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アメリカン・ハッスル

American Hustle
2013年【米】 上映時間:138分
ドラマサスペンス犯罪もの政治もの実話もの
[アメリカンハッスル]
新規登録(2014-01-05)【8bit】さん
タイトル情報更新(2023-03-18)【TOSHI】さん
公開開始日(2014-01-31)


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監督デヴィッド・O・ラッセル
キャストクリスチャン・ベール(男優)アーヴィン・ローゼンフェルド
ブラッドリー・クーパー(男優)リッチー・ディマーソ
エイミー・アダムス(女優)シドニー・プロッサー/レディ・イーディス
ジェレミー・レナー(男優)カーマイン・ポリート
ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕(女優)ロザリン・ローゼンフェルド
ジャック・ヒューストン(男優)ピート・ムセイン
マイケル・ペーニャ(男優)パコ・ヘルナンデス/シーク
シェー・ウィガム(男優)カール・エルウェイ
アレッサンドロ・ニヴォラ(男優)アンソニー・アマド
サイード・タグマウイ(男優)アル
アンソニー・ザーブ(男優)ホートン・ミッチェル上院議員
コリーン・キャンプ(女優)ブレンダ
バリー・プリマス(男優)テレジオの顧問
ロバート・デ・ニーロ(男優)ヴィクター・テレジオ(ノンクレジット)
ポール・ケイ〔男優・1965年生〕(男優)ホテルの主人(ノンクレジット)
宮内敦士アーヴィン・ローゼンフェルド(日本語吹き替え版)
桐本琢也リッチー・ディマーソ(日本語吹き替え版)
中村千絵シドニー・プロッサー(日本語吹き替え版)
坂詰貴之カーマイン・ポリート(日本語吹き替え版)
東條加那子ロザリン・ローゼンフェルド(日本語吹き替え版)
堀勝之祐ヴィクター・テレジオ(日本語吹き替え版)
脚本デヴィッド・O・ラッセル
音楽ダニー・エルフマン
挿入曲デューク・エリントン”Jeep's Blues”
ピエロ・ピッチオーニ”La chatte à la Satie”
フランク・シナトラ”The Coffee Song”
エラ・フィッツジェラルド”It's De-Lovely”
トッド・ラングレン”I Saw the Light”
トム・ジョーンズ”Delilah”
エルトン・ジョン”Goodbye Yellow Brick Road”
サンタナ”Evil Ways”
ザ・ビー・ジーズ”How Can You Mend a Broken Heart”
ポール・マッカートニー”Live and Let Die”("ポール・マッカートニー&ウィングス"として)
デヴィッド・ボウイ”The Jean Genie”
レッド・ツェッペリン”Good Times Bad Times”(ノンクレジット)
撮影リヌス・サンドグレン
製作チャールズ・ローヴェン
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ブラッドリー・クーパー
配給ファントム・フィルム
振付マンディ・ムーア〔振付〕
衣装マイケル・ウィルキンソン
編集ジェイ・キャシディ
アラン・バウムガーテン
その他コリン・ウィルソン(サンクス)
あらすじ
1979年、ニュージャージー州アトランティックシティ。詐欺師アーヴィン(クリスチャン・ベイル)と、パートナーのシドニー(エイミー・アダムス)は、FBI捜査官リッチー(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されるが、司法取引に応じる。偽のアラブの大富豪を餌にした、おとり捜査に協力する事になった二人は、標的のカーマイン市長(ジェレミー・レナー)に接近する。

