みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
64.《ネタバレ》 アベンジャーズの面々と同じ世界に存在しているとはいえ、トレジャーハンターや暗殺者など犯罪歴のあるお尋ね者集団とだいぶ趣きが違う今回の新チーム。70’sの名曲とともに暴れている予告編は良さ気で期待してたんですが、だいぶ拍子抜けした感がありますね。メンバーの見た目からして、余裕をかます悪ノリ系なのかと思ってたら特にそんなこともなく、それぞれ得意のジャンルで大暴れってほどでもなく、アクションや見せ方も凡庸で想像の範囲内に収まっている。木人のグルートはスターウォーズのチューバッカみたいで面白い存在だったし色々と使い勝手が良さそうだったけど、それ以外は見かけ倒しだったかな。全体的に物語自体が駆け足でバックボーンの説明も少ないうえに、固有名詞連発でキャラの立ち位置が分かりづらいのもネック。新キャラばかりなんだから、それぞれに強烈な見せ場を用意してあげた方がよかったと思う。チームとしてもまとまりが感じられず、音楽を流し特異なカッコの連中がこじんまりと暴れているだけなので、単独で映画になるほどの魅力的なキャラたちには見えなかったな。敵のロナン、ネビュラ、クイルの育ての親ヨンドゥの方がキャラが立ってて面白みがあった。アメリカでは大ヒットしてますが、マーベルやDCの数々のヒーロー映画があったという土壌のおかげかなと。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 4点(2014-09-17 21:41:22)(良:3票) 63.《ネタバレ》 スペースオペラ的作品に若干飽きが来ている今日この頃。それもあってか、アベンジャーズシリーズの中で、一番期待せずに見たこの作品。いやいや。これがなかなかどうして。面白いじゃないですか。 『ザ・定番』なのは間違いない。凝った演出やエピソードだってありゃしない。何が面白いのかわからないけれど、強いて言うなら個性豊かなキャラクター達の魅力にやられたのかもしれないです。『異なる特技を持った仲間たちが力を合わせる』っていうシチュエーションがとにかく好きなんです。 『脱出のプロでありメカに強いロケット』『木人のグルート』は特にお気に入り。マイケル・ルーカー演じるヨンドゥが、ペンみたいな武器1本でロナン軍を一掃しちゃうシーンも好き。この人『ウォーキング・デッド』で顔と名前を覚えたのですが、実は結構いろんな映画に出ているのですね。しかも結構見たことある映画ばかり・・・。凶暴さと父性を同居させた、なかなか好きな役者さんです。 ストーリーは、悪い奴をみんなで力を合わせてやっつけるってだけなんで、なんてことないんですけどね。そーゆー定番の良さってのが土台にあるから、キャラクター達の魅力が際立つのかもしれません。アベンジャーズの布石として鑑賞しましたが、これ単体でも充分に面白い作品でした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-03-23 12:34:02)(良:1票) 62.《ネタバレ》 予告編と違いだいぶしっとりとした始まり方をするのでアレレ~?と思ったのもつかの間、速効でアブダクトされたのには笑った。その後に続くノリノリのオープニングから魅力全開の主人公、スターロードはトニー・スタークに匹敵するナイスキャラ。往年のハリソン・フォードを思わせるクリス・プラットのなんとも色気のあるヤンチャさがイカス。 そしてなんと言っても前代未聞のボスの倒し方!キャプテンE.Oかよ!敵の「えっ、なにやってんの?」って顔が真に迫っていた。ママ選曲のサントラもかなりグッとくる出来なのでこの映画が気に入った方はぜひ購入をおすすめします。別にどこの回し者でもないですよ。 【けんじマン】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-09-27 07:05:26)(良:1票) 61.《ネタバレ》 このストーンをもし自由に操ることが出来れば、世界などいとも簡単に消滅させることが出来るだろう――。地球暦2014年、銀河系の片隅にひっそりと浮かぶ廃墟の惑星モラグにある一人の男が降り立つのだった。彼の名は、スターロードことピーター。幼いころに地球外の未知なる者どもに連れ去られて以来、いまや銀河を股に掛けて活躍するようになったトレジャーハンターだ。今回の獲物はオーグという名の謎のストーン。