みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
303.《ネタバレ》 本当にスッキリした気分が味わえるなら、 お約束だろうが御都合主義だろうが大歓迎。 子役達は皆いい感じだし、単純明快なストーリーラインもいい。 この手の映画は理屈抜きで楽しむのが一番、と思う。 なのに、楽しめなかった、むしろ不快とさえ感じた。何故か。 デューイが子供達に教える価値観が「独善的で排他的」だったと言う事に尽きる。 「本物のロック」「ロックは反抗の音楽」「あいつらは偽者、本物のロックじゃない」 等々が、デューイ個人の狭く偏屈な価値観でしかないのに、 それを授業で子供達に押し付け(異論は端っから受け付けず)、 子供達もまたそれをスンナリ受け容れるという映画全体の図式、独善的な価値観の押し付けっぷりが、 終始不愉快だった。 実際60~70年代のロックが好きで、熱く語る人は多いし、色褪せない音楽も多いと思う。 けれど、こんなに「これが正解だ」なんて決め付けられたら堪らない。 自分だったら、聴く前に嫌いになるだろうな…。 ロックは別に、デカイ音やハデなパフォーマンスがなくてもいい、 だから自由な価値観を象徴出来るんだと思う。 なのにこの映画にあるのは、妄執にがんじがらめで、他の価値観を受け容れようともしない男の云う「正しいロック」。 これが正解で、これは偽物、模範の演奏はこれとこれ、挙げ句「反抗しなきゃロックじゃない」なんて事を 文字通り授業で熱弁振るう様子にはウンザリ。 デューイは情熱的と言うより、妄執にしがみつく空っぽな人にしか見えなかった。 …何だかんだ言って、最初に皆が楽器を重ねて、笑顔になっていくシーンはグっと来るものがあった。 そこに5点献上。 生徒の中では、キーボード役の彼と、委員長の女の子が格段に良かったです。 【i-loop】さん 5点(2004-10-27 00:14:01)(良:4票) (笑:1票) 302.《ネタバレ》 いやぁ思っていた以上に面白かった~!というのが素直な乾燥じゃなくて感想。ま、フツー常識に照らし合わせて考えれば、デューイみたいな野郎に直に相対したらネッドの恋人のような冷淡極まる反応しか返らないのが厳しい現実なんだろう。ただ…ニセモノ教師の彼を生徒たちが皆あれほど慕うようになった最大の理由は、決して彼のロック魂に深く共感したからとかじゃなくて、(そもそもは不純な動機に端を発しているとは云え)生徒一人一人の心に一歩踏み込んで適材適所な役割を与え、バンドコンテスト優勝を目指す彼の姿に”本気”を感じ取ったが故に違いない。それだけに(個人的にはチト苦手な)ジャック・ブラックの異様な迄に「暑苦しい」熱演が、デューイの”本気”に抜群の説得力を生む原動力となっており実に秀逸。年齢の多寡や学力の上下に拘らず、子供というものは「教師が自分に対してどれだけ本気で真剣に接してくるか」を実にシビアに見抜く眼力を備えている。たまたま本作ではそれ(本気度の目安)が”ロック”であったに過ぎないのであり、現代の教師たちへの変化球的な叱咤のメッセージという意味も込められているように感じた。御多分に漏れず私も学生時代にバンドをやってたクチ(ドラムス担当)なもんでキビシー現実は百も承知なだけに、終盤の展開には「いくら何でもそんなに上手くいくわきゃねーだろ?w」とシニカルに思わないでもなかったが、一方で「せめて映画の中のこいつらだけでも上手くいって欲しいよなぁ」と彼らに感情移入しまくってもいた。これもまた立派にパラマウントの伝統を受け継ぐ佳作の一つだよなぁと何か嬉しくなったのでオマケして8点進呈! 【へちょちょ】さん 8点(2005-02-27 19:25:13)(良:3票) 301.なんかぬるい映画だなぁと。ロックのくせにやけにお行儀がいい。熱くないのよ。主人公の動きが激しいだけで映画の温度は実にクール。最後まで涙を流さなかった登場人物たちがそれを象徴している。抑圧から解放させるには苦しみとか痛みが必要なんじゃない?コメディだって感情を揺さぶるには痛みは必要よ。クールで何も抑圧の無い子供たちが何を解放するのさ?主人公にも大したトラブルがあるわけでもなく、本当にただのロック狂にしか見えないし。偽ロック?JB、そりゃお前のことだろ?結局、JBがロックをやる理由って自分がステージで最高のロックをやりたいってだけ。何のメッセージも愛も無いのよ。エンドロールは良かったねぇ。全然心が通い合ってない生徒との距離がよくわかって。優等生にロックをやらせるという設定にあぐらをかいて、ちゃんと「心」を描いてないよ。ある意味、現在のロックを象徴してるのかもね。 【まこと】さん 5点(2004-10-24 20:44:49)(良:2票) (笑:1票) 300.