みんなのシネマレビュー

愛する時と死する時

A Time to Love and a Time to Die
1958年【米】 上映時間:132分
ドラマラブストーリー戦争もの小説の映画化
[アイスルトキトシスルトキ]
新規登録(2009-04-18)【S&S】さん

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監督ダグラス・サーク
キャストジョン・ギャヴィン(男優)
リゼロッテ・プルファー(女優)
キーナン・ウィン(男優)
エリッヒ・マリア・レマルク(男優)
クラウス・キンスキー(男優)
原作エリッヒ・マリア・レマルク
音楽ミクロス・ローザ
撮影ラッセル・メティ
製作ロバート・アーサー〔製作〕
美術アレクサンダー・ゴリッツェン
編集テッド・J・ケント
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 ダグラス・サーク監督作品と言うことで鑑賞。独ソ戦でのドイツ兵。休暇帰郷での幼なじみとのロマンス模様が丹念に描かれています。ジョン・ギャビンの線の細さが物足りませんが、リゼロッテ・プルファーの透明感ある存在が特筆もの。弾けるような笑顔が明日への希望を抱かせるのですが、邦題を思うと悲しい結末が浮かびます。
戦場での命の儚さを痛感するラストショットに消沈。意外だった戦争ものですが、監督が東部戦線で亡くなったご子息に捧げた作品なのだと思うと切ないです。
クレジットのクラウス・キンスキーをまだかまだかと待ち続け、待ってましたの登場シーン。ゲシュタポ中尉にしては大人しいもののギロリとした目力は流石の怪優ぶり。
見応えある秀作でした。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2022-07-06 02:13:17)(良:1票)

4.ドイツ側から描いた戦争映画という触れ込みに惹かれてみました。

が、サークらしい(?)テレビ的な自己主張のない映像が続きます。盛り上がりはありません。
ぬかるみの戦場で登場人物にべったり明るいライティングして、陰影も何もない。
恋人の女は初めから終わりまで単に笑ってるだけ。心理の綾などは描かれない。

この映画に「橋」とか「ルシアンの青春」のような感動を期待すると肩透かしを食います。
「心のともしび」よりはましかな?というところで甘く見積もって4点。 kinksさん [DVD(字幕)] 4点(2015-12-08 18:56:06)

3.戦争に揺れる男女の恋を描いた傑作。
本物のメロドラマとは、ダグラス・サークのような映画の事を言うのです。
「ロミオとジュリエット」に浸っている女性も、たまにはこういう本格的なメロドラマを見て欲しいものです。
男が見ても面白いんだから仕方ない(理由になってねえよ)。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-14 16:55:02)

2.導入部の戦闘の場面からして今ひとつ迫力に欠ける描写なのですが、ラブロマンスの部分も、ただ登場人物がレールの上を進んでいるだけで、面白みがありません。つまり、キャラクターが「生きてない」のですね。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-21 22:55:56)

1.《ネタバレ》 メロドラマの名手ダグラス・サークが撮った唯一の戦争映画で、原作は「西部戦線異状なし」のエーリッヒ・レマルクです。レマルクは主人公エルンストの恩師役で出演していて、結構達者な演技を見せてくれます。ロシア戦線に出征していた主人公が休暇で故郷へ帰り、空襲で破壊された街で行方不明の両親を捜すうちに幼なじみの女性と再会して恋におち結婚しますが、休暇が終って前線に復帰すると命を助けたパルチザン青年に撃たれて戦死してしまうというのがストーリーで、戦争映画といっても戦時下のドイツの市民生活や恋愛模様の描写がメインです。映像はサークらしく非常にきれいで、空襲シーンは結構迫力がありました。いかんせん、レマルクの原作小説自体が凡作なのであまり印象が残らない映画の出来になってしまいました。ラスト、妻から来た子供ができたと知らせる手紙に手を伸ばしたところで息絶えるのは、「西部戦線異状なし」のまるっきり二番煎じでした。サークはナチス迫害を逃れてアメリカに亡命したオーストリア人ですが、俳優の息子はドイツに残りロシア戦線で戦死しています。きっとサークは亡き息子のことを偲びこの映画を撮ったのではないでしょうか。 S&Sさん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-06 08:58:25)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.20点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1958年 31回
音響賞 候補(ノミネート) 

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