みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 骨太な男が二人。 この硬派な二人の存在で、もう立派なドラマになる。 見習ってほしいです、今の邦画界! 漁場の支配人に昔の恨みをはらさんとする月形龍之介。 支配人の息子で、気性は荒いが気持ちのいいドラ息子を三船敏郎。 クライマックスは、待ちに待ったニシンの群れが来るところで迎える。 ホント、最後の20分くらいである。 ニシンの群れを前にしてストライキ、この二人の男の喧嘩と、ニシンとの格闘、 青っちょろい意見を言う「大学」の死。 あっという間の90分であった。 どうです!どんでん返しもない、凝った編集もないのに、この面白さ。 脚本に黒澤明の名前。見事です。 ゴチャゴチャしてないストーリーに、乾杯♪ 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2020-09-20 01:15:45) 3.岸壁に砕ける波濤。荒々しい漁船のローリング。網にかかったニシンの大群とヤン衆の格闘。そして雪原を疾走する犬ソリの主観映像。 迫力満点に活写されたドキュメンタリー・タッチの映像は、紛れもなくフラハティ『アラン』の影響だ。 時化(しけ)る海を警戒して松明が群舞する夜間撮影の見事さなど、スタッフの苦労が偲ばれるロケーション撮影の場面はいずれも文句なしに素晴らしい。 伊福部昭による重低音の情景音楽が不要と思えるほど、画面に力が漲っている。 ここでの久我美子はいまいち魅力を欠くが、三船敏郎ははまり役。 とりわけ鰊番屋で披露されるワイルドで独創的なダンスは圧巻だ。 月形龍之介との格闘シーン以上に強烈なインパクトがある。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-05-06 22:29:08) 2.北海道のニシン漁場で織りなす愛憎劇。役者の気合いと荒波の迫力に圧倒されっぱなしの1時間半。久我美子の可憐さも眩しい。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-01-01 18:36:15) 1.オリジナルの本作では、鉄役は三船敏郎。リメイク版では高倉健。これは引き分けと思った。ジャコ万役の差で、リメイクの方が幾分良かった。 【yoshi1900ololol】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-16 18:47:01)
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