みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 シリーズ四作目は、一話減って三話のオムニバス。 ①変なマイルールを押し付けるペンションオーナーに酷い目に遭う話。古臭くて笑いどころがない。 ②異常な潔癖症が引き起こした騒動。バカヤローというよりも、ちょっと世にも奇妙な物語のほうに寄った感じ。 ③詐欺女にカモられるユン・ピョウ。香港のアクションスターもこれだけカタコトだと田舎臭く間が抜けて見えるが、それが役柄には合っている。 ③はかろうじてこれまでのコンセプトを守っている気もするが、①と②は完全に外れてしまっている。 誰もが感じる理不尽なことに対してバカヤローと怒る気持ちが共感できるのに、主人公が極端な変人なので共感できず、バカヤローと言われる対象になっている。しかも、明らかに笑わせようとしているところで笑えず、スベった感があって居心地が悪くなる。 このシリーズもこれで打ち止めになるのも当然で、遅すぎたくらい。続編を作る類のものでない企画ものなのに、無理やり搾り出していた感があり、結局右肩下がりになって終わった。 【飛鳥】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-11-18 23:48:59) 2.1話目と2話目は頭のおかしい人というだけの話。 何が面白いのかまったくわからなかった。 3話目は辛うじて物語として成立してると思うけど、面白いというほどではなかった。 このシリーズの基本構成として、バカヤローと言いたくなるように主人公に感情移入させる必要があると思うんだけど、1話目も2話目も逆にバカヤローって言われる側が主人公なのでどうしようもない。 3話目はルール通りに主人公がバカヤローって言う側だけど、片言の外国人というキャラに感情移入するのは難しかった。 シリーズ打ち止めも納得の酷い内容です。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2013-09-26 18:06:30) 1.二話の潔癖症ものはまあまあだが、どれも話が拡がらないのが辛い。別に社会問題を扱えってんじゃないよ。話が映画のなかだけで閉じて、「それだけ」になってしまってる。観てる客が、映画の世界をパンすると社会に拡がっていってんだろうな、という気分になることが必要だろう。一話の、田舎の罠に落ちる都会もん、って視点はいいんだけど、単にオーナーの性格だけにしちゃってるんで、拡がらない。でこの春風亭小朝が、悪いけど、駄目なんだ。落語家って一人で全体を構成する癖が付いてるから、映画の演技者には向かないんじゃないか。くどくなる。一人ですべての笑いを引き受けちゃおうとし、関係で笑わせることが出来ない。これ、オーナーがもっと善意を振りまかなくちゃ面白くない話だと思う。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-01-23 09:17:07)
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