みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
120.ああそうか、アンジーのスーパーアクションヒロインぶりを堪能するための映画かあ、と気づいたのは中盤くらい。初めから知ってれば良かったな。アクションメインに作られてると分かってればなー。シュワルツェネッガーの映画を観るような心持ちで観るのが正解だったんだろうな。ヒロインの思惑が分からないうえ、二転三転と話がどんでん返しするたび「ええっ?!(驚)」ではなく「ええ~・・??(脱力)」となってしまうのは脚本としていかがなものか。アンジーのアクションが全部が全部吹き替えでなさそうなのは評価しますが三角跳びはやんない方がいいよね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-26 00:34:28)(良:3票) 119.《ネタバレ》 たまたまスターチャンネルでやってたので、この映画、何も知らずに観ました(何年前か忘れましたが) 大体において映画というものは観客は主人公に感情移入する形で観るわけですが(逆に言えば、観客が視点を置くキャラクタを主人公と呼ぶわけですが)、この映画、主役のアンジ(略)の立ち位置が明確じゃないわけです。話が進むとどんどんと立ち位置が変わっていって「え、結局、あんた誰なん?」という気持ちになるのです。観客の分身のはずの主人公に最後に裏切られるような映画はわりとあるわけですが、この映画、話の途中で観客を裏切りすぎで置いてきぼりにしてしまいます。 スパイ物にはその手の「裏で実は!」系のキャラって多いでしょ?と思うかもしれませんが、それにしてもこの映画のアンジ(略)はストーリーが進むにコロコロと立ち位置が変わりすぎて(少なくとも観客にはそう見えるので)、観客が安定した視点で話を楽しむ余裕を与えてくれません。 しかも結局誰の味方なのかよくわからないアンジ(略)は画面の中で大暴れで大魔神のようにええもんわるいもん皆殺し状態ですから、もう大変です。 もちろん、スパイ物などではサプライズやどんでん返しで「主人公が実は!」というのはありなのですが、この映画のアンジ(略)は定職につかずに街で悪い事してる不良娘並みに疲れる子なので、親としては「もう勝手にしなさい!」という突き放した気分になってしまうのです。 しかもそんな不良娘がやろうとしている事は「ロシアの大統領もアメリカの大統領もやっつけて核ミサイルも発射しちゃうぞ!(ちょっと違ったかも)」という昔の007でももうちょっと地味だったよ!的なレベルですから、もう話の規模が非現実的にデカすぎて笑ってしまうわけです。 しかもその割にやってる作戦がとてつもなく雑!雑!雑すぎるのです。 この映画の登場人物(主にロシアのスパイリーダー)は自分の作戦立案能力に合わせてもっと地に足のついた作戦を考えた方がいいと思うのですが、残念ながら映画の製作サイドがそれを許してくれなかったようです。 多分この映画は(あくまで推測ですが)女ジェイソンボーンのような物を作ろうとした映画なんでしょうけど、かなり失敗してる感があります。映画の方向性をアクションに置いたようですが、その手間はシナリオの緻密さなどもっと別の方向に向けるべきだったと強く思います。 あからさまに続編を匂わせるラストなのに(おそらく映画がこけたので)続編の話が全然ないところが、他人事なのに何とも言えない物悲しい気持ちにさせてくれるのもたまらない魅力だと言えるでしょう。 【追記】どうでもいいことなのですが昨晩ステルスのレビューを書いたのですが、その登録時間が「01:24:35」。で、先ほど書いたこのレビューの登録時間が「10:24:35」。 なんと10と01が入れ替わってるだけっていう偶然のタイミング、これってなんかスパイ物っぽくて楽しくなりませんか? …どうでもいいですか、そうですか。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-07 10:24:35)(良:1票) (笑:1票) 118.《ネタバレ》 アンジー姉さんが金髪から黒髪、果ては男装まで、とにかく女性にとって理想系といわれているアンジー姉さんの変装と唇を堪能してください。 え?ストーリー?アンジー姉さんがかっこよく見えればそれでいいんだよ! 跳弾??知るか!物にぶつかった弾丸は消失するんだよ!!!キン肉マンを読んで物理学を1から勉強しなおしてこい!!!!! 