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砂の上の植物群

1964年【日】 上映時間:95分
ドラマモノクロ映画小説の映画化
[スナノウエノショクブツグン]
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タイトル情報更新(2011-01-21)【イニシャルK】さん


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監督中平康
キャスト仲谷昇(男優)伊木一郎
島崎雪子(女優)伊木江美子
小池朝雄(男優)井村誠一
高橋昌也〔男優・1930年生〕(男優)花田光太郎
信欣三(男優)山田理髪師
岸輝子(女優)女将
葵真木子(女優)エレベーターガール
原作吉行淳之介「砂の上の植物群」
脚本中平康
加藤彰
池田一朗
音楽黛敏郎
撮影山崎善弘
配給日活
編集辻井正則
録音橋本文雄
照明高島正博
その他斎藤耕一(スチール)
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 '原作の吉行淳之介の小説が素晴らしいので、映画は二番煎じだろうと期待せず観たのだが、大間違いだった。ミロの絵とパートカラーが斬新。中平は当時、全盛期のアラン・レネを真似たのだろうか。レネの映画表現に近いと感じた。 redmarshさん [地上波(邦画)] 9点(2010-12-07 01:12:02)

1.《ネタバレ》 製作当時の視線で、真面目に「官能」を追求したような作品でした。主人公が道を踏み外してズタボロになるって感じでもない。一歩ずつ確認しながら、いろんなことにチャレンジするという印象です。性風俗が花開く前、ノーパン喫茶が初出店するよりさらに20年以上前の時代なので、現代の視点に照会するとかわいいものだが、当時としては異色の作品だったのだろう。痴漢、覗き、軽いSM、制服コスプレ。妻と父親の密通を疑っていたあたりに、近親相姦的な要素も入っている。それらに背徳を覚えながら、その性癖の源泉として自分の中に流れる父親の血を意識する主人公。明確な台詞にはなっていないが、自身の意思というより、もっと大きな摂理が背徳を希求させているような語り口です。ラスト近くで一緒に食事をする女性の口がアップになる。それは粘膜質でものを咥え込むことの象徴。その描写の生っぽさが今作の全てです。ちょっと珍しい感じの映画で面白かった。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-15 20:52:27)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
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