みんなのシネマレビュー

ジョン・ウィック:コンセクエンス

John Wick: Chapter 4
2023年【米】 上映時間:169分
アクションサスペンスシリーズもの犯罪ものバイオレンス
[ジョンウィックコンセクエンス]
新規登録(2023-07-25)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-07-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2023-09-22)
公開終了日(2024-02-02)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督チャド・スタエルスキ
キャストキアヌ・リーヴス(男優)ジョン・ウィック
ドニー・イェン(男優)ケイン
ビル・スカルスガルド(男優)グラモン侯爵
ローレンス・フィッシュバーン(男優)バワリー・キング
真田広之(男優)シマヅ
スコット・アドキンス[1976生](男優)キーラ
ナタリア・テナ(女優)カティア
イアン・マクシェーン(男優)ウィンストン
クランシー・ブラウン(男優)告知人
森川智之ジョン・ウィック(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ケイン(日本語吹き替え版)
増田俊樹グラモン侯爵(日本語吹き替え版)
玄田哲章バワリー・キング(日本語吹き替え版)
内田夕夜シマヅ(日本語吹き替え版)
安原義人ウィンストン(日本語吹き替え版)
堀内賢雄シャロン(日本語吹き替え版)
内田真礼アキラ(日本語吹き替え版)
石田圭祐告知人(日本語吹き替え版)
音楽タイラー・ベイツ
撮影ダン・ローストセン
製作エリカ・リー
チャド・スタエルスキ
製作総指揮キアヌ・リーヴス
デヴィッド・リーチ
マイケル・パセオネック
配給ポニーキャニオン
スタント伊澤彩織
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【クチコミ・感想】

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1


20.ラストの「決闘」の舞台に向けて、パリ中から群がるおびただしい数の敵を蹴散らしながら、50代後半のキアヌ・リーヴスもといジョン・ウィックは、二百数十段の階段を登り切る。そして、見事な“階段落ち”を見せる。
決闘開始時刻のタイムリミットが迫る中、数十段のロスかと思いきや、まるでコントのように延々と転がり続け、なんと二百数十段丸ごとの階段落ちを目の当たりにした時、この映画世界の真の境地を見たと思った。
そこに生まれたのは失笑などではない、唯一無二のアクション映画に対する紛れもない感嘆だった。

どんなにマンガ的な設定であろうと、どんなにあり得ない展開であろうと、どんなに馬鹿馬鹿しい描写であろうと、それを“アリ”にしてしまう孤高の娯楽力。それこそが、「ジョン・ウィック」という映画化世界が達した世界観であり、五十路を越えて己の“アクション映画馬鹿”の精神を貫き通したハリウッドスターの矜持であろう。

振り返ってみても、「ジョン・ウィック」シリーズは、いわゆる“一級”のアクション映画の“品質”など端から追い求めていない。「ミッション:インポッシブル」や「007」のように、世界中の幅広い映画ファンに認められて称賛されようなんて考えは微塵も無かった。

本シリーズにおいて、キアヌ・リーヴスを始めとする製作陣が追求したのは、古今東西のアクション映画マニアの心に巣食う「俺が観たいアクション映画」に他ならなかった。
もっと言い切るならば、キアヌ・リーヴス自身が“観たいアクション”そして“撮りたいアクション”の結晶だったのだと思う。

「俺が撮りたいアクション映画」、それを実現するためならば、彼はあらゆる努力を惜しまない。
ガンアクション、マーシャルアーツをはじめ、玄人はだしのあらゆるトレーニングを積み重ね、60歳を目前とする今なお、己の身一つで“スタイリッシュ”を体現し続ける。
本作において、ヨーロッパの荘厳な教会や歴史的建造物を背にして歩くだけで、映画シーンとして様になるキアヌ・リーヴスは、まさしくイケオジの頂点だろう。

169分というあまりにも長い上映時間の中で、ほぼフルフルで展開されるアクションシーンの連続に対して、観客の多くは高揚感を遥かに通り過ぎて、頭がクラクラしてくるに違いない。
正直なところ映画的に冗長であることは否定できないし、何度も何度も繰り返される殺し屋同士の殺し合いの様は、まともな神経で観続けれることは困難で、ちょっと頭がどうかしていると思える。

だがしかし、もはやその狂気性とカオス感こそが、「ジョン・ウィック」なのだと認めて、呆然としながらこの映画世界を呑み込むしかない。
そう半ば強制的に観客の価値観をも支配してしまう本作と、その主人公及び主演俳優の在り方は、エキサイティングで、やっぱりちょっと異常だ。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2023-09-23 22:14:08)(良:2票)

19.ブラックラグーン、COWBOY BEB0Pへのオマージュですね。ストレス開放におすすめ。 けごやさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-23 23:18:18)

18.ジョナサンは何故こんなに愛されるのか。 TERUさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-29 20:00:21)

17.《ネタバレ》 ニューヨーク、大阪、ベルリン、パリと舞台が展開されていきますが、大阪でのこのデフォルメされた文化的景観は
これでジョン・ウィックシリーズってな感じで面白かったですねぇ。
防弾スーツによって互いに打ちまくってもなかなかやられないんですが、
バレエでも踊るかのようなアクションがこれまたこのシリーズの持ち味でしょうかね。
そしてベルリンの滝が落ちるようなダンスホールでのアクションはとってもクールだったように思います。
パリではみま苦しいカーアクションや天井から俯瞰した銃撃アクション、そして階段からのロング転がり。
ラストの一騎打ちシーンとどれも印象深かった。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2024-04-10 12:06:10)

16.《ネタバレ》 相変わらずぶっ飛んだ世界線の本シリーズもついに最終章(なのかな?)に突入です。冒頭で主席連合の上位に立つとされる首長がジョンにあっさりと射殺されてしまいますが、このジョンの行動にはちょっと説明がつかない感じがありました。代わって主席連合のトップに立つのがグラモン侯爵なる若造、彼が本作での最凶ラスボスという位置づけなのですが、貴族ぶった言動をするだけで最後まで銃を一発も撃つこともなくて悪役としては拍子抜けさせられます。そしてジョン・ウィックに絡む旧友二人がどちらもアジア人のドニー・イェンと我らが真田広之となります。盲目の暗殺者イェンの能力は超人と言うよりも超能力者というレベルですが、この人の動作やアクションには華というか男の色気の様なものすら感じさせられます。できればこのケインというキャラは真田に演じて欲しかった気もしますが、イェンの方がハリウッドではまだ格上ということなんでしょうね。まあ真田が演じたコウジというキャラも十分にカッコイイんですけど、彼に割り当てられるキャラはパターンが決まっているような気がするのは、自分だけでしょうか? 凱旋門のロータリーでの銃撃戦や200段の階段落ちなど、今作では体を張った見せ場が多かったかなと思います。キアヌ・リーヴスも、ローレンス・フィッシュバーンがプレゼントしてくれた完全にスーツスタイルの防弾着のおかげで、車にはねられても弾を喰らってもダメージが少ないという設定でしたが、いくら何でもこのスーツ無敵でしょ(笑)。キアヌは基本(?)に忠実で必ず相手の頭や顔に何度も弾をぶち込むのに、なんで敵の弾は頭部や顔面に当たらないのかな?すいません、野暮でした(笑)。 最近は『ミッション・インポッシブル』シリーズやジェイソン・ボーン作品群などシリーズになったアクションものが多いけど、その独特な世界線も含めてこの『ジョン・ウィック』シリーズが私には一番のツボでした。ジョン・ウィックよ安らかに眠れ!と哀悼の意を示すところですが、まさかの第五作目製作の噂が…それじゃあ『アウトレイジ』になっちゃうじゃん! S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-04-03 22:52:45)

15.一回目はあまりのストーリーのなさにがっかりしたが、そういうものだと思って二回目見たらそれはそれなりに面白い。純粋にアクションシーンを楽しめるかどうか。一応最後の逆転劇もあるし。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-04-02 22:01:01)

14.続編ごとに点数が上がっていくという事は、作品ファンが見続けていての点でしょうね。
 
私も4までは見ました。
が、私の中ではここで完了とします。
で+1点献上。
 
やっぱり身体が硬いキアヌ。O脚ガニ股ドタドタ歩き。かっこいいけどスタイリッシュアクション俳優にはなれないキアヌ。
 
アジア人としてドニー・イェン、真田広之と見比べてしまうとやはり劣るのですよね。今回は余計に感じてしまいました。
もうこれで終わって欲しかったなぁ。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-24 17:01:34)

13.《ネタバレ》 いつもながらの変な世界観。でも嫌いではない。
思うに、優れた映画とは、居心地のよいテーマパークやホテルのようなもので、そこに居ること自体が楽しく、「早送り」などしたくならないものだろう。

