みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
55.大味である。真っ当なオトナが観る映画としては、馬鹿馬鹿しくて、粗いことは間違いない。 だがしかし、「そんなことどうでもいい!」と思えるくらいに、鑑賞中の多幸感が勝った。 それが、「ID4」の20年来の大ファンにとっての正直な気持ちである。 “あの独立記念日”を祝い、20年の歳月を経て、再び人類が滅ぶか否かの“独立記念日”を迎えた登場人物たちの「人生」そのものを思い、涙が出た。 誰がなんと言おうと、20年前の愛すべきSF超大作の、“愛すべき続編”だとまず断言したい。 何と言っても、20年前の独立記念日に世界を救った者たちの傍らに寄り添っていた子どもたちが、成長し、父親の後を継ぐかのうように世界を救うという、良い意味で恥も外聞もないベタな設定が「ID4」の大ファンとしてはたまらないのだ。 そう「ID4」という娯楽大作の最大の醍醐味は、そのベタさであり、王道っぷりであり、世界中の映画ファンが一度は憧れた「アメリカ万歳!」という精神なのだと思う。 前作が公開された1996年当時にして、「この映画は20世紀最後の幸福なアメリカ万歳映画」と評されていた。 それから20年、自身が巻き起こした世界の混迷とともに、かの超大国の世界的な権威は下降の一途を辿っている。 昨今の世界情勢を“普通”に捉えられている者ならば、冗談でも「アメリカ万歳!」などとは言えないのが実情である。 ただし、それは=それを決して言いたくないということではない。 世界中の多くの人たち、特にかつてアメリカという大国に対して何かしらの“憧れ”を抱いた人たちは、アメリカが再び真の意味で世界的な権威を取り戻すことを心の底では願っているのではないか。 ローランド・エメリッヒというドイツ人監督が生み出す超大作は、冒頭に記した通り、いつも大味で馬鹿馬鹿しいけれども、そういった拭い去れない“かつての憧れ”に対する思いが溢れている。 だから僕は、同じ思いを持つ者の一人として、この監督の作品を決して嫌いになれないのだとも思う。 1996年公開の前作も、大ヒット作品ではあるが、世間的には決して手放しで褒め称えられた作品ではなかった。 ただし、好きになった者の愛着の強さは、他のSF超大作に比べても類を見ないものだったと思う。 それはどうやら出演者たちにとっても同様だったようで、多くの主要キャストの続投に表れている。 “20年ぶりの続編”において、登場人物たちの再登場こそが、最大の娯楽性であることは間違いない。 ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマンら主演キャストは勿論、ジャド・ハーシュやヴィヴィカ・A・フォックスら脇役陣もしっかり登場し、それぞれが、泣きどころ、笑いどころの見せ場を与えられていることが嬉しかった。 ウィル・スミスのキャスティングが叶わなかったことは残念だが、もはや大ハリウッドスターの彼が出演してしまうと、群像劇のバランスが崩れ、作品のテイスト自体に影響が出てしまっただろう。 彼が演じたヒラー大尉の成長した息子を主役級に配したことで、映画世界の中で世代が受け継がれていく様が鮮明になったとも思う。 受け継がれるといえば、ビル・プルマン演じるホイットモア元大統領の愛娘の凛々しく成長した姿も忘れてはならない。 前作での最大の落涙ポイントは、大統領夫人の死去シーンである。愛する妻を亡くし、悲しみの淵に沈みつつ、「ママは眠った」と幼い娘を抱き寄せるホイットモア大統領の姿は涙なしでは見られない。 そして、当時は母親の死を理解しきれない幼子だった娘が、今作において父の跡を継ぐようにパイロットとしてエイリアンに向かっていく様は、なんとも感慨深い。 一方でもっと登場させてほしかったキャラクターもいる。 前作において主役級の3人以上の“ヒーロー”であったケイス飛行士の子どもたちは、是非とも登場させて欲しかった。 またロバート・ロッジアが演じたグレイ将軍の登場シーンは嬉しかったが、それならばジェームズ・レブホーンが演じた途中解任された国防長官も1カットでもいいので登場させてあげてほしかったと思う。 そして、ヒロインの一人だったデヴィッドの奥さんは何処に行ってしまったのか……。 