揺する彼を見る楽しみ、秘密を共有する楽しみ、そんなことにしか楽しみの持てない悲しい女。でもってインドとは…永作のしたかったことは、松山の心にいつまでも刻み込まれるような「インパクトを持った女」として、彼の心の中に生き続けたかったんだと思う。その女としての「薄さ」が、妙にリアルでとても悲しい。「自由奔放」とか「悪女」って人にそう思われるためのアクセサリーなので、松山くんがそれでも永作を想ったまま終わるのは、ちょっとヤだった。思う壺じゃん!でもそこまで考えさせてくれたんで、7点献上します。絶対そんなそぶりはみせないだろうけど、本当は松山より永作のほうがツライはずだと思います。面白い面白くないより、見る時期を選ぶ映画。タイミングのあう時期にみればハマるだろうけど、じゃないとおそらくとても退屈。 コウさん [DVD(吹替)] 7点(2008-11-30 04:32:32)(良:1票)

53.《ネタバレ》 イチャイチャしているのを延々と見せられた。 あずきさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-11-21 18:31:24)(笑:1票)

52.《ネタバレ》 不思議な面白さを持った映画でした。描かれるのは美大生の男女とその美大の女性講師の恋愛模様だけど、ストーリーは無いに等しい。三角関係のドロドロって感じでもない。永作博美演じる講師がユニークな人柄だけど、その生き方がテーマという訳でもない。長まわしのカメラがこの三人の遣り取りを写し続けるが、ほとんどのシーンが次の展開に繋がって行かない。でも、これが不思議と飽きない。ギャラリーでお菓子をつまむシーンや、ストーブに灯油を入れるシーンなんかがその代表で、味があって記憶に残る。演出の主眼が言葉や仕草の日常性の抽出に置かれているってことなのでしょう。鑑賞後に良く考えられていたと気付いたのが画角。アップにしたら被写体の特定部分が強調されて味が薄れるし、離れすぎると見えなくなる。興味を持って、客観的に見える距離感とでも言うのだろうか。そこに神経を使ってました。のぞき見感覚の演出ですね。タイトルは逆説的にのぞかれた方の言葉なのでしょう。主演3人の演技力によるところが大きいのでしょうが、私はその「のぞき」に引き込まれたクチです。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-11-18 13:34:47)(良:1票)

51.《ネタバレ》 この映画の画面にはものすごい緊張感がある。例えば、蒼井優演じるエンちゃんがユリの展覧会を訪れるシーンで、会場入り口ちかくの椅子に座った蒼井優がフレームからはみ出そうとする場面がある。そこでカメラは女優を追わず、はみ出た蒼井優が戻ってくるのを待つ。フレーム内に戻ってきた蒼井優の手には、菓子がのっており、ここで観客ははじめてエンちゃんの「動き」を「行為」として理解することができる。このなんのことはないシーンが、いたってサスペンスフルになるのは、この映画のカメラがもつ視線が、人間ではなく、空間を撮ろうとしているからである。空間を場所と言いかえれば、この監督が正確な意味で小津安二郎のフォロワーであることが分かるだろう。したがって、この映画における観客は、登場人物に感情移入するのではなく、登場人物たちのやり取りをすぐそばで覗き見るという形での参画を促される。その結果、ラスト近くに堂本とエンちゃんのキスシーンが、非常に強く記憶に焼きつけられるのだ。「だってさわってみたかったんだもん」、「会えないから、終わるってもんでもないだろう」といった文学的名言も楽しめるが、この作品はまずはその画面力を堪能すべきである。 wunderlichさん [映画館(邦画)] 9点(2008-10-17 16:54:30)(良:1票)

50.《ネタバレ》 個人的には、小説のユリより映画のユリが断然好き。全部解っていて不貞を仕掛ける女って憎めないなー。どうしてこうなったのかしら、なんてメンドクサイ事を言わないユリはすっごく魅力的でした。翻弄されるみるめは、会えなくて悩んでいる所が一番可愛かったかな。普通の学生が等身大で描かれているのには感心。学生時代を思い出しちゃいました。えんちゃんとの観覧車のシーンは、本当にありそうな場面で上手く撮ってあるなあと思う。小説を読んでいれば結末は分かるけど、映画ではどうなるのか不明なまま見る側に委ねてある。それがいいのか悪いのか。。。。嫌いな映画ではないけれど、イマイチ点数が上げられないのは後半のぐたぐたと長回し。何かここ一番で長回しを使えば好印象なままだったと思う。使いすぎててDVD早送りしようかとした。 ロボットさん [DVD(邦画)] 5点(2008-08-27 19:01:07)(良:1票)

49.ヌードモデルとして服を脱がせてゆくところにしてもチュッチュチュッチュとキスするところにしても布団の取り合いにしても、はたまた好きな男が自分ではなく別の女とラブラブなのをつまらなそうに傍観する女も、その女を好きな男がさらに遠慮しがちに見守る視線にしても実に生々しい。生々しいのだけど、それらはけしてリアルだから、自然体だから生々しいのではなく、むしろ反対に、一見恋人同士にしか理解できないような内々のラブラブをカメラの前で女優と男優が恥ずかしげもなく、いや、恥ずかしさが微妙にあるからこその生々しさであり、けしてユリとみるめの恋愛が生々しいのではなく、ユリを演じる永作とみるめを演じる松ケンの擬似恋愛が生々しい。そして、えんちゃんではなく蒼井、堂本ではなく忍成の立ち振る舞いが生々しいのだ。この、演技ではなく俳優たちの素が出ているような感じは井口監督の前作『犬猫』にも言えるのだが、演じるものが「恋愛」になることでより生々しさがわかりやすく画面にこびりついているような気がする。ドキドキした。こういう偶然撮れちゃったような奇跡的な画を意図的に普通に撮っちゃうってのが凄い。 R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2008-04-10 11:45:15)(良:1票)

48.そもそも映画の評価など"個人的な価値観”の極みだと思っているので、この映画の場合、永作博美は悪戯な笑みが魅力的すぎて、蒼井優は久々に脇役ならではの素敵な存在感を放っていて、それだけでもう満足してしまうというもの。

全編通したまったりとした空気感の中で、息づくそれぞれの何気ないロマンスをぼやっと眺めているだけで、この映画は成立していると思う。
ただ、そういう雰囲気を楽しむ作品としては、少々尺が長い気もする。
ストーリー自体に特別な抑揚はないのだから、もう少しさらっとまとめてくれた方が、もっと心地よい余韻が残ったと思う。

あと主人公である永作博美演じるユリの人間性を終盤もう少し描いて欲しかった。
ミステリアスで魅力的な美術講師としての存在感はとても素晴らしかったけど、結局彼女はどういう人間なのか?という部分が曖昧なままで、その心象風景が見えてこなかったのは残念だし、そういう部分が思ったよりも感情が揺れなかった原因だと思う。
終盤の露出が減り、最終的に蒼井優に食われてしまった感がある。その辺りの切替えが監督の狙いかどうかは分からないが、この作品の場合は永作博美の「存在」を最後まで押し通すべきではなかったかと思う。 鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 6点(2008-03-22 16:44:51)(良:1票)

47.《ネタバレ》 僕は好きです、この作品。基本的に登場人物たちが感情を口に出さないので、唯一三度目の濡れ場後に、みるめが語る台詞だけが感情の説明になっており、観る側として感じた違和感をきっとゆりちゃんも感じたのではないでしょうか。カット尻が長いのはその意味もあると思いました。感情の大きな起伏もなければ、大きな出来事もないので、ゆったりとしたカット尻の作品になるのは当然だと思います。また、登場人物たちの自由気侭な姿が愛しく感じれたのは、井口奈己監督の演出力に他ならないと思います。役者さんたちの魅力を引き出し、可愛く見せる力は間違いなく才能だと僕は思いました。また、ヒキとヨリの組み合わせや、唐突なポンヨリには思想を感じ、映画を観たと感じさせてくれました。 ボビーさん [映画館(邦画)] 8点(2008-02-21 22:11:47)(良:1票)

46.《ネタバレ》 原作未読。
奔放な女性に振り回される若造とその彼に想いを寄せる女性、そのふたつの失恋を描くだけという内容で、然したるドラマはナシ。
おそらく原作ではキャラクターの内面描写や印象的な文章で魅力を発見することが出来るのでしょうが、そういったものを排す媒体に移すとすっかり中身のない代物になってしまうありがちな失敗(この映画を観た限りではそもそも原作の時点で内容はなかったように思えますが)。
それにしても、全てのカットが異常に長い。勿論それが意味を成す場合もあるのですが、殆どがただ長いだけに終わる。

