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ブルー・イン・ザ・フェイス

Blue In The Face
1995年【米】 上映時間:83分
ドラマ
[ブルーインザフェイス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-01-14)【Olias】さん
公開開始日(1996-03-02)


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監督ポール・オースター
ウェイン・ワン
キャストハーヴェイ・カイテル(男優)
ルー・リード(男優)
リリー・トムリン(女優)
ジム・ジャームッシュ(男優)
ジャレッド・ハリス(男優)
ミラ・ソルヴィノ(女優)
ジャンカルロ・エスポジート(男優)
ヴィクター・アーゴ(男優)
マイケル・J・フォックス(男優)
キース・デヴィッド(男優)
ジョン・ルーリー(男優)
マドンナ(女優)
脚本ポール・オースター
ウェイン・ワン
音楽デヴィッド・バーン〔音楽・1952年生〕(音楽総指揮)
撮影アダム・ホレンダー
ピーター・ノーマン〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
製作総指揮ハーヴェイ・カイテル
ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
配給日本ヘラルド
録音フィリップ・ストックトン
ドリュー・クニン
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12


21.《ネタバレ》 い~~ですねーっ。
キラ星のごときスターたちが、フラッと訪れてはなにかヘンなことをやっていく。
タバコ屋のオヤジであるカイテルの常に一歩引いたスタンスが、有りそうで無さそうで、でも有り得たとしたらとっても難しい生き方だろう…と思わせます。
どのへんまでが脚本でどのくらいがアドリブなのか…というのもこの作品になお興味をそそらせます。
あんまりにもナチュラルなのでほとんどアドリブなのかと思わせといて、実はドットの妙な態度のデカさは店主の妻だったせいということも最後のほうで明かされるし、ヴィニーが店を売りに出したというエピソードを主軸にした、けっこう緻密な構成がされたうえでのナチュラルさ、なのではないかと考えています。優れた作品は地道な計算のうえに成り立っていると思うからです。…が、どうしても演技とは思えないのがルー・リードで。
ルー・リードが繰り返しあらわれて人を喰った話しかしないことがなんともいえぬリアリティをかもし出し、「ルー・リードのとこだけもっかい見るかな」とまで思わせます。芝居が見えてしまっているジム・ジャームッシュよりなんといってもルー・リードです。
自閉症のジミーの後姿も印象的だし、短パン姿のイっちゃってるM・J・フォックスもいいし。マドンナがあらわれた時は、すぐには気がつかず「なにか妙にごっつくて顔色の悪い姉ちゃん…」と思われた。
人種問題の双璧とされる(?)スパイク・リーの「25時」、ポール・ハギスの「クラッシュ」と比べて見てみましょう。もうシリアスはおなかいっぱいです。流血も殺人ももうけっこうです。「混沌を愛でる」とはたぶんこういうことなのです。「愛でる」ということは「マジにならない」でありそれは「一歩引く」ということです。ハギスを見て考えこんでも、暗い気持ちになるだけです。ならば、「混沌」は「愛でる」のが正解ということなので、スコセッシの初期作品でイキがったチンピラをしていた若きハーヴェイ・カイテルが30年後にたどりついたところそれが「ブルー・イン・ザ・フェイス」なのです。
合言葉は「俺は吸い込んでないから」。すばらしい。 パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-01-16 16:26:55)(良:2票)

20.小話あり、ドキュメントあり、何でもあり。ブルックリン、煙草、そして人生。連中の気の利いた会話をベースに作り上げられる息衝いた映画がまさにこの作品。変に涙を誘わないその能天気な所がまさにブルックリン気質なのだろう。傑作です。 brass ringさん 10点(2004-01-07 00:50:10)(良:2票)

19.スモークのオマケなのだが、オマケにしては良い。が、やっぱりオマケの内容でしかない。ダラダラした無意味な会話はそこはかとなくタランティーノっぽくもあって味わいがあるんだけど、そればっかり延々と続くと、やっぱり飽きます。それにしても、あれがマドンナだったというのはびっくり。 Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-02-22 00:29:55)

18.スモークはとても良かったのに。。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 3点(2014-09-22 12:20:57)

