みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
39.「そうや!紀元前百万年(One Million B.C)のリメイク作ろうや」「恐竜の特撮は昔のよーに本物のトカゲを合成で出しとったらえーやろ」ってな具合で撮影が始まって、しばらく撮って、「あかん!これはあかんでええ~!ちょっと時代進んでるねんから、この特撮では観客に怒られるでええ!」「誰か~、ちょっとハリーハウゼンはん呼んでええ~!」って感じでこの映画ができたようーな感じがします(俺の完全な妄想です。すんません)。とにかくこの映画は最初の本物トカゲの合成特撮でいかにテンション下げずに乗りきれるかが重要だと思います(ちょこっとしか出てきませんがインパクト大なんで)。そこを乗りきれば、あとはいつものハリーハウゼンの造詣したカクカク怪物(恐竜)を楽しめるんではないでしょうか。ただストーリーはそないたいしたもんでもないんで、ハリーハウゼンの特撮自体が古臭くてショボって思う人はもう完璧におもろないと思います。後、ラクエル・ウェルチさんにはまれるかどーかも重要なんやと思います(ちなみに俺はあんまりフェロモン感じひんかった。すんません、好みうるさくて)。評価はやはり最初の合成トカゲのテンションダダサガリがラストまで響いたんで、この点数です。でもハリーハウゼンの特撮は無条件で好き。 【なにわ君】さん 5点(2004-12-31 17:52:00)(良:1票) (笑:2票) 38.「ジュラシック・パーク」が出現するまでは、恐竜モノの代名詞として君臨していた作品。いわゆる、DNAなどで再生されたクローン恐竜などではなく、紛れもなく原始時代を舞台にした、原始人と恐竜たちとの共存と闘いの物語。このジャンルの古典「キングコング」から伝統的に受け継がれている人形アニメーションのコマ撮り技術が、R・ハリーハウゼンの手によってさらに見事な動きを見せてくれる。闘いに敗れた恐竜が心臓の動きを停止し息絶えるシーンや、プテラノドンの翼の動かし方。あるいはユニークな巨大肉食ガメの登場といった、昨今のCGとはひと味もふた味も違う興奮を味わせてくれる。火山の大噴火によりすべてが呑み込まれていくスペクタクルなシーンもクライマックスに用意されていて、まずはボリュームたっぷりな作品だったと言える。原始人にはとても見えないR・ウェルチが見事なプロポーションを披露し、この作品に彩りを添えてくれていたのも嬉しかった。 【ドラえもん】さん 8点(2002-05-09 17:28:31)(良:3票) 37.《ネタバレ》 ↓で【S&S】さんが仰っている通りです。自分は数十年の時を挟んで、子供の目と大人の目の両方で楽しみました。初見は新聞のテレビ欄がやっと読めるようになった頃、「恐竜」という単語だけに反応してテレビにかじり付きました。大満足。そのときは恐竜しか目に入らなかった。先日、チョー久しぶりに観たら、今度はラクエル・ウェルチです。再び大満足。苦労してコマ撮りで動かしている恐竜たちにも感心はしたけど、やっぱり爬虫類より哺乳類。あのプロポーションは驚異的だ。スタイルが良い人は何人もいたけど、その中でも群を抜いていた。ラムちゃんを思わせる毛皮のビキニで、潤いを振り撒き続けてくれました。無きに等しいストーリーに、それでもいいじゃんと思える映画は滅多に無い。「美女と恐竜」。一粒で二度美味しい映画でした。 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-09-04 03:34:56)(良:1票) (笑:1票) 36.私も男の子。恐竜大好きでした。しかしこの作品は、幼少時代の私に恐竜と人間が同じ時代に共存していたと誤った知識を植えつけた罪な映画でもあります。恐竜の動きは今見ても素晴らしいと思えます。それまで見慣れていた日本の着ぐるみ怪獣のなんとも人間ぽい愛嬌のある動きとは違い、尻尾の動きなんか妙に気持ち悪くどこかギクシャクした動きも恐怖感を煽ります。チビ恐竜との格闘や翼竜との格闘のシーンは絶賛に値します。でもいくら恐竜が爬虫類だからってイグアナはないでしょ!