みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 『追いつめられて』と87年製作のケビン・コスナー主演のやつをすぐ思いうかべてしまいすが、本作とは原題も違うしまったく関係ありません。まあ邦題だけの問題で、日本だけのことです(それにしても、87年版の邦題を考えた配給会社の人は本作のことを知らなかったのではないでしょうか)。主人公のポーランド人船員をホルスト・ブッフホルツが演じていますが、彼が主演している映画は初めて観た様な気がします。船員が恋人を殺害する現場をヘイリー・ミルズが目撃して、船員は次の外国船に乗り込んで海外脱出するまでミルズを連れて警察の捜索をかいくぐって逃げ回ります。ヘイリー・ミルズはジョン・ミルズの娘で本作が映画デビュー、まだ12歳です。とてもボーイッシュなので最初は男の子かと思ったぐらいでしたが、とても12歳とは思えないレベルの高い演技力をもっているのはさすが名優の子です。警部役のジョン・ミルズに殺人犯の容貌を尋問されるのですが、ブッフホルツをかばうためにウソをつきまくるシーンはなかなか見応えがありました。陸地から3マイル以上離れた外国船には警察権が及ばないという法律が英国にはあるそうで、この3マイルをめぐるラストのサスペンスの盛り上げは、監督J・リー・トンプソンの演出が冴え渡ります。トンプソンは、一時期「ヒッチコックの後継者」と英国映画界で目されていただけのことはあります。ラストの単純なハッピーエンドとはならないほろ苦さも英国映画らしいところです。今やすっかり忘れられた様なものですが、再評価されるべき良作だと思いました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-02-20 22:39:09)(良:1票) 3.ストーリーはたいしたことはないが、何といってもヘイリー・ミルズの熱演が光るし、終盤の緊迫感もまずまず。それにしてもギリーだけでなく、コーチンスキーをかばう人がが多いのはなぜ? 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-13 18:13:59) 2.モンプチと呼ばれてロミー・シュナイダーと「わたしの可愛い人」で共演した華々しい新人時代のドイツ青年ホルスト・ブッフホルツのサスペンス。J・リー・トンプソン監督で相手の子役に起用されたのがヘイリー・ミルズという、なんとも恵まれた主演作。この後「荒野の七人」で大ブレイク!最近では遺作となった?「ライフ・イズ・ビューティフル」での歳をとった謎解き軍医が面白かった。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-12 23:20:13) 1.推理サスペンスの要素は薄く、どちらかといえば人間ドラマに重きを置いた作り。 おマセでひねくれ者、"嘘つき"少女という設定が、この作品のキーポイントになっており、 少女役の子役さんはハマリ役といった感じで大変良かったんだけど、 序盤で彼女の孤独さをもっと表現できていたら、さらに感情移入できたかと。 終盤からラストにかけてはありがちな、少々ベタっぽい展開だが、さっぱり目で許容範囲内。 ある人物のラストのセリフがよかった。万人向けの佳作。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-25 05:38:59)
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