【みーちゃん】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-10-24 17:09:17)(笑:2票) 117.《ネタバレ》 『ニキータ』『アサシン』、あと『ミッション・インポッシブル』とか70年代スパイ映画、とくに時を経て作戦が実行されるというところで『テレフォン』なんかも想起した。他にもロシア大統領暗殺シーン前は『ジャッカルの日』とかいろいろ出てくるんだけどやっぱり「ボーン」シリーズがあらゆる面で似ている。似すぎと言ってもいいくらい。でもこっちは過去を探るといったドラマはなくひたすら戦う。そして圧倒的な強さを見せる。当然特殊な訓練を受けた暗殺者なんだから強いに決まってるんだけど、その強さが半端ない。たった一人でアメリカ・ロシアの精鋭を振り回す。その人間離れした強さを一応納得させるために、幼少からの英才教育に加えて遺伝子的にもその強さの根源を提示してくれているのだが、これけっこう効いているかも。かといって訓練中のエピソードとかくどくど描かなかったのもいい。冒頭の即席の武器を作って逃げるシーンの半分焦りながらも脳みそがフル回転で導き出した動作を完璧にこなしてゆく様、高速道路を走る車の屋根から屋根に飛び移るスーパーアクション、車ごとダイビングする際の車内映像など怒涛にして頑なにアンジーの顔をしっかりと映したアクションが紡がれてゆく。コアな映画ファンにはイマイチというか駄作という専らの評判なのだが、なんつうか、このへんが映画素人ってことなのかどうか、私はアンジーその人がアクションしてます!ってのがガンガン伝わってくるともうそれだけすげーすげーと喜んじゃうみたいだ。それに「ボーン」シリーズの揺れ揺れ画面なんかよりずっといいと思った。あいつがあれだったのか!ってな米ソ冷戦時代の安っぽいスパイ映画にありがちな終盤の展開は、そういうのもういいよって思ったけど。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-04 19:50:16)(良:2票) 116.《ネタバレ》 とても面白いノンストップ・アクション。ただし主演がアンジーでなければボロクソだったかも。 【以下バレ】 冷戦が終焉を迎えスパイにとって明瞭な敵はいなくなった。いや冒頭に少し出てくる国や、あといくつかそういう国があるにはあるが、映画で描くにはまだ生臭すぎる。しかしスパイ映画は作りたい。その悶々とした気持を抑えがたく、作り始めたはいいがやっぱり話は破綻しましたという映画である。 見る側はだからそういう気持ちを分かってあげて、アンジーちゃんカッコいいねとだけ言ってあげるべきである。決して金髪にすると単なるオバちゃんだななどと言ってはいけない。ましてや最後らへんわけわかんねーなどと言うべきではない。面白いシーンもたくさんあったはずだ。もう忘れたけど。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-31 23:53:00)(笑:2票) 115.《ネタバレ》 犬はどうなったんだろ。 【モフラー】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-08-21 20:56:25)(笑:2票) 114.観た直後。ちょっとシングルモルトなぞ一杯(いっぱい!)ひっかけながら。うーん!アクションがいかん!アクションが!見せ方に工夫が見られない。というか、みていて、あまり面白くない。ごまかす。と言う言葉があるが。まさに、それ!登場人物のアクション行為をごまかして、みせている。(ごまかしてない、代表格がジャッキーね!)スジはいいね!なかなかですよ!アンジーはどうもね。おっさんとしては、こういうのをポートマンとかヨハンソンあたりにやって欲しい。しかし、この程度のスジでこのアクションじゃ、並です。個人的にはロシアのスパイたちがいっぱいいたどっかの港付近と、変な船と、その内部が非常にリアリティに欠けるとおもった。どこなんだよ、あそこは?? 追加ァー!!!そうだ!!この題名、あえて訳して、” 塩 ”、、、(?)で公開すればよかったでしょうに!、、、、、、アンジェリーナジョリー主演。”塩”!。メジャーか?はたまたアートシアター系か?はたまた、独立系か、はたまたアングラ系か、はたまたデンタル系かと、さぞ、観客を混乱の渦に陥れた事でしょうに。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-21 01:11:40)(良:1票) (笑:1票) 113.《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーというハリウッド女優の魅力は、その美貌であり、その体躯の曲線美である。 それは彼女が、「17歳のカルテ」でアカデミー助演女優賞を受賞したれっきとしたアカデミー女優だということを踏まえても、揺るがない。 どんなにシリアスな映画に出演しようとも、そこで好演しようとも、彼女は“演技派”などではなく、唯一無二の“セクシー女優”だ。間違いない。 そんな女優が、コスチュームを目まぐるしく替えつつ、ハードアクションを繰り広げる女スパイを演じた時点で、この映画に致命的な失敗は生じるわけがない。 事実、面白い映画だったと思う。 年始早々からこの作品のトレーラーを見続けてきた限りでは、二重スパイ容疑をかけられた主人公が自身の疑いを晴らすために奔走するというような「北北西に進路を取れ」的な展開が繰り広げられるのだろうと想像していたのだが、結構序盤から”想定外”な展開に突入し、驚くというよりも面食らってしまった。 正直なところ、ストーリー的には粗は目立つし、整合性には欠けている。少しネタばれになってしまうが、キーマンとなるキャラクターの隠された存在性も容易に想像がついてしまう。 ストーリー的にも、映像的にも期待に対して凡庸という印象は拭えない。 ただし、繰り返しになるが、これがアンジェリーナ・ジョリーの映画である時点でハズレはない。 当初この映画はトム・クルーズ主演で企画が進行していたらしい。金銭面で折り合いがつかず、アンジーへと脚本共々キャラクターの性転換を行ったそうだ。 たらればになるが、そのままトム・クルーズで映画が完成していたなら、「ミッション:インポッシブルの二番煎じ」と酷評されていたことは、恐らく間違いない。 たぶんシリーズ化は既定路線だろう。次回作は主演女優のパフォーマンスだけに頼らなくて済むようなクオリーティーの高いスパイ映画を期待したい。 (水面下ではトム・クルーズ&ベン・アフレック出演による“イヴリン・ソルト×イーサン・ハント×ジャック・ライアン”という企画もあるとかないとか……実現するのであれば、それぞれこれ以上歳を食う前にやったほうが良いと、一映画ファンとして思う……) 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-07 10:48:44)(良:2票) 112.《ネタバレ》 まずジョリ姐さんのアクションは美しく、時に血まみれのハードアクションもこなしていますので、それだけで感動の域には達しています。謎めいた妖艶なスパイって完全にハマり役ですよ。それだけでもスクリーンで観る価値はあります。ですが不満の方が大きかったです・・主役のソルトが初めにスパイの嫌疑を掛けられますが、ソルトが施設から抜け出す動機は自分の亭主の身を案じての事ですけど、その亭主の危険を匂わしてソルトの焦燥感を煽らせる描写が不十分なので、あんな無茶な方法で脱出するに至る動機に説得力が足りず、唐突に見えていまひとつ乗れませんでした。その段階でソルトに向ける視点はスパイ嫌疑に掛けられ、亭主を救いに行くエージェントというものになり映画は進んで行くと思ったら、中盤からニューヨークに向かいソルトの謎の行動が始まります。ここでソルトに向ける視点はあやふやになり、何か映画に対して地に足が着かない感覚になりました。そして『暗殺』実行後、ロシアのスパイ連中が捕まった亭主をソルトの目の前で殺しますけど・・ここねぇ・・亭主の顔が暗くて良く写されてないから最初、誰だか分かりませんでした。あそこは亭主の苦悶の表情のアップとソルトの見つめる表情を重ねるくらいのシーンは一瞬でも必要でしょ!それがあればその後のシーンがよりドラマチックになると思うんだけどなぁ・・。映画の見せ方としてはまだソルトの行動の真意は観客に完全には明かされず、ソルトがどう動くか分からない所にサスペンスを波及させたいんでしょうけど・・そこも上手く見せられているとは思えません。ドンデン返し的展開も継ぎ足し程度のものに見えましたし・・。ラストでソルトの真意が確実に分かりますけど、そこもなぁ・・そこまでに至る強い信念の描写がやっぱり足りない、だから折角のいいラストの余韻があっけないものとして写ってしまいました。この映画に関しては主人公の信念という主軸を物語で上手く見せた上で、色々な展開に発展させた方がいいと思うんだけどなぁ・・ 【まりん】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-01 14:42:43)(良:2票) 111.《ネタバレ》 うーん。こーゆー映画で後味が良くないっていうのはどーもなー。 その過程において理不尽だったりフラストレーションが溜まったりするのは別に良い。その分あとで盛り返してくれるのであれば問題ない。ですがこの物語は早々にその芽を摘んでしまいます。 イブリン・ソルトの最優先事項は愛する旦那の救出。そのためのプロローグの北朝鮮救出エピソードではないんでしょうか。実際あれで私はソルトというよりソルト夫妻の幸せを願うようになったわけです。短いエピソードですがラブストーリーとして良かったと思います。 だとしたら、あんなに早く旦那を始末してしまうっていうのは完全に映画として失敗だったように思うのです。 それはソルトにとっての最終目標にすべきだったんじゃないでしょうか。 例えば、『核ミサイルと旦那、どっちを選ぶ?』みたいな展開にもできたと思うんです。 愛する夫が殺された挙句、その復讐まで早々と終わってしまいます。 仕方なく旦那を殺すしかないシナリオになっちゃったのなら、せめて復讐のカタルシスを感じさせてほしい。旦那の死もあっさりなら復讐もあっさりで、その後の展開なんてどーでもよくなっちゃいました。 それに、ロシアの大統領を狙うのは、夫の命を救うためだからわかります。 じゃあ夫を失い、復讐も果たしたソルトはいったい何をモチベーションにスパイを続行したのか。その流れも動機も理解できず、この辺から自分の気持ちは映画から離れてしまったのでした。 ストーリーが面白い、面白くないという以前にあまり好きじゃないです。 でもそれでも最後まで見せきるテンポの良さと、立体的かつスピード感のあるアクションは良かったと思います。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-11-21 16:11:08)(良:1票) 110.《ネタバレ》 切れ味のあるアクションは見応えがあって良かった。 人は平気で殺すけど、わんこを大切にするところでソルトの好感度が上がった。 前半は旦那さんを助ける為の行動ということで納得だけど、後半はかなり強引。 最終計画の詳しい任務内容を教えず同行させる意味がわからない。 信じてたなら計画を教えておくべきだし、信じてないなら同行させるべきじゃない。 長年準備してきた2人が潜り込めたのはわかるけど、ソルトが変装で潜り込めるのはセキュリティ甘過ぎ。 バレたら計画は台無しだし、何も知らないソルトがどう行動するかなんて不確定要素が多過ぎる。 ソルトを囮に使う計画なら、囮になるように事前に命令しておくのが当たり前だと思うよ。 最終計画という割には、いろいろとずさん過ぎて呆れ返る。 あと、大統領が気絶してても本人確認が出来ちゃう認証システムは見直した方がいい。 顔とか、声とか、複数の認証を組み合わせた方が安全だと思うよ。 大統領を襲ったテロリストをその場で射殺しないSPも心が優し過ぎる。 爆弾でも仕込んでて自爆してたら大変なことになってた。 ソルトが寝返ってて良かったとしか言い様がない。 ロシアの計画もアホだし、アメリカのセキュリティもアホなので、いい勝負になって盛り上がった そんな無理矢理なシナリオはどうかと思うけど、深く考えなければそこそこ面白い。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-21 22:38:59)(良:1票) 109.《ネタバレ》 内容やオチがベタではあったものの、展開が早いし、二転三転して面白かったです。非常にシンプルですし正統派。 逆に言えばヒネリがないし、新鮮味がないです。昭和の映画っぽい。 【Keytus】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-04-27 00:57:59)(良:1票) 108.《ネタバレ》 最初から最後まで息をつかせぬめまぐるしい展開で、見終わってもああ面白かったとは 言えず、消化するのにはしばらく時間がかかりました。 やや現実離れしているとは言え、娯楽作品としては十分楽しめたと思います。 私なりの解釈では、 ① オルロフの狙いはウィンタースによる米国核兵器での中東主要都市への攻撃 ② ソルトはその為の陽動作戦と偽装工作に利用されただけ ③ ソルトは夫マイクの献身的な愛情に良心が目覚めロシア大統領を暗殺する指示 には従う気はなかった。 ④ しかしオルロフが現れた事で作戦決行を知り、夫の身の危険を察知し、拉致され たと知ると彼を救出するためにはロシア大統領暗殺を偽装するしかないと考えた ⑤ ホワイトハウス襲撃もオルロフの計画の内で、ソルトを利用して大統領に核兵器 のボタンを準備させ、後はウィンタースが最終行動を行う筋書きだった しかしオルロフはここまで周到綿密な計画を立てておいて、ソルトの良心の目覚めには 気が付かずあっさり殺されてしまうほど鈍感だったのだろうか。彼女が夫婦生活を 優先させる為に内勤に変わろうとしていたことはウィンタース経由知らされていた はず。当然彼女の自分への忠誠心に疑念を持ってしかるべきなのに気が付かなかった そんな鈍感な人間に長年に渡る計画を実行できるのだろうか。ここでもまた“恐ろしいほど 冷静沈着な黒幕が、最後には情けないほど無様に殺されてしまう”というお決まりのパターン にいささか興ざめしました。 またホワイトハウスでソルトは一体何をしようと思ったのだろうか。同僚が暴走して 殺されてしまい自分も追い詰められてしまったのは分かるが、なぜ大統領を地下の 作戦室まで追いかけて行ったのかは不明。そこから脱出すべきではなかったのか。 テッドの最後の計画を知っていてそれを阻止しようとしたのであれば分かるが、どう みてもテッドがスパイだと気が付いている様子はなかったと思います。 最後の中途半端な終わり方は続編を作る意図が見え見えだと思ったのですが、彼女との 契約がうまくいかなかったのでしょうか。 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2019-04-16 20:42:26)(良:1票) 107.《ネタバレ》 最早ハリウッドいち女スパイ役が似合う女優、アンジェリーナ・ジョリー。派手過ぎる顔立ちは、決してスパイ向きとは思えませんが。さて、ストーリーの方は二重スパイの嫌疑をかけられた主人公の逃亡劇をメインとしたサスペンス。そもそもハズレの少ないカテゴリーではありますが、ミスリードが上手く、それでいてヒントもフェアに出されており、脚本は上質だったと思います。展開にメリハリもありましたし。ただしヒロインの無敵感は、やや過ぎたかもしれません。これなら、エイリアンVSプレデターのノリでイーサンハントVSイヴリン・ソルトもアリじゃないかと思ったりします。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2018-02-15 00:23:53)(良:1票) 106.《ネタバレ》 「主人公の身辺に、もう一人ロシア側のスパイがいる」という事は、途中で察しが付くように作られていますね。 自分は彼女の夫を疑っていた為、あっさりと死亡したのに驚き「何かと主人公を庇ってくれていた同僚がスパイ」というオチには、素直に騙される事が出来ました。 予想が外れて悔しい思いもありますが、映画を楽しめたという意味では、こちらの方が正解だったと自分を慰めたいところです。 それと、この手の「続編を意識したような終わり」って、どうも印象は良くないのですが、本作は何となく毛色が違うようにも思えました。 続編を作るつもりなら「主人公の夫」「スパイとして育てた師」「同僚」と、続編に活かせそうな重要人物を三人も殺しているのが不自然というか、如何にも勿体無いのですよね。 インタビュー動画などによると、どうやら監督さんも続編には気が乗らないみたいで、これはあくまでも「主人公にとっての始まりの物語」として完結させたようです。 自分としては、上記の「重要人物でも必要なら殺す」という思い切りの良さが、続編の可能性を薄めた代わりに、本作の完成度を高めていると感じられましたね。 しかしまぁ、アンジェリーナ・ジョリーという女優さんは本当に身体を張る人なんだなぁ……と、今更ながらに驚嘆です。 映画本編を観た限りでも「これってスタントマンじゃないよね?」と思えるアクションでしたが、特典映像をチェックしたら、やっぱり本人だったみたいで、大いに納得。 高層マンションの窓を伝い歩くシーンの迫力も凄かったですが「手錠をはめられたままで相手を絞殺してみせる姿」が、アクロバティックで恰好良くて、特にお気に入り。 どちらかといえば、男性がアクションをこなす映画の方が好みだったりもするのですが、彼女くらいの根性を見せられると、もう「参りました」と脱帽する他ありませんね。 脚本の細部が気になったりもしたけれど、素直に面白いと思えた映画でした。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-02-08 04:01:06)(良:1票) 105.