いくらジョンが強くても、主席連合のルールそのものからは逃れることができない。
人間社会のしがらみからは、逃れられいよ、というメタファーなのだろうか。
最後に自由を勝ち取ったが、友を救い、結局自分は死へと旅立った。「生にしがみついていた」から?
エンドロール後のケインと娘との再開、そして、すーっかり忘れていた復讐。
因果応報。 チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-02-03 17:59:19)

12.《ネタバレ》 決闘のために防弾スーツとチョッキを脱ぐときに、チャリン、チャリンと着弾した弾が落ちる音がする・・・こだわってますよね~。
こういうところが好き。 リニアさん [映画館(字幕)] 8点(2023-11-04 17:54:07)

11.《ネタバレ》 いやいや、長かった・・ で、キアヌ死んじゃったようなエンディング?
でもウィキでは、5作目も同時に撮影の話も有ったというので、死んでない可能性も? 
で、ネタバレついでに、3曲分もあるエンドロールの後で、更にワンシーン入ります。
ただ、キアヌは居ません。 何なんでしょう?
という170分  今回はトイレ行かずに済みました。 アバターでは痛恨の一時離脱・・。

中身は、半分以上が打ち合いシーン。 バンバンバンバン、正直ちょっと疲れました・・
面白いのは、パリでの戦闘で、真上からのドローン映像で、建物の中で撃ち合いながら
移動する長いワンカットのシーンが痛快。 火力の高いショットガンで、1発で相手が
吹っ飛んで火だるまになる特殊な武器のシーン。これが見ていて快感。
キアヌ抹殺の為に敵が用意した銃なのに、いきなり奪われてキアヌが使い倒すのが最高。

残念なのは、今回のラスボスが、童顔の若手俳優で、悪そうにも怖そうにも見えない事。
あと日本が誇る俳優真田氏の出番が短かった件。ブレットトレイン位は出て欲しかった。
今回も階段落ちシーンがあります。しかも100段は落ちてる・・しかも2回も・・
どこまでしぶといのかジョナサン。 

エンドロールでサオリ・イザワの名前を発見。真田の娘のアクションシーンでスタントの
吹き替えやったのかも。 どーせなら沙織ちゃん本人を見せて欲しかった。
と、要望ばかり言いましたが、総じてはマズマズの娯楽作品になってます。

一言言わせてもらえば・・ 5作目は不要だと思います。もう充分でしょう。 グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 8点(2023-10-25 00:28:50)

10.《ネタバレ》 そうか、もうこのシリーズは観られないのか。
終わった瞬間に萌したのはそういう感情。
もうほとんどストーリーなんてそっちのけで、ひたすらキアヌのアクションを楽しむ。
真田広之とドニー・イエンという現アジアの最高峰のキャストを迎えて、アクション任侠映画としては、もういうことない出来。
俯瞰でみる曳光弾的なライフルの演出も面白い。いや、そういう画が観たかったのよ。
パラベラム辺りから、ちょっとそれは虫が良すぎるんじゃないかと思い始めていたが、今回も旧友を死闘に巻き込む自己中な展開。
コンセクエンスを受けたのは、実は掟を破りまくったジョン・ウィックだったのかもしれない。
だから、この辺りがきっと潮時なんだろうね。
アクション映画の世界にその名を刻むであろうシリーズのラストを映画館で観られたことに感謝したい。 roadster316さん [映画館(字幕)] 8点(2023-10-18 15:53:55)

9.《ネタバレ》 約4ヶ月ぶり2度目観賞。シリーズ第4弾。180分弱の長尺。今作もストーリーよりアクション。ゴーモンありカジノありで、まるで007やな。カジノでK1のレバンナみたいなんをどついて金歯をゲット。市街地でのジョン・ウィック包囲網。222段の階段はまるで六甲全縦の横尾山やな。最大の敵は友、頂上で決戦。意表を突いた奇襲で黒幕に引導。超絶タフネスガイのジョン・ウィックも力尽く。まだ続きがありそうやな。良作に格上げ。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 7点(2023-10-08 13:56:28)