DAIMETAL】さん(2014-08-06)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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40.《ネタバレ》 クリスチャン・ベイルがハゲを忙しく隠している。あっという間に見破られる。と言うよりは、とっくのとうにバレている。天才詐欺師が楽々と嘘を見破られる、この冗談のようなオープニングが皮肉まじりで何とも可笑しい。ハゲすら隠し通せない天才詐欺師さんよ大丈夫か、と心配に思いつつ鑑賞。 展開が矢継ぎ早で、状況の理解が難しい場面もありましたが、豪華出演者たちの演技合戦を楽しむだけでも観て損はない好作であることは間違いありません。 女優二人は本当にパワフルで、女はあれぐらいでなければ裏社会では生き抜けないということか。 デ・ニーロの登場は映画ファンには嬉しいサプライズ。演じた役柄もお得意のもので、まさに余裕綽々、貫禄の演技でありました。 人生はめくるめく騙し合い。騙すか騙されるかの世界であることはよくわかっておりますが、詐欺師になることも詐欺に合うこともご遠慮したい私は、やはり平凡な人生に価値観を見い出したい。 タケノコさん [映画館(字幕)] 7点(2014-02-04 20:47:41)(良:3票)

39.《ネタバレ》 この映画を観た人は誰しもが納得するところだと思いますが、ワン・シーンだけなんですがデ・ニーロが登場してから緊張感が高まりテンポがすごく良くなるんです。そこまではどちらかと言うとモタモタした展開だっただけに、これは監督が狙ったのか映画の神に愛されているデ・ニーロだからこそ成し得る御業なのか、面白いところです。そしてクリスチャン・ベイル、あそこまで醜く肉体破壊してまで役作りに励む役者魂は、彼こそデ・ニーロの後継者たり得る人物なのかもしれません。良く観察してみると、この映画での彼の演技はなんか若いころのデ・ニーロを彷彿させるものがありました。 終わってみれば主要キャラはみなルーザー(負け)でカタルシスのかけらもないし、映画の登場人物に感情移入出来ることを求める人には耐えられないお話しでしょうね。でも俳優の演技を愉しむという観点からは、主要キャラ四人が全員オスカー・ノミネートというのも納得の逸品だと思います。 S&Sさん [DVD(字幕)] 9点(2015-03-03 23:45:10)(良:2票)

38.《ネタバレ》 俳優達にオスカーを獲らせまくってるデヴィッド・O・ラッセル、本作でも俳優をうまく使いこなしています。精悍なイメージの強いクリスチャン・ベールをぶくぶくに太らせ、おまけにハゲ頭全開という衝撃的な冒頭で一気に観客の心を掴み、その後は華も実力もある俳優達を続々と登場させて、まったく目を飽きさせません。普通に考えれば、市長役はクリスチャン・ベール、詐欺師役はブラッドリー・クーパー、FBI捜査官はジェレミー・レナーだろと思うところですが、各俳優の得意とする役どころを微妙に外してきているのが本作のミソ。汚職政治家が人間的には物凄く良い奴だったり、詐欺師が良心の呵責に苦しんだり、ハミだし刑事を気取るFBI捜査官がお母さんと同居中だったりと、単純な善悪に縛られない人間の二面性が本作の大きな構成要素となっているため、各俳優のパブリックイメージを裏切ったキャスティングが見事に功を奏しているのです。この辺りのレイアウトのうまさには驚かされました。特にクリスチャン・ベールはハマり役。登場時には「なんだ、この汚いオヤジは」と思ったものの、2時間眺めているうちに、女性にモテて当然の良い男に見えてきてしまうのです。本来は二枚目というベールの個性が、抜群のサジ加減でキャラクターに反映されています。。。
また、突然のデ・ニーロ投入によって映画の空気をガラっと変えるという演出も素晴らしいと感じました。前半部分はややコミカルだったものの、デ・ニーロ演じるマフィアのボスの登場により、少しでも判断を誤れば殺されるという緊迫感あるサスペンスへと豹変するのです。ここ10年ほどは仕事を選ばなくなり、その存在にもはや何の有り難みも感じなくなっていた御大ですが、本作のように効果的な使い方をすれば、まだまだ光るものはあるようです。 ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-08-06 19:56:53)(良:2票)