日比谷で観ましたが、観客ダイブとラストには拍手が巻き起こりました。 「LOTR」や「SW」ならよくある話だけど、それほどメジャーでもないこの作品でみられるとは思わなかった。それだけ皆ハマッたといえるのではないでしょうか。 自分もロックは全然詳しくないけど、十分楽しめた口です。 ジャックブラックの好演もさることながら「ロック」への熱い情熱を高く感じられる。 ブラックの役どころが特に良かった。 途中からブラックの子どもたちへの接し方も上からモノを言うというより、同じ目線で語っているように感じられ、演じる曲もザックが原案し、皆で一緒に完成させていく姿に自分も引き込まれた。 一番気に入ったシーンは、突然の曲変更で一番きつかった照明係に演者よりも一番に労をねぎらったようなところですね。 演者だけが光があたるのではなく、それぞれ一見地味な役ところにもクラスの子どもたちを配置し、クラス全体でライブを成功させたというのが伝わってくる。 だから、子どもたち皆活き活きと演じていたような気がする。 ブラックも「ロック」の精神を教えていたつもりが、子どもたちに改めて「ロック」の精神を逆に教わったのではないだろうか。 校長や同居人の「夢」や「大人」について語るサイドストーリーも描かれているのでより深みをましている。 【六本木ソルジャー】さん 9点(2004-06-25 14:36:32)(良:3票) 299.《ネタバレ》 ジャック・ブラックによるロック版『いまを生きる』。だが、当然のごとくコメディに比重が置かれ、深さはない。プロットも大雑把で、決して出来はよくない。なのに……なぜなんだろう。クライマックスのコンテストシーンで鳥肌が立ち、全身が小刻みに震えだし、急に目頭があつくなってきた。そう、やっぱり映画って理屈じゃない。脚本の理屈では「そこそこ」でしかなくても、そこに「魂」が吹き込まれると、映画の奇跡が起きる。ブラック&ホワイト万歳! 【恭人】さん 9点(2004-05-28 23:10:07)(良:3票) 298.《ネタバレ》 映画関係の雑誌でこの映画のタイトル、そして少しの内容説明だけで、観たくて観たくてたまらなくなった作品です。GW公開と聞いて前売り券も購入。そしてついに初日。朝一番で劇場に駆けつけました。パラマウント映画のロゴマーク出現、そしてオープニングタイトルまでまさに「ロック」してます。カッコいいです。 ロックに魅せられ、ロックそのものの主人公が名門学校の臨時教員となって、生徒の心の箍をはずし、コンプレックスをなくし、共に熱くなるという展開は、過去にも多くの作品あり。「今を生きる」「陽のあたる教室」「ミュージック・オブ・ハート」など。しかし、今作品がそれらと一線を画するのは、ジャック・ブラックのキャラクターの濃さと、むしろ反社会的なロックという音楽。確かに生徒、親御さん、頭の固い教師との和解などはあまりにも予定調和です。それでも見せてしまう、観てしまうこの勢いとこのテンポ。ロックの魂を心底感じさせるこの高揚感は一体何?ラストのロックバンドのコンテストシーンでは、涙、涙、涙。一途に、馬鹿に、必死にやっている人間ほどかっこいいものはない!デブでさえない主人公がもう素敵に見えてくるんだから。思わず拍手してしまいました。笑いもふんだんにあり、ロックの歴史も勉強できて、そしてエンドクレジットまでたっぷり楽しませてもらって、いやあ最高!宝物になる愛すべき映画。 最近、楽しいことないっていう人、見たらきっと幸せになるよ。 【映画小僧】さん 10点(2004-04-30 12:02:31)(良:3票) 297.《ネタバレ》 最高に愉快な音楽映画です。 劇中で演奏するミュージシャンは大人から子供まで全部モノホン(本物)。 極めつけはデューイを演じるジャック・ブラックの狂気地味たハイテンション! 次から次へと機関銃のように飛び交うセリフの応酬! ライブで盛り上がる夜のバー、ロックで最高にハイになる音楽馬鹿の彼だが、彼は受け止めて貰えるほど愛されて(認められて)いなかった。 自分の音楽に酔っていた“現実”を思い知らされるデューイ、それでもロックへの情熱は燃え尽きない。 デューイは親友のネッドを騙してまで仕事を引き受ける。 だが待っていた職場は正に彼の運命、天職、音楽の才能に溢れた子供達との出会い。 子供達の才能を親と教師たちは無視していた。 しかし、誰よりも仲間を求めていたデューイは子供達の才能を見逃さない。 デューイにとっては利害の一致、子供達にとっては自分を認めてくれる恩人への恩返しだ。 しかしいくら何でも「夢は諦めろ」を先生がいうなよ。当っているかも知れないけど! それでも褒めて伸ばす、付きっ切りで教えるのは上手い。デューイもまた様々な子供達と出会う事で少しずつ成長していく。