ギャグかと思いました。クモもカメもでかくすりゃいいってもんじゃないでしょ!あと原始人のくせして、つけまつげにアイシャドーで完璧にお化粧してるし...綺麗だけど..。 【R&A】さん 4点(2004-12-10 12:05:58)(良:1票) (笑:1票) 35.いやあ、男の子はみんな、恐竜が大好きなんですよ。一番好きなのが恐竜で、2番がグラマーな原始人。よって本作! 恐竜図鑑を見るのが大好きだった子供の頃の私にとっては夢のような世界であります。特に当時は、ストップモーションなんてものを知らなくて、すべて中に人間が入って演じてると思ってたから、このテの映画は、観ててほんと不思議に思われたものでした。でも、撮影方法を知った今、不思議さはかえって増すばかり。肉食恐竜と死闘の末、「秘技・逆棒高跳び」によって仕留めるシーン、まあこのシーン自体は明らかに無茶なのですが(こんな荒技、どう考えてもムリですわな)、特撮の見せ場としては最高の部類に入ると言えるでしょう。ところで・・・ナヌ、↓本物のイグアナ、ですって!? えー、ウッソだあ、あれもストップモーションだと私は断固信じますっ!(←完全に分別を失ってます) 【鱗歌】さん 8点(2004-11-30 00:37:26)(良:1票) (笑:1票) 34.全てにおいて完璧。パーフェクト!10点ではないよ。100点の評価です。時は1960年代、映画界がテレビに娯楽の王様という称号を奪われかけてた矢先でそんな時代、20世紀フォックスが映画界での威厳と生き残りを賭けて高額予算を投じてきた当時の超大作路線映画です。20世紀フォックスの会長は語っていました。今の20世紀フォックス及び映画界があるのはサウンド・オブ・ミュージックの大ヒットとこの恐竜100万年、そしてその後にミクロの決死圏での大ヒットがあったからこそだというのです。つまりはラクウェル・ウェルチ様様だったと言っていた訳なのです。そうなのです。観ればわかります。美女と野獣と恐竜たちの入り乱れたこんな世界。そして逆の意味での未知の世界…。う~ん、なんて素敵な世界なのでしょう。これこそが懐かしのキング・オブ・娯楽です。子供の頃には恐竜が出てくるシーンしかつまらなかったんですが、そんな私ももうさ、いつの間にやらオヤジ世代… 今であったら例え恐竜が出て来なかったとしても楽しめちゃうんじゃないかな~ なんてさ、そんな風に思えてしまえるくらいに当時は鮮烈だったし、今であっても十分に満腹感に浸れる映画です。そんなです。 【3737】さん 10点(2004-11-13 13:32:48)(良:2票) 33.いや~。観ました。昔むかし。怪獣映画大好き少年だったのです。リアルな怪獣の動きは、日本怪獣映画のそれとはまた異質のものでしたが、十分に堪能しました。でもストーリーは忘れました。日本は着ぐるみ、外国はコマ落としといった、お国柄の違いを学んだのもこの頃でしょうか。でも、現代の若者が「ジェラシック~」を観た時ぐらいの衝撃はありましたね。悪い印象はありません。機会があれば、もう一度。 【すぎさ】さん [映画館(字幕)] 6点(2003-07-12 01:56:28)(良:2票) 32.↓そうでしたか。「サンダーバード0X号」と同時上映,ということは1967-8年頃でしょうから,確かに・・・。私は70年頃に初めてTVで見ました。巨大な肉食亀アルケロン,肉食獣(アロザウルスかティラノザウルス)と角竜(トリケラトプス)の戦い等々,怪獣ブームの余波が十二分に残っていた時代だっただけに,翌日は学校で映画の話題で持ちきりでした。原始人の女性はモーレツ(死語!)な格好をしていた,とか,原始人と恐竜は一緒にいたとかいないとか,しょうもない話をしたことが懐かしく思い出されます。今考えると,大まじめでこうした映画を制作していたこの時代って本当にいい時代だったんだ,とつくづく思います。 【koshi】さん 7点(2002-12-15 15:39:02)(良:2票) 31.《ネタバレ》 「子供たちは恐竜に、お父さんはラクエル・ウェルチに」、これは番組案内文ですが思わず爆笑です。