みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 老いてからの子どもは可愛いが、将来を考えると、親として憂鬱だという話。 歳離れた娘3人、やっと片づけたと思ったら、孫みたいなやんちゃな男の子がいた。 父役が斎藤達雄。この人か・・名前はよく聞くが。 なんともいい演技する人だなぁ・・ なんだかんだで、子どもは可愛い。それで幕。 山田洋次の「キネマの天地」で、松竹蒲田の映画が大好きという場面があるが、 つまり、こんな映画なんだね。納得。 【トント】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-11-19 00:07:43) 2.『マダムと女房』は「モダン」という時代の話題と頑張って取り組んでいたが、この作品は気楽に、飄々とした五所平之助の持ち味を出している。余談だが、五所監督は松竹時代に映画界から去ろうとしていた成瀬巳喜男を引き止めた人である(いわば映画界の恩人)。 【ひと3】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-03-24 13:11:43) 1.斎藤達雄に吉川満子という「生れてはみたけれど」のゴールデン・コンビ。そう思えばあれのアンサーみたいな映画でもある。子どももつらいが、親であることも大変、って話を別サイドから照らして。失敗で出来ちゃった末のせがれ、なんとなく父親としては鬱陶しい。別にそれで子どもがいじけてるわけではなく、すすきを帽子に挿して乃木さんになって遊んだりしてる。松竹の小市民映画だから、深刻にはならない。娘をすべて嫁がせ、やれやれと思う父親の視線になったカメラが、のんきに眠ってる息子に寄っていき、ああまだあいつがいる、というガックリ感になるところがおかしい。で、小僧にでも出してしまえ、となって別居騒動になるのが本筋だが、斎藤達雄は、なにかクサってる風情が実に似合いますな。ブツブツぼやきながら、でもけっきょくそんな程度の不満で日々を送れている新しい階級として、斎藤達雄に代表される小市民が発見されたのが、この昭和最初の10年なのでしょうか。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-02-12 12:26:32)
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