易々と手に入れることが出来たものの、依頼主に届けようと訪れたザンダー星でいきなり見たこともないような緑色の肌をした女アサシン・ガモーラに襲われるのだった。さらには、偶然それを目にしたアライグマ姿の賞金稼ぎ・ロケットとその部下で植物型のヒューマノイド・グルートも加わり、ザンダーの街で大立ち回りを演じることに。当然、彼らは捕まり、刑務所にぶち込まれるのだが、そこでこのストーンを巡って悪の化身のようなロナンという反逆者が暗躍していることを知る。このままでは銀河が危ない!同じく刑務所に収監されていた、ロナンに家族を殺された大男・ドラックスと共に脱獄に成功した彼らは、銀河の平和を守るために危険な大冒険へと出発するのだった…。マーブルの人気コミックを原作に、個性豊かなキャラクターが銀河狭しと大活躍する姿をコミカルに描いた波乱万丈SF冒険活劇。いやー、十中八九予想していたこととは言え、もう超が何十個も付きそうなほどの超々王道エンタメでしたね~、これ。よく言えば家族揃って最後まで安心して観ていられる安定の娯楽作、悪く言えば新しい部分が一切ないベタベタな薄味作品。でもまあ、けっこう脚本がしっかりしていたりお金をたっぷり掛けただろうCG映像はさすがの迫力だったりで、僕はぼちぼち楽しめたかな。途中まではいがみ合っていたけど、なんだかんだ色々あって最後は大きな目的のために一致団結して戦うって、もはや「映画ドラえもん のび太のナントカカントカ」みたいなノリ(ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんとほぼ揃ってるじゃん笑)。でも、ここまでベタに徹してくれたらこれはこれで好感が持てるわ。全編に散りばめられた小ネタもキレがあってなかなか良かったしね。難があるとすれば、悪役の目的がいまいち分かりづらいところか。思いっ切り続編が作られる感じで終わっていったけど、きっと一週間もすればほとんど内容忘れちゃうだろうね。ま、でも別に問題なく観られる(笑)。そんな感じの作品でございました。6点っす。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-09-26 22:56:11)(良:1票) 60.《ネタバレ》 マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの一品。宇宙が舞台でアベンジャーズ絡みはあまりありませんが、例えばコレクターなどはマイティソーのダークワールドなんかに登場したり、インフィニティストーンやサノスもアベンジャーズ2で出てきたので、今後、お話がもっとクロスオーバーしていくかもしれません。ますますマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズは一見さんお断り的になってきていてます。で、本作、単品ではどーだったかとゆーと、僕は十分楽しめました。B級スペースオペラの王道的な展開ですけど、話ハコビといい、見せ方といい、うまくまとまっていると思います。主役たち面々も観ているうちにドンドン好きになっていて、最後はこーゆうヒーロー達もいいなーって思えたし、特に僕は、冒頭のシーンがあまりにもせつなくて、もうのっけから主人公に感情移入しちゃって、おかーさんとの悲しい別れを受け入れる間もなく、小さな子供が宇宙の冒険に巻き込まれちゃって成長しちゃったって設定が、グッときます。そして、それが最後のオチにまでつながっている所で、なんか泣けちゃって、母と子とゆう表現には本当弱いです。アライグマのくせに口が悪くでも実はかなり有能で仲間思いのロケットや、あまりしゃべらないけど意外な必殺技をもち頼もしいグルート、復讐に燃えて強いが素直な所もあるドラックス、セクシーな暗殺者だが正義感もしっかりあるガモーラなど、他の面々の心に傷をもつアウトロー感も素敵。合体して網になる飛行機もサイコー! 【なにわ君】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-09-14 17:59:25)(良:1票) 59.期待せず鑑賞したら、いやいやSW最新作より全然面白いですよ。 70年代のポップスに合わせたオープニングクレジット・・・最高にカッコ良かったです。 70年代のポップスとSF、真反対なモノをうまく組み合わせましたね~、 全然違和感を感じませんでした。 個人的にはヨンドゥが良い味出してたなぁ。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-05 14:29:19)(良:1票) 58.最初の20分くらいまでは流し見しようと決め込んでいました。途中から集中して見入り結果的に面白かったー!たまに逆の予想外れに巡り合うから興味のない分野の映画漁りもやめられない。この作品も前評判は高かったけど予告を見る限りコメディ分野の好きな人達にだと思い込んでた。いやいや参った、契りの硬い仲間物が好きな私に脚本が合ったのかな。こんなにコメディ要素のあるキャラクターを揃えて、こんなにB級SF要素も満載なのに、こんなに真剣に見入っちゃう事になり、なんなら涙も流しちゃうなんて、、、いやぁ〜映画って面白いですね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-27 18:23:28)(良:1票) 57.《ネタバレ》 うーん、つまらなくは無いですが普通のアクションSFアメコミ映画。 世界観やキャラクターは良かったですが、ストーリーの展開がちょっと雑すぎるという印象。 例えば、中盤ガモーラがポッドを破壊されて宇宙に投げ出されるシーンがあるが、 ポッドが破壊されたのにガモーラがほぼ無傷なのも、クイルが助けに出てポッドに戻らないのは2人は乗れないからという説明も、 位置を教えて十数秒でラヴェジャーズがやってくるのも、大雑把な展開だなとしか思えなかった。 あるいは、終盤ロケットがロナンに突っ込むシーンも直接乗り込めるのなら クイルたちがわざわざ遠いところから侵入して、敵を倒して二手に分かれて シールド解除して侵入…って一連の流れの意味は!?と盛り上がるよりも先に、疑問が出てきてしまった。 お手軽な大作娯楽映画としては許容出来る範囲ではあるものの ちょいちょい展開に上手く乗っかれないというか、引っかかる部分があるのが残念でした。 まあ、そういう大雑把なストーリー展開は、のめり込んでしまう盛り上がる要素が、何か一つでもあれば消し飛ぶのですが (パシフィック・リムでいう巨大ロボや、スターウォーズでいうライトセーバーのチャンバラ) 何か目新しいと言える要素は無いですし、アクションシーンやCG描写も最近のアクション映画では普通レベル。 世界観とキャラクターは良いとは思いましたが、細かい点を消し飛ばせるレベルでは無かったなと思いました。 【ポトフ】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-15 17:12:02)(良:1票) 56.《ネタバレ》 銀河から集まったアウトロー集団の大暴れを描く快作。 ダークで主人公がウジウジするようなアメコミは嫌だ、頭からっぽで楽しめるのが見たい!という面々が撮った痛快なカウンターパンチ。 それはかつての西部劇といった娯楽映画にも通じる流れ。 「真昼の決闘」という退屈なクソリアリズム西部劇は御免だよ、という人々に向けて撮られた痛快な傑作「ヴェラクルス」や「リオ・ブラボー」といった流れを思い出す。 ただ、最近のアメコミはダークさとツッコミどころにも溢れた従前たるアクション映画の傑作・良作の方が多い。数十年前より遥かに進歩している事は確かだ。 要は雰囲気の問題。 とにかく単純明快で楽しいのが見たいという人に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を全力でオススメします。 冒頭の病室における別れとレクイエム、膨大な過去が眠るであろう遺跡でダンス、そして踊るようなバトルとそれを盛り上げる“音楽”。 「キック・アス」にも参加したベン・デイヴィスの軽快なキャメラワークも良い。冒頭のお葬式ムードが嘘みたいに馬鹿馬鹿しくなっちまった(褒め言葉)。 時代を超える魂のリズム!クラシックが何百年の時を超えるように、音楽は時代を選ばないし、好きなものに過去も未来も存在しない。その人にとっての現在進行形。それは映画でもアメコミでもアニメでも、すべての娯楽に共通する醍醐味だ。 「スクービー・ドゥー」や「ドーン・オブ・ザ・デッド」の脚本・「スーパー!」を監督したジェームズ・ガンの演出は楽しい。 今まで参加してきた作品にあった暴力性(ヴァイオレンス)の快感。それを子供も楽しめる生粋のエンターテインメントに仕上げている。 クラシックとアクションが弾ける瞬間! 音楽とダンスは戦闘前にアドレナリンを高めるおまじない。俺には天国のママンがついているぜっ!アジトに殴りこんで獲物を奪い逃げていく見事さ、グリーン姉さん(検索する際は細心の注意を)の大立ち回り、刑務所での大騒ぎと大脱走、次々に増えていく面子。 最愛の人の手を握ってやれなかった幼き頃の悔しさ、今度はもう離さない!たとて氷点下の宇宙だろうと! え? 横でその他大勢の正義のために立ち上がった面々がアボーンしまくっているって? 主人公のスルースキルがありえないんだぜって? ここまでCG使うならいっそフルCGにしてくれた方が違和感なかったって? 細かい事は気にするな!ツッコミどころの多さもまた楽しんだもん勝ちの娯楽よぉ! ラストで“生まれ変わった”者が踊りあげる生命のダンスも可愛い&グッとくるじゃないか。 特に好きになったキャラは宇宙海賊ヨンドゥのオッサン。 地味に無双するわクイルたちの事も何だかんだ言って気にかけてくれる。 流石に原作漫画のモヒカン族(インディアン)スタイルはNGだったか。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-06-09 21:08:19)(良:1票) 55.《ネタバレ》 面白い!! この一言でいいんじゃなかろうか。小さい頃からこういう映画体験をしていると、映画を好きになるよね。とにかく展開が早い。序盤数分は設定がよく分からず、誰が誰だか何が何だか分からないままずんずん話が進んじゃうので、ノレないところもあった。だが、仲間が揃ってくる刑務所のシーンあたりからドンドン面白くなってくる。キャラクターが立っていて、少年漫画ノリ。70's中心の選曲も良い。デヴィッド・ボウイ、ランナウェイズ、10cc、マーヴィン・ゲイとか、極めつけにはアイウォンチューバック。これには、ノリノリな気分にされて、じーんときて、最後に笑わされた。 きっと、次回作では宇宙中がケヴィン・ベーコン兄貴のファンになっているんだろうな! 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-04-14 01:10:12)(良:1票) 54.ビジュアル的にも、能力的にも、マーベルヒーローの中では平凡な部類に属すると思います。しかし、チーム内の役割分担が明確で分かり易く(ヒーロー、ヒロイン、メカニック、怪力、オトボケ)、各キャラクターも際立っており、5人というメンバー数も丁度良いと感じました。メインテーマは“友情”でしょうか。クルードの最期の台詞にやられました。洋楽ナツメロも素敵ですね。今回はお披露目興行的な印象のお話。続編はもっと面白くなりそうな予感がします。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-10-30 20:59:06)(良:1票) 53.予告編の期待値の低さで見に行かないなーと思っていたが、巷での高評価を頼りに見に行った次第です。 結果は、最高に楽しかった!!! 危ない、こんな面白い映画、見逃すところだった!! 最初から最後まで、超ー楽しい~! スターウォーズをリアルタイムで見た人は、こういう感覚だったのかな~と感慨にひたるまでに。 でも、スターウォーズよりも、ずっとこっちのほうが大好き! キャラも全然こっちのほうがいいじゃん! 主役も軽いナンパ男でルークよりも魅力あるし、アライグマとハンソロは五分かな、グルートとチューバッカなら万能で超つよいグルートが上、そしてヨンドゥは比類なき魅力!超つええ~ 【kosuke】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-10-16 22:55:57)(良:1票) 52.《ネタバレ》 70年代懐メロとSFアクションの融合という技法は新鮮でとにかく楽しい! ダメキャラ5人(?)組が団結し、強敵に立ち向かうという物語の骨格はシンプルだからこそ、随所に散りばめられたチャレンジ精神が光る。コメディとドラマのバランスもよく、うまくハズしつつもきちんと伏線を回収し、物語の流れを損なわない演出技術は確か。正直、今回使用された70年代の「名(迷)曲」はよく知らない曲ばかりでしたが、それでも物語にしっかりハマってちゃんとこっちの気分を上げてくれるのだから見事です。むしろ、自分もよく知らない曲ばっかだった分、「Vol.2テープ」からのラストの(みんな知ってるアノ)2曲でガツ~ん! こういう憎い演出が随所に光ってて、まさに新感覚のSFファンタジーとして新しい流れを作るかもしれない。もちろん、物語的な突っ込みどころの多さ、物語がサクサク展開しすぎて「タメ」がない、5人があんまり極悪人に見えない、ハワード・ザ・ダック(苦笑)・・・などケチをつける箇所もあるけど、「ダークナイト」以降、リアル路線一辺倒だったアメコミ系大作の流れを変える可能性を秘めた快作。本国では興行的にも成功したみたいなので、次作では、ジェームス・ガン監督のカラーをもっと押し出して、これぞ新世代スペースオペラだ、というのがもっと見たい! 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-10-10 06:13:43)(良:1票) 51.CGがすごいですね。そこを見るだけでも価値があります。ただ、ストーリーが弱く、シリーズ化をねらって作られているため、各キャラクターの説明や背景が中途半端で、この映画だけで完結していません。アクションはそれなりに楽しめますが、そこを売りにできるかといえば、そこまでじゃない。コミックが原作みたいなので、そっちを知っていれば、もっと楽しめたのかもしれません。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-09-26 18:12:50)(良:1票) 50.IMAX-3Dにて鑑賞。舞台の高さや広さを活かしたアクションや、無数の戦闘機が入り乱れるドッグファイト等、3D効果を狙った見せ場が多く、3D料金を払う価値が充分にある映画でした。。。 この映画の構成は抜群に優れており、マーベル・シネマティック・ユニバースに属する現行10作品の中では、もっともよくまとまった作品だと思います。それぞれに複雑なバックボーンを持つヒーローが5人もいる。彼らは根っからの善人ではないため戦いに参加するだけの動機を与えてやる必要があるし、敵組織も味方となる勢力も一枚岩ではない。おまけに、どちらの勢力にも属さない謎の宇宙人までが登場する始末。これだけ複雑な情報を観客に伝えながら、抜群のタイミングで見せ場を入れつつ、主人公たちの友情物語も無難にまとめる。よくぞこれを2時間程度でやりきったものだと感心しました。。。 ジェームズ・ガンは『スクービードゥー』や『ドーン・オブ・ザ・デッド』の脚本を手掛けた経験はあるものの、ハリウッド大作の監督を務めるのは本作が初。直球勝負の純粋娯楽作を撮った経験のない監督が本作をどう味付けするのかには関心があったのですが、クライマックスに向けて舞台を大きくしていくという見せ場の配分や、ピンチの中で味方の救援が駆けつけるタイミングの絶妙さなど、恐ろしく熟れた仕事ぶりを見せています。これだけ器用にやれる監督はそうはいません。。。 とはいえ、このバランスの良さが時にアダともなっています。善人ではなかった5人が正義に目覚めたり、友情を大切にしたりといった展開はハリウッドの王道すぎて、ドラマとしての面白みに欠けます。また、「毒を持って毒を制す」がコンセプトの企画ながら、主人公たちの悪の面が強調されていないことにも不満を覚えました。無味無臭の標準的な娯楽作に徹しすぎているのです。前作『スーパー!』ではヒーローものをバラバラに解体し、物凄く気味の悪い形で観客に提示してみせたジェームズ・ガンが、ここまで大人しいものを撮ってどうするんだという気にもなります。続編こそは、もっとヤンチャで、もっと挑発的なものを期待します。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-09-19 00:22:10)(良:1票) 49.《ネタバレ》 予告編の印象から、もっとバカっぽい映画かと思ってたらとても熱く燃える映画でした。 まるで統一感のない魑魅魍魎状態のキャラ達が支離滅裂、ドタバタなところから銀河を守るって共通の目的でぐわーっとまとまってゆく、その熱さ。 アライグマとか木人間とか、ネタにしか思えないじゃないですか。だけどこれがちゃんと熱いの、感動させるの。 主人公にしても、冒頭の母に対する想いがちゃんとクライマックスからラストで回収されて、カセットテープに収録された全編を彩る懐メロの意味にも感動して。 VFXを駆使した燃えるシチュエーションの戦闘シーンもたっぷり、飽きさせるようなヘタな脇道もなく、混ざり物だらけのように見えながらとても純度の高い娯楽映画なのでした。 こういう、作ってる人間が「こういうのがやりたいんだ!」っていうのがハッキリ見えてくる映画はいいなあ。 【追記】4DX版見てきました。やっぱりドッグファイトとの馴染みは最高です。画面に合わせて前後左右にガンガン揺さぶられる状態は臨場感抜群で突入シーンでの盛り上がりがこれ以上無いってくらいな高揚感。一方で格闘シーンなんかは微妙かも。三人称視点のもの1つ1つに衝撃を与えてる状態ってワリと不自然。水や風はそこそこ、光や煙の演出は蛇足っぽく、シャボン玉は上手く画面に合って。でも、何と言っても「泣かせる揺らし」があるのがこの映画での4DXの最大の特徴かも。『スター・ツアーズ』にだって「泣かせる揺らし」ありませんものね。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 10点(2014-09-14 19:46:45)(良:1票) 48.主人公が古臭いウォークマンを取り出し70年代のヒット曲を目一杯流しつつ、荒廃した惑星を探検する。このオープニングシーンが先ずアガる。 ただ一方で、自分自身がもっと70年代のヒットチャートに造詣が深い趣向や世代であれば、もっと幸福な「体感」としてこの映画は記憶されるだろうなと、少し残念にも思えた。 娯楽映画として全く申し分はないのだけれど、生じた高揚感がスペシャルなものにならなかったのは、そういう世代差的な要因は大いにあるように思える。 「アベンジャーズ」と世界観を共有するマーベルコミックの新シリーズだが、主要キャラクターにおいて、スター俳優の「出演」はほぼ無い。 ただ登場するキャラクターは総じて魅力的で、決して番外編的なストーリーラインではないと感じた。 キレッキレのブラッドリー・クーパーのアライグマぶりに燃え、セリフが”2パターン”しかないヴィン・ディーゼルの大木野郎ぶりに泣けた。 “腰フリ作戦”で宇宙を救うという「愛嬌」は、この新ヒーローたちに相応しい愛すべき英雄像であり、ふざけてはいるけれど素直に胸熱だった。 ただし、善玉も悪玉もキャラクターが総じて魅力的な分、彼らのバックグランドや互いの関係性の描写が少々物足りなかったことは否めない。 実際、意識的に描き残しているキャラクター描写もあったと思うので、今回の物足りなさについては次作に期待したい。 そして、彼らが今後「アベンジャーズ」にどう絡んでくるのかも、期待大だ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-09-14 09:14:17)(良:1票) 47.3Dで見ました。さすがの迫力とスピード感でした。 主人公のキャラもストーリーも馴染みやすい、いい話なんです・・・ 映画にムチャクチャ詳しくも無い私でさえ、最初から最後まで、ほぼすべてのシーンで先が読めてしまいます。これって決してオーバーな表現ではないと。 この映画は、ターゲットをどこにおいているのでしょうか。 【たかしろ】さん [映画館(吹替)] 5点(2014-09-05 16:07:41)(良:1票) 46.《ネタバレ》 【MCU:エンドゲームまで完走済】 「俺が!俺たちが、グルートだ!」 インフィニティストーン絡みでMCUに属してはいるが、単品として見てもいい作品。 登場人物が割と多いのにキャラが立っているので、理解が難しいところは無い。 その分、淡々と自己紹介のシーンが続いてしまう。心に残るシーンも少なめ。 人型生物の肌色がカラフルな上、人外や機械化済も様々で、さながらゲームの映画化。 GBのSa・Gaシリーズにサガフロンティアをぶち込んだかの様なカオスっぷり。 所謂『善い人』は居なくとも、基本『憎めない奴』ばかりで気分は悪くならない。 しかしアメリカ映画のお約束、キレイ所のヒロイン役が赤・緑・青と分散。赤は爆散。 笑顔がチャーミングな青いモヒカンの子がヒロインってことでいいんですかね? 「スターロード」の通り名を覚えてもらえて嬉しそうな主人公もキュート。 古き良きジャクソンの歌声に+2で7点。 【マダオ馳夫】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-04-02 18:28:45) 45.《ネタバレ》 レビュー漏れでした。 マーベル時系列鑑賞中、キャプテンアメリカウィンターソルジャー ~ 本作 ~ 本作リミックス 実は時系列視聴する前に観ていましたので再鑑賞ですね。 新シリーズかと思っていましたら関連作品だったんですね。 軽いノリだけど対峙する敵はとてつもなく強大でバランス悪そう、わちゃわちゃしてるのが楽しめます。 ウォークマンのテープで流す最強ベストが良いね、実の所世代ではないので知らない曲ばかりだけど、どこかで聞いたことはありそうな曲で馴染み感があり引き込まれます。 【ないとれいん】さん [3D(吹替)] 8点(2023-12-11 11:54:14)
【点数情報】
【その他点数情報】
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