この作品、あのハマープロの製作なのですね。確かにラクエル・ウェルチの肢体にはこの歳でも眼が釘づけでしたが、どうしてどうして、その他大勢のハマー・ガールズもなかなかでしたよ。黒い髪の山の部族が闘争的な気質で、海辺に住む部族は金髪で山の部族より文化が進んでいるという設定は、どこか北欧人種優位の人種感が感じられていやらしいところですが。そうそう恐竜でしたね、これはあまり活躍していませんでした。冒頭いきなり実物トカゲさんが登場でちょっと引きましたが、あいつは大写しで見せられると結構気持ちが悪いものですね。洞窟に住む猿人みたいなのが出てきて仲間を殺して食っちゃたりするところや、翼竜どうしが戦って勝った方が負けた方のヒナを捕食したり、結構ハードな自然の掟の描写もありました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-08-25 19:35:58)(良:1票) 30.完全に見くびってました。すごいよすごいよ! セリフのないのは当然として、テキトーさ加減も手抜かりなく全体に配分されてるし、ストーリー滅茶苦茶だし、BGMもテクスチュアがあったりリズムだけだったりしてポリシーがなく、映画前半で「常識」というモノがブチ壊される。もはや全編異化効果と言っていい(いやー、そしたら無意味なんだけど…(^^;)。この破壊力は並みじゃない。印象が一番近い作品を挙げろと言われたら、迷わず『スーパー・マグナム』と答えるね(笑)。 余談を交えながら…。 原始時代の祭祀を描写して物議をかもした前衛バレエ音楽『春の祭典』。コレを分析した指揮者ピエール・ブーレーズは、「少しづつずらして配置されたリズム細胞によるテンポの攪乱、その効果によって音がリズムから切り離されて自由になる」…とまあ大体こんな感じの結論を導いたんですが、この論文が書かれたのは記憶では本作のちょっと前。難解だったこの曲の音楽的意味が明快に解き明かされ、音楽界を震撼させました。 で、『恐竜100万年』の製作スタッフがこんな論文読んでたとは思わないんだけど、感触はすごい似てるんですよ。『春の祭典』を聞いた時の呪術的な浮遊感に。だから、オイラ的にはオチャラケながらも原始の真髄を映像化してしまった『ナンチャッテ春の祭典』に見えてしまいました。 まあ一言でまとめれば「果てしなくサイケでプリミティブ」ってコトです。極めて60年代的ドラッグ・ムービー。 【エスねこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-05 06:34:37)(良:1票) 29.んんー、僕はより「文明的」なのが金髪族で、より野蛮人的なのが黒髪族ってところに、ちょっと引っかかるものを感じてしまったんだけど、それは考え過ぎか。それにつけてもラクエル・ウェル乳じゃなかった、ラクエル・ウェルチ。あの「原始人ビキニ」は、ドンキホーテとかに売ってんのか? 【ぐるぐる】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-07-12 18:11:43)(笑:1票) 28.初めて観たのは子供の頃、昔は恐竜がいたから生きるのも大変だったよな~って、あやうく騙されるとこでしたよ(笑)。恐竜と人間を共存させるという無茶苦茶な時代考証。さらによく見ると恐竜の設定も変?トリケラトプスと戦っていたのは大きさ的にはティラノだけど・・・細部が違う。村を襲ってくるアロサウルス?小さすぎない?・・・もしかしたら子供かな!まぁ、まだまだ未知の恐竜が土の中で眠っているかもしれないので、こんな事は別に良いでしょう。でも言葉もしゃべれないのにバッチリメイクの皮ビキニはもう笑っちゃいますね。それでもこの世界、嫌いじゃないです。恐竜好きですし。確かにCG全盛の現在、ストップモーションは話にならないのかもしれないけれど、〝動き〟のセンスはこちらの方が素晴らしいと思います。ティラノとトリケラトプスの対決しかり、アロサウルスと人間の対決もまたしかり。今ではなかなか見られませんよね。もしかしたら実際に人形を動かして撮った方がイメージ湧いたりして。それに私も男ですからラクエル・ウェルチ、やっぱり良かったです。「ショーシャンク~」に登場したのも納得ですね。もう時代考証なんて別にいいじゃない・・・って思いますね。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-23 00:54:03)(良:1票) 27.当然ながら恐竜と人間が共存した時代は無いのは解っていながら、恐竜と出くわしたら長めの槍を使って串刺しにする方法がわかったとか、若い女性が恐竜に襲われたらどうするかなんて真剣に考えたのは、若かったせいなのかもしれないが、今でも、同じ事をふと思ってしまうのは、今の年齢が決して若いと言えないのに、無理やりまだ若いのかもしれないと考えたり、かみさんの年齢は俺より若いけど現実的だなんて考えたり、・・・俺は何が言いたいんだ? 【パセリセージ】さん 7点(2005-02-26 01:43:14)(笑:1票) 26.男子専科。そう、本来SF映画といえば男性向け(青少年含む)用に作られているわけですが、この映画はそれが徹底されており大いにヨロシイ。本作こそが「バーバレラ」と双璧を成す、殿方向け本格特撮映画! 冒頭早々、合成バレバレの大トカゲを登場させたりで、時代考証にしろ原始人の描写にしろかなーりイイカゲン。というものの、ちっとも原始人には見えない皮ビキニ姿のラクエル・ウェルチだけは、この作品の世界観と妙にマッチしておりベリーグー。そしてもうひとつの見どころが、レイ・ハリーハウゼンの手によるモデルアニメーション。後々、「恐竜グワンジ」に受けつがれたと思われる、ケラトサウルスやアロサウルスの登場シーンについニンマリ。(死にっぷりも良く、なかなかイイ味出している) ハリーハウゼン&ドン・チャフィの作品としては、ファンタジー色豊かな「アルゴ探険隊の大冒険」には一歩譲るものの、ぜひ残しておきたい作品ですね。 【光りやまねこ】さん 7点(2005-01-25 12:12:02)(良:1票) 25.《ネタバレ》 チッ、昨日の某ウェスタンじゃ全くもって消化不良だぜ。コイツで口直しといくか…てな訳で久しぶりに観てみました!いやぁイイっすねぇ~、ロアナ(ラクエル・ウェルチ)の皮ビキニ最高じゃないっすか。無粋なコスチューム・チェンジもなく、最後まで見せつけてくれて実~に潔し!!ま、アダルトビデオじゃないんだから、こっちも別に”スッパ”になるなんて過剰な期待もしませんし、健康的なお色気って感じ?でロアナの脚線美を堪能させてもらいますた。おまけに水浴びでの濡れビキニ姿あり、女同士のキャットファイトあり、この手の見世物映画のツボってヤツを外さない堅実な作りにむっちゃ好印象っす。加えてハリーハウゼン入魂のダイナメーション恐竜まで拝めるおトクさ!とくれば満点!と言いたいトコですが、矢張り初っ端に本物のイグアナ君を出しちゃイカンでしょう、ハリーハウゼンの旦那。2点マイナスゥ!!そうそう、私はDVD英語字幕で観たんすけど、出だしのナレーション以外は「トゥマク!」とか「ロアナ!」とか名前呼ぶトコだけしか出ないんすよ。わざわざ字幕を2ヶ国語にした意味がある…のか??とチョット笑えました。 【へちょちょ】さん 8点(2004-10-09 23:24:02)(笑:1票) 24.原始人の美しさと恐竜のぎこちなさが好きです。 【死亀隆信】さん 7点(2003-06-11 09:52:29)(良:1票) 23.21世紀になり再度くりかえし観ても色褪せることのない最高傑作。CGのリアルさだけでは表現できない「躍動」が伝わってくる。恐竜も原始人たちも異次元の世界の話ではなく宇宙時計で見る少し前の私たちの世界と実感できる。そう、この映画は生命の躍動が根底に熱く流れているのだ。地球上の、宇宙のすべての生命の誕生がそこにある。何よりもラクエル・ウェルチの表情、演技、姿態のすべてが生命の誕生の源である母性そのものを表現している。(すみません。単なる彼女の一ファンでした。) 【天地 司】さん 10点(2003-01-21 15:39:25)(笑:1票) 22.《ネタバレ》 最初のところで、「これ、明確な言語が生まれる前設定なんだな。しかし、どこでどうジャンプするんだろう?」と思っていたら、まさかの最後までそのまま行くというのでまずびっくり。制作側の強力な信念を感じます。一方で、話の展開からすればみんなで恐竜をやっつけるあれこれが出てくるんだろうと思いきや、それは確か1回だけで、あとは目の前で見ているか、せいぜい追い払うだけ。かえってそれが生々しさを醸し出していますし、恐竜の強さも実感させます。何とも、独特の熱さ、そしてシュールさを感じさせる作品です。●一方で、セクシーなお姉ちゃんはみんな大好きというのは時代設定も場所設定も問わないという点において、人類普遍の定理を証明してみせた作品でもあります。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-04-22 22:02:23) 21.《ネタバレ》 私が4~5歳の頃、親戚の方が買ってくれた怪獣の本に、この映画の写真(ケラトサウルスとトリケラトプスが対峙している場面)が掲載されていました。幼かった私には本物にしか見えず「これってどういうこと?恐竜は生きているの?どうやって撮ったの?」と衝撃を受けたものでした。そのため、小学生になりTV放映で、実際に動いている場面を観たときの感激はひとしおでした。しかもTV放映では、人間関係や状況を説明するナレーションが入っており、わかりやすく最後まで観ることが出来ました。 ただし、小学生である私でも「人類が地球に現れたとき、恐竜はもう絶滅していたはずだから、本当はあり得ない話なんだよな…」ということは感じました。その後、歳を重ねるにつれ「過酷な原始時代を生き抜いた人々のドラマを、英語を喋らせずに表現するというのは、作り手としては挑戦し甲斐がある分野かもしれない。しかしそれだけではお客を呼べないので、ハリーハウゼンによる恐竜の場面を挿入したのだろうか?」と思ったりもしました。もちろん、この映画自体が、紀元前100万年(1940年)のリメイクであり、しかも、監督のドン・チャフィとハリーハウゼンは、アルゴ探検隊の大冒険(1963年)で既に懇意だったので、私の考えは思い過ごしかもしれませんが…。また“客寄せ”という意味では、女優・ラクエル・ウェルチの存在も大きかったんだろうな…と思います。 なお、DVDには、もし可能なら、TV放映時に準じたナレーションを副音声につけてもらえると、初めて観る人でもわかりやすいのでは?と思いますが、難しいのでしょうね… さて、採点ですが、恐竜の場面だけを取り上げるなら大変素晴らしく10点にしたいところです。しかしドラマ部分は、人によって感情移入できる人と、できない人の差が大きそうな気がします。その点を差し引き、劇映画としてのトータルさという意味で考え、7点…いや、大甘で8点とさせていただきます。 【せんべい】さん [地上波(吹替)] 8点(2015-09-20 18:08:28) 20.恐竜と人間が同じ時代に生きていた!という科学の常識を完全に無視した驚愕の設定ですが、 かたいことを言わなければ、こういうのも映画だからこその良さだと思います。 特撮王ハリーハウゼン。人形を1コマずつ丹念に撮影したという恐竜の動きは時代を考えると、その動きも素晴らしいです。 まだ人間が言語を持つ以前という設定なので、 叫んだりする以外に台詞は一切無しということもあり、 ストーリー的には退屈する時間が多いのも事実です。 特におっさんが仲間とはぐれて放浪したり、おっさん同士の抗争の時間帯は結構どうでもよかったりします。 しかし、その穴を埋めて十分すぎるほどの存在がラクエル・ウェルチ!! 本作の彼女のお姿はポスターになって「ショーシャンクの空に」にも登場しました。 恐竜と、コスチュームも素敵なラクエルが登場する時間帯はとっても楽しい映画でした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-29 00:38:29)
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