みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
58.アメリカの映画館で鑑賞。最強度の入場者制限指定(NC17)がかかり、公開映画館数が少なかった。俺は相当のスケベ心を抱き、車を1時間ぶっ飛ばして、デンジャラスな地域の映画館に行って見た。恐ろしげなおっさんや若造が多かったが、俺だってさわると火傷するぞと言わんばかりのなんとも怪しいアジア人のいでたちで臨んだ。しかし、気合いを入れて見た割には、そのスカスカな内容に唖然とし、なんとも不完全燃焼だった。ぼかし無しのはずなのに、暗くてよく見えなかったし、、、。金を返せとは言わないが、俺の空回りした闘志をどうしてくれるんだ、クローネンバーグ! 帰りの運転は、とても慎重になった。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2006-12-29 23:54:01)(笑:2票) 57.《ネタバレ》 同名タイトルの他の映画と間違えて観てしまった。 倒錯した性癖についていけず。 「精液を飲んだことある? 人によってしょっぱさが違うのよ」 妻の卑猥な言葉を浴びながら、ベッドで腰を動かす夫。 この辺りの性的嗜好なら、まだ他の作品でも珍しくはない。 これが、交通事故にもエクスタシーを感じるとなると、置いてきぼりをくらったようについていけなくなる。 「自動車事故は性的エネルギーが解放される」として、有名人の自動車事故を再現し、その性的エネルギーを体感しようとするグループ。 そのグループに影響され、最後は自ら自動車事故を起こし、ひっくり返った車のそばで大怪我を負いながらセックスに耽る夫婦。 登場人物の誰にもまったく共感できない映画というのは、観ていてつらい。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 2点(2012-12-05 16:47:01)(笑:1票) 56.《ネタバレ》 ハギスの「クラッシュ」と間違えて見てしまった方にとっては、噴飯ものでありましょう。そりゃ災難でした。 どっこい私は衛星で放送を楽しみにしていたクチで、ひいきのスペイダー全盛期の美しさを堪能しようと…。や、スペイダーの美しさにはマチガイは無かった。確かにどの角度から見ても美男である。今のように太ってもいない。衣装がダサすぎるが、スペイダーのような美男であればそれもまた…。 が、この作品はスペイダーの美しさではカバーしきれないほど気色悪かったのであった。 基本はブラックジョークなんだと思う。悪趣味なコントなのだと思う。ラストシーンがあのように終わるのであるから、コントでいいのだと思う。 しかし全編に溢れて収まりきらないほどのえげつないセックスシーンは、私のような枯れ木状態の負け犬にはキツすぎた。ここまでエロを露出しないとダメかなあ。もう満腹なんですけど。 もともとコメディの素質があるスペイダーであるから、事故や障害によって性欲が刺激されハアハアとガッついていく様は笑えないこともない。でも、私は笑顔が凍りついて素直に笑えないのだー。 エロシーンの合間にブラックな笑いをはさんでいく、という試みは激しく観客を選ぶと思う。クローネンバーグにとって大爆笑のネタというものは、一般人が見ると笑顔が凍りつくレベル。…天才は孤独だなあ。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-12-02 17:15:02)(笑:1票) 55.この映画の原作はここのクレジットにはないけれど,J.G.バラードです。劇場公開時に淀川長治の酷評にもかかわらず数少ない上映館から捜して観に行ったのも,このバラードとクローネンバーグの組み合わせに興味を持ったからです。しかし,劇場のポスターからしてポルノ映画扱い(実際そう受け取られても当然なのですが)で少し退いてしまうようなものでした。障害に性的好奇心を喚起させられる傾向を否定するものではないけれど,この映画に賛意を示せないひとが多いのも無理からぬことです。それでもこの種映画が製作できる環境があることは貴重なことです。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-08 14:51:58)(良:1票) 54.「疲れマラ」という言葉もあるように、男という生き物は死を予期すると理性をなくし本能が露呈してくる。本作品では、「死」と「性」は非常に近しい関係であることを冷たい映像で描ききった佳作である。感情移入を一切拒んだ作りによって、無意識に我々は自分に潜む本能に畏れを抱かずにはいられない。 【恭人】さん 8点(2003-11-20 03:23:17)(良:1票) 53.すみません、ジェームズ・スペイダー扮する主人公に限りなく精神が”シンクロ”してしまった私は、やっぱりヘンタイなのでしょうか…。