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トゥルー・ロマンス

True Romance
1993年【米】 上映時間:121分
アクションサスペンスラブストーリー犯罪もの青春ものロマンスバイオレンスロードムービー
[トゥルーロマンス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-03-14)【Olias】さん
公開開始日(1994-01-22)


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監督トニー・スコット
助監督ジェームズ・W・スコッチドポール
キャストクリスチャン・スレーター(男優)クラレンス・ウォリー
パトリシア・アークエット(女優)アラバマ・ホイットマン
デニス・ホッパー(男優)クリフォード・ウォリー
ヴァル・キルマー(男優)助言者エルビス
ゲイリー・オールドマン(男優)ドレクセル・スパイビー
ブラッド・ピット(男優)フロイド
クリストファー・ウォーケン(男優)ヴィンセンツォ・ココッティ
ブロンソン・ピンチョット(男優)エリオット・ブリッツァー
サミュエル・L・ジャクソン(男優)ビッグ・ドン
マイケル・ラパポート(男優)ディック・リッチー
ソウル・ルビネック(男優)リー・ドノウィッツ
コンチャータ・フェレル(女優)メアリー・ルイーズ・ラヴェンクロフト
ジェームズ・ガンドルフィーニ(男優)ヴァージル
アンナ・レヴィン(女優)ルーシー(アンナ・トムソン名義で)
ヴィクター・アルゴ(男優)レニー
クリス・ペン(男優)ニッキー・ダイムス
トム・サイズモア(男優)コーディ・ニコルソン
マリア・ピティロ(女優)キャンディ
ケヴィン・コリガン(男優)マーヴィン
マイケル・ビーチ(男優)ワーリッツァー
エド・ローター(男優)クィーグル警部(ノンクレジット)
家中宏クラレンス・ウォリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
松本梨香アラバマ・ホイットマン(日本語吹き替え版【ソフト】)
柴田秀勝クリフォード・ウォリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
小川真司〔声優・男優〕ヴィンセンツォ・ココッティ(日本語吹き替え版【ソフト】)
中田和宏ドレクセル・スパイビー(日本語吹き替え版【ソフト】)
平田広明ディック・リッチー(日本語吹き替え版【ソフト】)
秋元羊介リー・ドノウィッツ(日本語吹き替え版【ソフト】)
江川央生ビッグ・ドン(日本語吹き替え版【ソフト】)
小杉十郎太コーディ・ニコルソン(日本語吹き替え版【ソフト】)
坂口哲夫エリオット・ブリッツァー(日本語吹き替え版【ソフト】)
古田信幸ニッキー・ダイムス(日本語吹き替え版【ソフト】)
荒川太郎助言者エルビス(日本語吹き替え版【ソフト】)
青森伸ヴァージル(日本語吹き替え版【ソフト】)
沢木郁也クィーグル警部(日本語吹き替え版【ソフト】)
菅原正志マーティ(日本語吹き替え版【ソフト】)
山寺宏一クラレンス・ウォリー(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ東京】)
雨蘭咲木子アラバマ・ホイットマン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
有川博クリフォード・ウォリー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小野健一フロイド(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林勝彦ヴィンセンツォ・ココッティ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大塚明夫ドレクセル・スパイビー(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ東京】)
二又一成ディック・リッチー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
江原正士リー・ドノウィッツ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
桜井敏治ビッグ・ドン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田中亮一コーディ・ニコルソン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
麻生智久エリオット・ブリッツァー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
廣田行生ニッキー・ダイムス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
有本欽隆マーティ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
伊藤栄次助言者エルビス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
佐藤正治ヴァージル(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中博史クィーグル警部(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
諸角憲一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
本田貴子アラバマ・ホイットマン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
池田勝クリフォード・ウォリー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
高木渉フロイド(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
野沢那智ヴィンセンツォ・ココッティ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤原啓治ディック・リッチー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
玄田哲章リー・ドノウィッツ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田原アルノビッグ・ドン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
牛山茂コーディ・ニコルソン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
星野充昭ニッキー・ダイムス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
宝亀克寿マーティ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
佐久田修エリオット・ブリッツァー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
銀河万丈ヴァージル(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
出演千葉真一剣琢磨(劇中映画「激突!殺人拳」より)
脚本クエンティン・タランティーノ
ロジャー・エイヴァリー(ノンクレジット)
音楽ハンス・ジマー
マーク・マンシーナ(追加音楽)
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕(ノンクレジット)
挿入曲エアロスミス"The Other Side"
ビリー・アイドル"White Wedding"
撮影ジェフリー・L・キンボール
製作サミュエル・ハディダ
スティーヴ・ペリー〔製作〕
ジェームズ・W・スコッチドポール(共同製作)
製作総指揮ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
ジェームズ・G・ロビンソン
ゲイリー・バーバー
配給松竹富士
美術ジェームズ・J・ムラカミ(美術監督)
編集マイケル・トロニック
クリスチャン・ワグナー〔編集〕
ケン・ブラックウェル〔編集〕(第一編集助手)
録音ケヴィン・オコンネル[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳石田泰子(日本語吹き替え版【ソフト】)
スタントスティーヴ・ペリー〔製作〕
スティーヴ・ボーヤム
ケニー・ベイツ
その他スティーヴ・ペリー〔製作〕(ユニット・プロダクション・マネージャー)
リサ・ブラモン・ガルシア(キャスティング)
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【クチコミ・感想】

