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サッド ヴァケイション

Sad Vacation
2007年【日】 上映時間:136分
ドラマ犯罪もの小説の映画化
[サッドヴァケイション]
新規登録(2007-09-21)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2017-03-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-09-08)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督青山真治
キャスト浅野忠信(男優)白石健次
石田えり(女優)間宮千代子
宮崎あおい(女優)田村梢
板谷由夏(女優)椎名冴子
オダギリジョー(男優)後藤
光石研(男優)茂雄
斉藤陽一郎(男優)秋彦
辻香緒里(女優)松村ユリ
高良健吾(男優)間宮勇介
尾上寛之(男優)
でんでん(男優)
森下能幸(男優)中西
山口美也子(女優)小野
嶋田久作(男優)曽根
豊原功補(男優)川島
とよた真帆(女優)牧村
川津祐介(男優)木島
中村嘉葎雄(男優)間宮繁輝
原作青山真治「サッド・ヴァケイション」(新潮社刊)
脚本青山真治
音楽長嶌寛幸
撮影たむらまさき
製作ジェネオンエンタテインメント(間宮運送組合)
プロデューサー甲斐真樹
美術清水剛
西尾共未(装飾)
編集大重裕二
録音菊池信之(録音/効果)
照明中村裕樹
あらすじ
『Helpless』、『EUREKA ユリイカ』に続く北九州三部作の集大成。 運転代行の仕事をしていた健次(浅野忠信)は、 客である運送会社社長・間宮(中村嘉葎雄)を送っていった先で、社長夫人を見て驚愕する。 5歳のとき家族を捨てて家を出た母親(石田えり)であった。 母親を強く恨む健次だが、やがて母親家族とともに暮らすようになる。 間宮運送では、バスジャック事件の被害者・梢(宮崎あおい)、 借金取りに追われる後藤(オダギリジョー)らが住み込みで働いていた…。

ヒゲ太】さん(2007-10-08)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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18.前作にあたる『Helpless』ほどの出来ではないにしろ、なかなか楽しめました。
青山監督の作品は、最近不作続きでしたが、やはりこの『Helpless』が良かっただけに、ここは外れませんでしたね。

キャストがなかなか豪華で、それも楽しめました。
又、斉藤陽一郎を出してくれたのが嬉しかったですね。
光石研との掛け合いもサイコーでした。
ああいう力の抜けたやり取り、会話のシーンは自分好みです。
浅野忠信にそういう会話シーンをさせるとピカイチなんですが、本作でのキャラがそれを許さなかったのが残念です。

それにしても『ユリイカ』まで混ぜてしまう脚本はどうなんでしょうか?
やり過ぎの様な気もしましたが・・・ にじばぶさん [映画館(邦画)] 7点(2020-11-23 20:04:57)

17.《ネタバレ》 日の目を見ない者たちの物語らしく、橋の裏側など、目立たないところや人が普段は意識して注目しないところ、を意図したと思えるカメラのアングルが印象的。そして陰惨な場面に不釣合いな軽い音楽は、セオリーを明らかに外してます。そんな感じでやたらアーティスティックで、自称オシャレな人たちには受けそうな映画。出演者については、言われているように、浅野忠信とオダギリジョーの二人、確かに雰囲気が被ります。そこは同感。でも意外にも何度か共演していました。 (黒沢清監督のアカルイミライとか・・) 監督たちは、たとえ似たもの同士を出演させてでも、個性派同士による化学反応を求めた気がします。 (特にビジュアルといった意味で) その答えとして、この二人がカルスト地帯を登って山々を望む場面があります。私はこの場面が、人も風景も本作で最も記憶に残る絵でした。物語としては、密入国斡旋に殺人、レイプ、、この壮絶で複雑なドラマをどう落とし込むのか、この興味だけで引っ張りましたが、最後はシャボン玉でパ~~~ン! と全てノーサイドですか。責任とか問題とか、全てに決着つけないで何だかスッキリしない終わり方。 タケノコさん [DVD(邦画)] 5点(2019-10-07 22:13:07)

16.多分この監督とは合わないんだろうな…。
DVD版は台詞が聞き取りづらいっていう最大の問題点を置いておいても(イヤホンでもまともに聞こえず)、見せ方や映像に惹かれない。
キャスト目当てだったけど、期待外れだった。 Sugarbetterさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-11-26 00:09:49)

15.《ネタバレ》 千代子の包み込むような母性が、捨てられた建次の燃えさかる復讐心を鎮める。
そんな画を描きたかったのだと思うが、ピンとこなかった。
あれって母性で片付けられるのかどうか、どうしてそういう行動になるのか共感できない。 飛鳥さん [映画館(邦画)] 4点(2013-01-18 23:12:31)

14.DVDで見たのですが音がひどいです。DVDへの商品化に向けて音声リミックスすべきです。 この状態で商品化するのは怠慢です。 紫電さん [DVD(邦画)] 7点(2011-03-07 14:54:33)(良:1票)

13.《ネタバレ》  絶対ユリイカを見てから見るべき映画ですね、前回見たときのよくわからなかった部分の半分がわかってかなりすっきりしました。
 秋彦って人物、軽薄で、俗っぽくて、つい言っちゃいけないことを言ってしまう、「くらすぞ」と言われてもしょうがない、実は自分そっくりの人物で見てると嫌になるんですが、彼の最後の方の社長に対する「頑張ってください」には、心から共感しました。
 世間からのはぐれ者を集めて仕事を与えて養い、モンスターのような妻も受け止め、(これを彼の単なる気の弱さととるかそうでないかと取るかは議論の分かれるところでしょうが)、それでも明日からも同じように生きていこうとしている社長の人物像が自分的には心から惹かれました。
 また、宮崎あおいはもちろん、板谷さん、辻さん、石田さん、いろんな年代の女優がそれなりに魅力的に映っているのも好感度高いです。 

ところで最初の方で半分と書きましたが、やはり完全に理解するためにはhelplessを見るべきなんでしょうか?
 あからさまに自分の趣味には合いそうもない映画なんでちょっと鬱です。 rhforeverさん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-04 21:24:04)

12.とりあえず絶望的に音声が聞き取り難い。
辛うじて聞き取れるレベルにはまで音量を上げると、セリフ以外の音が大変なことになる。
でも、まあ、音声が聞き取れたとしても大して変わりはなかったかも知れない。
ストーリー展開が雑で、何故そんなことになるのか理解に苦しむことが多い。
ラストのオチも意味不明で、何が言いたかったのかよくわからなかった。
役者が豪華なだけに非常に残念でした。 もとやさん [DVD(邦画)] 4点(2010-07-15 10:57:51)

11.つらつらとレビューを眺めると「セリフの音量が小さすぎて聞き取れない」という意見が多いようですが、映画館では全くそんなことはなかったのでDVD化の過程で起こった問題なのでしょう。こんなことで評価を下げられるのはなんとももったいない。さて作品ですが、監督のデビュー作『Helpless/ヘルプレス』の続編というだけでワクワクする。正直なところ「ヘルプレス」にあった底冷えするような空恐ろしい感覚を多少なりとも期待して見た私はこの作品全体を覆う和やかな雰囲気に最初は戸惑いました。見ているうちに続編であることを忘れていきました。その意味では「ヘルプレス」を見ていなくてもいいかもしれないし、見ていないほうが変な期待をせずに見られるかもしれません。暴力が描かれた『Helpless/ヘルプレス』、暴力後が描かれた『EUREKA ユリイカ』に対し、この作品は暴力の根源が描かれているように思った。根源は環境にある。家族にある。母にある。暴力はこの世界に常にある。そのことをその根源とともに受け入れたとき、ようやく悲劇を、世界を、そして自分自身をも受け入れられる。先に書いたように前作を見ずともいいとは思う。しかし、浅野忠信の唐突な暴力シーンは「ヘルプレス」を見た者だけが「ヘルプレス」の空恐ろしさを思い出すシーンである。宮崎あおいがオダギリジョーの頭を優しく撫でるシーンは「ユリイカ」を見た者だけが「ユリイカ」での発見を思い出し感慨にふけることが出来るのだ。やっぱり通しで見ましょう。 R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-11 13:08:36)(良:1票)

10.《ネタバレ》 ストーリーがありえない。ええー?なんでなんでそこでそうなん?ってなんも理解できない。共感もできない。暖かさと冷たさ、残酷シーンとほのぼのシーンの組み合わせの奇妙さに付いていけず、とても疲れてしまった…。というわけで自分には、残念ながら、最後までちっとも面白く思えなかったです。
俳優陣が狭いところにうるさいほど豪華にひしめいていて、それぞれがベストの演技をしている、ということだけはわかった。そこに点数を。
ところで「アカルイミライ」でも思ったのですが、浅野忠信とオダギリジョーって、並ぶとハレーション起こしてるような気がして仕方ありません。。「どっちか一人にして」って思ってしまうのはわたしだけだろうか…^^; airさん [DVD(邦画)] 4点(2008-10-26 23:22:36)

9.《ネタバレ》  ストーリーは良く練られており、また、大好きな中上健次の「枯木灘」のオマージュ的な要素が結構あったりして非常に面白かったです。映像構成も見事でした。また、ジョニー・サンダースの曲を主題歌に持ってきて作品世界にきっちり嵌め込むセンスは素晴らし過ぎます。ちょっと「ビヨーン」という効果音を多用していたのはどうかと思いましたが・・・・。

 それと、豪華出演陣のそれぞれの個性の強さが映像の中で主張しあうが故に、「ユリイカ」のようにスーっと流れていくストーリーに身を委ねる心地よさを感じることが出来なかったのが個人的にはちょっと残念です。

 この作品は北九州サーガ完結編と銘打たれてますが、是非青山真治版「地の果て至上の時」(「枯木灘」の続編)を撮っていただきたいですね。まあ、決着は既についているのかもしれませんけど・・・・・。

TMさん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-21 17:42:59)

8.よかった。
アフロさん [DVD(吹替)] 7点(2008-07-16 06:43:48)

7.他の2作を見てないから?「はぁ?」ってなトコがあって残念。俳優人豪華ですね。この監督映画撮りすぎじゃね?ぶっつけっぽくなってないですか?急に流れをぶったぎるような編集が気になった。あー、ソレより何より声小さいです。自分のテレビでは今までしたことない位の最大の音量にして見ましたが、それでも聞き取りにくかったです。この映画字幕つけて欲しいくらい。石田えりの演技は安定してますね。 さらさん [DVD(邦画)] 5点(2008-06-25 15:36:12)

6.《ネタバレ》 自分は福岡のものだけど、方言は違和感なかったです。でも声が小さい。ちょっと聞き取りづらかった。この監督の作品は初めてなので、この作品を観終ったあと、「ユリイカ」や「Helpless」も観てみようと思った。最後、息子が喧嘩で死んだあと、息子の部屋で、何かを決心したかのように電気もつけず、暗い中で正座してた石田えり扮する母親の場面で、人生何があっても、生きていけるのかも、と感じた。でも彼女の前向き思考は、取り残されたものにとっては「冷たい」態度とも思える。結局、母親には勝てなかった息子がそこにいて、映画は終わった。そんな感想を持ちました。でも帰るところのないもの同士で経営してる間宮運送会社は、社員を大事にする会社のようにみえて、ちょっと羨ましかった。 トントさん [DVD(邦画)] 6点(2008-06-18 15:34:21)

5.無制限に家族の人生を仕切りたがる母親というもののドロツとした感じが、石田えりの無邪気な笑顔から浮かび上がってくる。けっきょくこれケンジの敗北の物語なのだな。『裏東京タワー』。でもこの136分てのが、いかにも中途半端で、宮崎あおいやオダギリジョーや、惜しいけど光石研やらの脇筋を全部刈り込んで、100分の親子だけの話に詰めるか、それとも全部をしっかり繁茂させて200分にしちゃうか、どっちかにすべきだったんじゃないか。それと浅野忠信のせりふが聞き取れない。発声とか方言のせいというより、たぶん録音技術でカバーできたはずの欠陥。それともDVD化の段階での問題? なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2008-06-05 12:21:35)

4.ぼくたちは所詮「幽霊」を探して彷徨っているだけなのかもしれない…。『ヘルプレス』『ユリイカ』に続く北九州三部作の完結篇。最近の青山作品の中ではダントツの面白さ。『ユリイカ』ではまだ幼かった宮崎あおいがすっかり可愛くなってます。浅野さんも独特のオーラを放っていて凄い。ただ、レンタルDVDで観たのだが、登場人物がぼそぼそと喋り、何を言っているのか聞き取れない場面が多々あった。日本映画にも日本語字幕を入れて欲しいものです。 フライボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-08 07:03:46)

3.《ネタバレ》 男は男の「理屈と正義」を振りかざし、女は女の「理屈と正義」を振りかざす。
 子どもは子どもの「理屈と正義」を振りかざし、母親は母親の「理屈と正義」を振りかざす。
 同じ屋根の下に暮らそうとも、それぞれの「理屈と正義」は心の中で煮詰まるだけで、相互に理解することはないんですね。
それぞれの理屈が理解できるだけに怖いです。
母親が罪を償う長男の妻と胎児を「守る母」として抱え込む様は恐ろしいぐらいでしたが、それだけ彼女の辛苦が、彼女を成長させてきたと解釈すると切なくもある。
久しぶりに川津佑介を見たが上手いなぁ・・と思いました。
キャスティングは本当に豪華ですね。
しかし、演出なんでしょうがセリフがボソボソと愚痴るような感じで交わされ、テレビ音量をかなり大きくしないと聞き取れなかった・・。
そして突然「祭りの音」や「バイクの音」など爆音の効果音が入るので、テレビのリモコンを握り締めて緊張して見ないといけなかったので
これから見る人はご近所への騒音配慮も必要かもしれない・・。 グレースさん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-26 19:47:03)

2.   
女 
それも
母は強し
   
不死身
再生
子宮
   


そして
タダノブ~はジョ~より
何倍も何倍もかっちょええ・・・
   
あの眼光は、なかなか出せまへんで★

ふっ・・・
たまらんち!!
  
ってことで9点
   
★K★さん [映画館(邦画)] 9点(2008-01-06 21:35:12)

1.3部作完結編。重いヒリヒリした空気が続くが、一連の作品の心地よさを再確認できる。そしてラストシーンで弛緩。映画は楽しむものなんだとニヤリ。光石研がgood job。 こんたさん [映画館(邦画)] 8点(2008-01-02 00:38:50)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.28点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
4316.67% line
5211.11% line
6422.22% line
7633.33% line
8211.11% line
915.56% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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