みんなのシネマレビュー

図鑑に載ってない虫

The Insects Unlisted in the Encyclopedia
(Deathfix: Die and Let Live)
2007年【日】 上映時間:103分
ドラマコメディ
[ズカンニノッテナイムシ]
新規登録(2007-08-31)【monteprince】さん
タイトル情報更新(2022-12-29)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-06-23)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督三木聡
キャスト伊勢谷友介(男優)
松尾スズキ(男優)エンドー
菊地凛子(女優)サヨコ
岩松了(男優)目玉のおっちゃん
ふせえり(女優)チョロリ
水野美紀(女優)美人編集長
松重豊(男優)真島
笹野高史(男優)モツ煮込み屋の親父
三谷昇(男優)種田師匠
渡辺裕之(女優)船長
高橋恵子(女優)サヨコの母親
山崎一(男優)消防隊員
田中哲司(男優)中村刑事
マメ山田(男優)黒幕の男
森下能幸(男優)ホームレスの親父
志賀勝(男優)太田刑事
村松利史(男優)半分男
嶋田久作(男優)黒幕の部下
園子温(男優)ツボ師匠
片桐はいり(女優)SMの女王様
つぐみ(女優)ワンピースの女
佐々木すみ江(女優)海の家のおばさん
新屋英子(女優)チュッパチャップスさん
いか八朗(男優)アメリカンドッグ屋の店長
清水萌々子(女優)少女時代のサヨコ
裵ジョンミョン(男優)若い組員
五頭岳夫(男優)ホームレス
脚本三木聡
音楽坂口修
撮影小松高志
製作IMAGICA
大村正一郎
宮崎恭一
配給日活
美術丸尾知行
編集高橋信之〔編集〕
照明松岡泰彦
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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37.日常生活の中に実は蔓延している些細な“笑いどころ”を、抜き出し、唯一無二のコメディに仕立て上げる「業」において、今三木聡は独壇場だと言える。

限りなく意味の無い“可笑しさ”のオンパレード。そのストーリーも限りになく無意味に近い。しかし、この監督の作品には、そのギリギリの部分で物語性を含み、感情を生む。
弾けとんだキャラクターたちは不思議な魅力に溢れ、物語が進む程に愛着が生まれる。
結果として、愛すべき作品、愛すべき映画へと進化していく。

しょうもなさや毒々しさを多分に含んだコメディなのに、最終的には何故か小気味良い“爽快感”に包まれる。
これはもはや、新しいエンターテイメントの形と言えるかもしれない。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2007-10-08 23:30:57)(良:2票)

36.《ネタバレ》 私のベスト映画。●不景気なフリーライターの若い男・俺(名無し)が主人公で、ほかは狂人ばかりという素晴らしい設定。素晴らし過ぎます。●三木監督の映画は全部好きだが、この『図鑑』が私のベスト。だって一番狂っているし、最初から最後まで狂っているし、最高です。●なぜこんなに好きなのか。たぶん、現実は「真面目に」狂ってるから。周りは「真面目な」狂人ばかりだし、テレビCMもアナウンサーも(騙すために)胡散臭いことしか言わない。それが私にとっての現実。●でもこの映画は「楽しく」狂ってるから好きなんだと思う。だからこの映画が存在すること、作った人たちがいること、それが私はとても嬉しいのである。それと原作小説(三木聡・著)を読むのも楽しい。■最後に、三木聡が好きなんじゃなくて、三木聡の作品が好き。もし三木監督に会ったら不愉快になると思う。だって「すごく真面目」な人だから。★真面目な人が大嫌い。もしビルの窓から女子高生なんかがたくさん殺されるのを見ても、たぶん私は助けようと思わない。でもそれ言うと周りは怒る。それが現実。自由人のエンドーが好き(見てるぶんには)。 激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 10点(2013-12-20 01:38:30)(良:1票)

35.《ネタバレ》 「時効警察」「熱海の捜査官」等で人気の三木聡作品。
上記2作のテレビドラマは名前も聞いたことあるくらいで、面白いと評価を受けているのは知っていつつも、チェックする時間がなく、三木作品を初めて観たのが今作となるわけですが、
正直、一番最初に手をつけて良い作品ではなかった、というのが率直な感想。
どうでもいいような小ネタや下ネタを乱発させながら、進んでいく話は、
一見、自分の好きな宮藤官九郎と通ずるモノを感じさせながら決定的に何か違う。
たぶん、個々の感性で好き嫌いが別れるので、これについては掘り下げる気はないですが、今作からはそれほどの面白さは伝わってはこなかった。
おそらく、三木作品に毒されてから観た方が数倍面白くなるんでしょうね。
「亀は意外と速く泳ぐ」くらいチェックしてから観ればよかった。
変人しか出てこず、天才バカボンのような世界観。
バニーボーイさん [地上波(邦画)] 5点(2011-12-04 22:45:05)(良:1票)

34. おバカ映画は趣味ではない。伊勢谷友介目当てで見た。“ランニングシャツにベストを着てネクタイを首にぶら下げる”のがかっこいいと、初めて思った。で、ラストの爽快感に驚く。
 たぶん、それは、松尾スズキと演じるコンビの味わいのせいだと思う。見たところエンドーの方が遙かに年上だが、うわてに出ているのは「俺」で、格好の割には常識人の「俺」は自分がエンドーの面倒を見ている気分のところがある。「おい!エンドー!」と呼びかける声と、それになんのこだわりもなく応じるエンドーの自然さで、二人の関係が全て示されたと思う。
 「さよ子」に、エンドーは“居なくなったら居なくなるタイプ”だから擬死体験に誘うな、と言われた「俺」が、自分だけ死ニモドキを飲もうとしてエンドーとするやりとり。結局、黙っていじけてしまうエンドーに応対しきれず、「あー、もう、わかったよ!一緒にやろう!」となる。三途の川も一緒に渡ろう! いいのか? せっかくだからさ! 演技が違ってたら噴飯もののシーンだが、ここは素直に楽しめた。
 そしてエンドーは消えてしまい、一人海辺でアイスを売る「俺」。お下げを垂らした伊勢谷だ。客が「 ねえ、何か、失くした? 失くしたでしょう。顔にそう描いてある。」と言う。強い海風が乾いた喪失感を強める。・・・。
 売れないライターが真っ赤なオ-プンカーを走らせるなんて、日本の現実にはそぐわないが、乗り込む男二人は、とてもかっこいい組み合わせだった。 TAMAKISTさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-05-18 21:01:10)(良:1票)

33.意外に低評価なのに驚き!自分は人と笑いの感性がちょっとずれているのかもしれん。
だってこの映画、最初から最後まで笑いっぱなしよ?(笑)
三木作品は一応全部見たけど、現時点ではやっぱりこれがベストですねぇ。
前作の「亀は意外と速く泳ぐ」を見てビビッときた人には絶対おすすめしたい作品。
なんせ「亀は~」はちょっとおしゃれな映像に、上野樹里ののほほんとした演技も相まって終始ゆったりとした、なごやかぁ~になる感じの作品だったが、本作は初っ端から松尾スズキを巻き込んで展開する最高にクレイジーなハイテンションムービーだからだ。
以下に、その凄さをあげてみたい。
まず、なんといっても松尾スズキの存在感が凄い。次々に繰り出される小ネタの数々に圧倒される。
そして、伊勢谷友介が格好良い。しかし、意外に演技は下手である。この映画におけるつっこみ的立ち位置を考えると、もう少しリアクションをなんとかしてほしい。
それから、ファンにはたまらない岩松了とふせえりのコンビも健在である。
他にも、村松利史や片桐はいりなど超個性的な曲者揃いのキャストがすばらしい。
ストーリーは完全予測不能!意外な展開の連続が見るものを襲います。

・・・他にも見所をあげればきりがないが、とにかく面白いとしかいいよういがない。まあ、基本はくだらない映画なので、その手の映画が好きな人にしかお勧めできませんが。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-31 19:50:22)(良:1票)

