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イン・ザ・ヒーロー

2014年【日】 上映時間:124分
アクションドラマコメディカンフー特撮もの
[インザヒーロー]
新規登録(2014-09-28)【こんさん99】さん
タイトル情報更新(2021-10-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2014-09-06)


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監督武正晴
助監督滝本憲吾
演出竹田道弘(アクションコーディネーター)
キャスト唐沢寿明(男優)本条渉
福士蒼汰(男優)一ノ瀬リョウ
黒谷友香(女優)大芝美咲
寺島進(男優)海野吾郎
日向丈(男優)森田真澄
及川光博(男優)西尾俊久(友情出演)
小出恵介(男優)門脇利雄
杉咲花(女優)元村歩
和久井映見(女優)元村凛子
加藤雅也(男優)石橋隆生
松方弘樹(男優)松方弘樹(特別出演)
小宮有紗(女優)桜場祥子
新堀和男(男優)忍者
小宮孝泰(男優)
竹田道弘(男優)
脚本李鳳宇
作詞吉川晃司「Dream On」(ワーナーミュージック・ジャパン)
作曲吉川晃司「Dream On」(ワーナーミュージック・ジャパン)
主題歌吉川晃司「Dream On」(ワーナーミュージック・ジャパン)
串田アキラ「神龍戦士ドラゴンフォー」テーマソング「誰も知らないヒーロー」(ワーナーミュージック・ジャパン)
撮影木村信也
製作木下直哉
遠藤茂行
東映(Team REAL HERO)
読売テレビ(Team REAL HERO)
木下グループ(Team REAL HERO)
企画李鳳宇
プロデューサー李鳳宇(エグゼクティブプロデューサー)
配給東映
美術中澤克巳
衣装江川悦子(マスクスーツ製作総括)
録音松本昇和
照明尾下栄治
その他柏原寛司(劇中使用作品 1979年~1980年放送「探偵物語」第19話「影を捨てた男」脚本)
小池要之助(劇中使用作品 1979年~1980年放送「探偵物語」第19話「影を捨てた男」監督)
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【クチコミ・感想】

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13.《ネタバレ》 東映という会社は、本当に凄いなーと最近思う。
この勢いで、本格的に日本映画を席捲して欲しい。

観たのは――イン・ザ・ヒーロー。

ずっと前にBlu-rayを買ってたが、全然観ないままだった。
厳密に言うと…アレだ。
前の会社で、隣で知り合いが観てたのを斜め見したけど…それで「観た!」とは言えんしね。

まず、感想としては「キャスティングが最高!」と思った。
それも、日本映画じゃ最高級に素晴らしいと思う配置。
いや、最高なのは「豪華」な俳優陣って意味じゃなくて…言わば「役柄がバッチリとフィットしてる」俳優陣って意味。

それと、ヒーロードラマの創り方や、制作の仕組みが分かり易く、解説されてたのも興味深い。

四苦八苦するスタッフを観ながらも「こういう感じで撮ってんのだね…」と、軽ぅぅぅぅく知ってはいた撮影風景だったけど、久しぶりに再確認できた。

そして、アレだ。
彼らの仕事っぷりから、昔から仲良くしていた人達を想い出す…。
当時、モーション・キャプチャーをして貰いながら「スタントマン」や、「アクション指導」をしていた方々だ……まぁ、何かの迷惑になると嫌なので、敢えて名前は出さないようにするけど……あの人らは日々すっごく鍛えている日々を送っている。
年齢を感じさせない動きが本当に素晴らしかったし、それを彷彿させた映像の数々。

いやー、創ってた「北斗の拳」を想い出すなぁ…。

そして、何より…この映画は「ヒーローを製作するドラマ」ではあるが…業種は違うと言えど、自分の働いてるゲーム業界にも通ずるものが確りとあった。
年齢も50代を迎えて、人生を振り返って生きてるなら…また、挫折したり、人生でショックな出来事が、少なからず有るならば、残酷にもガンガンに突き刺さるだろう…業種を問わずに。

――人生の出来事を後悔するか?

――それとも死ぬまで突き進むか?

そこは人それぞれだけど…時おり胸に刺さっただろうタイミングを想い起こせると思う。
この作品で残酷にも、ただ美しかった「こんな事があったなぁ…」って想い出がさ。

さて、素晴らしきキャスティングについて。
中でも、唐沢寿明が演ずる本条渉が、福士蒼汰演ずる一ノ瀬リョウに述べた言葉に強く共感する。

仕事ってのは、アレだ。
例え、部分的な担当だったとしても「全体を掴む事で、全てが理解できて完成度が向上する。」……それってのは俺の大事にしてる強き持論。
殆どの人間はそれを効率や、時間的な不都合で避けているが、俺は絶対に徹底したいと常に考えてる。

あ、ただ……その考えがあっても、上には教えて貰えない場合が(不幸にも)多分にある。
更には、「秘密保持」とか「仕事の優先順位が激しい人」も居るだろうけど…。

そして、その想いを体現するキャストが本当に「いい味」を出してたし、愛しき熱を持った面々だった。

主人公の唐沢寿明は勿論の事、リーを彷彿するあの動きと佇まい。
更には、仮面ライダーフォーゼでも素晴らしい身体能力を見せてくれた福士蒼汰も。
寺島進の出現シーンも(笑ったけど)納得できたし、黒谷友香の張り切り度合いも素晴らしかった。

松方弘樹も久しぶりに観たけど、やっぱ場が締まるねぇ…凄い貫禄だな、と改めて驚嘆した。

あと、アレ!過去、最高に好きだった和久井映見が(個人的に)心をメチャクチャに引っ張られる配役だったし、何よりも素晴らしい演技。

そして、釣りキチ三平に続いて、小宮孝泰が好い味を出してた。

いや、想えばアレ!
これは映画クリエイター版「蒲田行進曲」だね。

ただ、本物の蒲田行進曲と同じで「完成された映画の評価」が出てこないのが若干切なかったりした……まぁ、自分も一応クリエイターなんで、そこが気になったのかな…と思ったりすんだけどね。
俺的には、アメリカン・グラフティのように、軽く各自の「その後」のヒストリーが出る方が好きかな……と思うが、此処に関しては人それぞれだろう。

ともあれ、胸に刺さった。
そして、仕事人の心意気も観せて貰った。
この仕事こそ、まさに最高の仕事だった…と思う。

さて、作品でヒーローが胸に入った。
キッチリと胸に刻まれた。
そして、今週の金曜日に、シン・仮面ライダーの券も入手!
なら、次は新しいヒーローを胸に入れるだけだ。

俺の胸にイン・ザ・ヒーロー。


それが一番大事だ。


. 映画の奴隷さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2023-03-15 14:19:39)

12.《ネタバレ》 ストーリーもしっかりしているし、アクション自体はとても良かったけど、劇中劇としてこの長廻し撮影内容が劇場公開に向けて編集されたとして、どれだけのインパクトを持ったアクションシーンの作品になるのか?そのあたりまで見せてほしかった。 リニアさん [映画館(邦画)] 5点(2018-08-18 03:15:16)

11.《ネタバレ》 なんか全体的にダサい、イタイ、サムイ演出。笑いが滑ってるし、なんでそんなBGMつけるん?て思うし。
どういう狙いなのかいまいちよくわかりませんでしたね。CGなしワイヤーなしのアクションとか言うて、普通に使ってましたよね(笑) あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-03-18 21:37:11)

10.《ネタバレ》 唐沢さん好きです。過去にご本人も(寺島さんもでしたよね?)スーツアクターをされていたという事で番宣も含めて作品への意気込みは感じました。しかし、、、ハリウッド映画っていう設定がどう見てもB級C級レベルの雰囲気だし、例のシーンがワンカットはあり得ない。見せ所の飛び降りシーンがあっさりしている上にCG処理が下手過ぎて萎える(あれだったらスローのアップの方がベタだけど良かったかも)し、あんなに燃えるならワセリンか何か防火剤塗りまくるの知ってると萎えるし、奥さん飛び込む前に救急隊用意してるだろうし、いろいろ突っ込みどころありすぎて、そこまでの緊張感が残念な事になってしまった、私的に。あと挿入歌が主張しすぎてたなぁ。全体的に金をかけた映画サークルの文化祭作品の様な感じに見えた。『蒲田行進曲』っぽいですが、あちらは思い切って舞台構成にしたのが吉に出ていた。こちらはスタントさん含む演者さん達には文句はなく、スタッフサイドのセンスの問題でしょうなぁ。 movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-04-08 22:01:33)

9.《ネタバレ》 日本映画に外人俳優が出てくると、とたんにうさん臭くなるのはなぜだろう?もう少し、演技力のある外人俳優はいないものなのか?とはいえ、福士蒼汰も唐沢寿明もいい感じでした。皆さんが書いているように、前半と後半で主人公が変わっちゃってるのがもったいない。福士蒼汰にも後半の見せ場があればよかったのに。 木村一号さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-11 12:25:22)

8.《ネタバレ》 クライマックスの妥協が作品として致命的な欠陥になってしまっていて、傑作になりそこねた作品。主人公二人が互いに刺激を受け合いながら、織りなされる物語はベタでありながら、非常に熱い。中盤のトレーニングシーンで、メキメキ成長していく一ノ瀬くんの姿を観ているとなんだか涙が出そうになった。
しかし、日本で「ワイヤーなし」「CGなし」「1カット」ですさまじいシーンを撮ろうとする映画監督が、もともとの役者に逃げられ、本城に白羽の矢を立てる。ここまでの展開も完全に予想通りでしかないんだけど、物語の積み重ねも丁寧なので、出演を決意するまでの流れもまたグっとくるものがある。スクリーンのこちら側ではクライマックスシーンへの期待値がドンドン上がるわけだ。
どこまでマジモンのアクションを見せてくれるのか、と。で、蓋を開けてみたら 興ざめ!!!! の一言。
まず、一番大事な落下シーンがめっちゃ不自然なCG。そこは見せ方でなんとかならなかったのか。そこからのアクション(殺陣)はカッコいいし、松方さんも素敵だし、熱いんだけど、そのシーンのガッカリ感を引きずってみてしまったので、ほんとうに残念。火矢をバシバシ撃たれたりもするんだけど、これもヘタクソなCG。炎上するお城もCG。 極めつけは、あからさまなワイヤーで敵が吹っ飛んでいく。なんなんだコレは。
監督の言ってることと間逆な撮り方をして、結局、監督はほとんどのシーンで妥協しちゃいましたっていうオチだったのか?感動を呼ぶ熱いアクションをしてる唐沢さんや、大勢の役者に失礼じゃないか、こういう撮り方は。
こんな誤魔化しは絶対ダメ。
できないなら、こんなハードルのあげ方は最初からすべきでなかった。仕事に命をかけることが素晴らしいみたいな精神論よりも「アクションは1人ではできない」というメッセージを活かし、今までともに仕事をしてきた仲間たちが、一見不可能な演出を本物に見せるべく知恵や技術を振り絞るような流れでラストに向かえば良かったのに。ああ、勿体ない。 すべからさん [映画館(邦画)] 6点(2015-04-10 01:27:18)

7.思っていたのとちょっと違った。縁の下の力持ちであるスーツアクター。そのスーツアクターの活躍をもっと愛情たっぷりに描いていると思ってた。ところが、やれハリウッドだの、やれ名声だの、やれ出世がどうのと、なんかまるでスーツアクターが踏台みたいに扱わられていて、あまり良い気にはなれませんでした。他の方々は違うかもしれませんが、私にはそう感じました。ハリウッドとかそういったのを出さないで、日本の特撮現場だけで作って欲しかったな。仮面ライダーやウルトラマン、特撮番組全盛期を幼少期に過ごした身としては、その方がグッときたかも・・・。




















Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 4点(2015-03-07 08:08:39)

6.《ネタバレ》 この映画にもスーツアクターがいます。彼らの顔は知らないのですが、映画に顔は出たのでしょうか。最後の立ち回りにひっそり出たのかもしれないし、やっぱり黒子に徹していたのかもしれない。こういう映画だからこそ、どっちであったのか気になります。
スタントマンの存在って幼少の時からわかっていたのですが、スーツアクターって正直意識したことがありませんでした。デパート屋上のヒーローショウの中の人でなくプロとしての意味です。映画の見方が広がった気がします。
最後に唐沢寿明のかっこよさにしびれました。ああいう大人(おっさん)になりたい。 へいすけさん [映画館(邦画)] 7点(2014-12-02 21:15:40)

5.《ネタバレ》 わかりやすい展開、主張・思い、そして映画製作の舞台裏というわかりやすい設定なので安心して見ていられました。細かいところを詰めて行けばもっと良い映画になったと思いますが、①主人公と妻との関係がちょっとぞんざい(娘との関係は良い)、②福士君が最後の立ち回りに絡まないのは残念で彼の改心を生かして欲しかった。 でもスーツアクターの思いや舞台裏に陽を当てるというのは伝わりましたヨ。 Banjojoさん [映画館(邦画)] 6点(2014-11-03 18:56:38)

4.いやー楽しめました。鎌田行進曲と似たような話なのですがキャラもわかりやすく肩こらずに観れる映画でした。この手の映画は何もかもハッピーエンドが良いですね。 東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 8点(2014-10-04 17:13:18)

3.《ネタバレ》 普段日の当たらないスーツアクターという職種に光を当てた作品ということで、同時期に公開されていた『太秦ライムライト』(こちらは時代劇の斬られ役)と似たような印象を受けた作品でした(奇しくも両作品に松方弘樹が同じような役どころでカメオ出演しています)。話の方は、何の衒いもない、まさに「王道」の作品。決してつまらなくはありませんが、面白い!という訳でもなし… 安心して見られる一方、サプライズもありません。さすがにスタントなしのワンカットCGなしであんなに無茶な撮影にこだわる監督というのは、嘘くささが否めず、主人公を活躍させるためのご都合主義としか見えませんでしたが。芝居の方は…福士くんの役はかなり紋切り型で作為的でしたが、そこそこ似合ってました。黒谷友香の方は若干がさつさを強調しすぎで、やや不自然だったかな…加藤雅也は、自身は嫌な役にぴったりハマっていましたが、そもそもこの役、要るのかな…? 蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 5点(2014-10-04 07:54:08)

2.《ネタバレ》  スーツアクターに対する愛、終わってみると、そこだけな映画って気がしてしまって。

 まず紋切型な展開の序盤、湿った感じで火が付くまでにやたら時間がかかります。日陰の身であるスーツアクターの悲哀と魅力とが描かれている、のはいいのですが、判りやすい悪役を設定する事で良い人々を描くのはかえってノッてゆかないんですよね。ダサさを冷めて見ちゃう。

 中盤、悪役が改心して群像劇になってゆくと俄然面白くなってゆきます。それぞれのキャラが立って一人一人が魅力的な存在になって。で、このままクライマックスに向って一気に突っ走ってくれると良かったのですが・・・

 結婚式の夜のシーンが終わるとそこまでの流れがパタッと止まって主人公のパーソナルな映画になります。ここからがクライマックスという事なのですが、まータメるタメる。二度も延々スローモーションでタメるシーン入って映画のテンポめためた。
 で、そこまでして勿体つけてタメた末のクライマックスが「それはネタか?」という。「ワンカット長回しでCG使わずに撮るアクションシーン」という設定を、カット割りまくりのCG使いまくりで描いてくれます。「そんな拘りは重要ではないんだよ」って言いたいのならば、それだけ説得力のある画が必要だと思うのですが、そこまでのものは、いや、それ以前の戦隊モノのアクションシーンのキメポーズまで含めて、無かったように思えるんですよね。

 第一「ハリウッド映画」の描写がめちゃくちゃ。死亡する危険性の高いスタントを無理矢理やらせるようなハリウッド映画がどこにありますか? アクションシーンのワンカット長回しに固執するハリウッド監督がどこにいますか? アクションシーンを長回ししたって『幕末高校生』のクライマックスみたいなアレな事になるだけですがな。「ハリウッドに日本のアクションの意地を見せてやる」って言ったって、そのハリウッドがニセモノ丸出しじゃあ情けなくないっすか?

 登場人物はみんな魅力的だったのですから(いや、及川ミッチーに与えられたあまりに愛のない悪役っぷりは酷かったですが)、あまり無理をして虚勢張ってデカいホラ話にするんじゃなくて、もう少し身近な親しみのある範囲での話でまとめた方が良かったんじゃないかなぁ。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2014-09-30 22:51:39)

1.《ネタバレ》 観客の心に残るアクションを見せたいと願いつつ、観客から顔が見えないヒーローの着ぐるみの中で頑張るおじさんたちの物語。ちょっと安直な展開になったりするけど、一つの事に愚直なまでに情熱を燃やす人たちが織り成すドラマは、なかなか良いもんです。
ジャッキー・チェンの映画じゃないけど、ラストのタイトルバックでこの映画のアクションを担当したオフィスワイルドがこれまでにやってきたスタントシーンを見ることができます。いやぁ、映画ってほんとうにいいもんだと思わせてくれる作品でした。 こんさん99さん [映画館(邦画)] 7点(2014-09-28 19:16:10)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 5.69点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
4323.08% line
5430.77% line
6215.38% line
7215.38% line
8215.38% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review4人
5 感泣評価 6.50点 Review4人

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