みんなのシネマレビュー

魔女卵

1984年【日】 上映時間:90分
ドラマ青春もの音楽もの
[マジョラン]
新規登録(2005-03-19)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2011-10-02)【イニシャルK】さん


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監督和泉聖治
キャスト我王銀次(男優)サブ
脚本和泉聖治
内藤誠(脚本)
撮影木村公明
企画矢部恒
配給東映
美術尾関龍生
編集大島ともよ
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【クチコミ・感想】

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1.この作品、大槻ケンヂが著書の中で「ロックを分かってない人間か作ったヘンテコロック映画」と紹介していた。確かにこれをロック映画として捉えるとかなりキツい。ヘヴィメタファンには申し訳ないが、この頃のヘヴィメタってかなり「・・・」な感じだし、そもそも冒頭のテーマソングなんか、もろ「ポヨヨンロック」だったりする。このビデオには「ツッパリ魂+OSAKA=ヘヴィメタル」というコピーがついているのだが、いやいや、そんな公式は世界中のどの数学者に聞いても無いって。ただ、そんなズレたノリをじいっと我慢して観ている内に「これは“ロック映画”ではなく“大阪カルチャー映画”なのだな」と思えてきた。これは僕の勝手な思い込みなのだけれど、大阪という街には「アジア的混沌」のイメージがある。言い換えれば、何でも受け止める、何でもアリ、ごった煮な感じ。だからこの映画の中の、ヘヴィメタとパンクと日の丸暴走族と四畳半フォーク的叙情と十代の青春と「大阪で生まれた女」と、そういった普通なら共存できない要素がグワチャっと渾然一体になっているさまは、何だかとっても大阪的で、観終わった後は「こういうのもアリかな」という、不思議な余韻を残すのだった・・・自分でも書いててよく、分からんけど。とりあえず、あまり演技の上手くない共演者の中で独特の存在感を放っていた故・我王銀次演じるサブの純情が、可愛いです。 ぐるぐるさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-12 19:19:56)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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