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179.《ネタバレ》 何とも元気いっぱいで爽快な作品だが、一番の見所は僅かな登場シーンながら強烈な印象を残すデニス・ホッパーとクリストファー・ウォーケンの対決シーンだろう。ウォーケン演じる海千山千のマフィアはまるで通常業務をこなすかのように、しかしとても威圧感たっぷりに拷問を開始する。これはチビっても仕方ないくらい怖い。対してホッパー演じる優しく素敵な父親は、暮らしぶりから察するにメインストリームから外れたいかにも冴えないオヤジ。だがこのオヤジ実は只者ではない。これはまさにハリウッドの異端児ホッパーのことだ。一通り凄まれた後、皮肉たっぷりにシチリア人にまつわる小話をかましてみせる。結果は〝試合に負けて勝負に勝った〟余裕しゃくしゃくで常に冷静沈着なウォーケンがホッパー相手にブチ切れてしまう。この面白さと言ったらない。それも冷蔵庫に貼ってあるメモであっさり行き先がバレてしまうというオチつき。つまりこの対決の結果は物語上どうでも良いことで、ただの見せ場なのだ。しかしこんなにワクワクするような対決がそうあるだろうか。例えばパチーノとデ・ニーロの対決(「ヒート」)なら誰しも見てみたいと考えるが、これはちょっとやそっとでは思いつかない。この場面を緊迫感たっぷりに撮ったトニー・スコットの手腕と、切れ味鋭い台詞を書いたタランティーノのユーモアはさすがだが、二人にホッパーとウォーケンを配役した人は相当凄いと思う。 ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-10 18:15:19)(良:4票)

178.一瞬のうちに燃え上がり、最後の最後まで一途に突っ走るハイテンションな恋。誰もが心の奥底で憧れながらも、実際に手にする人は滅多にいない「本物の恋」を具現化した、現代人にとっての究極のファンタジー。「トゥルー・ロマンス」というベタベタなタイトルからも伺い知れる通り、ここには打算もなければ駆け引きもない。オタクなコミック店員と、駆け出しのコールガールという、あんまり頭の良くない二人だからこそやってのけられる無軌道で出たとこ勝負な逃避行を描いたこの作品は、混迷を極める「今」を生きる全ての人々に、人間本来のピュアな欲望と、シンプルかつストレートな行動力への憧憬を起こさずにはおれない。いろんな意味でおバカな人々、たとえば短い人生の中で全ての薬物にトライすることに情熱を傾けている麻薬中毒患者や、プリミティブに現金を追う人々、息子を守るためなら命も辞さない父親は体を張って追っ手の行く手を遮ったはずが、壁にはしっかり息子の連絡先、当の息子はピンク色のキャデラックというあまりにも派手な車に乗って一路西海岸を目指す。コミカルというにはあまりにも愚かな、これら登場人物の姿を通して、人の世のバカバカしさ、人生の無意味さ、唯一「愛する」ことのみによって救われるシンプルな魂のあり方を映画はつぶさに描き出して見せる。ドタバタ劇と呼んでしまうにはあまりにも衝動的な、金でなく栄光でもなく、多くの人にとって今や何よりも手に入れることの難しくなった「トゥルー・ロマンス」を、安っぽさのオブラートに包んでポン!とテーブルの上に投げ出してみせたこの作品は、せつないまでの荒々しさと無知であることの楽しさを観客の心によみがえらせてくれる。テカりきった肌にくたびれた表情、見事につけ根から地毛の黒さを覗かせたイミテーションブロンドのアラバマが、衝動的に人殺しをして戻った恋人に言う台詞がいい。「なんてロマンティックなの!」 anemoneさん 10点(2003-12-03 01:10:07)(良:4票)

177.「行き当たりばったり、やけのやんぱち」ってのを映像化したら、こんなん出ましたけどーみたいな作品。
有名俳優たくさん出ていて 最後まで飽きずに見られるけど、特に心動かされることもなく 終わってなんにも残らない感じ。
娯楽作はそれでいいんだよって人もいるだろうけど、やっぱり私はなにか引っかかるものがあって欲しい。 くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-16 23:55:29)(良:2票)

176.《ネタバレ》 クエンティン・タランティーノの濃ゆい脚本を、中身のない映画を撮らせたら右に出るものの居ないトニー・スコットが映画化!おかげでタランティーノらしいクールな会話や魅力的でアクの強い脇役たち、そしてスピーディーなストーリー展開と相変わらずの暴力描写が良い感じに薄まって、とても万人受けするような作品に仕上がっています。その分、長く人の記憶に留まるほど印象的なシーンもなく、良くも悪くもちょっと変わった普通の映画どまりですね。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-24 19:32:27)(良:1票) (笑:1票)

175.《ネタバレ》 夕焼けに染まる浜辺を歩く2人とちびっ子の姿を見ながら涙をグッと堪えて「ちくしょー、良い映画だ」って心底思い、彼らのこの先が平穏であることを願った。欲深さのない澄んだ心を持った2人が出会った瞬間、欲の為に必至こいている奴らは到底2人にはかないっこ無いんだ。これは起こるべくして起きた奇跡の話。でも、こんなステキな映画を撮れるトニーがもういないなんてあまりにも哀しいな。どうか、ぼくが死んだら「素晴らしい映画だった」って伝えに行きたい。 ボビーさん [DVD(吹替)] 9点(2012-12-21 01:48:49)(良:2票)

174.女にモテず、服装もダサいオタクのフリーターが巨乳の金髪に勝手に惚れられるという、イケてない男子なら誰もがしたことのある妄想が繰り広げられます。エロくて、かわいくて、おまけに趣味の話を聞いてくれる彼女なんて最高ではありませんか!家の外で趣味の話をしないことが大人になることなんだなと学ぶ18の春を男はみな経験するわけですが、このクラレンスは趣味と彼女を両立させるという奇跡を成し遂げます。うらやましい!美人にモテて気が大きくなったクラレンスはバイオレンス一直線に走りますが、これまた学校のヤンキーにビクビク脅えつつ、「こいつらを全員俺の鉄拳で倒し、校内に平和を取り戻してやる」という文科系男子のバイオレントな妄想が素直に実写化されています。ド素人のクラレンスがマフィアや警察を敵に回し、ハリウッドの大物プロデューサー(モデルはジョエル・シルバー?)相手に大きな取引を成功させる展開はうまく行きすぎですが、タランティーノのバイオレントな妄想の実写化であり、オタク青年のファンタジーとして見ると、これは非常に楽しめます。。。「レザボア・ドッグス」で注目されたばかりでまだ「パルプ・フィクション」も世に出ていない時期に製作されながら、意味のない会話、B級趣味、度の過ぎたバイオレンス等、本作はタランティーノ作品の特徴を驚くほどよく押さえています。すでに売れっ子監督だったスコットが、昨日今日注目されたばかりの若手クリエイターの個性を殺すことなく、よくぞここまで「タランティーノらしい」映画を作ったものです。同時期に製作され、一方こちらはオリバー・ストーンが好き勝手にいじり倒してタランティーノを激怒させた「ナチュラル・ボーン・キラーズ」とは対照的です(「ナチュラル~」の後、親友のロバート・ロドリゲスを除いてタラは自分の脚本を他人に監督させなくなった)。トニー・スコットは見せ場だけの大味な映画を作る監督だと思われがちですが、本作を見ると企画の良さを的確に理解し、従来の自分のスタイルにこだわることなく企画本来の良さを活かす工夫のできる、器用で謙虚な監督という印象に変わります。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 8点(2009-08-14 17:41:57)(良:1票) (笑:1票)

173.《ネタバレ》 キャスティングで観賞したが、正直自分の大嫌いなタランティーノ絡みという不安はあったが、十二分に楽しめた。

めっちゃ暴走してて多くのハリウッドスターが端役で出て最後は派手に散って死体しか残らない。無駄の少ない映画で楽しめた。
まあ正直主人公は大半のキャストが死にラストシーンで他全員死亡してるので死ぬべきだったのではと思う。ハッピーエンドは違和感あり ラスウェルさん [DVD(字幕)] 7点(2018-07-16 00:16:30)(良:1票)

172.《ネタバレ》 ずいぶん前に知人が絶賛して勧めてきた映画。
見たときの感想はこの人とは趣味が合わないなと。
内容はあまり覚えておらず「俺たちに明日はない」のようなカップルの逃避行くらいの記憶しかない。
ところがものすごく久しぶりに見てみたら意外と面白かった。
元警察官の父とマフィアとのやりとりは緊迫感があって目が離せない。
拷問中なのにシチリア人ボスに向かって黒人のムーア人がシチリア人女性を犯しまくって混血の子を産んだんだと嘲笑する。
爆笑するボスのはらわたが煮えくり返っているのが伝わってくる。

昔は気づかなかったが役者も揃っていて、ゲイリー・オールドマン、デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、サミュエル・L・ジャクソン、クリス・ペン、ブラピ、サニー千葉までいたのにはビックリ。
それぞれの個性の光るキャラで良い味を出していた。
おまけだけれど、木琴のようなテーマ音楽も好きだったラジオ番組のオープニング曲だったのに気づいてニンマリ。

ただ、この犯罪者カップルのハッピーエンドはまったくスッキリしない。
何人も死んだ中には殺されて当然の人間もいたが、死ななくてもいい巻き添えのような不幸もあった。
日本でも酷い犯罪で他人を何人も不幸にしながら自分はのうのうと生きている奴らがいるが、そういう姿とかぶる。
こうした人間は幸せになってはいけない。ボニーとクライドのように、破滅型の人間は破滅で終わらないと。
ラストでブチ壊しにされた気分。
現実社会ではちゃんとした贖罪もなく幸せな家庭を築く犯罪者に、やりきれない鬱憤を感じることのほうが多い。
映画くらいそうした鬱憤を晴らしてほしかった。

脚本を担当したタランティーノは、二人仲良く撃ち殺されて終わるラストを書いたとか。
ところが、トニー・スコット監督の判断でラストを変えて、タランティーノは激怒したらしい。
そりゃあ怒るでしょ。タランティーノに同情する。
せめて、クラレンスは死んだけどアラバマは彼の子供を産んで幸せに暮らしましたって程度なら良かったけど。 飛鳥さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-06-05 10:19:14)(良:1票)

171.やっぱり、せっかくのタランティーノ脚本が、監督が別の(そして一般人の感性を持った)人がやっているため、角が取れている感が漂っているのです。バイオレンス描写とかは別としても、根本のところで、登場人物がみんな分かりやすく一直線なのです。あと、肝心のクリスチャン・スレーターが、真面目で純朴な雰囲気がどうやっても醸し出されていて、作品の感覚と合ってないのだな・・・。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-31 01:32:31)(良:1票)

170.《ネタバレ》 これって童貞オタク青年の妄想爆発映画だったんですね!どうりで学生時代に何度も観たはずだ(笑)いま観ても充分に面白い作品で、トニー・スコット監督の現代的でスピーディーな演出が、タランティーノのオタク臭さをうまい具合に中和しており、「暴力映画はちょっと…」というお客さんも安心して観られるようになっている。やはり特筆すべきは、デニス・ホッパー対クリストファー・ウォーケンのオヤジ対決で、表情、仕草、台詞のひとつひとつまでがゾクゾクするほど格好良い!!それに比べ、主人公のクラレンスは、最初にヒモを殺してヤクを奪ったくらいで、後は大したことはやってない。ヒロインが窮地の時も呑気にハンバーガーを買ってるし、ラストの撃ち合いでは、トイレから出てきたところをズドンとやられる始末。でも最高にハッピーなエンディングで気分は上々。 フライボーイさん [DVD(吹替)] 10点(2013-03-15 11:57:11)(良:1票)

169.《ネタバレ》 90年代に、燦然と輝く青春映画の金字塔。始まって五分でもう面白い。基本バイオレンスものは苦手なのだけど、それでもこれは終始びびりながらも目を離さずにいられなかった凄い吸引力だった。C・ウォーケンの離れ気味の冷めた目が、D・ホッパーの腹をくくった様相が、こわいこわい。息もできない。キレ芸がすでに確立しているG・オールドマンや、「何者でもない」チョイ役ながら、ミョーな脱力チャラ男ぶりで知らずに危機を何度も回避するブラッド・ピットも見逃せない。血まみれになりながらきっぷの良さのみでバイオレンスに対抗するP・アークエットに魂を抜かれてしまったワタクシ、このお馬鹿で安いけど純なカップルになんとか幸せを成就してもらいたいと願った。ラストはご都合主義にならずにすんだ稀有なハッピーエンドだと思う。私の中ではボニーとクライドを抜いた。 tottokoさん [映画館(字幕)] 8点(2012-02-16 00:46:14)(良:1票)

168.《ネタバレ》 いや~バイオレンスものとしてレベル高いですよね。どうでいい部分がすごくリアル。っていうかブラッド・ピットって、こういううざったらしい馬鹿を演じる時得意げにやってるけど、くどくって全然良くないのに本人わかってない所がキムタクに似てるな~そこが面白いからこの作品ではそれでいいんだけどね。 HAMEOさん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-02-02 18:37:22)(笑:1票)

167.《ネタバレ》 久しぶりに初期のタランティーノ作品を観たが、公開から15年を経た現在もその輝きは失われていないことを再確認した。本作の監督はトニー・スコットであり、タランティーノは脚本に徹しているが、激しいバイオレンスシーンや本筋と関係の無い会話シーンなどタランティーノ臭がぷんぷんしている。主役二人のキッチュなファッションやそこはかとなく女性崇拝的な雰囲気が漂っているのも彼らしい。
ストーリーは、はっきり言って映画・マンガオタクの夢物語的な展開の映画なのだが、超豪華な脇役陣の魅力が素晴らしく、全く観ていて飽きない。序盤から名場面の連続で、スレーターとオールドマンの格闘シーンとかウォーケンとホッパーが対峙するシーンとか劇画的な演出がたまらない。「レザボア・ドッグズ」もそうだが、本当にタランティーノはマフィア映画のツボを心得ているなと思う。
最後に、主役の2人はいわゆるバカップルなのだが、それを全くいやらしく感じさせないのは見事。強烈な愛情に裏打ちされたバカップルなら、何か許せちゃう。 枕流さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-27 21:53:12)(良:1票)

166.《ネタバレ》 15年ぶり?にDVDで観賞しました。
っていうか、こんなに豪華キャストだった事にまずびっくり。内容は
どう考えても、無茶苦茶な事やりたい放題のカップルの話だが
最後は幸せになれて良かったね。と何故だか思ってしまう。
あんなに夢中になれる事が羨ましい・・・
しかもラストシーン。息子があんなに大きくなっても、とても幸せそうだったから
この二人の愛はまさに”トゥルー・ロマンス”だったんですね。
それにしてもゲーリー・オールドマンは、イカれた野郎を演じさせたら天下一品ですね。。。 しまさん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-07 00:21:37)(良:1票)

165.《ネタバレ》 デニスホッパーがとにかく渋い。あんな親父に憧れる。木琴の音色をバックにアラバマの「わたしは100%尽くす女」のシーンも最高。エンディングも個人的に大好き。
ほんの少し中だるみを感じたので一点減点ですが、自分の趣味とことごとく合致した男臭い映画。 マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-13 06:18:38)(良:1票)