32.小汚い松尾スズキがはまり役。監督の作品性がよくも悪くも突出していて、好き嫌いが分かれる作品。好きな人には心地よいが、苦手な人にはかなり忍耐を強いられる103分になると思われるので、「自分には合わない」と思ったら早めに切り上げることをおすすめします。 lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-04-25 15:55:01)(良:1票)

31.全くつまらない。小ネタが多いのだがどれもこれもつまらなく笑えない。そして、下品。下品なネタで笑いを取ろうとするのは反則だと思うんだよね。それで笑いをとれないとかなりサムイ。水野美紀は結構好きなんだが、冒頭から今どき子供でも言わないようなギャグを言わせたこと自体腹が立った。ただ、最後だけちょっと良かった。 茶畑さん [DVD(邦画)] 3点(2008-08-11 23:26:46)(良:1票)

30.《ネタバレ》 いちいちギャグがグロいです。塩辛の人面疽風に、ゲロピッツァ、それに松尾スズキのキャラ。汚らしい。笑うに笑えない。この感覚は、三木監督の作品を初めて観たときと似ています。作風は分かっていたはずなのに、戸惑ってしまうから不思議。でもラストで全てがひっくり返りました。主人公が垣間見た死後の世界。現世と何ら変わりはありません。でもあいつらがいない。目玉のおっちゃん、チョロリ、マユ無しサヨコに、エセレゲエ・エンドー。うっとおしい奴らがいない。たったそれだけの違いなのに、心にぽっかり穴が開いたような。失って初めて大切なものに気付くなんて、ベタもいいところです。でも身に染みないと分からないのが人間だと思う。生きててバンザイ。お前ら居てくれてありがとう。今までの全てが、微笑ましく思えてきます。ダサくて、情けなくて、恥ずかしいことばかりの人生。でも、なんか有難いと思う。バカなお前らが好きだと叫びたい。三木聡流、人生賛歌のお話でした。難を言えば、目玉のおっちゃん側の流れ(新興宗教団体云々)が後半おざなりになったこと。でも、そんないい加減なところもまたいい。人生は、分からない事の方が圧倒的に多い。また一つ、三木監督が好きになりました。 目隠シストさん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-21 21:30:13)(良:1票)

29.《ネタバレ》 この作品は、この映画のなかの印象的な台詞になぞっていえば、「いなくなるといなくなっちゃうタイプ」を目指すことで、逆説的に「いなくなってもいるタイプ」になっている。忘れがたい傑作である。菊池凛子がめっちゃうまい。自殺願望あるけど、ボケキャラ、かつたまにいいことをいう元SMクラブ嬢という難しいキャラクターを、十二分に演じている。 wunderlichさん [DVD(邦画)] 9点(2008-05-17 14:04:37)(良:1票)

28.《ネタバレ》 「シニモドキ」を探すというテーマがぼけてしまい、小ネタの積み重ねの映画になってしまっている。泳がせているはずが、ずっと泳いでしまい、ちょっとしたトリックで大団円を迎えてしまい、黒幕の存在はどうでもいいことになってしまった。この監督のファンには嬉しい作品かもしれないが、私には単なる滑った映画にしか見えない。 たこげるげさん [DVD(邦画)] 3点(2008-02-09 10:53:58)(良:1票)

27.《ネタバレ》  三木監督は今作ではシュールを通りこして、もはや正気レベルではない脚本を書いてし
まったようです。ブチ切れた狂人たちのボケに突っ込むのは主演の伊勢谷ただ一人。もはや笑わせようという気すら感じられません。やりすぎでわけがわかりません。
それにしても、ふせえりは大好きなのでほぼ無条件で笑ってしまうのですが、メインキャラである松尾スズキのキャラがクドすぎるのがきつい。そして、意味深な黒幕の伏線は一切無視とはこれいかに…などなど、評価し難い点だらけなのですが、最終的なまとめ方が巧みなためか悪い印象は残らないです。 すべからさん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-26 16:35:49)(良:1票)

26.好みによると言えばそれまでだが、
いくら何でも評価が分かれ過ぎですね。
ふざけまくった映画でこれまでの手法を無視するような
作品ですが、これが何パーセントかの人々の心をがっちりつかんだのも事実。
それだけ突き抜けた作品であるということに敬意を表します。

