みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3. おやおや、こんちトム君、おめかしして何をするんでしょう。ははあ、さてはピアノ演奏かな?見事名演奏と相成りますか、さあお楽しみ。 作品全体がミュージカル調で完成度はピカイチ。格調の高さも時折顔を覗かせ、おすましの表情でクラシックを演奏するトム、鍵盤とともに動き回るジェリー、それぞれの表情が愉快。レンチで殴られた後のジェリーの時差反応、終わったと思えば何度も続く演奏から最後のオチまでがまた結構。 梅木マリのパンチある主題歌、ナレーション谷幹一の名調子、八代駿のトム、藤田淑子のジェリー・・・この日本語版は傑作!何度も観たけどアニメならではのスラップスティックが心地よい。 カートゥーンながらシリーズの1本1本が作品として登録されればその都度投稿するつもり。中でも「天国と地獄」はじめ傑作は多数あり。ディズニーもいいけど、やっぱハンナ・バーベラやテックス・エイヴリーでしょ。 【閑話:台所戦争ならぬフッ○論争の勃発】テレビ放送当時「フッ○、フッ○、フッ○フッ○」と連呼する歯磨きのCMが流れ、この発音を小学校のクラス内で「フット」派と「フッソ」派に分かれて議論。われら「フッ素」派が勝利して終結。 3本放送の真ん中作品も傑作に事欠かない。特にドルーピー(吹き替えは絶妙、玉川良一の名人芸)のおとぼけぶりが最高!彼の「呼べど叫べど」やスパイク「逃げてはみたけど」なども○点献上の用意をしておこうっと。 えっ、某政治家がドルーピーに似てるって?・・・し、しつれいな、失礼な。・・・ドルーピーに失礼な! 【風小僧】さん [地上波(吹替)] 8点(2016-08-28 10:49:43) 2.トムとジェリーといえばこのピアノ・コンサートです。保育園で何度ビデオを見たかわかりません。見るたびに笑っていたのをよく覚えています。おとなになってから再見しても、やはり面白い。トムとジェリーほど老若男女に愛されるコメディアニメシリーズはないんじゃないだろうか。トムとジェリーを見たことがない!という人に出会ったときは、これを見ることを薦めています。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2013-08-15 12:33:07) 1.この国でパブリック・ドメインになった「トムとジェリー」。彼らの魅力をあげつらっても枚挙にいとまがないが、一番重要なのはファンが彼らに古い友だちのような親しみを抱いていることではないかと思う。これが他の米国アニメーションと彼らを画する点でもある。多くの傑作をもつハンナ&バーベラ版の7本あるアカデミー賞受賞作のうちの1本で、トーマス・キャットもはえある栄誉にふさわしいフォーマルな装いであり、アーティストらしい物憂げな表情もこの作品でしか見られぬものだ。音楽会ものは「星空の音楽会」(トムがすべての楽器を演奏する)もあるが、この作品はピアノだけに焦点をあて、内部構造を含めこの楽器の魅力をも十分に引き出している。トムのアニメならではの奏法も見所。ジェリー・マウスが例によってご都合主義的にピアノ内に居住しており(洗濯物や家具でそれと察せられる)、トムの演奏によって心地よい眠りから起こされた彼がハンガリー狂詩曲(途中でアレンジが加えられている)にのってトムとの攻防を繰り広げるが、ラストはご存知のとおり。 【レイン】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-17 02:22:16)
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