みんなのシネマレビュー

ドント・ルック・アップ

Don't Look Up
2021年【米】 上映時間:145分
ドラマSFコメディパニックもの政治もの配信もの
[ドントルックアップ]
新規登録(2021-12-30)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2022-02-09)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2021-12-10)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督アダム・マッケイ
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)ランドール・ミンディ博士
ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕(女優)ケイト・ディビアスキー
メリル・ストリープ(女優)ジャニー・オルレアン大統領
ケイト・ブランシェット(女優)ブリー・エヴァンティー
ジョナ・ヒル(男優)ジェイソン・オルレアン
タイラー・ペリー(男優)ジャック・ブレマー
マーク・ライランス(男優)ピーター・イッシャーウェル
ティモシー・シャラメ(男優)ユール
ロン・パールマン(男優)ベネディクト・ドラスク大佐
メラニー・リンスキー(女優)ジューン・ミンディー
ジーナ・ガーション(女優)
マイケル・チクリス(男優)
リーヴ・シュレイバー(男優)
サラ・シルヴァーマン(女優)
内田夕夜ランドール・ミンディ博士(日本語吹き替え版)
高島雅羅ジャニー・オルレアン大統領(日本語吹き替え版)
塩田朋子ブリー・エヴァンティー(日本語吹き替え版)
喜山茂雄クレイトン・“テディ”・オグルソープ博士(日本語吹き替え版)
原康義ピーター・イッシャーウェル(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ジャック・ブレマー(日本語吹き替え版)
入野自由ユール(日本語吹き替え版)
廣田行生ベネディクト・ドラスク大佐(日本語吹き替え版)
清水理沙ライリー・ビーナ(日本語吹き替え版)
永田亮子ジューン・ミンディー(日本語吹き替え版)
原作アダム・マッケイ(原案)
脚本アダム・マッケイ
音楽ニコラス・ブリテル
ゲイブ・ヒルファー(音楽監修)
撮影リヌス・サンドグレン
製作アダム・マッケイ
ケヴィン・J・メシック
配給ネットフリックス
美術クレイトン・ハートレイ
編集ハンク・コーウィン
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【クチコミ・感想】

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24.この監督さん、これをコメディとして描いているのかもしれないと疑う。
今までのコメディは抱腹絶倒ですがこれはブラックすぎます。

それにしても豪華すぎる陣営ですね。主役はもちろんのこと、脇もきっちりかためていて文句なしです。
Bash CEO役のSir Mark Rylanceがすばらしすぎて、嫌な面をこうも演じられる人がいるとは。
ブリッジオブスパイのアベル役とは全然不気味さが違ってこちらも印象に残ります。 HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-06 13:31:23)(良:3票)

23.《ネタバレ》 過去に散々扱われてきた、彗星衝突がモチーフなのに、ちょっと見たことがないような映画に仕上がっている。冒頭はSFかと思いきや、どうも違っていて、じゃあパニック映画かと思えば、どうもそれも違う。先の展開が読めないうちに、あれよあれよと彗星が近づいてきて、結局そうなったか、と苦笑いするしかないラストを迎える。何となく、現実もそんなもんかも知れないな、と思わせてくるところが、この映画の勝利だと思う。もの凄い豪華キャストに、尖った内容、ネットフリックスオリジナル、恐るべし。ラストの爆発直前にストップモーションになる演出、どこがで見たことがあるなと思って、よく思い出してみたら、バタリアンでした。 54dayoさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-07 21:24:07)(良:2票)

22.《ネタバレ》 中々にタイムリーな…と言いたいトコロですが、今作の企画は2019年より前であり、であるから本質的には今作に描かれる「分断」とゆーのは、それこそコロナ禍以前よりアメリカ社会のひとつの悩みのタネだった…というコトなのだろうと思いました(トランプ大統領あたりからより顕著になった…というモノかとも感じますケド)。

前述どおり、この映画に描かれるモノは「分断」であって、例え大統領や企業家あるいは大手メディアが多分に利己的な「悪」たる存在として描かれていたとしても、決して「正義」と「悪」の二項対立を描いた映画ではないと思います。そもそも大概の場合において正義の反対は「もう一つの正義」なのであって、こーいう深刻な分断というモノの原因はどちらが正しい・正しくないというコトとは全く違って、ふたつの主張の間の合意形成(=落としドコロの見出し方)のプロセス不全に起因するものだ、とは、今般のコロナ状況においても皆がイヤとゆーほど痛感させられているトコロではないでしょーか。例としてマスクひとつにしたって、私含め多くの日本人はマスクくらいはする方が「正しい」と思っている様にも思われます。とは言え、マスク「ぐらい」とあまり気にするコトなく許容できる(私の様な)人も居れば、どーにもマスクしてると気になって不快でしょーがない…という人だって居るワケで、ソコには背負うデメリットの「多寡」が生じているのも確かだと思いますし、ワクチンなんかはその点については間違い無くもっと深刻な問題を生じ得るモノだと言えるでしょう。そういった利益・不利益の「不均衡」だとか、あるいはそーいう細かいコトを薙ぎ払って強引にモノを進めてゆく(中国の様な)合意形成プロセスが「正しい」のか、とか、コロナの様な(万人が凡そ不利益を被る様な)「カタストロフィ」の場面においてさえ何が・どーいう行動が「正しい」のかなんて殆どがスグには決まらない…というのが現実の状況だと思うのですよね。だから問題はやはりコミュニケーション・分かり合うコトの困難さなのであって、作中でディカプリオが「間違い無く地球は滅ぶんだァァアア!!!!」とメディアで絶叫するサマを見たって「そーいうコトじゃねーんだよなぁ…」と(個人的には)実はかなり悩ましい・暗澹たる気持ちにさせられてしまいましたですね。

重ねて、非常にタイムリーな作品であるのは確かであって、それがより今作を含蓄深い・示唆的な優れた社会派フィクションに見せているのもまた確実だと思います。しかし、同時におそらく今作は(ブラック)コメディとして仕立てられた作品…なのでしょーケドも、あまりにタイムリーで切実すぎるが故に結論的には全く私は「笑う」とゆーコトができませんでした。その意味ではある種、観るべきタイミングが実は適切でなかった…とすら思われるのですね(金曜に死ぬ思いでひと仕事片付けた明けの土曜の午前中に観る映画では全くなかったすね)。結論、非常に評価の難しいトコロになっちゃうのですが、ココは観たままの(観た直後の)ネガティブ感情に素直に従うコトにして、いったんこの評価とさせて頂きますです。 Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2021-12-30 16:14:49)(良:2票)

21.《ネタバレ》 揶揄だらけの面白さ。
米国人はパリピーだけじゃないことがわかる映画。
査読は大事。 ほとはらさん [インターネット(吹替)] 5点(2022-03-20 07:32:17)(良:1票)

20.CMを見て「ドタバタに過ぎるな」と見てなかった奴。アカデミー賞候補だと知って見たけど印象は変わらなかった。これはどっちかと言うとラジー賞でしょ?中では最近意識高い系に生まれ変わった?と思っていたアリアナ・グランデが元のおバカキャラで出ていたのが一番笑えた。 ぴのづかさん [インターネット(吹替)] 4点(2022-03-11 00:42:15)(良:1票)

19.《ネタバレ》 社会的なリアリティには欠けますが金や権威が物言う分断社会を想起させる風刺の効いた笑える世紀末映画。
皮肉っぽいクレジット後の2シーンはもっと意外性を期待したのですが…
評価も分断されていますが、見たいものしか見ようとしないフェイクに弱い人間の本性が気になる映画でした。 ProPaceさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-18 21:59:48)(良:1票)

18.《ネタバレ》 地球規模の危機なのに他国が全く登場しないアメリカの馬鹿騒ぎぶりが描かれています。「ちょっとトイレ行ってくる」「私も」に血圧計崩壊。名優が怒りをかきたててくれます。後味の悪さと2時間超えのダラダラ描写で頭痛が。超豪華キャストに釣られての鑑賞でしたがハズレ作品でありました。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 4点(2022-01-11 16:19:48)(良:1票)

17.《ネタバレ》 鑑賞直後は最後まで諦めずに観た自分を褒めたい気持ちになり、次にもの凄く複雑な怒りに近い感情がこみあげて来た。
私にはこの作品は合わない。これだけはハッキリしている。
「大人気無いね~、こんなの笑って観る映画だよ」・・・ よく判っている。
そんな事はよ~く判っている。
私はこの映画が大嫌いだが、それでも5点なのは本作が強烈なまでに分断された社会への怒りを抱えながら作成された事が判るから。
本作の痛烈極まりないジョークに乗り切れない私、冗談が通じない私。
笑ってやって下さい。 たくわんさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-01-10 13:29:49)(良:1票)

16.《ネタバレ》 最初の30分まともな映画として視聴し、あまりのくだらなさに視聴を諦めました。(途中で気分を変えることが出来ませんでした)
改めて視聴すると、強烈な風刺映画で楽しめました。
現代における社会問題が詰まりに詰まった映画 メメント66さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-02 18:14:18)(良:1票)

15.こんなにも笑えないブラックコメディは初めてかもしれない。
「今」この瞬間の世界の実態を詰め込んだような強烈な社会風刺と、世界の終末。
登場人物たちと、彼らが織りなす社会の滑稽さが極まるほどに、“笑う”余裕などなくなり、胸糞悪さを超えて、もはや恐怖を感じてくる。
それは即ち、この映画の風刺が、決して過度にデフォルメされた描写ではないことに他ならない。

世界の危機よりも自身の保身を案じる米国大統領、タレントのスキャンダルに興じ科学者の訴えを無下にする報道番組、世界の決断をも牛耳る巨大IT企業、そして、自らで考え判断することを放棄してしまっているすべての大衆……。
それはまさしく、可笑しさと、愚かさと、悍ましさが共存する、この「地球」と「人間」の姿そのものだった。

ハリウッドのトップ・オブ・トップのオールスターキャストが、この壮大な風刺映画を強烈に彩っている。
主演のレオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンスをはじめとして、そうそうたる面々が、馬鹿な人間像を嬉々として演じきっている。
メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、マーク・ライランスら押しも押されもせぬ名優たちが揃いも揃って人間の愚の骨頂を表現するさまは、この映画の品質と娯楽性を高めると同時に、決して看過できない危機感を如実に創出していたと思う。(惜しげもなく全裸シーンを披露する72歳の大女優には脱帽!)

Netflix配信映画として全世界同時公開された今作は、あらゆる意味でこの「時代」に相応しい作品だった。
不都合な真実、面倒な現実から目を反らして、どこかの誰かの思惑に取り込まれていることを、無意識レベルで甘受してしまっているこの世界。
まるで藤子・F・不二雄のSF短編漫画のような手軽さと、それと相反する多層的な面白さと辛辣さが満ちていた。
タイトルバックで映し出されるジェニファー・ローレンスの嘔吐カットで表されている通り、時に吐き気をもよおすほどの醜悪さも感じるブラックコメディだったが、この映画の在り方は圧倒的に正しい。

これが地球、最高で最悪。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-12-31 14:57:37)(良:1票)

14.これは面白い。地球に彗星が激突するという、おそらく天文学的な確率の話でありながら、ものすごくリアリティがあります。その避けられない宿命を目前に控えた人間がどう対処するか、笑いつつもいちいち納得してしまいました。
政治家も一般大衆も目先の利益ばかり追求し、都合の悪い現実からは目を背ける。感情を優先させるあまり、科学的な言説を押し潰してしまう。民主主義はあっさり衆愚に陥って、もはや誰もコントロールできなくなる。そんな歴史や昨今のニュースを何度も見てきた気がしますが、結局人間の本質は変わらないようで。「歴史は繰り返す。1度目は悲劇として、2度目は喜劇として」とはマルクスの言葉らしいのですが、この作品はもはや喜劇にしかなり得ないでしょう。 眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-09-14 23:49:55)

13.こういう映画を作りたくなる製作者の気持ちもよくわかる。 海牛大夫さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-07 17:51:02)

12.《ネタバレ》 ディカプリオ主演のSFコメディ。もしもエベレスト級の彗星が地球に迫ってきたら…。あり得ねえ天災がちょっとふざけて描かれる。事実を知らされても出足が鈍い人々。実際の反応はこんなもんなのかもね。最後は結局滅びちまうんだけど、あまりにも真剣さが無くて入り込めず。 獅子-平常心さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-08-16 07:12:13)

11.《ネタバレ》 人間の馬鹿さと言うかアメリカの馬鹿さと言うか、本当にこうなりそうで恐ろしい。最悪の結末にも関わらず、強烈な揶揄が効いていて最後まで笑えた。そこがすごい作品だと思う。ディカプリオはもちろん、他のキャストも上手かった。特に大統領とIT長者ね。 ラグさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-07-09 22:03:51)

10.《ネタバレ》 人類は、あと6ヶ月と14日後に滅亡する――。地方大学で教鞭をとる冴えない天文学者ランドール・ミンディ。ある日、教え子のケイトとともに天体観測をしていた彼は、未知の巨大な彗星を発見する。意気揚々と軌道計算を行った彼はその結果に愕然とするのだった。なんとこの彗星は確実に地球へと向かっているのだ。しかもこの大きさの星が衝突すれば、人類は滅亡をまぬかれない。すぐさま政府と連絡を取り、大統領と面会したミンディ教授はことの重大性を訴える。だが、次の中間選挙と閣僚のスキャンダル対応にしか興味がない大統領は真面目に聞こうとしない。朝のテレビ番組に出演したり、大手紙のインタビューを受けるも、日々の生活に追われる市民は彼の訴えなどへらへらと受け流すばかり。そればかりか、彼の愚直なまでの真剣さが逆に笑いの種となり、次第にネット上で人気を博すように。そこに若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌手や彗星に内蔵する希少な鉱物を狙うIT企業のCEOなどが絡み、事態はますます複雑に。そんな中、ミンディ教授自身もテレビで知り合った美人キャスターと不倫の関係になってしまう。そうこうしているうちにも地球を壊滅させる彗星は着実に近づいてくる……。これまで難解な社会問題を分かりやすい目線で見つめてきたアダム・マッケイ監督が、地球滅亡までの狂騒の日々を豪華キャストを揃えて描くディザスター・ドラマ。いやー、久しぶりに来ましたね。こういう、笑えないのに笑えちゃうシニカルなネタ満載のブラック・コメディ。登場人物誰もが余りに愚かすぎてもはや笑うしかないような気分で笑っちゃったのは、キューブリックの『博士の異常な愛情』以来なんじゃないかしら。とにかくアホばっかり。アリアナ・グランデ演じる?頭の悪いカリスマ歌手が、「空を見上げて、みんなもうすぐ死ぬの。でも、本当の愛は死なない」と切々と歌い上げるコンサートシーンなんて、バカバカしすぎて思わず爆笑。抜群に歌が巧い分、この内容のない歌がより心に響きますねぇ(笑)。何より大統領を演じたメリル・ストリープ!よく引き受けたなと思うほど、うざったい正義感を振りかざす嫌なおばはんをのびのびと演じていて?素晴らしかったです。金儲けにしか興味がない、いかにも偏屈なIT企業社長も良い味出してましたし。とはいえ肝心の内容の方はよく考えられている分、すこぶる怖い。保身や自己の利益にしか興味がないセレブ、SNSで身勝手な言動に熱狂する市民、暴動や略奪、乱交に走る人々……。ここまで人間は愚かではない!と言い切れないところが、この監督の巧いところ。いや、この監督って相当性格悪いですね(悪口)。それは最後の最後まで徹底していて、新たなエデンへと降り立った男女がみんな素っ裸のおじさんおばさんばかりというのも皮肉が効いていて最高でした。余りにシニカルなため、かなり人を選ぶと思いますが自分は最高に楽しめました。 かたゆきさん [インターネット(字幕)] 9点(2022-11-18 08:34:27)

9.《ネタバレ》 「世界が滅びるかもしれない状況」においての人類の行動は、まさにこの映画で示された通りとなる可能性を秘めていると思います。コロナ禍における世界情勢なんかのまさにこの映画通りで、結局隕石=ウイルスは利権ビジネスに利用されただけなんじゃないかと。
隕石の進路変更作戦時から出てきた大金持ちのオッサンの「イエスマン以外はクビにする」というやり方、あれは経験上ITの「超」大手企業でマジでやってる会社が普通にあったので本当に笑えないんですよ。それで問題点をひた隠しにしたままで突き進んでいくんですよね。でも金持ってるのと見せ方の上手さでうまくやるんですよ。中身は無茶苦茶でも。
しかし災害や戦争における利権、覇権争いというものや、科学者らの意見を無視した独裁なんてのは、歴史を振り返って見れば普通に昔からあるもので、最近のネットの発達でそれらがより見えやすい形で明るみになっているだけであって、結局のところ人類は「何も変わっていない」わけで、だからこそ、この人類滅亡エンドに対して「そんなわけねーだろ」とは言えないわけで。
ただこの映画は大統領陣営の批判だけではなく、科学者サイド(最後には「陣営」になる)も家族捨てたり大統領に言わんでいい文句をわざわざ言ったりで、なかなか人間的に褒められたもんではなかったりするところも、ひとつのポイントなのかなと。 Fukkyさん [インターネット(吹替)] 8点(2022-09-20 07:58:48)