37.《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。FBIが天才詐欺師の協力を得て悪徳政治家一味をとっ捕まえる、「アブスキャム事件」という実話に基づいた犯罪ドラマ。超クセ者たちそれぞれの思惑が複雑に絡み合い、騙し合う。バットマン役の精悍なイメージのクリスチャン・ベイルが、でっぷりお腹を出してイチキューヘアの天才詐欺師に。ヨゴレ役を怪演。うつで天真爛漫で怖いもの知らずの若奥サマをジェニファー・ローレンス熱演。役者の演技には目を見張るものがあったけど、筋書きはイマイチでスカっとしませんな。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2014-03-16 22:06:58)(良:2票)

36.《ネタバレ》 前作「世界にひとつのプレイブック」でもそうだったけど、この監督さん、映画の中でタフな女性像を魅力的に、しかもパワフルに描くのが相当お好きみたいですね~。正直言うと自分、このオハナシそのものにはあまり興味をそそられませんでした。というか、巨額の金を使った騙しのテクニックが、観ててもなんだかあまり理解できんかっただけなんですが・・・(汗)騙し騙され映画の最大の醍醐味であるラストのカタルシスにもイマイチ欠けるような気がしたし。でもそれよりも何より、思いがけずセクシーにイメージチェンジして登場してきたヒロインのエイミー・アダムス、頭が空っぽなんだかピュアなんだかこれも一筋縄ではいかない性格の妻役、J・ローレンス、イメルダ夫人みたいな市長の奥さん、三人三様にくっきりとキャラクターが輪郭を伴って描かれていて、並み居る男優陣諸氏の影を総じて薄くしてしまっていたような感じ。特にC・ベールは体型まで変貌させて大奮闘したのに・・・。映画にはもちろん描かれてなかったけれど、心臓のクスリを常に手放せないC・ベール扮する主人公は、おそらくもう永くは生きられないんじゃないかな・・・って、何となく危惧感を覚え、一応はハッピーエンドの結末ではあったけれど、何故か鑑賞後、一抹のカナシサを感じてしまいました。御大デ・ニーロの特別出演的登場には、館内が一瞬どよめきました(笑)またまたオスカー主要部門にノミネートされていますが、作品賞にしてはちょっと弱いと思われるので、主演女優・助演女優賞部門受賞に期待! 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 7点(2014-02-02 06:59:45)(良:2票)

35.C・ベールは体重を20kg増やしたそうだ。イケメンをぶっ壊すハゲ頭にぶよついた身体。CGでなんとかなりそうなご時勢にあっぱれな根性ではある。もっとも私は”太ってない”のに”太っている”と思わせることができるのが巧い役者だと思うが。ま それはいいけど。
イケてないパンチ頭で嬉々として嫌なFBIを演じたB・クーパーもえらいが、一番良かったのはJ・ローレンスかな。なんだかじわっと情念が滲み出るような女優さんですね。
ちょっと話は弱いかなー。詐欺師が主人公なのだから、こちらをも煙に巻く仕掛けが、いかに鮮やかに決まるかが肝だと思うんだけど。その辺の驚きが小さかった。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-17 00:29:37)(良:1票)

34.ハゲでお腹が出てて、でも魅力的なおっさん。ダンディではないが。詐欺師の映画として観ると痛快な感じは無くて少々物足りない。ストーリーも解りにくくてイマイチだが、それぞれのキャラが立ってる点はおもしろい。特に、ジェニファー・ローレンス。うざくて痛くて圧巻です。 ラグさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-11-01 20:57:47)(良:1票)

