みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 犬がいきなり無差別に襲ってくるといういわゆる「鳥」ネタ。国が進めている高エネルギーなんちゃらの加速器がなんちゃらというのを扱うのはいいけどそれはそれでほったらかし、おそらくそれが何かしら関係してるんだろなあという予測はしてたけど中盤以降一切出てこずに視聴者側に勝手に想像させるという投げっぷり。ええええ、出してきたならなんか触れてよ・・・な感じでしたがリアルの犬を調教してちゃーんと作ってるのでその辺の気合は本物。グロさも色々あり、二人の主人公の必死な行動も実らずどんどん悪い方向へ向かっていく展開もお見事。時代が時代なだけにシンプルというか想像が難しくない籠城方法だったり犬からの逃亡だったりするのでそこは仕方がないですが犬の迫力と死体描写の残酷さが逆に目立って面白かったです。 【M・R・サイケデリコン】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-07 01:03:04) 1.私も高校生くらいまでの頃は、「動物が人間を襲う映画ならなんでもいい」と思ってた時期があって、本作みたいな映画が深夜放送とかでやってると、必ず録画してたもんですが(ただし新聞のテレビ欄の表記に誤りがあり、ラスト前で録画が途切れてしまう悲劇が)。この映画の主人公の「巨大アリが登場するような映画」のことをバカにするようなセリフに憤慨したのも今では懐かしい思い出。思えば私もまだ若かった。 しかし、「動物が人間を襲う映画ならなんでもいい」、と言うのは、作り手側にとっても共通認識らしく、そうでも無い限りこんな「ワンちゃんが集団で襲ってくる映画」、なんて作らんでしょう。誰も作らないなら、私が作りましょう、と。 という程度のモチベーションではないかと思われるのですが、ワンちゃん映画という制約の中で、出来る限りのことはやり切った、という感はあります。見てるとどうしても、「たかが犬でしょ」という気持ちが抜けず、どうしてこんな無抵抗に皆、易々と犬ごときにヤラレちゃうんだろう、と思ってしまうのですが、徐々にパニックが広がる過程とか、屋内で大丈夫と思ってたらガラス戸が破られて修羅場化、とか、定番中の定番、戸に板を打ち付けて籠城、とか、とにかく、パニック映画の要素は驚くほど忠実に一通り盛り込んでいて。 これで題材が犬、だなんて、勿体ないとしか良いようがないですね。 ただし、結局コレって、『鳥』を焼き直して『犬』にしただけじゃないの?という気がして。ラストでそれは確信に変わります。 遠吠えの不気味さ、なんてのはイヌ系ならでは、ですけどね。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-04-06 23:03:08)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS