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梟の城

Owls' Castle
1999年【日】 上映時間:138分
アクションドラマ時代劇小説の映画化
[フクロウノシロ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-10-30)


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監督篠田正浩
助監督浜本正機
演出観世栄夫(能指導)
キャスト中井貴一(男優)葛籠重蔵
鶴田真由(女優)小萩
葉月里緒菜(女優)木さる
上川隆也(男優)風間五平
マコ(男優)豊臣秀吉
筧利夫(男優)雲兵衛
根津甚八(男優)服部半蔵
中尾彬(男優)徳川家康
永澤俊矢(男優)摩利支天洞玄
小沢昭一(男優)今井宗久
横山あきお(男優)前田利家
馬渕晴子(女優)
津村鷹志(男優)前田玄以
山本學(男優)下柘植次郎兵衛
火野正平(男優)黒阿弥
観世栄夫(男優)シテの秀吉
中村敦夫(男優)葛篭太郎兵衛
岩下志麻(女優)北政所
茂山逸平(男優)
笠原秀幸(男優)伊勢屋の小僧
谷口高史(男優)
山西惇(男優)
成瀬活雄(男優)
橋本じゅん(男優)
中村敦夫ナレーター
原作司馬遼太郎「梟の城」
脚本篠田正浩
成瀬活雄
音楽湯浅譲二
作曲湯浅譲二(使用楽曲)
撮影鈴木達夫
市川修(撮影助手)
製作東宝(「梟の城」製作委員会)
任天堂(「梟の城」製作委員会)
ポニーキャニオン(「梟の城」製作委員会)
フジテレビ(「梟の城」製作委員会)
IMAGICA(「梟の城」製作委員会)
松下千秋(製作委員会事務局)
村上光一(製作委員会)
高井英幸(製作委員会)
プロデューサー角谷優
配給東宝
特殊メイク原口智生
特撮大屋哲男(デジタルSFXプロダクションマネージャー)
美術西岡善信
倉田智子(美術助手)
衣装千代田圭介
録音藤丸和徳(録音助手)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
照明海野義雄
スタント岡元次郎
その他司馬遼太郎(献辞)
前島良行(キャスティングディレクター)
原田大三郎(スチール)
市川南〔製作〕(宣伝)
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【クチコミ・感想】

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100.《ネタバレ》  映画が企画先行で作られた場合、どれほどの駄作、失敗作になるかといういいお手本。
流れとしては司馬遼太郎氏死亡→「じゃ、それにちなんで彼のデビュー作でも映画にしようか」といようなものがありありと感じられ、映画製作者に原作から何を感じたかとか、どのように解釈したかとか、とにかくそういう情熱が一切感じられない。(多分、この映画の脚本書いた人は、他の司馬氏の小説と一切読んだことが無い人じゃないかな。
そうじゃなければ、伊賀と甲賀の忍者の性格の違いとか氏の真骨頂なのに完全省略とか)
実際に何が行われたかというと、ただ単に氏の小説の題名がついた映画を作り、内面をほとんど省略して粗筋だけを登場人物になぞらせ、しかもその粗筋さえ、複雑すぎて処理できない点はごく粗雑に改変。こんな映画、司馬氏にささげて欲しくなかった。
 映画という産業が営利を目的にしてることは、別に否定しないし、逆に営利を度外視した独りよがりのサブカル系の映画には嫌悪を感じるほうなんだけれど、ただそうであっても、あるいは逆に営利を目的にしてるからこそ自分達の商品にもっと熱意を持って欲しい。別に映画に限った話じゃないけれど rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2011-05-19 17:28:43)(良:2票)

99.映画がどうこうというよりも、まず中井貴一が嫌~!あの腫れぼったい目が、、、目が、、、、嫌なんですぅ!「ミキプルーンでも食べてろよ!」って感じ。 ピルグリムさん 0点(2004-05-02 19:35:14)(笑:1票)