モチロン狂気に満ちた野望を抱えて。 「ロックは頭を試されるんだ」 QUEEN&レッドツェッペリン「左様」 「ダイエットは?」 「食うのが好きだからしない」 デブの鑑かコイツは。 やがては教師も掌握して磐石・・・かと思いきやそう都合よくいかないのが世の中です。 それでもデューイの魂は生徒に届いていた! 彼を経歴ではなく“魂”で教師として認める子供達の心意気! デューイも腹をくくる。デューイの情熱に親友の魂も蘇る・・・! でもあの半ズボンは無いわー(褒めてる)。 ダイブにはじまりダイブに終わる。 メタいセリフが飛び交うエンディングも最高だったぜ。 DVDの特典でツェッペリンにライブで許可を貰おうとするシーンが面白い。 電話を取らせないために火まで付けるとかどんだけだよ。 「“The”で始まる映画はコケるんだ」 遊星からの物体X(The Thing)「!?」 ジャック・ブラックがオーソン・ウェルズみたいになっててワロタ。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-08 17:52:42)(良:2票) 296.ここでの評価が高かったため期待しておりましたが、 主人公の独善をあたかも正義のように描くストーリーが不快で、 自分には楽しめませんでした。 【バグってハニー】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-07-22 20:53:38)(良:2票) 295.《ネタバレ》 非常に面白かった。子どもの能力や個性は違うのは当たり前。個人の個性を見抜き、適材適所で自己の重要性、責任感を認識させ、達成感を味あわせる。誰もが演者に成れるわけではないが、裏方にも自分のできる仕事はあり、それはとても大切なこと。内気で前に出られなかった少女が実はものすごい才能を持っていて、このことがきっかけで前に出られるようになる。伝統校ゆえに校長も規律に縛られ、自由に考えることができない。反抗期の象徴であるロックを通じて、自分自身を表現することを覚える姿には素直に感動できます。まぶしすぎる子ども達の輝きの前に、主人公も最後には自分の才能のなさを自覚し、ミュージシャンで成功することをあきらめる。これも大きな成長なのだと思います。ステージで自らやりたいことをして輝く息子を見てうれしくなってしまう両親。教育って本当に難しい。 【バチケン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-09 12:06:25)(良:2票) 294.(「8mile」同様、レビューをロック・バトル風にして、ジャック・ブラック率いる「スクール・オブ・ロック」に挑戦したいと思います。) 『[(MC)えー、この曲を全てのレビュワー、特に最近レビューから遠ざかっているレビュワーに捧げるぜ、ベイビー!]<ワン、ツー、スリー、フォー> ♪♪[アアア~~~アッ!、アアア~~~アッ!] ♪♪映画に理屈はいらない、映画に蘊蓄はいらない ♪♪ジャックは只の臭いデブオヤジ、でも演技は最高[(キーボード)ポー、ピ、パー] ♪♪ガキ共は文句ばっかでやかましい、でも演奏は最高 ♪♪校長はPTAを気にしすぎ、でもニックスは最高[(バックコーラス)uh,baby uh,baby, uh] ♪♪脚本は単純でつまらない、でも後味は最高[(バックコーラス)uh,la,lala uh,la,lala] ♪♪CGだらけの商業映画にはウンザリ、リメイクだらけの映画業界にもウンザリ、それでも映画はやっぱり最高だ[(ドラム)ズンズンジャン、ズンズンジャン] ♪♪映画に魂をぶつけろ、映画に陶酔しろ[(ドラム)ズンジャーン、ジャーン] ♪♪(サビ)映画でRockin'![映画でRockin'] ♪♪今日もRockin'![映画でRockin'] ♪♪明日もRockin'![映画でRockin']、[ズンズンジャン、ズンズンジャン] ♪♪駄作が何だ、駄レビューが何だ、批判なんか気にするな[(ギターソロ)キュイーーン、キュイーーン、テケテケテケ・・・] ♪♪争いはやめよう[don't fight ,baby]、他人を尊重しよう[miss you ,baby]、意見が違うのは当然さ[come back ,baby] ♪♪みんなのシネマだ![みんなでRockin'] ♪♪みんなのレビューだ![みんなでRockin'] ♪♪映画の道は長いぜ[長いぜ,baby] ♪♪レビューの道も長いぜ[長いぜ,baby] ♪♪レビューでRockin'![レビューでRockin'] ♪♪新規でRockin'![新規でRockin'] ♪♪変更でRockin'![変更でRockin']・・・(fade out)』 バンド名:「Cinema Of Rock」 タイトル:"Rockin' In Cinema(It's a Long Way To Cinema)" 歌詞・ボーカル・キーボード・ギター・ドラム・バックコーラス・マネージャー・裏方その他全て:STYX21 CDリリース:未定 (注:好評につき、アンコールあり) 姉妹レビュー:「8mile」"Don't Lose Yourself In The Movie"大ヒット公開中(笑) 【STYX21】さん 6点(2004-10-23 16:05:26)(笑:2票) 293.これは“分かってる奴”が撮った作品だ!ロックとはNo FutureでHow low?な絶望・孤独・怒り・悲しみ・否定・退廃の淵から立ち上がるものであるが、同時にそうした全ての負の要素をギリギリでプラスに転化させ、I am alive!と叫ぶことだ。分かりやすく言うと、なーんのとりえもない奴に「生きる力」を与える音楽ってこと。とゆー理屈は実はどーでも良くて、僕はあの「School of Rock」のイントロで、いつも泣いちゃうのさ。 【ぐるぐる】さん 9点(2004-05-04 18:19:22)(良:2票) 292.罪のない映画。いや、罪深く無いことは無いような気もするけど。まあ、硬いコトは抜きにして。 と言いたいところだけど、やっぱり、なあ。 主人公が身分を偽って、教師として名門小学校に潜りこみ、子供たちとロックバンドを組んで活き活きとしたクラスにしちゃう、というんですけれども。 子供たちに対しては「キミは才能がある!」の一点張り。実際、たまたま才能のある子供たちが多かったみたいなので運が良かったけど、もうちょっと子供たちの表情なり成長する姿なりをしっかり描いてもよかったのでは。なのに、何かというと、ジャック・ブラックの「顔芸」に頼ってしまう、安易な構成。まあ、彼が芸達者なことは、大変よくわかりましたけれども。 音楽の才能のある子はいいけど、才能の無い子はというと、今度は「裏方として才能がある」とか言っておだてて、その気にさせてしまう。 経営学を名乗るインチキ指南書とかに、こういうのが「指導者としての良い例」などと掲載されていそうな気がしてくる。そのくらい、インチキくさくって、感動にも笑いにも教訓にも繋がりません。登場人物全員がナットクしてハッピーエンド、なんだけど、わたしゃあんまりナットクいきませぬ。 もともとインチキな主人公に、インチキでもってドラマを引っ張らせ続け、最後までインチキなまま走らせてしまった印象。「真実がインチキを追い越す瞬間」というものを、本当は見たかったのだけど。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-08-13 14:07:34)(良:1票) 291.《ネタバレ》 ○無理やりな設定に慣れるのに多少時間がかかったが、それからは気楽に楽しめる。○序盤から教師になりすますまでの間に、音楽好きのダメ男以外の良い要素がく見込められたら良かったはず。その後、子供たちを褒めるなど良い場面もあるが、音楽好きと分かった校長を酒に酔わせて自分の良い方ばかりへ持って行くところがあまり共感を呼べない。例えば居候先の男の急病で教師を任されるなどもう少し主人公に共感できる要素があればその後の展開も意味合いが変わってきたはず。○子供たちの個性を描いた後のラスト演奏シーンはやはり盛り上がる。その後放課後教えているシーンも後味が良い。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-05 22:32:21)(良:1票) 290.《ネタバレ》 どうも主人公が生理的に受け付けられない・・・ 終わり良ければ全て良しって流れも解せないし、勝手に身代りにされた友人の立場なら尚更(私が友人の立場なら、こいつシバくか告訴する)。 ロックが反抗と言うならば、こんな偽教師に反抗して何もせんよな~私ならと思って観てたら、生徒たち皆素直過ぎなんじゃないの? まぁ~その可愛い生徒たちに救われている部分もあるんだが・・・(特に委員長みたいな女子生徒がお気に入り)。 と、何だかんだ言いつつも、ラストのステージが終わる頃には気持ちが高揚して、ついつい指笛を吹いてしまいました。 ウソです、指笛吹けません・・・ エンドクレジットもクドかったです。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-10-12 21:19:45)(良:1票) 289.《ネタバレ》 ロックとは「反抗」らしい。その辺、ロッカーで無い私には良く分かりませんが、少なくともこの映画は管理教育に対する反抗なんて狭い料簡のお話ではないです。