8.地球最後の日を描く映画ということでSFなんだろうと思い、興味津々
なんというかブラックコメディ、いや、ブラックでした

今までにない世紀末風刺映画と言えると思います

デカプリオさん、いい仕事してますな ぐりこさん [インターネット(吹替)] 10点(2022-05-21 03:09:17)

7.《ネタバレ》 これは完全にコメディ映画。ディザスター映画だと思ったら痛い目みるかも。コメディと言っても笑いのセンスがとてもブラックかつシュールなのでベタな笑いが好きな人とは相容れないと思う。下品・ナンセンス系じゃなくてあくまでシニカルなのが良い。政府の対応はありえないようなバカバカしさだが、彗星落下を実際に観るまで信じられない世論の楽観論はリアルさを感じた。ディカプリオのブチキレた演技とメリルストリープの酷い役だけでも観る価値あり。名作。 Nigさん [インターネット(字幕)] 9点(2022-02-16 07:57:59)

6.《ネタバレ》 前にレビューしようとしたらまだ登録されてなかったのですが最近見たら登録されていたので改めて鑑賞しました。

人類絶滅レベルの隕石が来るってのにこの関係者全員の対応のおかしさ。隕石より支持率。隕石より視聴率。隕石よりカネ。第三者視点で見ると確かにアホらしいのですが、でも現実がこうならないと自信を持って言うこともできないので、この映画を笑って楽しむことはできなかったですね。確かにある意味平和ボケで安全バイアスかかりまくってる自分達には、「隕石が地球と衝突してみんな死にます」「当たるのは約半年後です」と言われてもいまいちピンとこないし実際に自分の目でそのヤバさを見るまで受け入れられないだろう。すぐ目の前で嵐が来ていても動かない人が半年後の隕石で動くはずがない。現実もその危機感持ってたら緊急地震速報やら避難指示でもっと人が動くはずですからね。だからある意味とてもリアリティな映画でした。

テレビで必死に隕石の危険を訴えるKateですが、その様子を笑い物にされネタにされ、作り物とは言えちょっとあり得ないな。あそこまで真剣に訴えたらバカにするより先に「これはやばいんじゃないか?」って調べたり確認するんじゃないんだろうか。映画を面白くするための演出なんだと思うが、あの辺は蛇足に感じたし、逆に真実味がないように感じました。

ていうか、ディカプリオが見事にメタボでビックリした。役作りで作った体なのか、ナチュラルに太った結果なのか知りたいところ。 TANTOさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-28 20:33:08)

5.《ネタバレ》 とにかく、超豪華なキャスティングに驚く本作。
出演料だけでもどれほどかかったのかと、下世話な想像をしてしまうほど…

ブラックコメディとされる本作だが、扱うテーマが彗星衝突による地球滅亡なだけに、コメディ要素よりも相当ブラック色が強いことを覚悟して鑑賞するべき作品。

彗星が地球に衝突するというプロット自体は使い古されたものだが、本作ではよくあるヒーローや、地球を救うために立ち向かう人々はほとんど描かれず、現実をまともに見ようとしない大統領や、視聴率しか考えないテレビ番組、自社の利益誘導しか考えない巨大IT企業のCEOとか、真実を訴えようとする科学者を揶揄するSNSとか、「今」の世界(というかアメリカ)を風刺しまくる内容に、笑いよりも恐ろしさしか感じない。その点では冴えまくった感性を感じる映画だ。

最後、冷凍保存技術で地球を脱出して、生存可能な惑星に降り立った有力者たちが、皆中高年というところも、バカバカしくて全く笑えない。

決してハッピーエンドではないし、胸くそ悪い気分で観終わるため、評価が分かれるところだが、地球の危機は決してSFの世界とはいえない今、世界の指導者やマスコミ、巨大企業の経営者にはお願いだから一度鑑賞していただきたいと思った。 田吾作さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-20 16:35:29)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.67点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.17% line
4312.50% line
528.33% line
6312.50% line
7833.33% line
8312.50% line
9312.50% line
1014.17% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
作品賞 候補(ノミネート) 
脚本賞アダム・マッケイ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ニコラス・ブリテル候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
脚本賞アダム・マッケイ候補(ノミネート) 

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