17.《ネタバレ》 『スモーク』の撮影中にアドリブで即興劇を演じていた役者たちに感化され、急遽製作された〈姉妹編〉。撮影日数はわずか6日。シナリオはなく、おおまかなアウトラインが書かれた〈役者のためのノート〉を元に、幾つもの即興劇を繋ぎ合せた。オーギー・レンの煙草屋に集まった人々の群像劇をドキュメンタリータッチで描き、とにかく出てくる連中が〈顔が真っ青になるまで(ブルー・イン・ザ・フェイス)〉喋りまくる。そんな映画だが、これがもう最高に面白い!ブルックリン愛、煙草愛、野球愛、そしてもちろん人間愛に溢れた極上のコメディに仕上がっている。マドンナ、ミラ・ソルヴィノ、マイケル・J・フォックスといったスター俳優から、ルー・リード、ジム・ジャームッシュといった連中まで出てきて、好き勝手なことを喋っては去って行く。誰も死なない、派手なアクションもCGもない。でもこんなに面白い映画は出来るのだ。 フライボーイさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-04-04 08:09:49)

16.《ネタバレ》 いやぁ、笑った笑った、マドンナには。私は好きです、この乗りとオフビートな展開は。各エピソードはほとんど長回しで撮ってるので、出演陣のアドリブが結構楽しめます。個人的には、カイテルととジャームッシュの取りとめのない駄ばなしが良かったですね。あとメストラみたいなカイテルの恋人、傑作でした。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-27 00:30:11)

15.《ネタバレ》 「スモーク」も大好きな映画なのですが、こっちも面白かったなあ・・・。極めてイイカゲンな(笑)愛すべき映画。色んな連中が次々に登場してテキトーな話をして去っていく。それに絶妙の合の手を入れるハーヴェイ・カイテル演じるタバコ屋のオヤジ、オーギーがいい味出しすぎですよ。煙草の話、NYの話、映画の話、女の話、ブルックリンの人々の心の中に生き続けるドジャースとエベッツ球場の思い出話・・・極めつけに背番号42、ジャッキー・ロビンソンまでも店に登場させてしまう余裕しゃくしゃくぶりが最高に楽しく、これは愛すべき街ブルックリンに捧げる映画。ルー・リード、ジャームッシュの飾り気の無いトークやJフォックス、一発芸を見せて去って行ったマドンナの弾けっぷりも楽しく、こういう映画は難しい事は何も考えずに煙草でも吸いながらのんびり楽しむのがいいですね。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-01-28 22:51:11)

14.変てこな映画ですね。ストーリーもほとんどなく、全編味わい深い遊び心でできている。普通ならストーリーの装飾となる部分ばかりをかき集めた結果、ブルックリンという町の姿が自然と浮き上がってきます。住人のささやかだけど素敵な人生がうらやましく思えるんです。  深い意味がないけど味のあるエピソードを連ねるところなんか、ちょっぴり『パルプ・フィクション』を思い出しました。 no oneさん 8点(2005-03-01 15:12:22)

13.良い意味で、力の抜けた作り方の映画ですね。ブルックリンはおろか、海外旅行もしたことのないワタクシではありますが、雑多で刺激的で、かなりイカれた所もある街ブルックリンを、映画の作り手たちは大好きなんだろうなーと思いました。 ぐるぐるさん 7点(2004-09-30 20:59:58)

12.「スモーク」もめっちゃ好きなんですが、この映画もいいっすね。行きつけの飲み屋に行くような感覚で映画を観てました。別にハラハラドキドキすることはないんだけど、そこには知ってる顔が大勢いて、いつものお喋りがある。その雰囲気が妙に心地いいっていうか。気の合う友達とうまいタバコがありゃ、人生はけっこー楽しいぜっていう映画ですかね。タバコを吸いながら観てましたよ(笑) koziさん 8点(2004-06-28 10:18:52)

11.『スモーク』に惹かれた人たちが「俺も出させろよ」と迫ったのかしらね? 私はもちろん(?)『スモーク』の方が好きだけど、この映画の雰囲気も好き。まあ楽屋オチが嫌いな人にはオススメしませんが、私はけっこうこっちにもウルウルしちゃいます。 おばちゃんさん 7点(2004-03-27 00:44:58)

