みんなのシネマレビュー

フルメタル・ジャケット

Full Metal Jacket
1987年【米・英】 上映時間:116分
アクションドラマサスペンス戦争もの小説の映画化
[フルメタルジャケット]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(1988-03-19)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督スタンリー・キューブリック
助監督テリー・ニーダム(第1助監督)
演出原田眞人(日本語吹き替え版)
キャストマシュー・モディーン(男優)ジョーカー
アダム・ボールドウィン(男優)アニマル・マザー
ヴィンセント・フィリップ・ドノフリオ(男優)パイル
R・リー・アーメイ(男優)ハートマン軍曹
ドリアン・ヘアウッド(男優)エイトボール
アーリス・ハワード(男優)カウボーイ
エド・オロス(男優)タッチダウン
ジョン・テリー〔男優・1944年生〕(男優)ロックハート
ヴィヴィアン・キューブリック(女優)集団墓所のニュースカメラオペレーター(ノンクレジット)
ジョン・ウォード[撮影](男優)TVカメラオペレーター(ノンクレジット)
スタンリー・キューブリックマーフィー(ノンクレジット)
利重剛ジョーカー(日本語吹き替え版)
菅田俊アニマル・マザー(日本語吹き替え版)
村田雄浩パイル(日本語吹き替え版)
斎藤晴彦ハートマン軍曹(日本語吹き替え版)
岸谷五朗エイトボール(日本語吹き替え版)
塩屋俊カウボーイ(日本語吹き替え版)
菅生隆之タッチダウン(日本語吹き替え版)
矢島健一(日本語吹き替え版)
渡辺哲(日本語吹き替え版)
宮本充(日本語吹き替え版)
原作グスタフ・ハスフォード「ショート・タイマーズ」
脚本スタンリー・キューブリック
グスタフ・ハスフォード
音楽アビゲイル・ミード
挿入曲ナンシー・シナトラ"These Boots Are Made For Walkin'"
ザ・ローリング・ストーンズ"Paint It, Black"
撮影ダグラス・ミルサム
ジョン・ウォード[撮影](ステディカム ・オペレーター)
製作スタンリー・キューブリック
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ヤン・ハーラン
配給ワーナー・ブラザース
美術アントン・ファースト(プロダクション・デザイン)
キース・ペイン
録音アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳原田眞人
日本語翻訳原田眞人
その他R・リー・アーメイ(技術アドバイザー)
あらすじ
ベトナム戦争中の海兵隊新兵訓練所。主人公ジョーカーたちは鬼教官のシゴキを受けるが「でぶ」とあだ名された新兵は皆のお荷物。彼はある出来事を境に優秀な新兵に生まれ変わるが、卒業直後に衝撃的な事件を起こす。一転してベトナム。ジョーカーは報道兵として後方で退屈な日々を過ごしていたがテト攻勢後に最前線に配属される。そして廃墟を偵察中に姿なき狙撃手に襲われる。次々と戦友が倒された末にジョーカーは狙撃手の背後に回り込むことに成功するが…。

】さん(2004-03-24)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1234567891011121314151617


334.戦場において人間性を描くことをきっぱりと拒絶したキューブリックの誠意を賞賛したい。このような題材でこそ、彼の皮肉は素晴らしく光り輝く。この映画の前半部はフルメタル・ジャケット(完全鉄鋼被覆弾)の製造過程、後半部は消費過程として見ることができる。前半、「デブ」は殺人マシーンとして完成することなく人間のまま死んでいった。彼の狂気は正に人間としての狂気だった。後半、その秀逸なカメラワークによって、狂気の満ちた戦場に立ち会わされる私たち観客は、ジョーカーやカウボーイやあの少女といったかつて人間だったはずの彼らが「消費」されていく様に、ただ圧倒されれば良い。なぜならばそれだけが唯一の戦争の本質だからである。そして「それがまた人間の本質だろ?」とでも言いたげなキューブリックに、今回だけはやられた感じ。 poppoさん 10点(2003-05-21 13:36:01)(良:6票)

