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わが青春のアルカディア

1982年【日】 上映時間:130分
SFアニメ漫画の映画化
[ワガセイシュンノアルカディア]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-07-20)【イニシャルK】さん
公開開始日(1982-07-28)


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監督勝間田具治
井上真樹夫キャプテン・ハーロック / ファントム・F・ハーロックII
富山敬トチロー / 大山敏郎
武藤礼子マーヤ
田島令子クイーン・エメラルダス
池田秀一ゾル
石田太郎ゼーダ
森山周一郎老トカーガ兵
高木均トライター
青野武ムリグソン
増山江威子魔女
山本百合子ラ・ミーメ
鶴ひろみミラ
柴田秀勝黒衣の指揮官
大竹宏トリさん
矢田耕司イルミダス将校
田中秀幸
蟹江栄司
塩沢兼人
堀秀行
佐藤正治
寺田誠
間嶋里美
中野聖子
石原裕次郎ファントム・F・ハーロック(特別出演)
原作松本零士
脚本松本零士(構成)
音楽木森敏之
新日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
作詞山川啓介「わが青春のアルカディア」/「白夜にひとり」
作曲平尾昌晃「わが青春のアルカディア」/「白夜にひとり」/「太陽は死なない」
編曲矢野立美「わが青春のアルカディア」
撮影スタジオコスモス
武井利晴(撮影監督補佐)
製作東映
東映動画(製作協力)
製作総指揮今田智憲
企画松本零士
制作楠美直子(制作進行)
配給東映
作画小松原一男(作画監督)
金田伊功(原画)
スタジオぬえ(アルカディア号デザイン協力)
録音市川修(録音助手)
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【クチコミ・感想】

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22.劇伴の音楽、ところどころで実際のクラシック音楽も使われていますが(一部加工あり)、冒頭のタイトルの部分でも流れるメインテーマは、クラシック音楽を元にしたパロディ風の音楽で(『ライトスタッフ』とか『勝利への脱出』とかでビル・コンティがやってた、アレですね)、冒頭の一瞬はブラームス交響曲3番の第3楽章かと思わせながら、実はマーラー交響曲5番の第1楽章が元ネタでした、というオチになる。ウム、その手があったか。とは特には思わないけど。
それはともかく。
あまり評判のよろしくない作品のようですが、個人的には割と好きなんですけどね。いや正直、子供の頃はどういう訳かハーロックなるものがどうも苦手で、TVアニメの「宇宙海賊キャプテンハーロック」なんて絶対見ようとしなかったし、銀河鉄道999の映画に毎度出てきては大きな顔してるのもイヤだったのですが、そうやってかつて距離をおいてたお陰で、多少ヘンな映画であっても気にせず楽しめるのかな、とか。内容がムダに重いように思えるそのイビツさも、今、見返せば、作品の一種の個性。作りたいものを作りたいように作ってた、その結果、欠点はあっても独特の魅力が生まれれば、それでいいんじゃないかと。
ハーロックとトチローの出会いが、1000年前の第二次大戦から描かれる、輪廻転生の物語。いまや地球は異星人に支配され、ハーロックはレジスタンス活動に身を投じる。いろいろと出来すぎ、作り過ぎな要素も感じられるけれど、ひたすらヒロイズムを詰め込んで、一種の「真似のできない作品」、には仕上がってます。
アニメーションの緻密さ、ということでは最近の作品には到底かないませんが、それでも、いやそれ故にというべきか、メカニックな動きの見事な描写は、作品の大きな魅力になっています。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2024-04-07 07:43:32)

21.トチローとハーロックの友情物語ということで鑑賞したけど、期待外れだった。
他作品でトチローの存在はちらほら描かれていたけど、本作のトチローは平凡なキャラでがっかり。
トチローの娘まゆを守る為にハーロックは命懸けで戦ってるという認識だったけど、トチローにそこまでの魅力を感じなかった。
物語自体も面白いとは思えなかったし、ハーロックの世界観そのものがしょぼくなってしまったようで、見て損した気分です。 もとやさん [インターネット(邦画)] 3点(2023-07-23 15:09:09)