子供たちがバンド練習を始めるあたりから、俄然盛り上がって行きます。自由に表現することの楽しさがビンビンと伝わって来ます。共同作業が主体性を生み、疾走感を伴なって突破力を獲得する。タイトル通り、立派な教育にもなっている。サイコ―です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-08-16 01:37:40)(良:1票) 288.《ネタバレ》 イヤー面白い!ジャック・ブラック最高!! 売れないロック馬鹿野郎をジャックが好演してますね。むちゃくちゃハイテンション演技は大いに観る人を選びそうですが、ワタシにはドンピシャ。校長先生がいきなり教室に入ってきて、の、ギターをつかった変な授業のおかしいこと!もうぅメチャククチャ笑ったー。ちょっと感心したのは子どもたちとの接し方。頭ごなしに否定をせず、話しをしっかり聞いて、その子の意見を尊重している。結果的に隠れた特技(才能)を見出すことに成功しています。まぁそういいつつ、バンドコンテストに出たいという不純な動機(苦笑)がロック馬鹿野郎っぽくていいですね。ロックの名曲はいっぱい出てくるし(ツェッペリンへの特典お願い映像は必見!)なによりも子どもたちの楽しそうな笑顔が最高にイカしてます。最後のステージも最高に良かった! 愛すべきロック馬鹿野郎に乾杯!! オススメデス☆ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-03-28 09:13:30)(良:1票) 287.バンド成功の夢を捨て切れない30過ぎの男・デューイ。彼がひょんなことからエリート小学校の教員となり、教育に漬かりきった生徒たちに“ロックの精神”を叩き込んでいく。 あまり自分はロックに詳しくないのですが、それでも最高に面白かったです。ロック好きな方にはきっと更に面白いと思います。個性あふれる生徒達は見ていて面白かったし、なにより主演のジャック・ブラックがハマリ役で最高でした。笑いあり、感動あり、そしてかっこいい演奏もありと、賑やかで最高な映画でした。 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-24 15:00:09)(良:1票) 286.音楽的には決して嫌いなジャンルではないのだが、ハッチポッチステーションのグッチ裕三と同じく、主演キャストのキャラがくどすぎて苦手。彼が生理的にOKかどうかでこの映画の評価はがっつり別れてしまう気がする。それと他にも言及している人がいたが、それぞれのパートを妙に小器用に演奏してみせる子役達を見ていると、友人宅で親バカホームビデオを延々と見せられるような居心地の悪さをどうしても感じてしまう私はよほど心が狭いのだろうか…。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-29 00:21:42)(笑:1票) 285.《ネタバレ》 見る前の想像とちょっと違ったかな。楽器はリコーダーくらいしかしらない子供たちが、自由もへったくれもありゃしない校則で拘束された学校とムカツク教師にロックで宣戦布告だ!みたいな感じを考えていましたが、実際はいきなり高度な楽器を使いこなしているし、教師も皆、人が良さそう。じゃあ校長はと言うと、キャラ設定は面白いけど別に極端な悪役を担っている訳でもない。ですからロックで解放するぜ!という気持ちよさはいまいち薄い気がしました。 それでも楽しかったと思えるのは、ジャック・ブラックの演技と子供たちの愛らしさですね。終わり方も好きです。 『課外授業ようこそ先輩』という番組がありますが、それを毎週見ている僕としては、それのアメリカ版といったノリで気楽に見ることができました。 【ゴリラの住む丘】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-06-10 13:41:24)(良:1票) 284.《ネタバレ》 あー、ワタシ、某局の「○才!てれびくん」を見ているとなんか切なくなってくるところのモノです。手慣れた子供たちがソツなくやってるのを見ると、いたたまれない感じがしてくるのです。この作品にも同様なモノを感じてしまい、今ひとつ感情移入できませんでした。ジャック・ブラックのイカレっぷりはよかったですよ。この人、本職ロッカーで、副業役者?って思いましたもの。 【なたね】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2009-10-25 10:15:57)(良:1票)
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