とかなんとかと、マニアックな“ほじくり”が尽きないのは、やはり僕自身がこの続編を充分に“堪能”したことの表れだと思う。 どうやら、今作の成功いかんで「3」の製作が決まるらしい。 今作のラストで触れられているように、今度は逃げるエイリアンの尻を追って更に馬鹿げた大風呂敷が広がっていくことは明らかなようだ。 仕方がない。大いに期待しよう。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-07-18 19:19:48)(良:3票) 54.《ネタバレ》 IMAX3Dにて鑑賞。 一足先に公開されたアメリカでは評価、売上ともに振るわなかったため、さほど期待せずに見たのですが、それでも落胆させられるほど酷い出来でした。ウィル・スミスは「5,000万ドルくれれば出るよ」なんて言って、まぁFOXが飲みようのない条件を出して本作への出演を辞退したわけですが、これは断られて当然の内容だったと思います。 舞台は前作から20年後。すなわち、映画の世界でも現実世界と同じ時間が経過しており、「もし1996年に宇宙人に襲われていたら、2016年はどのような世界になっていたか」というパラレルワールド的な楽しみのある設定なのですが、エメリッヒはそうした遊びを追求していません。前作で倒した宇宙人のテクノロジーを拝借して大気圏を飛び出す技術が進んだことと、武器が火薬からビームに変わったこと以外には特段の変化がないのです。あれだけショッキングな事件を経験したにも関わらず人々の意識はさほど変化していないし、がれきの山からの復興に人類は大変な苦労をしたはずなのに、そうした歴史をまるで感じさせられません。これではSF映画として失格でしょう。だいたい、大都市を狙い撃ちされて多くの人命を失ったにも関わらず、依然として大都市密集型の文明を継続しているとか、もうバカかと。 二度目の侵略が始まるかもしれないという前兆が見られ始めても人類のリアクションは少なく、パニック映画としても失格です。月に球体UFOが現れてもさほど驚くことなく、「撃ち落としたからよかったよかった。それよりも式典が大事」という素っ頓狂な反応を見せます。1996年に滅ぼされかけた経験は全人類にとってのトラウマになっているはずであり、20年ぶりのUFO再来は、人類は依然として宇宙戦争という宿命から逃れられていないことを想起させる重大事件だったはず。にも関わらず、それがアッサリと流されたことには大変な違和感を覚えました。 襲来してくるUFOは前作以上に巨大化しており、今回は大陸サイズのマザーシップが北半球をスッポリと覆ってしまいます。大きいことは良いことだというエメリッヒイズムもここに極まれりという感じですが、さすがにこれはやりすぎデカすぎ。そもそも資源の採取がこのエイリアン達の目的だったのに、これだけデカイUFOを作れるなら資源に全然困ってないだろと、根本的な部分でツッコミを入れたくなってしまいます。 第一波の攻撃を受けた後、敵の戦力をまともに分析せずすぐに大規模な反撃を仕掛けて貴重な残存兵力の大半を失うという、1996年と同じ失敗を今回も繰り返すアメリカ政府の大バカぶりには参ってしまいました。ま、エイリアン側も良い勝負のバカさ加減で、戦略的にまったく無価値なスクールバスを全力で追いかけるクィーンエイリアンの間抜けっぷりには呆れてしまいました。マザーシップを潰されるとシステム全体が停止するというバカ丸出しなエイリアンのシステムは今回も健在であり、だったらクィーンは絶対安全な場所に温存しておき、前線に行かせるのは兵隊アリだけにしておけよとか、アタッカーにコクピットがついている以上はパイロットが操縦しているはずなのに、クィーンを倒された瞬間にノーマットを焚かれた蚊の如くボトボトと墜落するのはおかしいだろとか、ツッコミどころ満載で見せ場にまるで集中できませんでした。 登場人物は増えているのですが、新規に追加されたキャラクターはことごとく魅力を欠いており、存在意義が不明なキャラクターまでいる始末。特に問題に感じたのは、クレジット上はトップに来るリアム・ヘムズワース演じるジェイクで、無鉄砲なエースパイロットという立ち位置は前作のヒラー大尉のポジションを引き継ぐものですが、本作にはもう一人の主人公としてヒラーの息子・ディランが登場する以上、ディランこそがその役割を担うべきでした。にも関わらずエースパイロットとしてジェイクが登場したことから、ディランとジェイクがお互いのポジションを食い合うという事態が生じているのです。立場の重複は他にも見られ、ホイットモア元大統領とオークン博士がエイリアンとの交信者役を同時にやっていたり、レヴィンソン博士とマルソー博士が共にエイリアンの計画を解き明かすブレーンのポジションにいたりと、無駄なキャラクターがやたらと目につきます。 本作を見ると、過不足なく揃えられたキャラクター達を通して地球侵略という大きな題材を破綻なくまとめてみせた前作が、いかによく出来た映画であったかがよく解ります。本作はさらなる続編を匂わせて終わりますが、さすがにもういいです。また、不自然な形で中国人キャストをねじ込んできたり、何の前触れもなく突然舞台が中国に移ったりといった、最近のハリウッド大作で頻繁に見られる中国ヨイショもいい加減にして欲しいと感じました。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 2点(2016-07-09 01:07:40)(良:3票) 53.10分ごとに「ゴゴゴゴゴゴゴ・・・」と鳴り響くので音の良い映画館で観ることをおすすめします。 ご都合主義おバカ映画ですがゴゴゴゴ堪能するアトラクションと考えれば、とても楽しい2時間でした。 デカイ物体がここまでゴゴゴゴ迫ってくる映画は年にそう何本も無いので、ゴジラやXメンまで待てないと言う方にぜひ。 【4吉】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-07-24 20:51:05)(笑:2票) 52.《ネタバレ》 駄作。よくこんなものを大金かけて作ったな、というほど中身がない。【ネタバレ注意】ある意味、ストーリーのどこがどうと指摘するのもメンドクサイくらいひどい。前作だって、褒められたストーリーじゃないし、そもそも得体のしれぬシステムに対してコンピューターウイルスで決着するとか冗談がすぎるというものだったが、それでもCGではなく模型を使ったスペクタクル描写という挑戦があった。今の時代に「それはない」ということで、たしかに映像はスペクタクルかもしれないが、ご都合主義にすらなっていないんじゃないかというストーリー。相手にどんな戦力があるのかわからないまま攻撃命令出したり、大きな技術差があろう敵機とそこそこ対等に交戦できていたり、一番ひどいのが、子供を乗せたバスで敵に向かっていくとか、何を考えてるんだ、お前は。ウィル・スミスは、こんなのに出なくてよかったよ、ホント。(まあ、他の駄作には出てるけど) 【mohno】さん [インターネット(字幕)] 3点(2020-02-17 02:02:48)(良:1票) 51.《ネタバレ》 壮大な予告編を見せられました。ご都合主義が凄すぎてハラハラもせず。次回はガンダムが出てくると予想。 【osamurai】さん [ブルーレイ(字幕)] 2点(2016-11-22 01:21:35)(笑:1票) 50.《ネタバレ》 結構、酷評を聞くので、期待しないで観たら、えー、面白いやん。世間は厳しいなー。てゆーか、エメリッヒだよ、インデペンデンス・デイの続編だよ。典型的な薄い人間ドラマとか、CG丸出しだとか、既視感とか、バカっぽい所とか、もう折込積みやん。みんな、何を期待して、この映画観るのだろうか?前作とか2012とか観てないのだろうか。うーん、わからん。さて、映画の方は、前作の完璧な続きになっていて、まず僕が感心したのは、人類がエイリアンのテクノロジーをちゃんと吸収して、今回の舞台は、ちょっと近未来になってたとこ。月基地とか、宇宙まで行ける飛行機とか、SFしてるー。で、またエイリアンが攻めてくるんだけど、そーなると、やっぱ女王だよね。エイリアンのラスボスは女王に決まってるんだよ。僕はもう前作以上の宇宙船が出てきた瞬間に、頭に女王だろって浮かんだんだけど、期待通り。で、人間ドラマの方は、前作のキャラがもちろん登場し、今回の新たなキャラも登場し、地球がエライ事になってゆくなか、ひび割れた友情の復活とか、ちょっとした恋愛とかが繰り広げられ、一昔前のアメリカ映画なみに盛り上げてくれる。僕は主役の友人のパイロットが中国娘に惚れるエピソードが好きだったなー。最初は中国娘も馬鹿にしてるだけど、最終的には二人で宇宙船を操縦して、しかもその友人が結構熱くがんばって、中国娘もちょっぴり惚れちゃうってーの。あと、喧嘩してた黒人が最後に主役がヒロインと抱き合ってるの後ろから見守ってるとことかさ。なんかグッとくる。なんの脈絡もなく、子供を乗せたバスが最後の戦場に絡んでくる所も好き。やっぱ、最終戦には、子供出さなきゃ、絵が殺伐としてしまうやん。また、その子供たちも親が死んでるかもしれない境遇でさ、でも、みんな悲惨な雰囲気を出さずに健気な感じで、最後はジェフ・ゴールドブラムの親父さんが、みんなで一緒に暮らそうとかさ、泣けてきた。泣けたといえば、ヒロインと元大統領の飛行機での絡みも良かった。最後の決意をお父さんが見せるときの、ヒロインのなんとも言えない顔、悲しいけど熱いぜ。もちろんコテコテCGのディザスターシーンはド迫力で、そこはしっかり大作としての威厳を保っていて、こっちのテンション上げてくれました。どーせCGでしょ?だって、いや、この映画で、それ観たいんじゃいの?僕はいくらでも迫力あるCGを観たい。だから観た。 【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-10-19 13:43:16)(良:1票) 49.《ネタバレ》 楽しみしていたのに、途中眠りそうになりました。アイデアがない。中国を意識しすぎ。あっけない。例えば、味方の白い球体から、ザ‐ピーナッツのような妖精がでてきてモスラみたいな怪獣を呼び出し、戦う。相手の女王蜂(間違えた?!)は、口からレーザー光線を出し、見ていられないとゴジラが出現。怪獣大戦争だ。あれ、映画が違うような気がする。 【matan】さん [映画館(字幕)] 3点(2016-07-16 19:26:06)(笑:1票) 48.いくら何でもそんなに人類が進歩するわけないって。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 4点(2024-03-27 22:10:03) 47.《ネタバレ》 類似作は多々あるものの、これぞ本家エメリッヒさんによる続編。期待通りの前作のテイスト踏襲、SF大作と言うと語弊があるでしょう。空想偽科学人情大活劇とでも言いましょうか。 決して否定的な意見ではありません。実際純粋なサイエンスフィクションとして観ない限り実に面白いです。荒唐無稽の極み、命の重さは脇に置いておいて、兎に角派手にやらかして観客が大盛り上がりすることを大前提に置いた作品。あくまでも作り物なんだから、あのビル破壊して何千人とか、あの橋破壊して何百人とか、大真面目に人の死に様を想像したりしたらダメなのです。確かに街は破壊され、戦闘機は撃墜され…ているように見えますけれど作り物なのです。誰も死んじゃいない。 こういうものはフィクション中のフィクション。フィクションの極み。人間ドラマだって中心人物たちを美化していればいいのです。ヒーローとヒロインさえ生き残っていればハッピーエンドなのです。そういったことを軸にしてどこまで面白く肉付けしているのか。本作のような作品は、そこが評価ポイントだと思っています。流石にやり過ぎ感は否めませんが、本作は一本筋が通ったSFスペクタクルとして大いに楽しませてくれました。 とか言いながら、こちらのサイトではレビューを書いていませんが、前作はアメリカ万歳があまりに鼻についてあまり評価出来ませんでした。20年経つと我ながら寛容になったと言うか丸くなったと言うか。今だからこそ楽しめたのかも知れませんね。レビューは書いた時点での正直な感想を書けば良いとは思いつつ、やや自粛して7点献上です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-11-16 15:54:08) 46.アメリカはこういう壮大なドタバタ劇を潤沢な資金を使って作ることができるですよね。うらやましい。 それにしても、同じ大嘘でもスピルバーグが作ったら、もっともらしくなるんじゃないのか。何でだろう。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-04-11 11:00:12) 45.《ネタバレ》 どこをどうみてもインデペンスデイの正しい続編で、前作を楽しめた人にはそれなりに楽しめ、そうじゃない人には全然あわないだろうそんな映画。 