20.《ネタバレ》  松本零士の「ハーロック」はいろいろな作品で使われている。手塚治虫のいわゆる「スターシステム」と違うのは、松本零士の頭の中では(全てとは言わないが)それらが時を超えて繋がった物語だということだ。というわけで彼の代表作の一つ『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』と戦場まんがシリーズ『スタンレーの魔女』と『わが青春のアルカディア』を融合した作品。
 だが、単独作品時代からのファンは、それが後付であることに気付いていて知らん顔をしている。スター・ウォーズが「当初から」9部作だと言っていたのと同じように。
 本作を見る松本ファンとしては、スターウォーズファンがそれを受け入れているの「心優しさしいなぁ」と思うのだ。

 『スタンレーの魔女』の部分はハーロック一世の物語をそのままに、超えられない山を超える役を、宇宙を行くキャプテンハーロックとトチローに置き換えている。だが、複葉機や片肺の軍用機と違って、星を滅ぼすほどの宇宙戦艦で炎の川を渡ったって、なにか感動が薄い。トカーガのゾル(今作では人間態だ)が、船から飛び降りるのも無理矢理感。

 この映画の中で一番感心したのは「俺達は負けたが滅びたわけじゃないからな」というセリフ。

 映像的には、これの前の作品であった「さよなら銀河鉄道999」のハーロックが一番かっこよかった。一緒に見に行った友人の評価も低かったのだが、何だかんだ言っても、かつての松本零士ファンとしては、6点つけちゃうのである。 Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2020-08-12 20:27:08)

19.松本零士ブーム末期の作品だけあって全盛期の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』、『銀河鉄道999』のような感動はもはやない。
だが濃い松本零士ファンたちが強く支持するだけあって男たちの熱いドラマはなかなか見応えあり。 ガブ:ポッシブルさん [映画館(邦画)] 6点(2015-10-26 15:58:41)

18.《ネタバレ》 この映画はとても残念でした。「ヤマト」や「999」の前から松本零士氏のファンでした。氏の作品の中に、時代や舞台を変えて何度も現れるハーロックとトチロー。その二人を主演に据えた映画として、それまで断片的に語られてきたエピソードが集成されるのかと期待しました。でも、全然ダメでしたね。ハーロックがキャプテン・ハーロックになるまでのお話ですが、中味が薄い。やってることが単純なので、仰々しい台詞が空回りしている印象です。久しぶりに観たけど、演出が壊滅的に酷いです。脚本も酷いんですが…。繰り返される決め台詞の度に、顔や目を正面からアップにします。飽きあきします。脱線しますが、松本零士氏の作品には「俺の旗の下に」とか「信じるものの為に」といった概念が良く出てくるんですが、原作漫画の中でもそれが具体性を持って表現されることは滅多にありません。本作もその類いに入ります。漫画は読者が想像で補うという描き方ですが、映像作品で同じことをやると空虚に見えます。「999」などは、少年の具体的な目的(復讐)に成長を絡め、フォローするハーロックの言葉にも具体性があったので見応えがありました。さらに余談。ハーロックとトチローが出てくる作品(漫画)でいちばん好きなのは「ガンフロンティア」。かなりメチャクチャな西部劇ですが、彼らの「青春」が描かれています。昔の漫画しか語れなくなってきました。 アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 2点(2012-05-31 10:34:20)

17.子供の頃に観て評価していたら、「ハーロック、かっこいい!」とか言って8点とか付けたかもしれませんが、今観ると行き当たりばったりのご都合主義のストーリーにうんざりする。
どうでも良いが小役人的なトライターが首相では地球も終わってますねorz あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 4点(2006-06-10 18:48:09)

16.《ネタバレ》 先祖の記憶、トチロー・エメラスダスとの出会い、アルカディア号で旅立つまでが描かれる。ハーロックの映画ってだけで見たからちょっと期待してたのとは違った。マニアックな内容でしかも長いのでちょっときつい。照準器云々なんてその最たるもの...。正に男のロマンなアニメ。 バカ王子さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-03-20 21:32:41)

15.ハーロックは脇役ぐらいが丁度いいな、と思った。 zinny07さん [映画館(字幕)] 2点(2005-11-24 00:13:35)

14.《ネタバレ》 1945年ドイツ、第三帝国空軍パイロット、ハーロックはひょんなことで知り合った日本人技術者大山と共に最期の戦いに挑んだ。しかし機体は攻撃を受け、傷つき、中立国スイスまであとわずかの地点に不時着。ハーロックは、身を挺してラダーのワイヤの替わりとなった大山を逃がしたが、自身は国境線でレジスタンスに捉えられた。第二次大戦末期の壮絶な物語が胸を打つ。。。。あれ、この映画、ザ・コクピットじゃなかったのか。 ジンギスカンマンさん [ビデオ(邦画)] 2点(2005-07-28 00:59:39)

13.あー、高レベルの作画がもったいない・・・。ハーロック誕生物語をこじつけました、みたいな映画で、物語自体はちっとも完結してないですし、楽しめる部分がちっともないツラい作品。松本零士作品は多くがリンクしているのですが、あちこち辻褄が合わない部分が多くて、ブームのピークの頃は良かったけれど、今となっては、もう付いてゆけません。オープニングの、延々と裕ちゃんのモノローグが続く部分も、本編の物語にどう結合してるんだか、ちっとも理解できないですしねぇ。音楽は良かった印象がありますが、格調高すぎて中身に合ってない、って感じでしたし。そもそも、イルミダスとかマゾーンとか機械化人とか、一体誰が地球を支配してるのよ? あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 3点(2004-03-25 14:44:16)

12.松本零士ブーム末期、粗悪乱造気味に作られてたアニメ映画の一本。
さすがブームの力、冒頭シーンではわざわざ裕次郎が声優をやってるんだけど、こもった声でボソボソしゃべるから音響の悪い田舎(北海道某市)の映画館では何をしゃべってんのか全然わかんねぇべさ。話つまんねぇし。




あばれて万歳さん 2点(2004-01-13 14:01:45)

11.松本先生の戦場まんがシリーズに同名の作品があり、このシリーズのファンだった私は期待して観ました。でも私も↓koshiさんにまったく同感でがっかりでした。「スタンレーの魔女」を含め、完全なオムニバスにした方がまだ良かったような気がします。 shakuninさん 3点(2003-12-18 22:42:20)

10.ハーロック好きなんだけど、でもなあ。
この映画ちゃんと筋を考えてないよ。なんかかっこよさそうなシーンを集めてつなげただけって感じかな。でもハーロックは好きです。 clownさん 3点(2003-12-17 04:58:53)

9.1000年女王と共に、ちょ~~駄作!!この作品で悟らさせて頂きました..松本零士原作劇場用アニメはもう見てはいけない!と... コナンが一番さん 0点(2003-12-02 16:33:43)

8.やっぱハーロックは井上真樹夫さんじゃないといやだね。 ロカホリさん 7点(2003-10-19 15:08:20)

7.・・・ゴーラム!!。 sirou92さん 3点(2003-08-15 00:44:04)

6.漢の生き様とは何か!個人的にすごく熱い作品だと思います。面白いとか、面白くないとか、そういう評価をすべき映画ではないと…あ、あれ?なんかみなさん、評価が低いですね。残念賞ーっ! 食神。さん 8点(2003-01-18 06:42:55)

5.確か石原裕次郎さんが声を充ててましたよね。それだけの作品かと ドクドクモンスターさん 3点(2002-12-16 00:19:56)

4.長すぎ。もっと短くテンポ良くいけたはず あおきさん 3点(2002-12-08 00:27:11)

3.でも、やっぱりハーロックってかっこいいよな~。 ラッシーさん 5点(2002-11-13 00:45:57)

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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 3.91点
014.55% line
100.00% line
2418.18% line
3731.82% line
429.09% line
5313.64% line
629.09% line
729.09% line
814.55% line
900.00% line
1000.00% line

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