164.豪華俳優陣を無駄に使ってるけど、そんな無駄なことを真剣にやってくれるとこにロマンスを感じる、無駄で非生産的なことにマジになることも必要だって。馬鹿らしさと無駄にエネルギーを撒き散らすのがタランティーノの魅力で、どこかの監督(オリバー・ス○―ン)みたいに映画で何かを訴えるみたいな野暮なことをしたら、タラの良さは失われてしまう。この映画は訴えるとか、主張とかはまったく無く、監督や製作陣もタランティーノの脚本を充分に活かしていると思う。三つ巴の争いというお得意のストーリーは多少の粗さがあるけれでも、モテナイ男の代表であるタラならではの、クールな男への憧れと純愛への妄想が生み出した傑作です!無駄なことにマジになってこそロマンスだ! ペリエさん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-05 16:23:36)(良:1票)

163.タラちゃんの脳ミソを眺めているようだった。 ダージンさん 3点(2004-09-23 02:26:37)(良:1票)

162.《ネタバレ》 俺たちに明日はあるっ!! 紅蓮天国さん 7点(2004-06-13 22:18:52)(良:1票)

161.《ネタバレ》 クラレンスとアラバマは個人的に今までのベスト・カップルの中に確実に入る。趣味の悪いハデなだけの服を着ていてもパトリシア・アークエット演じるアラバマはキュート、度胸はあるけどちょっとマヌケなとこもあるクリスチャン・スレーターのクラレンスにも愛嬌を感じる。免許証を落とすわ、間違ってとんでもないものを持ってきてしまったりと、LAの住所を書いたメモを始末しなかった父親ゆずりか。父を演じたデニス・ホッパーのぎこちない所作もいい。クリストファー・ウォーケンとのシーンはここだけゆっくりと時が流れている感じだった。あとはこの暴走カップルのペースで進んでゆく。ホテルの部屋であっちからこっちから追っ手が飛び込んできた時は大爆笑。こういう場合、何もせずに床に突っ伏している者が勝ちだとわかった。ここに出てくる人たちは皆、おかしなテンションなんだけど、生き延びたクラレンスとアラバマは純粋だし打算や損得でものを考えない。もうひとり生き延びたディックは迷わず自分のキャリアより友情を選んだのでした。

洋画専門チャンネルで最近放送してまして、ほんと何年かぶりで観ました。
やっぱりイイ、面白い、のめり込める映画。20年以上まえの映画だけどそういうのを感じないのがすごい。今思うことはクリスチャン・スレーターにとってもパトリシア・アークエットにとっても本作は最高傑作だったんじゃないかってこと。
ブラピは当時クラレンス役がすごくやりたかったけどスレーターにいってしまい、でもちょっとだけでも出たいってことでああなったらしい。
タランティーノによればクラレンスは死に、アラバマはその後プロの強盗になって、ミスター・ホワイトとチームを組む。
そして「レザボア・ドッグス」へ繋がっていくそうです
ジェームズ・ガンドルフィーニはこれが出世作ですよね、あのバイオレスシーンは最高の見せ場です
やっぱりタランティーノのバイオレンスは質が違う、それを壊すことなく見事に描いたトニー・スコット。
20年を感じるのはサミュエル・L・ジャクソンがほんの端役でトム・サイズモアが痩せてるの。
そして監督のトニー・スコット、デニス・ホッパー、クリス・ペン、ガンドルフィーニが故人てこと。
これサイコーの映画です envyさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-12-06 01:24:03)(良:1票)

160.アラバマ最高。可愛くて、ビッチで、無垢で、奔放で、一途で、クール。その全部があるヒロインって、意外といそうでいない。この映画のパトリシア・アークエットが1番好き。私生活でもマジであの程度のファッションセンスしか持ち合わせていないことを知った時は引きましたが。クリスチャン・スレーターも突っ走るオタクを好演。走れ、オタク!いいぞ!てゆうかアレはモロにタラちゃんの自己投影+妄想だね!ホッパーV.S.ウォーケンの怪優対決も最高にイケてた。実は主役をやりたかったけど、ちょい役でもいいから出たい!という訳であの役になってしまったブラピもグー。 ひのとさん 9点(2003-12-01 20:13:50)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 179人
平均点数 7.26点
010.56% line
100.00% line
210.56% line
321.12% line
473.91% line
5126.70% line
63217.88% line
74223.46% line
83720.67% line
92815.64% line
10179.50% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.12点 Review8人
2 ストーリー評価 6.00点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review12人
4 音楽評価 6.70点 Review10人
5 感泣評価 5.00点 Review8人

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