33.《ネタバレ》 でっぷりとしたお腹にざんばらハゲを隠すためのバレバレの一九分けヘアがトレードマークの生粋の詐欺師アーヴィン。彼の仕事上でも私生活でも名実共にパートナーである男にだらしない女イーディス。自分の出世のことしか頭にない自己中心的な俗物FBI捜査官リッチー。鬱からくる情緒不安定でネイルアートだけが生き甲斐の現在別居中のアーヴィンの妻であるロザリン。一癖も二癖もあるそんな彼らの本音と建前、嘘と真実、愛と憎しみが複雑なタペストリーのように絡み合うコメディタッチの社会派ドラマ。このデビット・O・ラッセルって監督、前々から感服しいてたことだけど役者を使うのが実に巧い!!「あんた、何処まで肉体改造したら気が済むねん!」ってくらい今回も役者魂を見せ付けてくれる胡散臭さ爆発なクリスチャン・ベール、絶対に友達になりたくない“ザ・やな奴”を見事に演じたブラッドリー・クーパー、いつおっぱいポロリするか分からないような露出狂ファッションで常に男を振り回すビッチを生々しく演じたエイミー・アダムス、関わり合いになりたくないけど客観的に見る分には面白いイタいお騒がせ女ジェニファー・ローレンス…、他にもほんのチョイ役ながら相変わらず存在感抜群のデ・ニーロやらおバカな市長役のジェレミー・レナーやら、そんな豪華な役者陣が織り成す見事な熱演の数々は見応え充分でした。ただ…、ストーリー的にちょっと弱いかな~と感じたのも事実。実際にあった事件を元にしたからか、いまいちカタルシスに欠けるという印象が拭えない作品でもありました。個人的には、同監督の前作「世界にひとつのプレイブック」の方がドラマティックで好きですね。それにこの監督って良くも悪くも優等生なんですよね~、作品としてもう少しアクの強さみたいなものが僕は欲しかったですかね。それでも、最後まで安定して観ていられるエンタメ映画の佳品に仕上がっていたと思いまーす。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-31 23:39:50)(良:1票)

32.思ったより面白くなかった。クリスチャンベールの役作りは圧巻だが、背景が理解できないとどうしても話にのめりこめず、自身の知識不足を実感するばかりだった。 おっちょさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-09-15 18:28:51)(良:1票)

31.相変わらずラッセル監督の映画の登場人物は人間臭くスマートじゃない。そして映画の中で感情をぶつけ合う。
でも、そんなラッセル監督の映画に出てくる人間が僕は好きです。
同監督作「ザ・ファイター」からはクリスチャン・ベールとエイミー・アダムス。
「世界にひとつのプレイブック」からはブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンス。(デ・ニーロもそうですね)
これまでにもラッセル監督の映画の中で人生を奮闘する登場人物を演じた主要キャストが演技合戦を繰り広げる。
デ・ニーロの出番は僅かでしたが、こういう役を演じるとさすがの凄味を出しますね。
しかし本作は特に中盤までは間延びしていて非常に長く感じられました。
詐欺師モノにしては小気味よさが無く、個々の人間関係が重たく感じられました。
本作に関してはこの部分がもう少しあっさりでも良かったのかもしれません。 とらやさん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-07 00:11:05)(良:1票)

30.《ネタバレ》 途中、あ、ちょっと長いな、モタモタしてるな・と感じたけれどそれでも
最後まで見飽きさせない技量は納得でした。
B・クーパー・・あの「プレイブック・・」の!?しばらく分からなかった・・じゃなくて
後で配役名を見て気付いた;
J・ローレンス、好きだなあ。E・アダムスもすごい熱演だけど。
ああ・・やっぱり映画っていいなあ・・と満足して暑い外に。
モタツキ感と良い市長さんが可哀想だからマイナス1点。
AKOさん [映画館(字幕)] 7点(2014-08-12 09:48:50)(良:1票)

29.寝不足の状態で夜中の映画館に、しかも割とスクリーンに近いところで鑑賞したからか、めまぐるしいカメラワークに翻弄され、ストーリーに必死についていくのがやっとでした。自分はわりと、評論家や世評にモロに影響を受けてしまうことが多いんですが(笑)、この作品には周囲ほどは熱狂できませんでした。デビッド・O・ラッセルの前2作はとても好きだったものの、それらの良かった点(役者のいきいきとした演技、音楽の挿入の仕方など)が、本作では裏目に出てしまった印象があります。家でBDで見返せば、劇場で見たときよりはすんなり見れるかもしれません。 ゆうろうさん [映画館(字幕)] 5点(2014-06-19 00:40:27)(良:1票)

