みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 ウェイン・ワン監督の「SMOKE」が大好きで、公開前からかなり期待をしておりました。しかし、このガッカリ感はなんだろう、まさかのサスペンス映画でございました、、。 映画は、西島秀俊さんが走って、走って、走りまくります。サスペンス映画らしからぬ、身体的な「動き」があって、狙いがよくわからない感じです。 時折、得体の知れないリリーさんが登場しては、楽しい雑学集を語ります。特に「バカ殿様」のエピソードが面白い。何もせんでも女をホイホイ与えられていたから、昔の殿様たちは頭が退化していて、みんなバカ面してよだれをたらしていた。 (だったかな?) それはつまり、お前はそうなるな、って遠回しに言ってるんでしょうけど。男だったら走り回って、自ら女をつかまえろ。そして、ようやく「While The Woman are Sleeping」 女が眠っている時こそ、男は爪を研ぎすませ、てこと。でも、彼のように行き過ぎるあまり、気づいたら盗撮やストーカーじゃあ、シャレにもならんぞ (笑) 総括。 役者はよい。 官能的な雰囲気もよい。 フランソワ・オゾン監督の「スイミング・プール」を意識しまくりです。 そして、、邦題がダサい。 (これ、直訳じゃなくてもよかったんじゃ・・汗) 【タケノコ】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-03-05 02:27:41) 2.《ネタバレ》 たけし主演となってますが作家役の西島が主役ですね。なんでこんなトコに気を使ったのか分からないな。 リゾートホテルに滞在する作家夫婦とプールサイドで見かけた異様な雰囲気の年の差カップル。カップルに興味を持った作家は徐々に自分を見失っていく。たけしは全てを見据えているような怪物性と狂気を見せ、西島秀俊は魅了され翻弄され不安定になる作家を好演し、小山田サユリはスランプ作家な夫を支えている強い妻を好演していた。忽那汐里は幼児性というか少女を感じさせる若い子として欲しかったんだろうな、と思ったけど合ってない気がしたな。 現実と妄想を織り交ぜながら進む構成となっていて、どれが現実でどれが妄想なのか判別しづらく観客にゆだねる作り。これだけモヤモヤだと「これはそもそも全てが作家の新作なのかな?」とか「スランプ作家の旦那を発奮させるために嫁が仕組んだら妙な方向へ行っちゃったのかな?」とか登場人物の目線でいろいろ想像できますね。まあ雰囲気は良かった。こういうアートな作風は海外でウケるんだろうな。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-02-28 19:01:03) 1.《ネタバレ》 ビートたけしを始めとして新井浩文や渡辺真起子に至るまで、クセのある俳優がいかにもクセのある達者な芝居を展開する。 リリー・フランキーなどにしても、如何にもリリー・フランキーらしい粘着質の造形によって凄みを見せつけている。 いずれのキャラクターもその身振りと表情の中に狂気の片鱗を覗かせ、それがサスペンスを形づくるが、 俳優陣のいつも通りハイレベルな狂気演技の安定ぶりが少し物足りなくもある、というのは贅沢な不満か。 窃視のサスペンス。そして覗いていたつもりが、いつの間にか覗かれる側になっていたというサスペンスに否応なく引き込まれる。 快晴から曇天へ、そして土砂降りの嵐へ。天候の変化もまたドラマの不穏な空気を良く演出している。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-02-27 23:00:16)
【点数情報】
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