映画としてはなかなか風変わりで奇天烈な雰囲気が面白いですが、
一方でいくらなんでもというシーンも多くあり、
総合すれば6点が妥当かと 病気の犬さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-03-23 16:58:04)

25.《ネタバレ》 三木聡作品の中でも最もイカれた方に針が振り切れた一本。
そして僕らが見に行った時は劇場には誰もおらず気ままに大笑いしながら見た思い出の一本。
一目でヤバい奴とわかる連中が臨死体験出来る虫を追って織りなす夏の不条理なジャーニー。
行くとこ行くとこおかしな珍事に巻き込まれ、ロクでもない仲間が増えていく。そして映画館の空調がまるで夏の夜の少し涼しい風のように思える不思議な心地よさがある映画でした。最高です。
さぁサロンパスを吸って、ゲロを燃やし、岡をアザラシのように見ている、エンドーと共に狂った白昼夢の世界を体験しよう。 えすえふさん [映画館(邦画)] 10点(2015-01-25 23:57:17)

24.《ネタバレ》 この投稿をする時点の平均点が5.62点。まさにこの作品にドンピシャの点数じゃあないか。この微妙な点数を維持したいのですが、小数点2桁の採点は認められていないので、動物園動物園海に+0.38を献上して6点差し上げます。それにしても贅沢な役者の使い方をしている。園子温まで出ているなんて。 la_spagnaさん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-08 01:19:45)

23.ちょっとガチャガチャしすぎてしまった感じがいたします。
ひとつひとつの小ネタは確実に面白いのに次から次へと集中砲火され過ぎるあまりにちょっとクドくなり過ぎた感が。その辺惜しく感じます。
それよりなにより、問題なのは、目玉のおっちゃんさん 
あのシャツ確実に毎日着てるが、一体いつ洗濯してるんだろうかっていうことだ。
3737さん [DVD(邦画)] 5点(2012-11-24 16:10:20)

22.「転々」は最高に面白かったので期待していましたが、これはまったく自分にはハマらず、最後まで観るのが苦痛に感じられる内容でした。でもラストだけは面白かったです。 ramoさん [DVD(邦画)] 3点(2012-10-27 15:31:55)

21.《ネタバレ》 うーん!すばらしい!サイッコ!!全編、かっちょ良し!しかし、伊勢谷は弱い。はっきりいってダメ!リンコも上手いけど、、、ちょっとね、、、だけどまあ、及第点。そう!小ネタなんだけど、わたしには、どれも大当たり。いいかえると、家に持っていたいと思う作品。特にふせえりは抜群の出来!!
まあでも現代日本のまれにみる巨匠作品!!!、すばらしい脚本!普通じゃない脚本!普通の感覚でない芝居!変な方向に統一されているすばらしい俳優術!個々の俳優達のなんという強印象!そして、そして三木流の”なんという人情劇!”さらなる作品に期待!!やっぱ、赤いアメ車オープン、最高!!!俺もやっかな、、、、、、、。 男ザンパノさん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-25 00:36:11)

20.しょうもない小ネタばかりで、正直つまんないのに、観終わるとなぜかわりとおもしろかったような気がしてしまう、不思議。 長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(邦画)] 4点(2010-12-14 01:37:02)

19.《ネタバレ》 現在放送中の「熱海の捜査官」とかぶる小ネタが満載で、最初から最後までかなり楽しめました。今見て正解!って感じ。笑いの波長で、好みが分かれるんだとは思いますが、かなり好きです。 おおるいこるいさん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-14 13:36:38)

18.《ネタバレ》 狙いすぎていてそれが空回りしすぎって感じの映画。2回程笑ってしまったが、それ以外はとにかく退屈。ジャガー団っていったいなんだったのか?あの小さいボスはなんだったのか?モヤモヤが多く残る結末に更にイライラ。 成迩さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-02-08 11:47:50)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 5.86点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
3513.51% line
438.11% line
51027.03% line
6821.62% line
738.11% line
8410.81% line
912.70% line
1038.11% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

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