《ネタバレ》 これは面白い。面白くてビックリした。 何しろ、観ている我々が、主人公すらも信用できない。何も信じられない中で、アクションだけがこれでもかと突き進められる。 そしてふとした瞬間、そこに主人公の微妙な表情が織り込まれ、物語に陰影を与える。演技の節約。しかしこれで十分。節約って、素晴らしい。 物語の真相については、あるいはそんなに意外なものではないかも知れないけれど、我々にいくつかの可能性を一度は疑わせることを否定せず、我々を物語に巻き込むことでそれを失念させ、忘れた頃に真相を披露する、ってのはミステリの手法のひとつでしょうし、ましてやその「我々を巻き込む」のがスピーディなアクションなのだから、実に効果的。 実に痛快な作品でした。 【鱗歌】さん [地上波(吹替)] 8点(2016-02-21 09:31:41)(良:1票) 104.《ネタバレ》 旦那が鍵を握っているだろうと思っていたらあっさり射殺されちゃってビックリ(でも、いちおう鍵になっていたか)。あと、怪しそうだなと思った奴が予定通り怪しかったのは脚本の底が浅いのかな。将校への変装は「こりゃ簡単にバレるだろ!」と思えるような作りだったし、ラストで彼女は何をしたいんだという意図が見えてこなかったのが残念。二重スパイものとして来していたわりに満足度はイマイチだった。 【オオカミ】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-11-15 17:52:07)(良:1票) 103.本来、スパイってもっと目立たず地味な存在だと思うが、アンジーのスパイ役はとにかくアクションが派手で超人キャラっぷりが振り切れてて楽しめた。ただし、二転三転するような捻ったストーリーはむしろ邪魔なので、無理矢理に捻らずにもっと単純でいいと思う。黒髪のアンジーは美しい。 【時計仕掛けの俺んち】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-09-26 04:08:13)(良:1票) 102.《ネタバレ》 一度見て完全に内容を理解することは出来ませんでした。 映画の内容としては非常に複雑でしっかり観てないと理解できないものです。アクションシーンや緊張するシーンもあり飽きずにみることが出来ました。私自身あまり生々しい「血」の出るようなシーンは苦手なので、実際にはそのようなシーンはあまり無いのですが結構激しい暴力シーンがあるので少し評価を落としてます。しかしながら観て損をしたとか思わせるような映画ではないことは確かです。 諜報の世界というのは複雑で、一人一人の世界観の中で活動しているんだと感じました。二重スパイや裏切りがある。また国家というものを背負いその大儀の中で身命を賭して様々な展開をして行くその世界に身を置く人たちのモチベーションの高さや、志というものは今の特に日本に欠けているものだと感じました。何かの為に使命を持つ、愛するものの為に身命を賭す。このような生き方は充実し、自分を超えるものなんだと教えてくれました。 【レスポーラ】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-08-03 18:09:59)(良:1票) 101.《ネタバレ》 ロシアのスパイだったのに潜入過程で結婚することになった相手に本気になってしまうという設定は結構ありふれた感じ。ですがそういう主人公の心理描写がラスト近くまでほとんどわからないため、観客はそこに至るまでふりまわされっぱなしでストーリーに入っていけないという問題も・・・(汗)。実際私は物語にそこまで入れなかった。製作側としてはラストでどんでん返し的にしたかったのだろうと思いますが、この映画に関しては引っ張りすぎたかなという印象です。 ストーリーも少々突飛に過ぎる感じもありますが、昨今の映画事情だと予告編でインパクトを与えるためには必要なのでしょうか。 しかしさすがアンジー姉さんと言いますか、キレのあるアクションシーンと彼女の存在感は充分に堪能させてもらいました。良かったです。 ラストの締め方はもっとクールに終わらせて欲しかったですが・・・。先の見えない終わり方にちょっと不完全燃焼。まあ、6点かな。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-03 22:19:59)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS