みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.前知識なしで観たのですが、予想外に良かったので驚き。 親子の配役がすごく絶妙で、良かったです。 軽いノリで始まる幕開けとは正反対に泣けました。 この空気感の温度差とかギャップは埋めたほうがいいような。 お弁当に絡まないギャグ(コメディ調)と、 八丈島PR広報みたいなのは蛇足だった気もする。 が、それを加味しても内容としては良い映画でした。 【愛野弾丸】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2020-05-03 11:11:46)(良:1票) 8.《ネタバレ》 お弁当の映画と言えば、最近、「461個のおべんとう」を観ましたが、設定がよく似ております。こちらは、シングルマザーとその娘。あちら (461個) は、シングルファザーとその息子。娘 (息子) のために、高校3年間、毎日お弁当を作る、というところまで同じ。はい、あちら (461個) のネタバレになるので、この話題はここまで。 ストーリーとしては、もう展開が読めるのですが (笑) 、それでもよい映画だったと思えます。全体的に、幼稚な笑い (演出) が多い感じですが、それは小さいお子さんでも楽しめるよう配慮しているから、、私はそう思うことにして、寛大な気持ちで観させていただきました。 しかし、改めて思ったのですが、お弁当って、関係が破綻しかけた親子たちの、「秘密兵器」になりえますね。例え一方的にでも、時に嫌がらせに思われても、毎日必ず愛情を伝えることができるから。 納得がいかなかったのは、和太鼓のお兄チャンのエピソード。その気もないのに、さすがにあれは思わせぶりすぎやろ (笑) 【タケノコ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-02-14 21:15:14) 7.《ネタバレ》 底抜けに幸せになる映画ですね。それはやはり底抜けに明るく振る舞う篠原涼子さん演じる母の存在が大きい。夜10時をかなり過ぎてからの鑑賞だったにもかかわらず、ほとんど眠さも感じずどんどん見入ってしまいました。ちょこちょこフェイントのエンドロール入れたりとか、本当なら自分はそういう遊びを効かせた映画は好きなほうではないんですが、この映画では何の抵抗もなくそんな遊びまで純粋に楽しめました。そもそもが子供にキャラ弁作りまくるという遊び満載のコンセプトのおかげでしょうか、演出までが丸ごと楽しめる内容となっていました。 キャラバンを作ることを「遊び」とは言ったものの、キャラ弁。。。いや、めっちゃ大変ですよね。キャラ弁ではないですが、自分もビーズアートをしていたことがあり、夜8時から始めたのに気づいたら外が明るくなっていたことがあります。特に最初のころは夢中なくせに手慣れていないもんだから、気づいたらすごい時間経ってるんですよね。 自分にも子供がいて、ちょうど作中のように「パパと結婚するー」とか「ずっといっしょー」とか今でこそ言ってくれてますが、じきに双葉ちゃんみたいにろくに喋ってくれなくなるんでしょうか。そうすっとオレもキャラ弁か!?などと自分とも重ねながら楽しんでみていました。 八丈島、めっちゃ行ってみたいですねー!!冒頭、島の説明もしっかり入れてくれて、八丈島の観光PRムービーとしても大成功だったと思います。キャラ弁というだけなら八丈島じゃなくてもできた映画だろうに(原作があるのか?)、しっかり八丈島にも魅せられてしまいました。 主役ではないですが、母と次女をつなぐ長女はずっとファインプレーでしたね。母の心情も理解しつつ、常に妹の拠り所であり続ける、理想の姉だと思います。彼女いなくてはこの話も成立しなかったでしょう。隠れた名プレイヤーでした。逆に、佐藤隆太さんの父と息子の話はそんなにいらなかったかな。弁当捨てて、ケンカして、仲直りするまでがちょっと無理矢理な感じもしました。 ですが全編を通し、スッキリと爽やかな気分で見られるお話。これから誰かに聞かれたらオススメしたい映画です。心の洗浄をしたい方にぜひ。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 9点(2021-05-07 00:59:30) 6.《ネタバレ》 高校生のために弁当を作り続ける映画は「パパのお弁当は世界一」(2017)も見たので、個人的にはまたこれかという印象だった。しかしこの映画も原作者に当たる人物の体験をもとにしており、映画としては二番煎じでも全く別の話ということになる。劇中に出ていた弁当を本当に一生懸命作っていた人がいたというだけで和まされるものがあり、嫌がらせというよりも、ふざけたことを大真面目にやってみせるのが好きな人物が娘にじゃれついていたようでもある。ちなみにこの後に「461個のおべんとう」(2020)というのもあったようで、なぜか弁当映画が乱立している。 八丈島は実際に原作者の居住地とのことで、彩度が高めの明るい色調で島の風景を見せている。特に説明はなかったが、結構しつこく八丈小島(今は無人島)を映しており、また「八丈島のキョン」(特定外来生物)らしきものも出ていた。船は主に東海汽船の「橘丸」が見えていたが、ほか何気に青ヶ島行きの「あおがしま丸」も映っていた。 ストーリー的なことは実はよくわからなかった。キャラ弁なるものに関して否定と肯定が繰り返される展開に見えたが、弁当だけでは本当に嫌がらせになってしまいそうなところ、それとは別に心を通わせる機会を持ったことで真意が伝わったと思えばいいか。 またシングルファーザーの存在も半端な気がした。途中段階では一人親が孤独に頑張ることの限界を語っていたようだったが、その上でのご対面は、この先母親が助言者からパートナーの立場に発展していく予感の表現か、または人生まだまだ何が起こるかわからないという程度の緩い期待感か(なぜか娘の就職先の近所にいた)、あるいは単なるサービスカットのようなものか。少々困惑するラストだった。 特に絶賛する気にはならなかったが、実物をもとにしたという独創的な弁当を見て笑っているだけでも一定の面白さがある映画ではあった。なおネット上に原作者の顔写真も出ていたが、なるほどこういう感じの人がやっていたのかと納得した。 出演者に関して、芳根京子という人は今どき高校生役かとは思ったが、もともと可憐なタイプなので高校生に見えなくもない。また友人筆頭役の山谷花純さんは、「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018)で頭を丸刈りにしてから、少し髪が伸びてベリーショートの状態だったのがなかなかキュートで面白かった。 【かっぱ堰】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-04-03 10:50:45) 5.映画の中身は普通だけどムカついて作り続ける弁当の中味は素晴らしい! 無類の愛は凄い! 【ProPace】さん [地上波(邦画)] 5点(2020-08-10 14:13:02) 4.《ネタバレ》 弁当を毎日作るのは大変だ。朝4頃起きて弁当を作り、尚且朝食をも作っている。私の場合は自分のものだけだから、手も抜ける。だが、あれだけ凝った弁当を毎日では尚大変だろうな。体も壊すわけだ。 キャラ弁って、初めて見たときには凄いと思ったけれど、食べ物的には本質でない感じがしていて、食べ物で遊ぶ感もありちょっと感心しない気がしていた。 だけど、自分のものしか作らない私には思いもつかなかったが、作る人から食べる人へのメッセージなのだね。最初は嫌がらせと見えていたが、次第にそれが子への思いに見えてくる(私が鈍感だっただけかもしれんが)のは、感動的だった。 最後の巨大お弁当には、泣かされました。(他の人は弁当持ってこなかったん?) 途中、2回現れる「終わりそで終わらないギャグ」は必要なんでしょうか?というか面白いか? 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-08-09 06:52:51) 3.映画館で観る作品じゃ無いな。テレビでだらっと観るにはまあまあな感じ。まあよくこんな薄いネタで映画を作ろうと思って、実際に作れたもんだと思う。 篠原涼子だから 最低限もったものの、他の女優だったら撃沈だったかも。 【くろゆり】さん [地上波(邦画)] 6点(2020-07-30 22:03:54) 2.《ネタバレ》 「親子愛」というよりも「共依存」のように見えた。子供とコミュニケーションが取りたい母親の気持ちも分かるけど、過干渉にさらされる子供が気の毒に思える。母親自身の楽しみとしてお弁当を作るのならいいですが、結局は子供に何らかの期待や依存をしているようにしか見えません。いちばん気の毒なのは、お弁当による嫌がらせではなく、結果的に親の期待を意識させられて子供の人生が委縮していくことです。当事者に罪があるとは思わないけど、映画作品にする場合、これはたんなる「美談」というよりも、むしろ現代にありがちな「症例」として扱うべき題材じゃないでしょうか。一般に、母子関係を安易な美談として描くことには注意を要する時代だと思います。 【まいか】さん [地上波(邦画)] 5点(2020-07-25 18:29:12) 1.前半までのスピード感が中盤から少し落ちてくるが、想像よりは面白い作品だった。 日本映画っぽい、とも感じる。子育ては難しい。自分にはここまではとても出来ない。ブログが人気になったことも続けるモチベーションになったのだろうか、は分からないけど。 【simple】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-07-23 12:31:10)
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