それにこの意味深なタイトルの意図はどこにあったのでしょうか?
永作博美と松山ケンイチのくちゃくちゃした絡みはふんだんにありましたけど・・・。 カラバ侯爵さん [試写会(邦画)] 0点(2008-01-15 22:41:22)(良:1票)

45.《ネタバレ》 全然笑えないな。みるめ(=松山ケンイチさん)への感情移入が止まらなくて、ずーっと真顔で鑑賞しました。こういう雰囲気の女性に惹かれてしまう気持ちが分かりすぎて、痛い。自分の好きなこの女性の人生の中心には自分はいないことがわかってて、なんとかその中心に入ろうと必死になって、でも全くそれがかなわない。彼女に近づきたくて全然知らないリトグラフを始めたり、家を探し当てたり、でも彼女が結婚してるとわかって距離を取るために携帯電話を針金でぐるぐる巻きにして封印したり、それでもやはり会いたくなって家まで行ってしまったり、、、。奔放なゆり(=永作博美さん)に翻弄されまくるみるめは愚かながらも、でもその気持ちや葛藤の一つとして否定することは自分にはできず、ただただ苦しい気持ちを共有して終わってしまいました。

ゆりは、みるめとの関係においてはたぶん、100%自分のやりたいようにやったんだろうな。関係を始めてから、関係を終わらせるまで、文字通り終始マイペースで。そしてみるめはみるめでそこまで振り回されておきながらゆりとの関係に対して1ミリも後悔はしてないんだろうな。「もっとこうしていれば今も一緒にいられたかも」という後悔はしただろうけど、一緒にいたこと自体を悔やむようなことはきっと無い。ゆりのことをとてつもなく好きだっただろうから。いや好きだろうな、今も。

そんなに好きな相手が突然自分の目の前から消えて、会ってどうするかなんてわからないけどとにかく手がかりを求めて探し回る。電話が来たと思ったら意中の相手は旦那と一緒に海外旅行。気持ちが切り替えきれないみるめ。そしてラスト、
「会えなければ終わるなんて、そんなもんじゃないだろう」
そもそも終わらせるつもりなんてなかったのに、ただただゆりを求めて空虚に彷徨うことしかできなくなってしまった。この彷徨には出口があるんでしょうか。いまだにそんなもの見えてこない。 TANTOさん [インターネット(邦画)] 10点(2021-07-08 00:12:30)

44.《ネタバレ》 忠告しよう。禁煙中の人は観るな!煙草をやめて5年程経つが、吸いたくなった。 いっちぃさん [地上波(邦画)] 3点(2015-05-05 00:26:24)

43.はずれです、はいT∀T;  公開当時から気になってましたこの映画。 このまえテレビでしてたのをほかの用事しながらみました。映画館でみなくてほんとよかった~って思いました^^; つまらないかといえばそーでもないですけど、よくも悪くもこのタイトルはずるぃですね。 まおあむさん [地上波(邦画)] 2点(2015-02-25 01:18:12)

42.《ネタバレ》 タイトル詐欺。
役者はいいのに、話がちんたらまったりしすぎ。
イチャイチャしたり、いじけたり、そんなのを映画で延々見せられても。
酔いつぶれた男が寝ているベッドで届かぬ思いにジタバタ暴れる蒼井優はとてもかわいいし、永作はお茶目でコケティッシュ、小悪魔的な魅力を発揮している。
でも、それだけといえばそれだけ。
年上のキュートな人妻から誘惑され、同級生のかわいい女の子からはヤキモチを焼かれる。
男としては夢のような設定をバーチャルで楽しめということなのか。
松ケンは小悪魔的な人妻に夢中になって振り回される一途な男が似合ってはいた。
会話がとても自然ではあるけれど、ボソボソ声だったりBGMに負けたりで聞き取れないところもチラホラ。 飛鳥さん [DVD(邦画)] 4点(2014-12-05 00:55:18)

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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 4.93点
011.64% line
123.28% line
2711.48% line
3914.75% line
469.84% line
51118.03% line
6711.48% line
71118.03% line
846.56% line
923.28% line
1011.64% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review3人
2 ストーリー評価 4.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 2.25点 Review4人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 1.50点 Review4人

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