333.ふざけるな!なんだこの人をナメきった映画は!まるでそびえ立つクソだ!この映画には両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!何がキューブリックだ!アカの手先のおフェラ豚め!タマ切り取って貴様の家系を絶ってやる!俺がこの世でただ一つ我慢できんのは―――こういう中身の無い映画だ!クビ切り落としてクソ流し込むぞ!スピルバーグのファックの方がまだ気合いが入ってる!豚娘は映画を愛しているか?なら口でクソたれる前に良い映画を作れ!分かったかウジ虫!(サーイェッサー!!!!) コバ香具師さん 9点(2003-07-10 04:08:53)(笑:5票)

332.戦友がバタバタと死に、その度に物語が生まれる戦争というおいしい題材を手にした時、映画監督はドラマや哲学を語ろうとします。プラトーン然り、ディアハンター然り、地獄の黙示録然り。しかしキューブリックは本作においていかなる主張もせず、戦争とは何か、ベトナム戦争とは一体何だったのかという断片を切り取ることのみを行っています。かつて「突撃」でベタベタの人間ドラマをやった以上、同じ題材で同じことはやらんという巨匠ならではのこだわりなのか、それとも天才たる先見性の為せる技なのか、ともかく前述の作品達よりも二歩も三歩も先を行った作品となっています。公開当時、あまりのショックから「これは軍隊の非人間性を描いたものだ」と勘違いされた前半の訓練についても、あれは海兵隊の訓練を忠実に再現しただけのものであって、あらためて見ると非常に客観的です。ハートマン軍曹は新兵達の前に立ち塞がる脅威ではあるものの、ヒールを演じているだけということを匂わせる描写がいくつも存在しています。人種差別はせず、クズとして全員平等に扱うと発言したり、「神を信じない」と言ってハートマンに楯ついたジョーカーを「根性がある」と言って認めたりと、決して個人的な感情から新兵達を罵倒しているのではなく、無茶苦茶に見えて実は訓練に必要な言動をとっていることがわかります。海兵隊に集まるのは徴兵された者ではなく、志願して軍隊に入ってきた者達です。そんな英雄気取りの若者を、わずか8週間の訓練で生きて祖国に帰還できるフルメタルジャケットに育て上げねばならない。いったん彼らの人格やプライドを粉々に壊し、真っ白になったところで生きて帰るための行動パターンや思考様式を流し込んでいるのです。ちなみに私が一番驚いたのはトイレの様子で、個室や仕切りはなく、便器がズラっと並んでいるのみというシンプルにも程がある作り。海兵隊はう○こも人と顔を合わせながらするのかと、そこまで徹底したプライドの破壊には心底恐れ入りました。後半は前半と比較すると平凡になりますが、それでも視覚的な見せ場は充実しています。カメラワークが秀逸で、戦場を走る兵士の背中をローアングルから捉える、戦争映画でお馴染みのショットなどは、本作が初めてではないでしょうか?かねてから素晴らしかった音楽の使い方にはさらに磨きがかかっており、こちらはタランティーノに多大な影響を与えたことが伺えます。 ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-28 22:12:56)(良:3票)

331.こんなクソ面白いブタ戦争映画を見たのは初めてだ。これまで沢山のお上品な猿どもの争い&殺戮映画を見てきたけど、この胸くそ悪いボケ映画が一番心に響いた。
ベトコンを殺す為の前準備のシーン等はチンカスのような台詞を中心に見応え十分。トイレの残りグソのように不快なシーンや、壁にすり付けた鼻クソのように汚い言動が生々しく描写されていて、人間の奥底に有る凶器が否応なしに伺える。訓練後のナンシー・シナトラの選曲もアホセンス抜群。このクソ映画は設定がベトナム映画だろうが太平洋戦争だろうが湾岸戦争だろうがイラク戦争だろうが関係ない。闘争に餓えた猿豚の本性(二面性)を皮肉タップリに鋭くえぐり出した豪快でファックで糞マラな一発である。 おはようジングルさん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-15 15:26:46)(良:3票)

