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ザ・セル

The Cell
2000年【米・独】 上映時間:107分
ホラーサスペンスSFシリーズもの犯罪もの
[ザセル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-01)【TOSHI】さん
公開開始日(2001-03-24)


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監督ターセム・シン
助監督ミッチェル・アムンドセン
演出ジャック・ギル[スタント](スタント・コーディネーター)
キャストジェニファー・ロペス(女優)キャサリン・ディーン
ヴィンス・ヴォーン(男優)FBI捜査官ピーター・ノヴァク
マリアンヌ・ジャン=バプティスト(女優)ミリアム・ケント博士
ディラン・ベイカー(男優)ヘンリー・ウェスト
パトリック・ボーショー(男優)ルシアン・ベインズ
ヴィンセント・ドノフリオ(男優)カール・スターガー
ジェームス・ギャモン(男優)テディー・リー
ジェイク・ウェバー(男優)ゴードン・ラムゼイ特別捜査官
ディーン・ノリス(男優)コール
ローリー・ジョンソン(女優)ヒックソン
プルート・テイラー・ヴィンス(男優)リード医師
ピーター・サースガード(男優)ジュリアの婚約者(ノンクレジット)
相沢恵子キャサリン・ディーン(日本語吹き替え版)
大塚明夫FBI捜査官ピーター・ノヴァク(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしカール・スターガー(日本語吹き替え版)
田中正彦ゴードン・ラムゼイ特別捜査官(日本語吹き替え版)
伊藤和晃ヘンリー・ウェスト(日本語吹き替え版)
朴璐美ジュリア・ヒクソン(日本語吹き替え版)
佐藤ゆうこカール・スターガー(少年時)(日本語吹き替え版)
糸博テディー・リー(日本語吹き替え版)
掛川裕彦コール / リード医師(日本語吹き替え版)
音楽ハワード・ショア
編曲ハワード・ショア
製作エリック・マクレオド
マーク・プロトセヴィッチ(共同製作)
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイクK.N.B. EFX Group Inc.
ハワード・バーガー(スーパーバイザー)
ジェイク・ガーバー(ノンクレジット)
ノーマン・カブレラ(ノンクレジット)
特撮デニス・ベラルディ(視覚効果スーパーバイザー)
トイボックス社(視覚効果)
マイケル・ダグラス・ミドルトン(視覚効果スチール写真撮影)
衣装石岡瑛子
編集ポール・ルベル
ケン・ブラックウェル〔編集〕(第一編集助手)
録音ロバート・J・リット
字幕翻訳林完治
スタントアンディ・ギル〔スタント〕
その他ハワード・ショア(指揮)
エリック・マクレオド(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ロバート・J・リット(スペシャル・サンクス)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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233.《ネタバレ》 犯人への最初のダイブは、そこそこ面白い。あの調子で行っていればまだしも、だんだん創造性が貧困になっていくのは痛いなあ。映像技術的にはがんばっているのはわかるが、せっかくなのでもっと奇想を盛り込んで欲しかった(監督がリンチやクローネンバーグだったら……)。そもそも、精神世界というのはあんなにはっきりとしたものではなくて、物と物の境界があいまいで、もっと不定形なものなのではないかな。特に不満があるのは、クライマックスの舞台である、主人公キャサリンのインナースペースの描写。あれは平板すぎやしないか。精神病者の方が豊かな精神世界を持っているということなのかもしれないけど。とまあ文句ばかり並べてみたが、退屈することなく最後まで観ることができたので、及第点はつけられる。 山の木屑さん 6点(2004-08-02 14:15:39)(良:2票)

232.良い作品。充分楽しめる。脳内世界の表現という多大な労力を顧みない勇気あるチャレンジとそれをあれだけの映像美に落とし込んだのは称賛に値する。ストーリーもけして悪くない。無駄な要素もなく一気に観れる。細かい粗と見るに堪えないエグいシーンも多少あるが、イマジネーションくすぐる美しい映像美で表現された異常心理殺人犯の精神世界、その映像に意図されたストーリーテリング、ここの評価で敬遠するのはもったいない。 ムッシュ★いち~ろ!!さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-17 22:01:14)(良:1票)