10.こんなにタバコ吸いたくなる映画も、他にないね~(笑)ホントかウソか、よくわかんない
小話がいっぱいで、"煙りに巻かれて"るカンジが心地イイ。『スモーク』の
静かな哀しみと優しさはいったいドコいったんだとゆー、カラッとした脳天気
さも嬉しい限りだ。 あまでうすさん 8点(2004-02-16 11:12:42)

9.内容は地味なのに出演者は豪華なくせ者たち。ジョン・ルーリーが何気に演奏してたりして気が利いてる。私は「スモーク」よりこっちの方がはるかに好きですがストーリーを求める方には「スモーク」の方が良いかも。確かにこの映画のような軽やかなおかしみはオースター的じゃないかもね。。これ見た後、私たちの間では風に舞うビニール袋の話しで持ちきりでした。 黒猫クロマティさん 8点(2004-01-07 14:37:22)

8.とにかくいろいろな人々が少しずつでてくる。内容はあまりなく、「スモーク」のおまけみたいな物だが結構楽しめる。マイケル・J・フォックスて、役者なんだな~と思った。 トマトマートさん 6点(2004-01-05 19:43:15)

7.もうひとつの「スモーク」と言うより、これはブルックリンのプロモーションVTRですね?ルー・リード、ジム・ジャームッシュをはじめ、住人がいかにこの街を愛しているかが感じられます。「映画ではなく、TVドラマのほうが良い、と言うかそうして欲しい」と思ったのは私だけでしょうか? クロマスさん 6点(2002-12-30 02:32:59)

6.オースターの文学方面のお仕事については一目も二目も置いています。一連の著作と肩を並べる完成度を期待して観たところ肩透かしをくったという印象。映画ファンには概ね受けがよろしいようですが、個人的には納得できない。自分の期待するオースターの世界観はこの映画からは伝わってこなかった。 anonymus_Qさん 5点(2002-12-14 17:07:49)

5.とにかくルーリードが良かった。とぼけた味で、しかも深みがあり、重ねてきた年齢がほどよくコクを出し、ふとした語りにも実に味わい深いものがある。女性陣の熱演もいい。男と女の間には・・・渡れない川があるそうだけど、やっぱそうみたいね。そこが面白いんだけどね。シリーズ化してもいいね。盗品売りの黒人の兄ちゃんがヤケに明るくて、温かくて良かった。みんな良い演技で楽しめた。 アキラさん 8点(2002-06-15 01:30:06)

4.少しわざとらしいけどちょっとイイ話な全作「スモーク」とは違ってドキュメンタリータッチな作品。わたしゃ、こっちン方が断然お勧めですよ!地味目ですが飾らない作風がぐっと。マドンナの歌う郵便配達人はもう大爆笑!(衣装もメイクもダンスも!)感動って訳じゃないけど、淡々としててタバコに対する愛情が感じられました。 さかQさん 7点(2001-12-14 02:23:29)

3.「スモーク」の続編ではなく姉妹編というところ。こちらは前作とは違ってブルックリンという町を主役に、きっとほとんど脚本のないまま撮影したんでしょう。でも、とにかくいい味出してます。こりゃハーベイ・カイテルの当たり役だ! 永遠にシリーズ化を希望したい(いつまでも彼らの日常を見ていたい)。「ハイ・フェデリティ」風に言えば、現在憧れの職業「トップ5」第一位は「ブルックリンのタバコ屋の店長」です。ということで7点献上。 sayzinさん 7点(2001-11-13 22:55:54)

2.普通に過ごしてる日常が実はみつの濃い毎日で気づかぬ内に幸せを育んでいるのかなってほのぼのさせられた。結構自分の生き方に自信を持たせてくれたんで良かったな。 せんべいさん 8点(2001-09-03 12:06:02)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 7.29点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.76% line
400.00% line
529.52% line
629.52% line
7419.05% line
8942.86% line
929.52% line
1014.76% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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