330.《ネタバレ》 残酷な虐殺を見せて非人道性をうたった戦争映画や戦場での死に対する恐怖を追求した戦争映画ではない。殺されることに対する恐怖ではなく、人を殺すことに対する恐怖を描いている。戦争はただの人殺しだとこの映画は語っている。そして人殺しはもはや人間ではない。ラスト、ミッキーマウス・マーチの歌声が響く中での主人公ジョーカーの最後のセリフ「もう恐れはしない」。戦争は終わってはいないのに何故「もう恐れはしない」なのか。人を殺すことに対する恐怖、人間でなくなってしまうという恐怖が、人を殺し人間でなくなったことで消えたということだろう。前半の海兵隊の地獄の訓練は敵を殺す訓練ではなく、人間でなくなっても平常を保つための訓練なのだと最後にわかった。 R&Aさん 8点(2004-01-05 17:27:01)(良:3票)

329.これほどすばらしい字幕スーパーは見たことありません。
「アカのおフェラ豚」とか「エスキモーのプッシーは冷凍マンコ」とか。訳者に8点献上。これからは訳者で見る映画を絞りたいと思います。 irisさん 10点(2003-12-03 15:38:49)(良:2票) (笑:1票)

328.《ネタバレ》 「突撃」に並ぶキューブリックによる戦争映画の傑作。
初見には重い戦争映画、二度目は「博士の異常な愛情」に通じるブラック・ユーモア。ハートマン軍曹とのやり取りは面白いし、戦場の報道部にはスヌーピーだわPT&ミッキーマウスでマーチ(行進)だわ。
彼らにとって訓練から既に戦争が始まる。
海兵隊訓練所における狂気、戦場での狂気。
冒頭は軍隊に入る兵士達が頭を刈る“儀式”から始まる。みんな憂鬱そうな表情で自分の髪とさようなら。
そこからハートマン軍曹による愛ある?薫陶(罵詈雑言)。「親のファ●クでシーツに残ったシミが貴様ら」だなんて言われたらヘコむ。このシーンで爆笑できるようになった人は立派なキューブリックファンです。俺も2回目見た時は爆笑し通しだったわ。あそこまで言われたらもう笑うしかねえww
「マスターピース」を暴言に出来るのはハートマン軍曹だけだと思う。
微笑みデブ(アーニーパイル)も黙りこむ。ジョーカーだけが彼を本名のレナードで呼ぶ良心。ハートマン軍曹は厳しくも彼を見捨てなかったが、ソレが他の訓練兵に憎悪を抱かせレナードに向けられ、微笑みデブは徐々にキリング・マシーンへと変わっていく。
後半のヴェトナムの戦場。「プラトーン」は密林、この作品は市街戦。
上司が次々に死にまくり、異教徒を殺すように機銃を撃つ輸送ヘリのドア・ガンナー、死体にパーティー、見えざる敵と戦う市街戦という名のコンクリート・ジャングル。そんな地獄で戦う彼らにインタビューする報道者たちは何を思うのか。
クライマックスを飾る狙撃者との息詰まる攻防。狙撃者の視点から語られる孤独な戦い、ジョーカーたちも倒れた仲間のために敵の根城に突っ込み“お礼参り”。ビルの中には他に誰かいるかも知れない・・・その緊張が最後まで持続するから凄い。
闇夜のミッキーマウスマーチ。彼らにとっては終わりが迫る喜びの歌、だが原作小説では彼らの戦い、いや地獄はまだ続く。まったく戦争は地獄だぜ。
その後にローリング・ストーンズの「黒くぬれ(Paint It, Black)」を聞くともの凄く切なくなるんです。
昔のキューブリックだったら腰振りのマネだけじゃなく本当に狙撃兵に死姦をかますとかヤッてたかもね。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-31 10:31:48)(良:1票) (笑:1票)