231.《ネタバレ》 世界観自体は好きです。予想通り非常に幻惑的で、映像的にも面白いものがあったと思います。ただちょっとちぐはぐな印象があります。テーマは深そうなのに、ストーリーはわりとアッサリとしていたような。監禁された人質救出という明確な目的を作ってしまったことで、普通のサスペンスになってしまった気がします。作品の間口は狭いのに、いざ入ってみたら意外に出口は広かったという感じ。もっと深い、難解な作品を想像していた者にとっては、食い足りなさが残りました。いっそカルトと呼ばれるくらい、思い切った作品にして欲しかったと思います。 目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-16 20:17:04)(良:1票)

230.《ネタバレ》 映画って映像だけ素晴らしくても駄目なんだ・・・と心の底から納得した映画。映像だけはイヤってほどいいんだけど、ストーリーが全然追いついてない。というか、ない。人間の心の中に入るという着想はものすごく新しかったし、技術的にはまさにそれができる時代になったんだ、ということも喜ばしいことではあるのだが、入って行った先に期待を裏切ってくれるものがほとんどなかった。というかオズの魔法使い。しかもあれだけ苦労して人の心の中に入り込んでさんざん辛い目に遭わされたわりに、監禁された女の子の救出にはほとんど何の役にも立っていない。要するに無駄骨。つまり人の心の中に入っちゃうのは、物語を目新しくするためだけに用意された仕掛けってこと。せっかくだからその斬新な手法で事件を解決してもらいたかったですが、これって典型的な企画倒れじゃないんでしょうか。ただし映像だけは鳥肌が立つほど素晴らしかったので点数甘め。一見の価値はあると思います。それだけですけど。 anemoneさん 6点(2004-01-20 23:17:52)(良:1票)

229.なんかね。なにをどう伝えたいのか、わかんなくなっちゃった。私バカ?と思ったけど、ここみてちょっと安心。 エセ・ルイス・ブニュエルさん 1点(2004-01-07 17:38:13)(笑:1票)

228.スターガーへの一回目のエントリーがすごく好きです。芸術性の高さに、この監督は天才じゃないかと思う。音楽と映像の相性がすばらしく、砂漠にたたずむJ・ロペスがまたすごく美しかった。ビンセント・ドノフリオ、迫真の演技。かなりやばいです。唯一不満は、公開予告のとき流れていたG線上のアリアが使われていなかったこと。 ネフェルタリさん 8点(2003-11-04 16:40:44)(良:1票)

227.《ネタバレ》 高熱にうなされる時に見る悪夢はこんな感じか?
実際こんな支離滅裂荒唐無稽な夢は見たことがないのでなんとも言えませんが。
水槽の割り方だけは納得いかんがそれはまぁ置いとくのが筋なんでしょう。
それにしてもいくら夢でも腸引きずり出されてあんなグルグルされたくはないわね。 悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-12-19 22:06:16)

226.《ネタバレ》 精神世界に入れる設定自体はおもしろいが、細かい設定が不足している。
個人的にはどういう原理の装置なのか?がしっかりしてないとなんでもありになってしまって真剣に見れない
分離症の子供の件に関しても、お父さんに装置使わして精神世界で会ってもらったら解決するんじゃないの?って思ってしまいました。
(実際FBIの人も何の検査・訓練もなく異常者に対して使えているわけで、あんな普通の子供ならリスクなんてないのでは?)

犯人の精神世界は猟奇的でセンスがあります。

せっかくいい設定なので、多少無理矢理でもいいから原理の説明(お父さんが使えない・FBIの人が使えた理由が通るように)をし、
精神世界に入り、解決した末に違う犯人がいた みたいなサスペンスを入れた方が面白いのではないかと思いました。 メメント66さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-05 20:15:14)

225.15年ぶりに鑑賞。
ジェニファーロペス主演で美的センスは感じるし、精神世界と現実世界の狭間で食らいつく彼女の奮闘は面白い。
ただ、サスペンスとしての奥深さがなく味気ない。
こういう展開はどんでん返しの方がしっくりきたかもね。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-01-22 23:58:23)

224.《ネタバレ》 17年前に観賞。殺人鬼の脳内世界にダイブするSF設定に惹かれる。インド人監督らしいエキゾチックな美術に味があるも、プロモーション・ビデオを延々と見せられているみたいで飽きた。他に語れる部分が少なく、グロと映像美しか記憶に残らない作品。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 4点(2019-10-28 20:15:21)