家族に内緒で、今でも夜中にこっそりビデオで何度も見直しているのって、イケナイことなんでしょうか…。もはや車と一体化したような、全身サイボーグ(?)状態のロザンナ・アークェットの、何て官能的なこと! いつかクローネンバーグに、江戸川乱歩の怪奇耽美ものを翻案して撮っていただきたいものだ、とは、小生の見果てぬ夢です。 【やましんの巻】さん 10点(2003-05-22 11:32:12)(良:1票) 52.《ネタバレ》 私、この作品を劇場で観ているんです... 自慢に思うべきなのか、自分の黒歴史とすべきなのか判断が難しいです。 約15年振り、3回目の鑑賞と相成りましたが、今改めて見直すと本作は途中から物語が崩壊してます。 クローネンバーグ監督らしくないと思えました。 冒頭でイライアス・コティーズ演じるヴォーンが掲げていた「人間の肉体に代わるものを作り出す云々」と言う目標そのものが 完全に抜け落ち、変態同士の趣味の悪いじゃれ合いに終始してしまってます。 監督自身、どう決着を付けるのが良いのか途中で「解」が判らなくなってしまったのではないかと。 それにしても、本作の登場人物全員は見事なまでにぶっ飛んだ変態ばかりで微塵も共感出来ない所が逆に痛快です。 3点は以下に対する加点です。 1点 脱いでも全く性的魅力を感じないホリー・ハンターに捧ぐ。 1点 実は死んでるんじゃないか?と思えるほどに無表情なデボラ・カーラ・アンガーに捧ぐ。 1点 ロザンナ・アークエットの太腿裏のグロテスクな傷跡に捧ぐ・・・本作唯一と言って良いクローネンバーグらしい描写。 こんな作品でこんな評価をする私も立派に変態ですね(笑)。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-11-20 15:33:17) 51.私の中では「変態と言えばこの人!」という位置づけなのがジェームズ・スペイダー、その本領を遺憾なく発揮しているのが本作と『セクレタリー』と言えるでしょう。でも本作はスペイダーだけでなく出てくるキャラが全員変態というところが『セクレタリー』とは大きな違いです。だいたいからして、J・G・バラードの原作自体が原稿を持ち込んだ出版社から出版拒否を喰らったぐらいの代物で、それを映画化してカンヌ映画祭で上映したら賛否両論が巻き起こり物議をかもしたというのはある意味当然の成り行き、それにしてもこの映画に“賛”を与えた人がいたってのが信じられない。 ほとんどポルノ映画と間違われそうなほど露骨な描写に加えてさっぱり理解不能な登場人物たちの行動、これはもうどこを褒めたらいいんでしょうかね。バラードはニューウェーブSFの旗手として評価されていますが、このストーリーのどこにSF要素があるというんでしょうかね?車社会の現代を機械文明の行き着いた荒野として呪詛したいのは感じ取れますが、自動車の事故(クラッシュ)がどうやったら性行為と結びついてゆくのかは凡人の理解を超越しています。これはもう、ハッパできまった脳内妄想を映像化しただけの代物、としか言いようがないストーリーでした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-09-02 23:15:39) 50.《ネタバレ》 そもそも車を運転するのが余り好きでない(誰かを轢いてしまうかもしれないという恐怖が何時もある)私にとってはこの映画のキャラクターたちの心情は理解不能。しかしクローネンバーグ独特の耽美的な映像美は堪能できました。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-13 08:06:19) 49.《ネタバレ》 「変態だー!!!」(口をダイヤの形にして) しかし…クローネンバーグの描く変態世界は、いつも寒々としている… 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-27 14:21:13) 48.一体何を描きたいのかさっぱりわかりませんでした・・・。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 2点(2012-11-24 23:51:28) 47.主人公の夫婦は冒頭からいきなり、他の相手とエッチをしている。互いにそのことは了承済みであり、「浮気」ではない。性の自由化? いや、それどころか“不自由”にしか見えない。性というものに支配された存在、それが人間。つくづくカワイソーな存在であるように思えてくる。「性」を通して解放されようって思想があるけど、そんなもん思想と呼べるのか? むしろ「性」から解放されない限り、自由ってのも無い、のが本当のところで、人間、「性」を含めたあらゆる不自由を抱えつつ、いや不自由に支配されつつ、生きるしか無いのよ。「性」とは結局のところ、自己否定、自己破壊。そりゃま、他人がヤッてるコトに関しては何ともウラヤマしかったりするけど、いざ自分の行為として捉えるならば、空虚感しか残さぬ不毛な行為、ということになる(これってヒガミ過ぎですかね~)。これはまるで、この映画で描かれている、「有名人の起こした交通事故に憧れていながら、実際に自分が交通事故に遭遇すると、そこには気まずさしかない」というのにも繋がる。さらに不条理に感じるのは、窓から眺めるとそこには無数のクルマが、衝突事故も起こさず淡々と走り続けていることなのだ。他人が「性」とどう折り合いをつけているのかは本当にワカランもの。自分はあくまで自分として、その気まずさと向き合うしかない。というラストであるように思えました、ハイ。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 08:29:50) 46.ここまで登場人物に感情移入できない映画も珍しいのではないか?しかも、クラッシュ中毒者の全員が全員、まるで屍躰のように虚ろな表情をしている。性交をしている時でさえ、一切の感情や体温を感じられない。死と性(生)が交わる交通事故の瞬間に焦点を当てたのはいかにもクローネンバーグらしく(原作はJ・G・バラード)、特に下肢装具でサイボーグ化したロザンナ・アークェットのフェティッシュなエロティックさはその極み(脚の傷口のデザインがもろ女性器)。全編、交通事故とセックスシーンしかないという奇妙な作品。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-26 19:39:25) 45.車のカーチェイスのシーンはハラハラどきどきして楽しめた。それ以外はちょっと 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2009-02-01 18:19:25) 44.《ネタバレ》 事故って快感だなんて、人間離れしているのでなんとも思わない。エロくもない。 【no_the_war】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-15 22:43:12) 43.理解できない。 見所はエロいシーンのみ。 【eureka】さん [ビデオ(吹替)] 3点(2008-02-28 23:22:03) 42.《ネタバレ》 ・・・コレ、公開当時に映画館で観ました。何でこんな超マニア向け?で自分には全く興味のないテーマの作品を高い金払ってまで見に行ったのかわかりません(多分、当時つきあいのあった人に誘われたからだったからでしょう、多分)。事故ってケガしてて大変な状況なのに性行為・・ってオイ!!・・・衝撃のラストです(笑)。 【長毛】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-03-08 23:10:18) 41.ドーン!でエクスタシーを感じる人にはもってこいだろうが、自分には全くといっていいほどそんな要素は無いのでただ痛々しいだけの映画であった。世の中にはいろんな性倒錯の方々がいらっしゃるのだなとある意味勉強にもなったが。 【おっちょ】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2007-03-03 16:03:17) 40.《ネタバレ》 ついていけなかった・・。事故とエクスタシーの関係は理解できないけどなんかありえるかな?とは思うし、モノを破壊するという行為から何かが無くなるのではなく何かが生まれるというのもなんとなくわかる。事故を境に変容してゆく主人公が自己を模索する様はやっぱりクローネンバーグ映画なんだとも思う。でもエクスタシー=セックスという短絡的な描き方がかなり不満。けしてノーマルとは言い難い、ある意味境地を描いているのだからむしろセックス無しでも良かったような気がする。金属と肉体の融合したロザンナ・アークエットの足は単にエロチックなだけのような気がしないでもないがアレはアレでクローネンバーグらしくて良かった。あと、私の愛車、北米名ミアータのひっくり返る様は見ていて辛かった、、。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-06-08 14:02:59) 39.劇場でボーゼンとした覚えが。悶々とした気持ちを抱え劇場を出た後、「・・・。で?!!」連れと顔を見合わせましたね。自傷行為とも違うし。残念ながら(?)エロくもない。スペイダー好きなんで退屈はしなかったけど、何もキミこんな映画に出なくともいいだろー・・・と思いました。何故かスペイダーが主役を張るものは、作品自体ビミョーなのが多いです、ホントに。これ以上のコメントはありません。えー、とにかく2点。そんな映画です。 【タマクロ】さん [映画館(字幕)] 2点(2006-01-22 17:48:39)
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