327.《ネタバレ》 横道から入りますが、米国兵士が戦場で敵兵と鉢合わせした際に銃の引き金を引く割合を語っている小説がありました。二次大戦では20%(低い!)。たとえ戦場でも、目の前の人を殺せる者は少ないってことです。それがベトナム戦争では95%に跳ね上がる。二次大戦の引き金率の低さを問題視した軍部が、改善(?)策を施したからです。前々から、ベトナム戦の兵士のPTSDを扱った映画はたくさんあるが、二次大戦には無いことが不思議でした。二次大戦の兵士がPTSDに罹らなかったと云うより、ベトナム戦の兵士に特筆されるほど多かったからでしょうが、本作の前半の描写がその疑問への回答です。戦闘マシ―ンの養成パート。内実は人格を奪うことです。出兵する前に、すでに心的外傷の因子を充分に植え付けられている。後半はその戦闘マシーンが実戦に配備されると何が起こるかの証明パート。引き金率の高さは勿論ですが、それ以外にも色々な異常が見られます。まず、言ってることがみんな変。前線にまともな会話はありません。ヘリから無差別にベトナム市民を銃撃する兵士を誰も咎めない。そして、あの少女狙撃兵ひとりを殺す為に何発の銃弾を使ったのだろう。1000発? 1万発? 散った命を含めて戦闘が極めて非効率です。戦果を実感できない戦闘に戦争の大義が失われて行く。キューブリックなりに演出されたドライな映像が、概念的な意味性を排除して愚かしいことをそのまま愚かしく見せる。心を蝕まれた兵士の後日談ではなく、「完全徹甲弾」になった兵士たちの戦場での「不経済」が描かれる。面白いかどうかは別にして、ベトナム戦を扱った映画の中では最も実像に迫っているのではないだろうか。 アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-07 05:37:13)(良:2票)

326.時は流れた今となっても吹き替えで楽しむ事ができない作品なんだと知り、諦めた上で、翻訳について少し調べてみました。当初、翻訳は戸田奈津子さんが担当されたらしいですが、その翻訳というのがキューブリックの期待に全然副えるものではなかったらしくキューブリック氏激怒の末に担当を外されてしまったようですね。それで急遽、原田眞人さんの翻訳となってしまったようですが、でもそれで正解だったのでしょうね。だって戸田奈津子さんが正式にやっていたのであれば、ハートマン軍曹の 『パ●の精子がマ●の割れ目に残●たカスが おま●だ!! 』  なんて翻訳名言は絶対に生まれてきてなかったでしょうし、その他翻訳についても きっとやんわりにて誤魔化してあったのでしょうし、今となっては伝説の一時翻訳士となってしまった原田眞人さん ほんとにファインプレーだったんだなあ と認めざるを得ませんもんね。 しかし、この原田眞人さんて方もほんと不思議です。1985年に菊池桃子主演の【テラ戦士ΨBOY】というアイドルファンタジー映画の脚本書いてらっしゃって 1986年には おニャン子映画の脚本及び監督をやってらっしゃった方なんですよね。そんな方が1987年、唐突にもキューブリック作品の翻訳をもやってしまったという、ある意味畑違いじゃないかしらって思われるお仕事をよくぞ とっさにこなしましたって挙句にホームランなわけでしょ。びっくり致しますよね。菊池桃子や おニャン子映画の時には絶対に使えなかっただろー暴言の数々をフルメタルに限って惜しげもなく一気に吐き出しちゃいましたねって感じで なんかその辺でも面白さを感じてしまいましたさ。以上です。 3737さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-13 21:28:06)(良:2票)

325.《ネタバレ》 人間らしい剥きだしの精神は脆く、戦場では戦えないので、「Full Metal Jacket(完全被甲弾)」にする必要がある。人間性が隠れるまで「Born to kill(生来必殺)」の装甲を施す。その完成形が、前線に向かうジョーカーがヘリで出会、逃げ惑う女子供を無差別に撃ちまくる兵士。「逃げる奴はベトコンだ! 逃げない奴はよく訓練されたベトコンだ!」「簡単さ、(女子供は)動きがのろいからな!」戦場という剥きだしの狂気。そこには正義も主義もない。「単なる殺し」があるだけ。ラストでジョーカーは戦場にありながら「もう恐れはしない」と感じるようになる。フルメタルジャケット装着完了である。皮肉や矛盾をあちこちに散りばめ、戦争の醜さを表現しようとした映画。①”微笑みデブ”は厳しい訓練に耐え、卒業したのにその日の夜に暴走。②鬼教官は、立派に生徒を教育したのに生徒に殺される。③最も優秀なジョーカーが、前線からは最も離れた報道部に配属。④平和のバッチをつけながら、帽子には「Born to kill」の二重性。⑤優秀で勇敢な兵士ほど先に死んでゆく。⑥多大な犠牲を払って得た戦果が、狙撃手一人。歴史に残る業績と皮肉る。⑦敵の優秀な狙撃手がかよわい女性。ジョーカーらは訓練キャンプで女性扱い(半人前)されてきた。⑧女を助けたいが、それが殺すこと。勲章がもらえると皮肉る。⑨戦場の行進で歌うのが、ミッキーマウスマーチ。見る物、聞く物、何もかもが虚しい。「貴様らは蛆虫以下の存在」と言った教官は正しい。戦場で狂気に捕われず、生き残るには、心を黒く塗る(Paint it black)しかない。不満点:訓練キャンプの主人公のデブが死んでしまったので、前半と後半で別の映画になってしまっている。彼はジョーカーと一緒に戦場にいくべきだった。 よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-17 23:36:48)(良:2票)

324.戦争とは、人格破壊された狂人が繰り広げる殺戮、一市民である青年たちがドンドン狂人へ変貌してさせられてゆく様、これがホントの戦争なんだと思わされます。狂人が狂人を生み、狂人と殺しあう戦争、戦争において理性と狂気は表裏一体であり判断を誤ればそれはすぐさま死へ繋がる。 亜流派 十五郎さん 10点(2003-10-30 16:31:24)(良:2票)

323.全部鉄で出来たジャケットかよ! 三村マサカズさん 5点(2002-08-01 10:33:37)(笑:2票)

322.《ネタバレ》 フルメタル・ジャケットとは硬い金属で被甲された弾丸のこと通常は無垢の鉛、柔らかい金属だと着弾のダメージが大きい(体内で破裂する) 被甲弾は戦争用である フルメタルは強力だと思っている人が多いと思うが実は反対で被甲されてると貫通力が高いので兵士の戦闘能力だけを奪う人道的(!)な弾丸である そういう意味では非情に深い良いタイトルだ 海兵隊の訓練所のパートと実際の戦闘と二部仕立てになっている 訓練パートで出てくる教官は強烈 いじめられるデブ新兵もなかなかイイ トイレにしきりが無いのはびっくり今もそうなのだろうか? 訓練パートのラストは衝撃的だ 訓練のためにあえて憎まれ役になる軍曹は可哀想だった この軍曹という階級が常に報われない職業であることをすべてのアメリカ人は知っているが、それを見る私達が知っているか否かによってこの物語の捉え方がまるで異なるであろう ベトナムパートではムービースタッフが戦場の兵士にインタビューをして戦闘シーンを「サーフィン・バード」(往年のクラシックロック)に乗せて長回しで撮るシーンがあるが音楽も含めて忘れ難い名シーンだと思う ヘリで無差別に地上を騎射するシーンなど衝撃的だが常にドライ ラストシーンもミッキーマウスの歌を歌いながらの進軍とかスラプスティックな狂気を感じさせる ベトナムだけど市街戦なのはハートロッカーなどでもパクられているとおもった、それだけ名作だということか 言葉が汚い、さすが米語あらためて英語って汚い言葉のオンパレードだな 戸田奈津子が訳したらちっとも面白くないだろう(笑) ラストは主人公が撃たれた少女狙撃手に執着するのに若干の違和感を感じたが、その少女娼婦との濡れ場がカットされたと言う話を聞いてなるほどと思った それならば濡れ場があった方がラストシーンがわかりやすかっただろう にょろぞうさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-27 21:20:53)(良:1票)

321.ハートマン軍曹の人間の尊厳を粉々に踏み潰す罵詈雑言から、戦場から生きて親元に帰したい、その為には上官の命令には絶対服従して個人的に何の恨みもないアカの他人を躊躇なく殺さねばならない、その為には人の心は捨てなきゃならん、という確固たる思いを感じました。微笑みデブ君がこのまま戦場に出れば自身もまわりの者も死んでしまうという考えが及ばなかったのが残念です。一見ありきたりな戦闘シーンも軍曹に「sir yes sir」と絶叫していた姿を重ねると合法的な殺人の不条理さに胸が詰まります。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-03 00:44:45)(良:1票)

320.よーあんなに下品な言葉ばっか思いつくなー。 ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-01-12 23:12:12)(良:1票)

319.《ネタバレ》 キューブリックのベトナム戦争映画ということでおおいに期待して見ました。メッセージ性は十分に感じとれます。銃撃戦もどきどきするものがあります。しかし、前半と後半でトーンが変わるので違和感を覚えたこと、主人公が意外にも活躍しないこと、よく考えれば小さな戦いであること、などストーリーにのめり込めないものがありました。ベトナムらしさが画面から伝わってこなかったのが難点でした。 ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-02 01:24:40)(良:1票)

318.エフ・ユー・シー・ケーな映画death。母ちゃん達には内緒だぞ。デートには向きません。 hiroyujiさん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-17 23:06:53)(笑:1票)

317.《ネタバレ》 キューブリック流反戦映画ですね。 シニカルやわ~。。。 勇敢な兵士が(栄誉とか汚名返上をかけて)敵前に飛び込み傷つく→正義感の強い(仲間を救いたい)兵士がその戦友を救いにいってまた傷付く→勇猛果敢(もっと言えばただの向こう見ず)な兵士が敵を倒すべしで突進→その兵士に促されて小隊全体が戦闘を余儀なくされる→その戦闘中に新たな犠牲が出る→敵とは比較にならない大戦力で倒しにかかる→倒した相手はなんとも非力な女性たった一人であった。。。って、ズルズルとベトナム戦争の泥沼にハマっていくアメリカに見える。 「これがお前等のいう『自由をかけた正義の戦い』なのか?」と。  みなさんおっしゃるように、前半ムチャクチャ引き込まれる。 訓練教官(訓練風景ごと)が最高ですね。 「兵士とは英雄なんかではなく、殺人の為に無理矢理作られた単なる兵器なんだ」と訴えている。 しかもそいつらは大して思慮深い連中でもないんですよと(笑) 戦場で使われるノリのいいBGMなんか、完全に揶揄ですもんね。 面白かった 。。。ですけど、果たしてキューブリックは「こんなストーリーを語りたかった」のかな? 「戦争に対する自分流のスタンスを見せるための映像」のような。。。 だって前後半2つのストーリーに実は関連性がないもんね。 まあ、そういうのをひとつの作品として製作してしまえるのがキューブリックらしさなのかもですけど。 とっすぃさん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-07 19:19:27)(良:1票)

316.もうハートマン最高! 最強のサノバ○ッチ野郎である(当然これは彼にとっては褒め言葉であろう)。徐々に狂っていくほほえみデブも素晴しい。それに比べると主人公のジョーカーはちょっと影が薄いです。前記の二人が大活躍する前半は最高に楽しいのだが、後半のベトナムが割と普通な戦争映画っぽく感じてしまいちょっと残念。 とかげ12号さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-26 23:39:38)(良:1票)

315.前半はひたすら軍曹の質問の答えを予想しながら「サー○○サー」って一緒に言って笑ってた。
リビングで笑ってられるけど現実にあったら本当に恐ろしい。自然にフィクションと思い込んでしまっている自分は本当に平和民だ。
後半、ピースマークをつけて戦争に参加する主人公(ジョーカー)がどこまでメッセージ性をもってラストを迎えるのかと思ったが、意外とあっけなかった気がする。しかし、前半の同じことの繰り返しが、後半の話に大きく意味をつけているのだろう。
とにかくメロディーにのせて言いたいこと言いまくる場面はすごく印象に残った。他の戦争映画と一味ちがう、『キューブリックによる戦争映画』。 ノスさん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-17 14:15:03)(良:1票)

別のページへ
1234567891011121314151617


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 334人
平均点数 7.51点
010.30% line
100.00% line
200.00% line
361.80% line
461.80% line
5195.69% line
64714.07% line
77321.86% line
89929.64% line
94312.87% line
104011.98% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.42点 Review21人
2 ストーリー評価 7.16点 Review36人
3 鑑賞後の後味 6.84点 Review33人
4 音楽評価 7.81点 Review37人
5 感泣評価 4.00点 Review16人

【アカデミー賞 情報】

1987年 60回
脚色賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚色賞グスタフ・ハスフォード候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1987年 45回
助演男優賞R・リー・アーメイ候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS