みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.《ネタバレ》 酷評喧しいこの作品。たしかに終始一貫ジトッと暗いし、サスペンスに不可欠なはずのラストの爽快感もありません。同時多発テロとひっかけたかったようですが、見事にカラ回りしている感じ。それに何より、ジャケ写でアル・パチーノを主役のように大きく扱っておきながら、実はゲスト出演的な存在だったことも大きなマイナス。映画界のルールは知りませんが、世間一般的には「虚偽表示」として法律に抵触する事案でしょう。 ただし唯一面白かったのは、そのアル・パチーノのキャラ設定。前半は、少年の境遇や将来に配慮して融通をきかせたカッコいい警官として登場したように見えました。そうでなければ、主人公はわざわざ警官になどならんだろうと。 ところが終盤に登場したときには、単に隠蔽にあくせくする小物になり下がっていました。これは「キャラ変」ではなく、実は昔から小物でレイシストな悪徳警官だったと見るべきでしょう。だとすれば、人の評価というものは見る側の立場や状況によってあっさり変わるもの、という深遠なテーマに挑んでいたような気がしないでもありません。いずれにせよ失敗作であることは間違いないと思いますが。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-05-23 03:15:32) 6.《ネタバレ》 どうしてこんなつまらない映画に、名優アル・パチーノが出ているのかまったく理解不能。彼が主演していなければ観ていなかった。演出が素人レベルで、話の繋がりが分かりにくく、終盤の盛り上がりも皆無。せっかく面白そうな設定なのに、アル・パチーノも含めて、まったく活かしきれていなかった。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-04-24 13:12:30) 5.《ネタバレ》 ほとんど顔面どアップのショットで切り返されているだけで、やっつけ仕事の様にすら見えます。例えば、チャニング・テイタムの階段付きの自宅や娘のベッド、アル・パチーノと少年とが対話する光差し込む室内、ジュリエット・ビノシュが殺害されてしまう駅構内、あるいはラストの一同が会する屋上などのシーンは、せっかく面白くなりそうな場面設定と装置を用意しておきながら効果的に働いておらず、緊張感もありません。パチーノ御大やレイ・リオッタまで召集してこれではガッカリです。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-07 18:26:13) 4.《ネタバレ》 ここや他のサイトでも酷評だったので、どんだけひどいのかと思って身構えてましたが、そのせいか割と楽しんで観る事が出来ました。子供の頃に、その環境故に起こってしまった過ち。そういう宿命的な罪に、大人になり警察になってもずっと苦しみ続ける。その主人公の心中には多いにシンパシーを感じるものがある。そしてまた、その警察が罪をもみ消す体質となって主人公を待ち構える。なんとも不条理というか。「悪貨は良貨を駆逐する」じゃないけど、善い心を持つ人ほど生きにくい世界だ。ただ、終盤のドンパチからラストにかけて、その悪が倒されて世が正されるわけでもなく、最初から最後まで晴れる事のない世界観なので、とても一般的にはウケそうもない。アル・パチーノは大好きな俳優だが、この作品のパチーノは出番も少なめ。個人的には、レイ・リオッタの悪い面が久々に拝めただけでも幸せ。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-01-21 00:43:25) 3.《ネタバレ》 過去の殺人が警官となった主人公を追い詰めるという物語は使い古されている展開で進み、意外性なし。ならば、チャニング・テイタムの男気あるマッチョなところを活かしてサスペンス性を強めて欲しいのに、なぜかドラマ部分を掘り下げて主人公の苦悩を描く。でも、テイタムでは十分にそれを体現できず。そのため、パチーノ、リオッタ、ケイティ・ホームズがしっかりと脇を固めているのに締まらない。もったいない。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-12-09 21:24:40) 2.《ネタバレ》 死に至らしめても相手がクズならばお咎めなしという結末。同僚の息子を庇う警察のご都合主義の正義にはウンザリ。やっつけ仕事の如きラストにも興醒め。お粗末にも程がある作品に出演したパチーノに「仕事を選んで」と言いたいです。やる気のなさが顕れているボサボサの髪と生気の失せた顔にガックリしました。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 2点(2011-10-29 22:31:02) 1.パチーノ好きとしては、パチーノさえ堪能できればそれだけでもある意味満足なのですが・・・。パチーノ演じる事件の鍵を握るスタンフォード警察委員長(名前は凄いんですけど)が活きておらず、パチーノをはじめ脇を固める豪華な顔触れもそれぞれに人物描写が薄い。(ただ、主演の新人警官の男の苦悩ぶり、レイ・リオッタの見せる存在感、ジュリエット・ビノシュの荒んだ雰囲気など、個々の演技はいいのですが) 舞台は2002年のNY。NYの治安回復を掲げたジュリアーニ市政と実働部隊のNY警察の人間模様、9.11後のNY、人種や貧困と犯罪の問題・・・色んなことに触れてますが、作品の舞台の状況を説明した程度にしか感じられませんでした。 メインとなる過去の事件について誰が何を知っていて、誰が何の目的で今それを告発しようとしているのか?というサスペンス・ミステリに期待しましたが・・・。結末は一応どんでん返しという事なんだと思いますが、事件に対する思いが伝わってこない人物が多く腑に落ちない思いしか残りませんでした。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 3点(2011-09-23 20:17:18)
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