98.根津甚八かあ。NHKの大河「黄金の日々」で石川五右衛門やってたなあ。火野正平かあ。同じく「国盗り物語」で木下藤吉郎やってたなあ。あれ?武田信玄(中井貴一)が出てきてるぞ。うん?毛利隆元(上川隆也)もいる。などと思いながら観ておりました。結局何をやりたかったんだろうね? オオカミさん 5点(2004-05-01 23:45:15)(良:1票)

97.参りました。おもろないー。なんだか無駄なカットをつないだだけで一体何をいいたかったの?って感じです。つまらない。 たかちゃんさん [映画館(字幕)] 2点(2004-05-01 23:41:09)(良:1票)

96.《ネタバレ》 原作の大ファンだったため、かえって敬遠していた作品。最近意を決して見てみました。結論から言うとやはり予想通り、中井貴一は重蔵のイメージではなかった。風間五平には野望のために平気で仲間を売る冷酷さ、伊賀全部を敵に回しても斬り抜ける不遜な自信というのが表現されていなかった。これでは単に可哀想なやつではないか。あと五平役の上川隆也には申し訳ないが、再三美貌を強調されるキャラとしては少し見た目に説得力が足りなかった。女性2人はほぼ原作のイメージどおり。摩利支天洞玄の永澤俊矢も良かった。映画全体にはとにかく時代背景を説明するためだけの無駄なシーンが多い。「歴史に詳しくない人にも分かるように」という配慮は無用だと思う。その分小萩に関するプロットがずいぶん省かれていて、時間上仕方ないとはいえ、これでは映画だけ見ている人にはあの2人が惹かれ合う理由が分からないのではないか。原作では死なない木さるを死なせたのはそのためだったのか。もともと司馬文学はあっと驚くストーリーがあるわけではなく、歴史に翻弄される人間描写が全て。この作品は人間描写が甘かった。映画としては3点。女優2人と永澤、あと凄みのある服部半蔵を演じた根津甚八に+1。 tubirdさん 4点(2003-11-23 18:17:42)(良:1票)

95.《ネタバレ》 篠田時代劇!

黒澤時代劇と比べて、篠田さんは勉強をとにかくしてるから、
一本の作品にあれもこれも詰め込んでしまうんだよなぁ・・

聚楽第を画面に出した映画って、これくらいなんじゃない?
ホント、野心的でさ、すごく興味深い話なんだよね。

ただドラマって詰め込み過ぎると、焦点が定まらないのも確か!
でももうちょっと篠田時代劇も評価されてもいいような気がします。
一大文化を築いた時代劇娯楽映画の良さをたっぷり出してるもんね。
勿体ない気もします。 トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2023-02-15 11:27:16)

94.とても丁寧に撮られているし、照明なんかも抑え気味で味わい深い画になっているのですが・・・
でも、なんか消化不良です。
撮りためたカットを、ただストーリー順に並べたような。
しいて言えば、大河ドラマの総集編を観ているような気分です。
だから、シーンとシーンの間に飛躍がある場合は、ナレーションで補う という手法も総集編と同じ。
また、俳優さん達もそれぞれ熱演しているのでしょうが、中井貴一はどう見ても中井貴一にしか見えないし、根津甚八は忍者のくせに全然動くシーンがないし、岩下志摩にいたってはまったく必然性がなく、強引に登場シーンを組み込んだとしか感じられません。いくら監督の嫁さんだからといって映画を私物化するのはよくないなと思います。 la_spagnaさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-09-16 18:37:57)

93.いやもうとにかく、ダラダラしすぎ。メリハリもなければ演出の焦点も絞られていない。役者はいったいどうやって役作りを考えたんでしょう。加えて、中井貴一の芝居は安定しすぎ、堂々としすぎで、忍びの者には全然見えない。命を取るか取られるかという緊迫感もない。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2021-11-05 23:26:18)

92. かなりダメな映画だと思った。このサイトでの評価もうなづける。
 このサイトのルールでは途中で寝ちゃダメということだが、寝そうになるほどのダラダラ映画である。

 ただ、原作・脚本がいいのか、人生の深いところを考えさせる台詞がある。そこの分だけ1点加点した。 海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-05-22 21:41:47)

91.中井貴一や上川隆也はけっこうがんばっていたと思います。それにストーリー自体もなかなかコクがあります。ところが、映画としてはつまらない。ダラダラ長いし、その割に説明が足りないし、登場人物もキャラが固まらないうちにどんどん死んでいくし、したがって心情も伝わってこないし、殺伐とした話のはずなのに緊張感もない。要するに「これぐらい見せておけば十分だろ」的なやっつけ感が漂ってくるばかりです。
この篠田という監督、日本映画会の大御所ということになっていますが、いったいどのあたりが評価されたのか不思議です。最終作の「スパイ・ゾルゲ」も本作が傑作に見えるほど悲惨。映画監督より、きっちり最低限の仕事をしてとっとと定時に帰る公務員か事務員のほうが性に合っていたんじゃないでしょうか。 眉山さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-08-10 00:42:13)

90.《ネタバレ》 んーー、微妙だ。映像にはこだわっていて、1枚1枚を切り出せば美しい構図は多いのだが、シナリオ、演技、編集が悪い。

 映像に凝るならもっと静かで寡黙な脚本にしたほうがいいし、ストーリーで見せたいなら、もっとダイナミックな画面展開にすべき。日本情緒豊かな風景と、血しぶき飛び散るシーンとがちゃんと同居できるれば名作になるんだろうけど、それは相当ハードルが高いと思われる。痛いシナリオ、演技、編集のおかげで違和感ありまくり。逆に映像の違和感がシナリオ、演技、編集をより痛く感じさせている。

 一応、日本映画界のでは巨匠と言われる監督なのだから、周りに気を使わずもっと完成度を高めて欲しかった。 nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-10-23 02:20:41)

89.忍者アクション映画と思い、ワクワクしながら観に行ったんですが、予想を裏切られて沈んで帰った覚えがあります。なんであんなタイトルにしたんやろ。 アフロさん [映画館(邦画)] 4点(2009-09-02 01:56:13)

88.娯楽でもなく、文芸でもなく、とても中途半端です。ご本人には申し訳ないが、中井貴一の役者としての中途半端さが、そのまま映画になってしまってます。彼には気の弱い中途半端な落ちこぼれを演じていた「ふぞろい…」がお似合いです。「司馬遼太郎に捧げる」ってクレジットが出てましたが、先生はあの世でどう思ったでしょう。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-05-26 02:07:22)

87.《ネタバレ》 最初で最後、有楽町マリオンで観た邦画。当時私には憧れの劇場で、しかも平日定価で観た事が嬉しくもあり、懐かしくも。タイトルが読めなくて窓口で「・・・城を・・・」と無知なまま鑑賞。内容は、先の方も述べられているようにシワが気になる所でしたが、忍者スタイルが良くお似合いでした。夜のシーンの色合いが、不思議な奥行きで、藍とも言えず蒼でもなく、碧ともいえないカラーに日本特有の浮世絵の美しさを感じた作品でした。 成田とうこさん [映画館(字幕)] 5点(2007-10-31 21:59:41)

86.どうでもいいことだけど、中井貴一は、ふとした瞬間に耳の下あたりにシワが寄る。観てて気になってしょうがないんだけど、「ああ、確かに中井貴一だなあ」と思う・・・・・・。本当にどうでもいいことなので早速本題へ。ご存知、司馬遼太郎の直木賞受賞作である『梟の城』の映画化作品。有名な小説だけに、またも、「“映画化”って、一体何なんだろう」と考えさせられる作品であります。CGをフンダンに利用したエキセントリックな映像に、日本楽壇の大御所・湯浅譲二のこれまたエキセントリックな音楽。もう誰にも止められない。そんなハチャメチャさからすれば、ストーリーは意外な程、原作に沿っており、石川ゴエモンのエピソードなど、映画にするなら普通はバッサリ切り取られそうな部分もしっかり盛り込んじゃう(というか、むしろこういう、一種イロモノみたいな部分の方を一生懸命描いているようにすら感じられるぞ)。どうせお馴染みの小説を映画化するなら、このくらいムチャクチャやらないと楽しくないよネ~というような暴走気味の勢いがあり、まあ、概ね同感なのですけれども、「だからと言って、原作の面白さをここまで削ぎ落としていいのかよ~」とも言いたくなるわけで、結局、「“映画化”って何?」というギモンに落ち着くのであります。ま、とりあえず、この映画、ロケはなかなかよかったですので、その点だけは安心材料。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-03-24 14:22:42)

85.忍者物らしく、孤独感、荒涼感等が出ている。でもわくわくする展開、躍動少なし。 ご自由さんさん [地上波(字幕)] 5点(2006-12-11 19:57:56)

84.とにかく色彩が豊かでした。それと神社仏閣や瓦屋根やら茶室やら、美しく画面に広がっていました。それだけの映画でしたが、それだけでも酒を飲みつつ、ぼぉーと見ているには良い映画でした。・・・・・・・・・・・・中井貴一という俳優は、真面目すぎてというか、自意識が強すぎて、他の役者との調和を壊してしまいますね。その配役に没入するのはいいけど、そのナルシズムのおかげで、一人浮いてしまい、映画が壊れてしまいます。「壬生義士伝」もそうでしたし、この映画もそうだと思います。・・・・鶴田真由さんは綺麗ですね。こんなに綺麗な役者さんだとは知りませんでした。・・・・岩下志麻とかあえて出す必要なんてないのに。・・・・・・・・この映画を象徴していたのが、終盤の秀吉の寝室でのシーンでしょうか。中井貴一の過剰な演技、マコちゃんの木訥として素人調の演技、ばらばらで全く見るに堪えませんでした。結果として、秀吉というのは個人が作り出すものではなく、全体の状況が作りあげてゆくものだ、という重要な発言が完全に霞んでしまいました。・・・・・・・最後の20分ほどは酷いですね。五右衛門の話なんて別にいらないのに。 王の七つの森さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-11-28 09:12:11)

83.イマイチ。中井貴一自身が忍者っぽくないような…。 愛野弾丸さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-10-21 12:56:14)

82.《ネタバレ》 けっこう現実味のある忍者でしたね。。空を飛んだり姿を消したりとそんな人間離れしたことはせずに、壁はゆっくり登り、走るときも人並みで、泳いで逃げようとすれば何故か電灯を付きのいかだ舟に追いかけまわされるという(笑) まあでも最近のCGのように決して派手ではない忍者がそれが逆にリアルで良かったと思っています。電灯はともかく。
 鶴田真由の存在意義がいまいちわかりませんでした。彼女も忍なんですよね?ところどころで優秀な忍であるはずの十蔵の先回りとかしてさぞすごいくのいちなんだろうと思っていたら闘ったりは特にせず、ちょっと拍子抜け感が拭えませんでした。十蔵をめぐって木猿と決闘するのかときたいしていただけに残念。秀吉と十蔵の会話がやけに芝居じみてたことや、話の展開の仕方からも少し視聴者置いてけぼり感はありましたが、目の肥えた人にはちょうどいいのかも。5点かな。
TANTOさん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-13 23:42:47)

81.原作で楽しんだ分楽しくなかったのか、いや、こちらは駄作かな、、、 maemaeさん [ビデオ(字幕)] 2点(2006-01-15 18:02:41)

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【点数情報】

Review人数 100人
平均点数 3.48点
044.00% line
11414.00% line
21111.00% line
32525.00% line
41616.00% line
51818.00% line
655.00% line
755.00% line
811.00% line
900.00% line
1011.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 4.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review4人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 3.00点 Review2人

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