みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
80.《ネタバレ》 題材はゴルフ。主人公が負け越してからの快進撃パターンですので、それなりに面白い仕上がりです。ワンショット、ワンショットの前の程よい緊張感が何とも言えません。 ただ今作は、戦争から戻ってきた主人公のジュナが、再びゴルフを始めて立ち直るのがひとつの見所。ジュナに5ドルで雇ってくれと言う謎のキャディ、バガーヴァンスが、どうジュナを助けていくのか、それがもう一つの見所。・・のはずなんですが、これがどちらもドラマとして弱い。物足りない。なぜなら、理論的な内容ではなく、哲学的な内容のほうが成功の鍵を握ってしまっているからです。つまりは、精神的な不安さえ取り除けば勝てるといった試合内容が延々と続き、説得力に欠けちゃうわけです。 正直、同じゴルフを題材にした作品なら、『グレイテスト・ゲーム』のほうが圧倒的に面白いです。 また、最初は繊細な人物のように登場したジュナが、実は割と短絡的で、調子が良くなれば傲慢になったりと、手放しで応援するには人物としての魅力に欠けるのが痛い。映画なんですから、さわやかスポーツドラマなんですから、思い切って聖人君子にしちゃって良かったんじゃないかな。 演出の面でも、ジュナがスーパーショットを撃つ『自分の場』だとか『自分のスイング』だとか、そういった所謂『集中モード』に入ったのがわかる演出以外はいたって普通。スポーツ系ドラマでしか味わえない高揚感みたいなものにやや欠けます。ですので、『ジュナの勢いは止まらなかった』とちょいちょい入るナレーションにより、『ああ、まだ調子良いんだ。』と認識するわけです。『EVEN』になったスコアを見て、『ああ、追いついたんだ』と現状を理解するだけにとどまるのが何とも残念。だから肝心なところで盛り上がり切れません。 これでは、ストーリーをなぞって、雰囲気を楽しむだけの作品と言えなくも無い。 各キャラクターの行動に一貫性がないため、個性がブレてしまっているのも問題。 中途半端な印象の強い映画でした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-16 12:26:59)(良:1票) 79.《ネタバレ》 競技としてのスポーツはメンタル面が結果に影響することは事実だと思うが、何かを背負っているからといって結果が良くなるような描写は出来すぎの欺瞞だと常々思っている。その辺りに多少は気を遣って「プレー(遊び)するだけ」なんて台詞もあったけど、やはり特に何も言っていないストーリー。レッドフォードの映画らしく、爽やかさが素通りして行くような作品でした。ちなみに、キャディがあんな謎かけみたいなことを言ったらスコアは落ちるぞ。少なくとも私は絶対にOBかスリーパットする。そんなキャディに金は払いたくない。結局、伝説とはなんだ? 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-25 19:51:22)(良:1票) 78.《ネタバレ》 鑑賞中は、こりゃ実話を基にしたってパターンの大駄作だなと思っていたのですが、その後調べた限りでは実在の人物を何人か登場させているものの主人公自体は創作のよう(調べ不足かも)。 まあ、実話だろうが、創作であろうが、こんないい加減な文芸作品はない。 戦場での体験で絶望なり、価値観の変化があって堕落していった主人公というのは例え説明不足であろうと情報として与えられているのでその胸中を想像は出来る。 負けん気を刺激したり、周囲の期待に触れて試合に臨む流れというのもまあいいとしても、試合でアドバイスをされただけで変化し、優勝しちゃうなんて・・・。 変化の内容が全くないのでテーマ性も何ひとつ示せないままに終わる。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 0点(2007-12-22 20:19:11)(良:1票) 77.深みのある映画なのかと思ったらそうでもなかった。なにかメッセージ性の強い映画なきもするけどよくわからない。中途半端に感動した。なんとなくストーリーを追って、ポケーと観てたら普通に終わってしまった。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-28 19:57:46)(笑:1票) 76.何もかもを理屈づけで固めてしまうのも興醒めですが、これはちょっと説明不足な点が多すぎますね。ただ、各キャラクターの行動はみな清々しく、諸々の難をねじ伏せるだけの美点になっていると言えます。 