8.セルジオ・レオーネやジョン・ウー、ブルース・リーや座頭市、そういうのが好きなのはわかります。憧れのあの映画の雰囲気を再現したい、でもそれって結局映画を作ってるというより映画ごっこをやってるだけじゃないでしょうか。まあ映画ごっこでもいいんですよ、深く考えずに楽しめるエンタメなら。ローグ・ワンに続いて盲目のドニー・イェンはかっこいいです、ハマり役です、あのチャイムが鳴る仕掛けとか最高です。でもただのエンタメにしてはなんかモヤモヤする後味の悪い終わり方じゃないですかね。最近のハリウッド映画の傾向としてやたら上映時間が長いというのがありますが、それだけならまだいいんですよ。しかし一本の作品の中でまともにオチを付けずに続編へ引っ張るような終わり方をする作品が多すぎませんかね。しかも本作って一応シリーズ完結作のはずですよね?上映時間が長いならストーリーを語るだけの時間が十分あるはずなのにこれは怠慢じゃないでしょうか。悪い意味で映画じゃなくてテレビドラマの延長みたいな感覚で作ってるんでしょうかね。そりゃ倍速視聴も増えますよ。日本映画界は20年ぐらい前からそんな感じですがハリウッドまでそんなんになっちゃうのは勘弁ですよ。 Сакурай Тосиоさん [映画館(字幕)] 4点(2023-09-28 23:16:06)

7.《ネタバレ》  観ました。
 音響は非常に良い所でした。

 なんかもう始まりから最後までひたすらカッコいいアクションシーン、アクションシーンの連続でカッコ良さが飽和してて「かっこいいかっこいいかっこかこかかかかかか」みたいな、溢れてて、もうはい、ありがとうありがとうございます、素晴らしい素晴らしい……って感じでした。

 上映時間がインド映画並みに長くてどうかと思ったのですが(なので上映回数とか限られて映画館側としては難しいだろうなとは思いつつ)、最初から最後まで息のつかせぬ展開がずーっと続いてくので、特に長いという感じもしませんでした。それから、これだけたくさんのそうそうたるアクションスターの歴々が登場されたら、それぞれしっかりした見せ場が要るだろうという欲求を余すところなく盛り込んで、すべてもうがっつりやってくれて、やり切ってくれるので、もう大満足でした。犬もありましたしね。

 あの、合流シーンなんか激熱で、おおおおおおおお! っと叫んでしまいました(心の中で)。
 〆も、そうきたか! という感じで、とにかく良かったです。

 いちおう、敵役の人がアマプラの「コンチネンタル」から来てるようなので、事前に観ておいた方がより楽しめるかとは思いました(私は未見でしたが、初登場なのに悪辣ぶりが素晴らしく、映画だけでも十分楽しめましたが)。

 エンドロールの後もシーンがあるので観ていただきたいですが、エンドについてはまあ、そういう世界だしねえで私は非常に納得した感じです。

 素晴らしい作品ありがとうございました。

 そういや、今回、大阪が舞台になるので(例のハリウッド風・日本ではありますが)、日本に宣伝にやってくるはずが、ハリウッドのストライキで来られなかったのはちょっと残念でしたか。

 そんなところです。 simさん [映画館(字幕)] 10点(2023-09-27 19:30:38)

6.《ネタバレ》 ジョン・ウィックシリーズがどの作品も面白かったので、最新作は大きなスクリーンで見たいと思っていました。で、今作ですが正直、4作中の中では一番面白く無かった…、はぁ残念。なんか、至って普通のアクション映画になっちゃったかなぁという印象を受けました。アクション量は過去作に比べて大幅に増えたのですが、目を見張るシーンは殆どないんですよね…ケインのシーン以外は。良かった点は、映画後半の上から視点のアクションは目新しくかなり面白かった。また、ドニーイェンの座頭市キャラがかっこよかった。やり過ぎだなぁと思ったのは、まずは防弾スーツ、ここまでやるともうスパイドラマの道具だよね。あと、凱旋門周辺でのガンバトルや、ラストの長い階段でのバトル。敵が自ら死ににいっているんだもん。ジョンが師範の、銃の合気道(塩田剛三)を見ているようでした。全体的には悪くは無かったけど、ジョン・ウィックシリーズだけに期待し過ぎちゃいました。 はりねずみさん [映画館(字幕)] 6点(2023-09-23 19:21:58)

5.《ネタバレ》 ゲップが出ました。。。
一言言わせてもらえば、エンディング後のおまけ映像はエンディング後ではなく本編のラストで入れるべきだと思う。
ここにモヤモヤした人は多いと思うんで。私はトイレが我慢できずに危うく席を立つところだった。 ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2023-09-23 15:56:13)

