みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 不覚にも感動してしまいました、、。漫画やアニメのほうは観たことも無いので予備知識なく鑑賞したのですが、宇宙に対する熱い思い、なにかに挑戦することやロマンへの賛美といったものがひしひしと伝わり、ある種ダイジェスト的に見える終盤のまとめ方も個人的にはぐっとくるツボでした。そしてなんといっても、映像のクオリティが凄く高いです。最初のセンス良いオープニングから「お、なかなかいいな~」なんて思ってたら、宇宙船の打ち上げ、月面探査の様子など、これまでの邦画のレベルを超えたCGの出来映えに目を見張ります。飛行士選抜のプログラムも観ていて面白いし、特にみんなが気まずくなったところで宇宙への思いを突然語りだすシーンなんて実に良かったですね~。私自身、宇宙マニアなので、ヴィジュアル、内容の双方で納得のいく本作は大いに楽しめました。アポロ11号に乗っていたオルドリン本人が出てきたときにはほんと驚きました。やっぱり、宇宙って最高です。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-01-20 23:03:49)(良:1票) 2.《ネタバレ》 原作未読です。今、邦画の多くがマンガ由来だったりするのですが、マンガであるがゆえに許して貰えるんじゃない?って甘えてる事が多分にあるかと思うんですね。ウソっぽくてもあり得なさそうでも、元がマンガなんだからいいじゃんっていう。この映画も最初の印象はあり得なさそうな感じ。史上最年少の宇宙飛行士で日本人で初めて月面に降り立つなんて言ったら、とにかくマンガ的な常人とは違う生まれた時からずっと天才な人間のハナシですよ、みたいな感じで。でも、この映画は真面目な姿勢とリアリティある描写の積み重ねでそのウソっぽさに説得力を与えてゆきます。私が最初に感心したのは日々人が「UFO」を日本語では「ユーフォー」、英語では「ユーエフオー」と発音し分けていた事。アレを「ユーフォー」と発音してもアッチでは通じません。そういう細かい部分からロケット打ち上げのCG、月面での光と影の描写といった大々的なものまで、なんとなく甘えてみました、みたいないい加減さが感じられないのが良かったです。最終選考に残った6人のうちオタクと関西人はあそこに選ばれるレベルの人間じゃないだろとは思いましたが「ガンダム」と「京大」の2つのモチーフがその背景を物語っているのかもしれません。あと、月から地球はもちろんあんなに大きく見えませんが、アレは『E.T.』の大きな月と同じようなモノで。人の視覚は物を正確に捉えている訳ではありませんしね。説得力が与えられてゆくと共に六太のコンプレックスと諦めた夢とが浮かび上がり、日々人との繋がりに魅入り、最後にはみんなの夢にまで繋がって感動に導かれてゆく、それは真面目に組み上げられた、とても良く出来た映画だと思いました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-05-11 22:21:32)(良:1票) 1.《ネタバレ》 原作ファンとしてはキャラとエピソードの省略が残念。時間の制約上しかたがないところもあるけれど、原作での重要な位置のキャラクター、エピソードを思えば、「なんとしてでも入れて欲しかった」ことがたくさんあります。映画では兄弟が夢を持つまでの説得力と、兄弟に向けられた多くの人の感情が見えにくくなってしまっています。母親が「ハッピーバースデーわったし~」とか歌うシーンは絶対いらなかったしなあ・・・。 ◆ラストも唐突に思う方が多いでしょうが、個人的には好きでした。 何故なら、ヒビトとムッタがやったことが、人類初の月面歩行や、スペースシャトルの打ち上げなどと同系列の、宇宙の歴史として描かれていたからです。 だからでこそ、ガガーリンの見たような「青い地球」に圧倒され、兄弟の誓いである「胸に手を当てる」シーンで切り上げたのだと思います。 ◆宇宙飛行士のバズ・オルドリンさんが本人役で出演されていました。 彼はニール・アームストロングとともに月面に降り立った人物です。 秀逸なのが、初めに月面歩行をしたのはアームストロングさんであり、彼は「2番目」であること。 ムッタの、(日本人初の)「月面歩行を他人に譲った」ということにおいて、同じなのです。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-05-08 17:42:42)(良:1票)
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