28.「詐欺師映画」として見たならば、ストーリーテリングは正直弱い。特にラストの顛末などはもっと手際の良い展開で、小気味良く見せるべきだったと思う。
しかし、実在の詐欺師と実際の事件を元にしているが、この映画は決して真っ当な詐欺師映画ではないのだと思う。

この映画の主題は、心の屈折を抱えた人間たちの人間模様であり、滑稽で愚かで愛おしい愛憎劇だ。
それであれば、“騙し合い”を主軸にしたストーリーの小気味良さなんて二の次で、手際の良さを敢えてハズして、「人間」ならではのまどろっこしい“関わり合い”が終始繰り広げられるのも納得出来る。

クリスチャン・ベール扮する詐欺師が、丹念に“自家製”のカツラを仕上げる様から始まるこの映画は、登場するキャラクターの全員が誰かを欺こうとしている。
ただし、その最たる対象は他の誰でもない自分自身であるように見えた。主要キャラクターの四者が四様に虚栄を張り、自らを欺いている。
その姿は滑稽で愚かに見えるけれど、きっと世界中の誰しもがそういう“偽り”を抱えているのだと思えた。

そして、こういう屈折した人間模様を撮らせたら、今やデヴィッド・O・ラッセルの右に出る映画監督はいない。
近年の彼の作品に出演し、その才能を引き出されたスター俳優たちの競演はもはや「オールスター」と言って過言でなかろう。

その上、ロバード・デ・ニーロが彼の十八番的な役柄登場するのだからたまらない。
考えてみれば、クリスチャン・ベールは、今もっとも“デ・ニーロ・アプローチ”に秀でた俳優と言え、彼が本物のロバート・デ・ニーロと対峙するシーンは映画世界内の設定を超越して感慨深い。

軽薄で愚かなFBI捜査官を演じたブラッドリー・クーパーも、出演作を重ねるごとに俳優としての安定感が備わってきていることは明らか。
Wヒロインとして対立するエイミー・アダムスとジェニファー・ローレンスの女優同士のせめぎ合いもサイコーだった。

ストーリーテリングの弱さを補って余りある文字通りの「競演」は、おそらく繰り返し噛み砕く程に味が深くなるだろう。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2014-02-13 00:23:45)(良:1票)

27.《ネタバレ》 まず、映画千円の日だというのにガラガラだったレイトショーが悲しい。大人アベック(死語)に見ていただきたいのにな~。C・ベールが好きで好きで大好きな私、バーコードデブでもその愛にいつわりないことを確認いたしやした。そのせいで、ヒロインゆれてる様で一択なのがわかって意外性がなかったんだけれど。でも面白かったのが、底の浅い男を演じてなぜか輝くブラッドリー・クーパー!はまりすぎて、この捜査官FBIに実存するっ!と信じそうでした。 若妻ジェニファーもぴちぴち美肌(一点のシミも肌荒れもない)のすらむちボディ、少女っぽさが残った顔など、好きな女優さんなのですが、今時の若い子なんで、アゴがあかん、アゴが。軟いもんばっかじゃなく、せんべいや昆布食べてアゴをひきしめてほしいとおばちゃん思う。
~ハッスルつながりで、これも私の人生ベスト映画の一つ、カンフー・ハッスルとの共通点発見!カンフーの大家のおばちゃんはカーラーだったけど、アメリカンハッスルはパーマロッド!!髪の毛巻く道具がつぼな私は嬉しがって8点献上、、大甘かもだけどベール様だしね。
rainbowさん [映画館(字幕)] 8点(2014-02-03 23:11:07)(笑:1票)

26.《ネタバレ》 先ず目に付くのが豪華キャストの面々。オスカー受賞&ノミネートの常連が名を連ねており、この顔ぶれを観て唸らない映画ファンは少ないでしょう。実際に『オーシャンズ11』の様な単に豪華キャストという訳ではなく、それぞれの役者が素晴らしい演技を見せてくれる。特にクリスチャン・ベールの役作りはトンデモないレベルで、『マシニスト』→『バットマン』→『ザ・ファイター』→『アメリカン・ハッスル』と激太り⇔激痩せを律儀に繰り返す役者根性は唯々凄いとしか言えません。その内体壊すんじゃないかしら。
映画の内容は非常にマーティン・スコセッシの映画、ハッキリ言うと『グッド・フェローズ』に似ていると思いました。流行りのナンバーがサンプリングの様に次々と流れる音楽などは特にそう。デ・ニーロもしっかり出てますし。スコセッシの映画と言えば臆病な奴と無鉄砲な奴が出て来て臆病な奴が泣きを見るって話が多いですが、本作のアーヴィンとリッチーの関係性はそれに近いかなと思います。劇中でリッチーとロザリンの無鉄砲さに終始困り続けるアーヴィンの姿には心の中で大笑いしてしまいました。その辺り、私はコメディー映画としてこの映画はとても優れていたと思います。
但し、釈然としない点も多々ありました。ここでは全て書き切れませんが、例えば音楽について。詐欺師二人の出会いはデューク・エリントンでした。ここでシドニーは「彼には何度も人生を救われた」とまで言うし、彼女が辛い人生を送ってきた事はなんとなく示されますが、最後まで別にデューク・エリントンに大した意味は見い出せない。次にセロニアス・モンクの「Straight No Chaser」が流れる場面。このスタンダード・ナンバーは題名の通り「チェイサー無しで酒をストレートで」という曲なのですが、画面を見ていても別に必然性は感じられない(因みに送金係が仲間に加わる場面です。あの送金係の件とか削っても話繋がりますよね)。思い返してみると、結構「これ必要か?」と思える音楽や場面が多く、やり方次第では2時間以内にも収められる内容だったと思います。
あと個人的には、演技は上手いのでしょうが肌のツヤからどう見ても20代に見えてしまうジェニファー・ローレンスよりも、ケツは見せるわ股は開くわ乳はこぼれそうになるわ女優根性を見せたエイミー・アダムスの演技の方が頭一つ抜けていたと思います。 民朗さん [映画館(字幕)] 8点(2014-01-31 22:15:31)(笑:1票)

25.実話を基にした詐欺師ものなので、どうしてもその騙しの行方を追いかけて「うーん、そういう事件があったのか」と自分の知識向上を求めたくもなるが、途中からあきらめた。これ人間を楽しむ方のやつだって。うん、とっても楽しめた。出演者全員良かった。この手の作品でも、各々の思いとか、思い通りにならない辛さとか、しっかり人間味を表現することを諦めてない感じ、巧いと思う。デニーロ出てきてからは、更に囮捜査の緊迫感も加わって、最後まで楽しめました。 ちゃかさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-03-06 11:51:10)

24.《ネタバレ》 “American Hustle”『アメリカの詐欺師』。カンフーハッスルのハッスルですね。さぁ詐欺師の映画とくれば、最後どんでん返しで痛快に騙されるのが定番かと思いますが、私の集中力が足りなかったのか、どうにも波に乗れませんでした。
物語はプラザホテルのシークと市長の取引から始まります。取引を前に3人が揉めてます。でも理由はわかりません。
市長が出ていくとアーヴィンの回想、どうして彼は詐欺師になったかを振り返ります。そして愛人シドニーとの出会い、回想。奥さんロザリン登場。ディマーソ登場…市長の取引に戻るのは、始まってから48分辺り。おいおい、どうしてここから映画を初めたんだい?

最初の方しっかり観ていなかった私が一番悪いんだけど、最初に出ていたアーヴィン、シドニー、ディマーソの間にも騙し、騙されがあるものと思って観ていたから、シドニーが留置所で監禁されて、マジックミラーの後ろでディマーソとアーヴィンが話してるのを観て、2人でシドニーを騙してるのか?なんて思ってしまった。あぁちゃんと観れてないなぁ。
アブスキャム事件本題以降は、序盤で割と多く出ていたアーヴィンの“心の声(ナレーション)”が減ったため、このセリフが本心なのか相手を騙してるのかも解らなくなり、どれが本心だろう?って関心が薄れてしまいました。勝手に自滅してますねぇ。

でもテレジオ登場で映画はピリッと締まります。シークにアラブ語で質問するトコの『やべぇ』空気は最高。手に汗握ります。ここが一番のピンチで山場じゃないでしょうか?そしてアーヴィンは“失敗すると殺される”立場になります。さぁ、どう切り抜けるか??
でもその緊張感は長続きしないで、序盤のムードに逆戻り。いま誰が有利で、いま誰が不利なのか、チェス盤の駒の配置がイマイチ伝わってきません。私の集中力がなかったせいも大いにありますが、メインの3人がアレコレやってる事件より、奥さんの単独暴走のほうが面白くて目を引きます。
最後もどうにもスッキリしない。実話ベースにしても、もう少し解りやすい娯楽作品に振ったほうが良かったのかも?とか、観せ方変えればもっと面白くなったんじゃない?なんて思ったり。1回目の理解度はこの程度。もし集中力が続きそうなときにもう一度観たら、もうちょっと楽しめるかもしれない作品。 K&Kさん [DVD(字幕)] 5点(2024-02-13 22:43:37)

23.クリスチャン・ベールが実に魅力的。稀代のイケメンでありながら、こういううだつの上がらない風のおっさんもまったく違和感なく演じてしまうわけで。
物語としては軽い感じ。おとり捜査という、いかにも緊迫しそうな舞台設定でありながら、なんとなくサラッと流れていきます。ただし、なぜかノンクレジットのロバート・デ・ニーロの登場シーンだけは、空気がビシッと引き締まります。台本がそうなのか、それとも役者の存在感か。
まあ2人の女性との絡みや、ラストのどんでん返しも含め、けっこう楽しませてもらいましたということで。 眉山さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-11-12 04:10:25)

22.《ネタバレ》 詐欺師だけど、悪人ではなさそう。
そう思いながら見てたけど、思った通りの話で安心した。
市長も悪人とは思えず、やっぱりFBIがいちばん悪いように感じた。
逮捕されちゃったのは気の毒だけど、最悪の結末にならなくて良かった。
マフィアも物分かりが良くて平和な物語でした。
現実離れした展開ではなくリアリティがあったけど、親権で揉めなかったのだけは嘘くさかった。 もとやさん [インターネット(吹替)] 5点(2023-03-03 12:48:43)

21.お腹いっぱいになりそうなゴージャスなキャスティング。
ローレンスやベイルの演技・役作りは堪能できるが、いかんせんストーリーが響かない。そして140分は長い。
これってコメディなの?笑っていい場面がよくわからなかった。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-01-18 00:08:34)

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【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 6.35点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
325.00% line
425.00% line
5717.50% line
6922.50% line
71230.00% line
8615.00% line
912.50% line
1012.50% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞クリスチャン・ベール候補(ノミネート) 
主演女優賞エイミー・アダムス候補(ノミネート) 
助演男優賞ブラッドリー・クーパー候補(ノミネート) 
助演女優賞ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕候補(ノミネート) 
監督賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 
脚本賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 
美術賞 候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞マイケル・ウィルキンソン候補(ノミネート) 
編集賞ジェイ・キャシディ候補(ノミネート) 
編集賞アラン・バウムガーテン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)エイミー・アダムス受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)クリスチャン・ベール候補(ノミネート) 
助演女優賞ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕受賞 
助演男優賞ブラッドリー・クーパー候補(ノミネート) 
監督賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 
脚本賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 

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