4.《ネタバレ》 生意気だった裁定人のオバちゃんが出なかったのが残念ですが『報い』がテーマなだけに3で指輪と指を奪った首長へのお礼参りは良かったです。冒頭で「いろんな人がいろんな報いを受けるんだろうな」と思わされました。ただ、最終的には首席連合の手の平の中でしたけども。 梅田の電車内はアメリカの地下鉄のようにプラスチックのピカピカの椅子で笑いましたが、真田広之と大阪は普通ならメインになれたなというくらいで前半での退場は残念でしたね。ドニー・イェンは戦闘前に麺をすすってたり愛嬌があり、口も腕も達者でかなり美味しい役回りでしたがちょっと微妙な座頭市だったかな。盲目の達人ならもっと聴覚や嗅覚の鋭さが欲しかった気がします。犬の相棒を連れた殺し屋トラッカーは若く傲慢で冷酷な公爵に忠誠を誓わされますが、狡猾さと能力の高さを見せジョンにビビりだした伯爵を手玉に取るなど良いキャラだった。ジョンが彼を仕留めずピンチな犬を優先するシーンなんかは1から見てる方はグッと来たのではないでしょうか。中ボスみたいな敵も含め全員キャラが立ってましたね。 アクションはもうやり尽くしたんじゃないかってレベルでてんこ盛り。拳銃を使った銃(ガン)・フー、車やバイクの車(カー)・フー、犬と戦う犬(ドッグ)・フー、柔術、柔道など戦術がバリエーション豊富だし、狭い建物内、パーティの雑踏、地下道など多彩なロケーションに応じて見せ方も殺陣も凝っていて楽しめました。カメラワークも良いですがスタントチームは相当な手練ですね。終盤の寺院へ続く階段落ちは『蒲田行進曲』を超えたなと思いましたが一番の見所は凱旋門かな。ただまあ、防弾スーツが強力すぎて接近しての銃乱打から敵仕留める→次の1セット登場!が繰り返されるので飽きもくるかも知れませんね。その飽きが来たんじゃ?ってあたりで、焼夷弾を使ったショットガンで気持ちよくドッカンドッカン撃ちまくり、それを上から俯瞰してワンショットで見せるのは上手い構成だったし、被弾しまくるので脱いだ時に銃弾がバラバラ落ちるのはマメな演出だなと思いましたけど、とにかくアイデア満載なアクションシーンの連続でお腹いっぱいです。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2023-09-23 14:38:22)

3.《ネタバレ》  
いやー……まさに、あの映画の通り。
マジでネタバレが危険だからアレだけど…今回は。

ん―――で、タイトルはコレ。

――ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年)

まず――そうだ。
アクションシーン”は”決して最上級だったと思う。
例えるなら「音響」は確実に最高峰(と、思う)作品だし…全部、観た後で今までのラインナップ作品を想起させる。
まぁ、どんな作品であろうと製作の時期ってのが有るので”決め切れない作品”だったと思うけど……うう~ん…「書きたい事が結構あり過ぎ」なんだけど…人によっては強ぉぉぉぉぉくお勧め出来ないかも知れんなぁ……いや、映画の「捉え方」って色々と無数にあるだろうけど……参った。

ま、まっままっ!あくまで俺好みのままだったけど!敢てね!
取り敢えず作品を「観て欲しい」と思いつつも「余りガッカリされたくないなぁ~」とも考えたり。
あー、感想を確認して欲しいかな…取り敢えず描こう…か。
けど、決め切れず、奥歯にモノが挟まった心境。

     *

     *

     *

さて、気が付きゃ色んなスパイ映画を記してみる。

【スパイ映画のシリーズもの(一部)】
 2006~:007(ダニエル・クレイグ版)
 1996~:ミッション:インポッシブル
 2002~:ボーン・アイデンティティー
 2014~:キングスマン
 2014~:イコライザー
 2023~:ジョン・ウィック

原則的には”シリーズもの”に限定しているのがポイント。
でも、やっぱり「キャラクターの動きや考え」に違った佇まいを感じているのがポイントだったりする。
あの、スパイ映画って感情が高ぶって来るかあなぁ…今も、楽しくて仕方ない作品は当然として燃えるポイントだ。
そして、面白い作品も大事だが、是非「継続するシリーズ」も更に挑んて欲しい!
いや、最高映画の継続のために。

さて、今回は――ジョン・ウィック:コンセクエンス。

俺が(本来的に)気づいていた事は「ジョン達の脳欲による誇張」だと思う。
要は「キャラ立ち」などを考えて、更に解り易く変化させたのが印象的と言える……例えば…ジョンの銃声が敵へと響こうが、確実に「響く銃声」を把握出来たり…など。
今回はビシッとしたスーツの上から、意欲が(響かず)半減する、などが「より解り易く解明させていて」キャラ立ちの必要もなくなった。
あれによって、今作では誰にスーツの上から防御できて、解り易く表現されている点も強く伺える。

なので(ある意味で)トコトン執着したっつーか、拘ったっつーか…あんな強いポイントを徹底的に”ジョンウィック”としてマーク出来た。
そこは(表現は別としても)評価はして置きたい。

あ、言える事が…もし有るとしたら…1作からの作品で「確りと作風を繋げて欲しい」と願うばかりだ。
雰囲気と言うより、あの世界から完全に習得って意味で。

でも、最近の映画と違って「妙な連結が少なかった」気がする。
うう~ん…もどかしくて色々と考えそうだわ……マジで。

後、タイトルにも数字を加えよう。

あ、「2」はあったけど。


. 映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 7点(2023-09-23 02:46:38)

2.《ネタバレ》 一応「ネタばれ有」をチェックしてありますが、根幹にかかわる内容は書いてありません。

上映時間が2時間49分。 長すぎる。

真田広之とRina Sawayamaが登場する大阪のContinental Hotelのシーンは必要ない。 真田広之を出演させるために無理やり作ったシーンだと思う。 これをなくして上映時間を2時間程度に収めていたらもっと楽しめたと思う。

アクションの派手さは前作からさらに拍車がかかった。

「焼夷弾」を撃ちまくるシーンは今まで見たことがない派手さ。 ここまでやるとまるで観客を笑わそうとしているのかとさえ思える。(たぶんそうなのだろう)

実際私は笑ってしまった。


あれだけ至近距離で撃ち合っても敵味方双方なかなか死なないのは皆が防弾服を着ているという設定だからだけど、Johnの普通のスーツ(背広)が特殊ケブラー製で完全防弾というのはあまりに無理がある設定だなと思う。 厚み数ミリの服生地が弾をはじくわけないじゃないか(特に5.56x45mm NATO)。 でもこの設定がないとアクションシーンが成立しない。

話の展開もかなり不自然だけど、これが映画John Wickというものだと納得するしかない。

最初から設定、登場人物などまるでコミック、アニメから抜け出したような内容だ。

特に今回はCaineというJohnの旧友が冗談みたいな設定の人物だった。

盲目にもかかわらずやたらと強い。 みんなが殺しあっているのに物陰で麺をすすって腹ごしらえ。(これも笑った)


これでJohn Wickシリーズは完結かと思いきや、まだ続きが作れそうな微妙な終わり方。 これは続きが作れる余地をとりあえず残しておいてもし気が向いたら作るかもしれない、ということなのか。 それともすでに次作を考えているのか。

楽しめる映画だけど、尺が長すぎるのは良くないと思う。 既に書いた通り2時間以内に収めていたらもっと凝縮してすっきりしたと思う。


第一作の「John Wick」は傑作だった。
Chapter 2、Chapter 3とどんどん大げさになってきた。 舞台となっている架空の「世界」もほとんど冗談のような内容。 だいたい「excommunicado(追放)」されたJohnがどうやって世界中の都市に移動するのか全く分からない。

独特のアクションもここまで延々としつこくやられると新鮮味が失われる。 この辺で終わりにしておいたほうが良いのではないかと私は思う。 称えよ鉄兜さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2023-09-22 02:09:08)

1.6月に飛行機内で鑑賞済み。
まあ、シリーズ通して言えることですが、おもしろくてウソくさくてグロくて満足できます。
冒頭は大阪が舞台で、最後がパリです。
ストーリーは単純ですが、上映時間がちょっと長くてダレますねえ。
でも、おもしろいです。
そうそう、真田広之は意外と存在感ありますねえ。 ミスプロさん [DVD(字幕)] 7点(2023-09-19 22:07:35)

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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.90点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
415.00% line
5210.00% line
6315.00% line
7840.00% line
8525.00% line
900.00% line
1015.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 8.50点 Review2人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2023年 81回
シネマティック&Box Office業績賞 候補(ノミネート) 

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