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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 あらら、ドラマ版なのでレビューがあるとは知らなかった。何年も前に鑑賞したが、未だに色褪せない最高傑作。「ブリジット~の日記」では冴えない弁護士に振り回される主人公に全く共感できなかったのに、このドラマのコリン・ファースはあまりにも素敵すぎて恋をしそうになったほど。最近「プライドと偏見」を観てあらためてこのドラマの凄さを思った。 イギリスでは、このドラマの放映時間に街から人が消えたとまで言われたとか。私も5話を2日に分けた放映で鑑賞したが、翌日が待ち遠しくてたまらなかったのを覚えている。 このドラマを見てから原作を読んだが、世界観はちっとも壊されていなかったし、小説は小説で深い説明とワクワク感があり、どちらにも幻滅することはなかった。むしろ小説の世界をあのキャストと風景で再現できて、二重の喜びになったかも。 とにかく何もかもが素敵。あの世界にドップリはまってる私を具現化したような英国ドラマ「ジェーン~に憧れて」で味わわされたガッカリ感もまたよし(笑) 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-03-11 10:28:49)(良:1票) (笑:1票)
1.キーラ・ナイトレイの「プライドと偏見」とは倍以上の尺の差があるので単純には比較できないが、おそらくこれと映画の「分別と多感」(「いつか晴れた日に」)がジェーン・オースティンの映像作品の双璧をなすものであろうと思う。 リジーとダーシーの複雑な恋模様もさることながら、彼らをめぐる人々のスノビッシュな描写が強烈。 オースティンの筆致は俗な人物を描く際に最も冴えわたるのだが、それをさらに誇張しているので大変なおかしみを呼ぶ。 ミセス・ベネットを筆頭にコリンズ牧師、レディ・キャサリン、ミス・ビングリーといったところは何度見ても愉しく、これは映画のおよばぬところ。 コリン・ファースは、身分高くありながら眼光鋭い檻の中の動物を思わせるダーシー。 誇り高く生きるよう育てられた彼は自分で自分を閉じこめており、吐く言葉も不遜なものとなってしまう。 一方リジーも鋭くはあっても口が過ぎ、自分の判断を過信している娘。 気難しい、だが邪心のない2人を序々に変わらせ歩みよらせるのに十分な時間をとり、決定的に結びつけるのは最も不愉快な人間たちとアイロニーもきかせる。 ファースにとっては再び彼を注目させる作品となった。 地味め美女ジェニファー・イーリーのリジーは華やかに見せるためか姉ジェーンとのツーショットが多いが、ジェーンのリジーとは対照的な鷹揚さも魅力であり、ピアノによる音楽は映画は優美、こちらは軽快とそれぞれ作品の持ち味を出している。 難があるとしたらベネット家の猥雑さ、わけても末妹リディアの稚気が作品全体の品まで下げてしまっており、映画のジェナ・マローンがまだしも好ましく思えることか。 (ずっとエクスペンシブだったソフトが、来月ようやくリーズナブルに! 13/9/15) 【レイン】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-12-10 01:02:28)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
9.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 1 | 50.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 50.00% |
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