【K】さん 5点(2004-03-29 01:55:04)(良:1票) 75.《ネタバレ》 監督はあの名優ロバート・レッドフォード。主要な登場人物はマット・デイモン、ウィル・スミス、シャーリーズ・セロンとキャスティングは若手中心ながら実力のある者ばかり。そしてベテラン俳優のジャック・レモンも映画の最初と最後に登場し、映画を引き締めています。音楽、映像はとても綺麗なのですが、内容が今ひとつ…。一番の疑問は、この映画は題名のとおりバガー・ヴァンスの伝説だったの?というもの。というのもハーディ氏(ジャック・レモン)の子供の頃の視点で映画が描かれているわりに、ハーディ君とバガー・ヴァンスの絡みがあまり多くないし、どちらかと言うとジュナとアデールの恋愛の行方に重点が置かれていたような気がします。さらに、バガー・ヴァンスの凄さがいまいち伝わってこないので、主人公はマット・デイモンに思えてしまうんです。題名と内容が一致していないのは問題だと思います。 【もっち~(←にょろ)】さん 5点(2004-02-21 14:05:32)(良:1票) 74.ゴルフの打ちっぱなしに行くと、僕は必ず右に曲がる。あと屋根にも当たる。でも意外と楽しい。 【ピニョン】さん 5点(2003-12-18 18:20:48)(笑:1票) 73.ゴルフは自分との戦いだが、その縮図が詰まっている。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-02-21 20:50:50) 72.《ネタバレ》 とにかくもう、終盤における「真実の申告」の件が素晴らしい。 ボールは動いていないと訴えるキャディーの少年に対し「動いたよ」と告げて、自らペナルティーを背負う主人公ジュナの姿が、実に恰好良かったですね。 ゴルフは最高のスポーツだと笑顔で語った少年にも、自分自身に対しても、嘘なんて吐きたくないという毅然とした態度に、惚れ惚れさせられました。 優勝を争うライバル達も、そんな申告に喜んだりはせず「きっと君の勘違いだよ」と言い出して、堂々たる決着を望むものだから、もうたまらない。 戦っている三人が三人とも誠実で魅力的な人物である為、観ているこちらとしても、非常に爽やかな気分になれるんですよね。 「動いていない」と言えば、周りはそれを受け入れてくれる、誰も自分を嘘吐きと責めたりしないと承知の上で、それでもフェアプレーの精神に則り、真実を告げる主人公。 その姿を、ごく静かに、淡々と「ゴルファーであれば当然の事」とばかりに描いているこのシーン、本当に大好きです。 プレッシャーに耐え切れず、一度は逃げ出そうとしたジュナが「街の為に頑張ってくれ」と人々に声援を送られ、出場する事を決意するシーンも良かったし、ギャラリーが街中の車を集めてライトでゴルフ場を照らし、夜のラウンドを可能にしてくれる展開も、凄く好みでしたね。 ゴルフの試合に熱狂する街の人々が、本当に楽しそうで、ちょっとしたお祭り感覚なのも伝わって来たりして(こういうの、良いなぁ……)と、しみじみ感じたりしました。 決着のロングパットに関しても、それまでの伏線、音楽、演技、カメラワークなど、完璧と言って良い出来栄え。 カップインした瞬間に無音となり、浜辺のバガー・ヴァンスの背中を映し出すシーンで、初めて歓声が聞こえてきて、そこで祝福のステップを見せる演出なんかも、非常に御洒落だったと思います。 で、そんな本作の不満点はというと……実は、タイトルにもなっているバガー・ヴァンスというキャラクター自体には、そんなに魅力を感じなかったりしたのですよね。 ちょっと物言いが説教臭いというか、どこか宗教めいた匂いも漂っていたりして、どちらかといえば苦手なタイプでした。 実際、この映画のメインは明らかにジュナとハーディーの二人なのでしょうし「挫折した天才ゴルファーが、キャディーの少年との交流によって再生する話」というだけでも良かったんじゃないかなぁ……なんて、つい考えちゃいましたね。 それでも、冒頭で述べたシーンに関しては、あらゆるゴルフ作品の中でも一番好きだったりするし「全ては死に際の老人が見た走馬燈」と思わせておいて、やっぱり死なないでゴルフを続けるという惚けたオチも、妙に憎めなくて好き。 時々「面白い」という気持ちよりも「好き」という気持ちの方が強い映画に出会う事があるのですが、どうやら本作もまた、そんな一本みたいです。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-03-30 21:15:53) 71.《ネタバレ》 シーンのひとつひとつが一枚の絵画とでもいうのかな。瑞々しい木々や澄み渡る青空、試合を見守る人々など、レッドフォードは本質的に美しいものを愛でているのでしょう。その感性を映像にした作品なのだと思います。確かにバガー・ヴァンスの正体や、出現の理由の説明はなかったが、全ての答えをシナリオ任せにするのでなく、たまには観客一人一人の想像に委ねてもいいかも知れない。それは観客の数だけバガー・ヴァンス像が存在しているといえるから。 【りゅうちゃくん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-06 03:47:13) 70.すごく長い2時間。展開に意外性が一切ない! なのにストーリーひとつひとつへの掘り下げもない! バガー・ヴァンスさんが便利な神様、言うなれば『ドラえもん』。 救いはバガー・ヴァンスさんのありがたいお言葉で、自己啓発されます。 あと、マット・デイモンが逃げ出す時に地域住民が取り囲むシーンがなんかキュンとしました。責任感のある人なんスね。なので戦場へも先頭切って出兵したんでしょうかねー。 撮影、音楽、美術設定等裏方さんが優れてる典型作品。原作はすごくおもろそう。 スランプ気味、もしくは入院中のスポーツ選手へオススメ。 【reitengo】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-12-11 19:20:49) 69.堕ちた英雄の再生物語。ゴルフは滅多に見ないし、やりもしないけど、美しい景色の中での静かな戦いはゴルフならではの良さだと思う。ライバル二人(ジョーンズ、ヘーゲン)もなかなかカッコよく描かれているなと思ったら、実在の人物でしたか…。しかもゴルフ史に残る名選手なんですね。そういう予備知識があれば、さらに楽しめたかもしれない。一方、やや違和感を感じた点もある。ジュナはかつて町の英雄だった人物、その割りに彼のゴルフは「ブランク」では説明がつかないほど青臭く感じた。バガー・ヴァンスはアドバイスではなく教育を行っている。相対的にジョーンズ、ヘーゲンの力まで疑う破目に…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-25 00:30:46) 68.シャーリーズ・セロンの演技が嫌で減点。ストーリーはよかった。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-06 12:12:59) 67.レッドフォードはたまにコケますよね。伝説って…。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-11-19 22:23:21) 66.バガー・ヴァンスの存在が今ひとつ理解不能。 【☆きなこ☆】さん [地上波(字幕)] 4点(2008-02-29 22:19:08) 65.映像がきれいです。 可もなく不可もなくというところ。 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-01 21:18:38) 64.バガーさんの正体が謎のままで終わってしまうのは残念といえば残念だが、 それもまたいいのではないかと思うのです。 メインのゴルフの試合も面白かった。 【ヘルメス】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-07-25 20:08:35) 63.すごく綺麗な映像です。 内容は、バガー・ヴァンスが何者だったのかわからずじまいで消化不良気味です。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-11 23:45:56) 62.出だしから試合が始まるまでは面白かったが、試合が始まってからがつまらない。マット・デイモン扮する男がそんなに凄かったゴルファーに見えないのが相当痛い。酒場に居たときに比べて、試合が始まってからはとても性格がひ弱に見えるのもその一因。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-03 19:36:53) 61.人間が立ち直っていく話は好きなので、別に悪くはないんだがそれまでといえばそれまでの作品。スミスが何でキャディーをやりたがったのかとか、デイモンが何で戦争後に変わってしまったのかっていうところを描いてほしかった。最大の疑問はなぜ試合途中にスミスがいなくなったのか。彼は何だったんだろう? 【AXL侍】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-06-20 12:20:30)
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