223.幻想的過ぎた。夢の世界はもつとリアルに近いよね。 センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-04-24 10:58:25)

222.「マトリックス」とか「羊たちの沈黙」とかを思い出すとありますが、いうよりは、「アイデンティティ」の分野だね。この雰囲気は結構好きだし、犯人の精神世界の描き方も良かった。ただ、主人公の女性の方は、ちょっと安っぽさを感じてしまう。 nojiさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-02-25 16:02:29)

221.犯人の狂気をその所作で示すのでなく、
深層心理を映像美として描き出しているところが面白い。

抱えるトラウマ、それを基にした全能の恐ろしい存在、
入り込んでいき、いいように侵されるシーンは恐怖をかき立てる。

ただ、逆に捜査官の心理に犯人を呼び込むシーンは、
当然せつなさを感じつつも、なにか物足りなさ、違うのではないか
という印象をもった。

犯人の心理は今なお危うい、だからこそ全能の存在をもつ心理に
恐怖を感じていたところ、
捜査官の心象風景の中で無力化され、
子ども時代のような儚い存在に戻されてしまう。
なんと儚いことだろう。

事件そのものの残虐性の描き方に物足りなさを覚えつつ、
深層心理に入り込む展開は好みでございました。 元祖さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-03-30 14:37:35)

220.《ネタバレ》 皆さんおっしゃるようにオープニングの砂漠の雰囲気は素晴らしい。プロットもキレイにまとまっていて特殊なストーリーの割には全体的に判りやすく仕上がっています。話の屋台骨はよくあるカルト殺人を追う話がメインになりますが、序盤、システム説明を行うために昏睡状態の子供を治療する先鋭的な治療法が語られます。これがちょっと無理が多くていまいちリアリティに欠けますが、この映画の肝になる部分なので致し方ないところです。この先鋭的なシステムを使って殺人鬼の心の中に侵入する訳ですが、侵入するためのストーリー展開は非常に自然でした。

心に入ってからは何ら違和感はなく、むしろ連続殺人鬼の病んだ心中の表現がとてもキモ&グロくてGoodです。やたらとキモイこの表現がドン引きにならずなかなかの芸術に昇華しているのは監督と美術のセンスか(それともパクリ全開のせいなのか・・) 個人的にはオッド・ネルドルムのドーンのシーンが素晴らしかったのですが、私はこの映画で初めてこの芸術作品を知りました。とにかく馬が輪切りになったり階段がアチコチにあったり、逆さ向きに転落したりと・・ 印象深い映像が多くて驚くばかりでした。(ただ、後半はちょっと小林幸子風味で失笑を誘うシーンもあったりします)
公開当時話題になった、美し過ぎる主人公キャサリン・ディーン(ジェニファー・ロペス)ですが、確かに非常に美しい女優ですが個人的にはあまり好きなタイプではありませんでした。また、序盤にある死体を漂白するシーンの後、自分を吊るして○○するシーンはあまりにもおぞましく非常に強烈でした。

巨大な水槽が拳銃で割れるとか、なんでFBI捜査官(ヴィンス・ヴォーン)まで心の中に入ってくるんだ?とか色々突っ込みどころも多い映画ですが、この映画はビジュアルで見せる作品なのでそういう部分は華麗にスルーしたいです。何度も見たいとは思いませんが、強く心に印象付けられる映像美だったと思います。(衣装担当の石岡瑛子さんは素晴らしい仕事をしたと思います!) アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-02-17 10:40:59)

219.《ネタバレ》 ○過去の怪奇殺人をテーマにした映画をなぞりつつ、SF要素を映像美で彩るような作品。○殺人犯の過去のトラウマを夢の装置で徐々に暴いていくのは面白いが、もっと展開の仕様があったような気がする。○映像で楽しむこともでき、ラストの砂漠に桜は、ジェニファー・ロペスの美しさと相まって素晴らしい映像だった。 TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-25 01:39:26)

218.ターセム監督の初鑑賞作品にしてこの後はこの監督に期待感を寄せ続ける元となった作品。殺人映画のグロは苦手な私ですが、ファンタジー映画のグロはOKなのです。ソーセージごとくクルクル巻いていかれる小腸や、あの頃は斬新とされたスライス映像、鑑賞から随分経ちますが脳裏に焼き付いてるシーンが盛りだくさんです。ストーリーも猟奇的な犯人もの好きなので、なかなか楽しめました。ツッコミどころも満載ですが、その辺は流して見られるとよろしいかと。映像は本当に美しい。この監督の空ける映像内空間が好き。 movie海馬さん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-19 18:59:32)

217.最初に見たターセム作品。 皮肉にも第1作が一番メジャーそうで、「マトリックス」+「羊たちの沈黙」といわれたりもしたけれど、猟奇サスペンスの形態をとりながら人間の脳内映像のイメージの豊かさで見せてしまう映画で、最初の二作は二面性あり。 広大な砂丘を白い衣装のジェニファー・ロペスが小さな点のように歩む冒頭から圧巻、砂漠は何もないのに美しい。 水際の広角度のカメラワークは、ジュネが「アメリ」で踏襲していましたが、映像派と呼ばれる方々はおたがい意識しあい影響しあっていそう。 猟奇色の強い前半はオゾイですが、後半はFBIのヴィンス・ヴォーンも活躍するし見応えあり。 1作目から重要な要素となっていた衣装の石岡瑛子さんを欠いての新作「セルフレス」はどうなるのか。 レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-02 07:00:02)

216.《ネタバレ》 キチガイの頭の中で戦う話。まさになんでもありなので、おっかしな映像がいっぱい観れます。 虎王さん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-26 15:03:53)

215.《ネタバレ》 序盤からグロい映像が続いて、確かに緊張感はあるんだけど「キツイな~」と思いながら見てた。
そしたら、ヒロインの精神世界で勝負!ってことになって期待度120%。
だって、ヒロインは、正義感も慈愛も強い、ムダに色っぽい心理学者。
期待するなって方がムリ。
ところが出てきた映像は、小林幸子リサイタル会場みたいな...
ここで第一の脱力。
しかもそこでヒロインがやることって言ったら、今までの人格ブチ壊し。
おいおい、そこはヒロインの理想世界じゃないんかい!
ここで第二の脱力。
そしてクライマックス。
5m四方はあろうかという水槽、つまり5*5*5で125トンの水圧に耐えられる水槽は、当然、刑事の拳銃なんかじゃビクともしない!
さあ、刑事はどうする?
書かないけど、ここで第三の脱力。

思うに、中盤まで練りに練った脚本書いてたら、その後は時間がなくなっちゃって、やっつけになっちゃったんじゃないかなあ。
そう思わずにはいられなかった。 まかださん [ビデオ(吹替)] 5点(2011-08-16 16:25:11)

214.《ネタバレ》 ストーリー自体はよくある『羊たちの沈黙』の亜流なのだから、あとは奇抜なプロットを生かす「観たことのないような映像」をどれだけ見せてくれるかに期待するわけです、観客は。残念ながら例の「馬の輪切り」以外はその方面の好奇心を満たしてくれる画はなかったですが、この監督の美的センスの鋭さはたしかに素晴らしい。そして何よりも凄味があったのは石岡瑛子が担当した衣装で、自分はこれほど衣装に「凶暴さ」を感じたことはかつてなかったぐらいです。ジェニファー・ロペスのメイクにも唸らせられまして、夢の中でどんどん顔が変わってゆき、とくにスポーク仮面をかぶって登場したシーンは、まるで岩下志麻みたいな顔だったんですよ。 捜査ものとして撮っているのでどうしても理屈で割り切った様なお話しに落ち着いてしまったのは残念で、ここはリンチワールドの様な思いっきり不条理な世界を見せて欲しかったところです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-19 01:03:32)

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【点数情報】

Review人数 233人
平均点数 5.48点
031.29% line
162.58% line
262.58% line
3229.44% line
43213.73% line
53414.59% line
65724.46% line
74218.03% line
8239.87% line
941.72% line
1041.72% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.87点 Review8人
2 ストーリー評価 4.77点 Review9人
3 鑑賞後の後味 5.25点 Review8人
4 音楽評価 5.00点 Review6人
5 感泣評価 3.00点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

2000年 73回
特殊メイクアップ賞 候補(ノミネート) 

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