みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 本の映画を見たいと痛切に思った一作。色盛りすぎ、音付けすぎ、拡張がなくなっている 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-02-03 19:53:05) 4.《ネタバレ》 熱狂的なファンだったジョルジオ・モロダー。 コイツが見事にやらかしてくれた。 オープニングの強烈なシンセサイザー、補完部分の斬新なカットは素晴らしかった。 ただ本編の曲とシーンが噛み合っていない部分が多い。 「悪い」のではなくて「合わない」のだ。 「古典」に「現代調のロック」を付け足したような感じ。 労働者が交代していく場面なんか、まるで労働者が心の中でブルースでも歌っているようなシーンになってしまっている。 歌えばいいというものじゃない。 他のシーンも似たようなもんだ。 着色にしても中途半端というか、色のチョイスがおかしい。 競技場でフレーダー?たちが走る場面のカラー化は実に良かった。 ただ、マリアが踊るシーンなんか薄紫+ピンクな感じのライトで「何処のストリップ劇場だよ」とツッコまざる負えない。 おいこらモロダー。 つうかラストが尻切れトンボ・・・当時この部分はまだ発見されていなかったのだろうか? まあモロダー版よりも酷いカットの仕方をされたバージョンも多いのだが、本作を再び注目させたという点では大いに評価しなければならない。 でもどうせ着色するなら全部塗れよ・・・フルカラーのメトロポリスも見たくなってしまう欲求不満の出来だった。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 20:42:03) 3.群衆への不信が根強くある監督で、そっちのほうが資本家対労働者の図式より奥にある。偽のマリアに興奮させられていくくだりなど、おっかない。ロボットが資本家の言いなりになって、なんとなく話の輪郭が掴めた気分になったところで、ロボットが言うことをきかなくなり、破壊そのものの楽しさへ走っていく。それまでのところはナチズムを予見したというレベルだが、こうなると、兵器が人間の理性の範囲を超えてズンズン進化していってしまっている現代(1985年3月にロードショーで見た)の恐怖そのものに迫っている。1920年代に、もうここまで予見していた我々人類を自慢していいのか、それを知っていながら愚行を重ねた20世紀史にションボリすべきなのか。ロック音楽をかぶせたバージョンで、労働者たちが首うなだれて行進してるとこなんか、独自の効果があった。ソ連映画じゃないので労働者がすべて前向きなわけではなく、使いの役を忘れてヨシワラに行っちゃったりするのも、苦くてよろしい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-08-26 09:33:53) 2.《ネタバレ》 私に取っての「メトロポリス」は、未だ未観賞のモノクロ+長時間のオリジナル版では無く簡潔にアレンジされた本作の方。 現在でも充分通用する作品のコンセプトに驚嘆、約90年前の作品とは思えない迫力は特筆に価すると思う。 80年代の旬の音楽とも上手くマッチしており、流石はジョルジオ・モロダーと言った所。 基本がしっかりしているのでラストの「仲介シーン」は爽やかな感動有り。 映画好きなら一度は観ておくべき作品だと思う。 【たくわん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-06-10 11:30:02) 1.26年版のオリジナルではなく、84年版の方。 紛失していたフィルムをコレクターから買い取って、カットされていた部分を補った作品。 モノクロに色をつけ、バックに80年代のロック・ミュージックを被せてます。 当然ストーリーはオリジナルより多少判りやすくなっているけど、 基本的にあまり変わらないような・・・。何でこちらのほうが上映時間短いんだろ? 80年代ロックのリズムは絵の動きに合ってはいるのだが、未来都市が舞台なので、 ぴたりハマっているという感じはしなかった。もちろん内容はオリジナルと同様に深みあり。 ちょっと手を加えただけという点では、評価が難しい部分もあるけど、 唸らせる作品であることには違いないかと。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-09-07 02:54:20)
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