そういう意味では正しい続編だと思いますが、前作がわりと好きな自分としては前作よりはだいぶ落ちるかな…という印象です。 その理由はまぁいろいろあるわけですが、一つには前作のキャラがほぼそのまま今回も活躍するという点。 いや20年もたってそれはないでしょう、と。 特にエイリアンに体乗っ取られて20年眠ってた博士なんか、起きたとたんに大活躍で「この20年の進歩とか全然なかったのか?」とどうしても突っ込んでしまいます。20年もたてば本当にいろいろ変わってるはずである程度勉強しないといろいろついてけないのが普通のはずなのに… また、謎の宇宙抵抗勢力を出して話を複雑化したのも失敗かな、と。 ただでさえ頭の悪い映画なんですから、そんな要素突っ込んだらうまく映画としてまとめられないんじゃないの?どうなの?…ほらやっぱダメじゃん!的な。 もっとシンプルにドンといってガンといってバーン!やったー!みたいなのこそがインデペンデンスデイだと思うんですよ。 あとは最近のハリウッド娯楽映画では避けられない中国資本の影響にはやっぱりちょっとひいちゃいますね。 「チャイナマネー!」という看板が映画の中でピカピカしてるみたいで、この露骨さはもうちょっとなんとかした方がいいんじゃないでしょうか? バブル期前後に日本マネーがハリウッドに流入したときでさえ、ここまであからさまに下品な事はしてなかったと思うんですよね。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-04-04 12:13:07) 44.《ネタバレ》 時節がら、とりあえずなにか人類が勝利する映画でも、という訳です。 しかし、これが絶妙にツマラナイ。なんというかとにかくテキトー・いい加減で軽~いなあ!とでもいうか、色々とあんまりちゃんと考えてつくってないよーな感じ。 全編に渡って色んな人があっちゃこっちゃで好き勝手やってるというか、どうもシナリオに筋が通っていない感じがするのですね。例えばそれは、人類が予想されるエイリアンの再襲来に対し、どうそれを察知してどういう戦略で迎撃・また護るべきものを防衛しようと戦略を立てていたのかがサッパリ見えず、結局場当たり的な対応・作戦に終始し、その結果やってることは前作と同じという、致命的な既視感に繋がっている部分とかですかね(まあ、これもまたイマイチ戦略性を感じられないのはエイリアン陣営も同じなのですが)。 一つだけ、終盤の怪獣映画な展開は少しだけ目新しく、そこだけはちょっと面白かった。ただこれについても、女王は絶対母船から出ちゃダメ!(当たり前)、としか言い様が無いですが。。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-04-04 00:02:29) 43.確かに前作も問題だったが、当時としては規格外のスケールで、特撮技術の限界に挑戦したという意味では価値はあった。だが、CG全盛の時代に何の捻りもなく同じ展開を繰り返すことに意味を見出せなかった。前作のキャストがほとんど続投する必然性もないくらい、目まぐるしく場面展開し、誰かに肩入れする気持ちも削がれて、勝手にやってくれと思ったくらいだ。また、中国市場に念頭を置いたキャスティングと宣伝が目立ち、日本がどれだけ国際社会から置いて行かれているか痛感させられる。今後も反トランプで、ますますハリウッドの中国依存は加速していくことだろう。時代の流れかな・・・ 【Cinecdocke】さん [地上波(吹替)] 3点(2020-03-26 23:44:29) 42.前作に比べると内容が悪すぎる。 コロコロと場面が飛ぶので、どのキャラクターにも愛着が持てなかった。 【miso】さん [地上波(吹替)] 3点(2020-03-24 00:50:53) 41.元々25年前の映画(インデペンデンス・デイ)もそんなに良いとは思っていませんでしたが、本作を見て前作のほうが大分マシだったことが判明しました。今回はさすがに酷い、いや・・ そもそもエメリッヒ監督に真面目な作品を期待するほうが間違いというものです。 ご都合主義を通り越してあまりにも稚拙なストーリー展開、バッティングしまくっており共食い状態のキャスティング陣、描き方が浅すぎる人物描写、イミフで軽すぎる言動の数々など、指摘するのも疲れるほどの映画でした。唯一良い所といえば同窓会ができたところくらいで、ほとんどのキャストが20年ぶりに大集結していることを考えると、もしかしたらエメリッヒ監督はとても人望が厚い素晴らしい人物なのかもしれません。 唯一、厨二病向け(小中学生向けの)おバカ映画的視点で見た場合、決して方向性は間違っておらず、そういった意味では3作目に大いに期待が持てるラストだったのではないかと思います。合唱。 【アラジン2014】さん [地上波(吹替)] 3点(2020-03-23 11:08:48) 40.観てしまった私が悪い、しかも吹き替えで見てしまった。声が全然あっていない、ひどいストーリーにひどい吹き替えにひどいぶつ切り。。。ひどいキャス(某国を入れないといけない事情はあろうが)褒められるところがない。 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 2点(2020-03-23 00:27:19) 39.物足りなさを感じたが案の定。インデペンデンスデイを地上波を録画して何十回も観た私はかつてのキャスト総集合に懐かしさを覚え序盤のどえらい都市破壊にやりすぎ感を感じながら楽しんでいたけど、どうしても96年版との比較では分が悪すぎる 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-01-18 23:44:15) 38.巷(特に映画通)での評判は芳しくない前作でも、私個人としては好きな映画に振り分けられます。SFとは名ばかりの、ノンサイエンスなアホ設定も、むしろそれが良いと思える馬鹿さ加減が好みでした。ストーリーはごくシンプルに。弱者の一刺しが強者を挫くカタルシスも上々で、セールスポイントはあくまで圧倒的な破壊シーンによる映像美という潔さが良いじゃないですか。そこで本作。宇宙船のスケールは前作をはるかに凌ぎます。そりゃもうデカい。ここだけは前作同様に◎がつくのですが、それ以外の要素はほぼマイナス査定という残念な結果でした。一番の問題点はオフザケが過ぎた事かと。前作もギャグ紛いの設定や描写が散見されましたが、一応箸休めの範疇。でも本作では主人公の親父さん絡みのエピソードが完全にギャグでした。サスペンスの緩和剤としてのお笑い要素はアリでも、過ぎれば普通にコメディです。さじ加減を間違えると悲惨なコトになるのは、料理も映画も一緒かと。そういう意味では、本作を純粋にコメディとして楽しむ手はあると思いますが……。もし映画館で鑑賞していたら、また違った印象であった可能性は否定しませんが、お茶の間TV鑑賞ではこの点数が精いっぱいです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-07-15 07:27:26) 37.《ネタバレ》 なぜこうなってしまったのか。もう20年経ったんだからそっとしといてくれても良かったんじゃないか。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-07-04 21:05:12) 36.《ネタバレ》 アメリカ万歳な前作は、結構キライじゃなかったのでちょっと期待しつつ鑑賞。 ・・・「2作目はコケる映画」の仲間入りを果たしていました。 残念。 前作で唯一おもしろかった「現代の戦闘機 vs UFO」も設定上なくなっていたし・・・。 中国企業がスポンサーなのか、いたるところに中国推しがあざといくらいにあります。 自動販売機から出てくる牛乳?も中国製ぽい。 登場人物も中国人多め。 地球のあちらこちらが宇宙人に攻撃されるけれど、描写があるのはアメリカと中国の都市だけとか。 オデッセイもそんな感じでゲンナリしてました。 ストーリーもご都合主義な感じで、見せ場と次の見せ場を強引にくっつけてきます。 なので、ちょっと無理な展開についていけません。 ゴールドブラムの父親が、街中をスクールバスで逃げているけれど、次のシーンでは息子のいる塩湖を走っている。 ・・・は? ってなります、ここ。 【みけら】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-06-26 02:12:26)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS