みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.《ネタバレ》 なんかよくある『雰囲気だけやたら良い映画』って感じがします。 何か起こりそうで、たいして何も起こらない。 何か秘密がありそうで、そんな隠すほどの秘密じゃない。 メインの人たちがあまりに心の動きを隠すので、さすがにもったいつけすぎじゃないかと思います。 かと思えば、これといったエピソードもなく、わりと簡単に心のわだかまりがとけちゃったり、なんか終始雰囲気に誤魔化されているような気がします。 優等生な作品は嫌いではないんですけどね。優等生ぶっている作品っていうのは、どうにも肌に合わないみたいです。 全体に漂うなんか説教臭い空気が、好きになれないな。 それにクマを逃がしちゃうってのも、どうでしょう。 あなたたちにはたいへん意味のある行為なのかもしれませんが、そのせいでその他大勢の町の人達を危険に晒すってのには、とても賛同できませんよ。 少々うがった見方をすれば、ストーリーが平坦すぎて面白みに欠けるので、クマやDV男を利用したようにも見えるのです。 それに、主役のジーン。 最愛の夫を自分の運転で死なせてしまい、それをずっと後悔している。 それはそうなのかもしれませんが、その後次々とダメ男を付き合っているようじゃ、まるで説得力がありませんよ。 私には、ジーンは自分の事しか考えていない女性に見えて、正直好きになれません。 唯一、グリフとアイナーの心の交流だけが凄く良かったです。 ただこの内容で2時間ってのは、ちょっと無いかな。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-05-13 04:17:52) 12.《ネタバレ》 ハルストレム監督らしい、未完成な人生を生きる市井の人々の苦悩や哀歓を惚れ惚れするくらい美しい自然の風景のなかに描いた心温まる名品。誰もが生きていくうえで傷付き傷付けられ、そして時には他人も傷付けてしまう。でも、それでも必死に生きていく人々、だってそれが人間なんだもの。普通の監督が撮れば、確実に説教臭くなったり宗教っぽくなるだろうそんなテーマも、彼にかかればこんなに愛らしい映画になってしまうのだから素敵。余談だけど、この映画を観てアメリカから銃がなくならない理由がよく分かりますね。だってあんな男(元夫)がいつ襲ってくるか分からない社会なんだもの。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-04 19:34:08) 11.「普通の人々」とは違う切り口ですが、同じように深い悲しみを家族それぞれで描いていますね。ただ、ロペースは他にもDVの映画に出ているので、イメージが定着したのでしょうか、やっぱりこの映画にはちょっと合わないような気がします。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-12 10:04:14) 10.今度は銃を持って復讐しに来そうやなあ・・・。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-29 23:13:55)(笑:1票) 9.この監督はなんといっても、風景、人物、子供、ファンタジーですが、人物の魅力が薄かったですね。とはいえほとんど文句なしです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-28 11:18:28) 8.《ネタバレ》 テーマは「赦し」です。一匹の凶暴なクマをとおして、「赦す」ことの意味を問いかけています。熊は好きで人間を襲うのではない、そもそも人間が熊の住む場所を奪っているという事実がある。ある日ミッチを半殺しにしたクマが捕獲される。もし日本だったらすぐに殺される運命でしょうが、本作の舞台であるワイオミング州では動物と人間の「共生」の思想が根付いている。動植物たちの住処を荒らすことなく、自然の摂理に任せて暮らしている。ここを訪れたら、私たち現代人が、失った多くのものを感じ取ることができるでしょう。ミッチが自分を襲ったクマを動物園からこっそり逃がしてくれ、と言った理由は、アイナーに「赦す」ことの意味を教えたかったから。アイナーと孫娘が命がけでクマを逃がしたまでは良かったのですが、クマは逃亡中にミッチとばったり出会う。笑う場面じゃありませんがつい笑ってしまった。自分が逃がしたクマに二度もフルボッコにされたら笑い話にもなりませんね。ミッチとクマのにらみ合いは圧巻でした。素直に感動しました。この「クマさん効果」もあって、ガンコオヤジのアイナーは自分の息子を死なせたジーンを憎んでいましたが、徐々に変化していく。そして彼女の娘(孫娘)と接していくうちに凍った心が氷解していく。1ヶ月の滞在だったはずが、「娘を学校に通わせたい」とまで言うようになる。この話は「赦す」ことだけがテーマじゃない。誰かを赦し、赦したことによって自分自身が救われる物語だ。ワイオミング州の「動物と人間の共生」という精神を背景に、赦した相手との「共生」が描かれている。それから私はあえてここで有名俳優たちの名前を出しませんでした。なぜならアイナー、ミッチ、ジーンという3人の「役名」のみが脳裏に浮かんできたからです。まるで3人が実物の人間であるかのように自然でした。物語のなかで俳優の名前を観客に感じさせない名演技を久しぶりに堪能しました 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-22 16:33:40)(良:1票) 7.《ネタバレ》 アメリカののどかな田舎町を舞台に、DVや家族の死といった決して軽くは無いテーマを含みながら一つの家族の心の距離がすこしずつ縮まっていく過程が穏やかに描かれています。そしてその家族の周りの人達も魅力にあふれ、ハルストレム監督らしい優しさに溢れたいい映画だと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-23 17:23:39) 6.大好きなラッセ作品ということで期待大で観たけど、うーん・・・。ジェニロペがラッセの色にあってない気がするね。風景美などはさすがとしか言いようがありません。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-21 16:21:19)(良:1票) 5.よかった。確かによかったがサイダーハウスルールのようなもう一押しがなかったかな。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-25 15:30:13)(良:1票) 4.ラッセ・ハルストレム監督らしい緩めで穏やかな作品。 メイン3人+子役の子もいい演技をしているし、脚本も無駄なくしっかりしてる。 尺もちょうどいいサジ加減。 が、何かパンチが効いてないと言うか決め手に欠けるというか…。 万人向けのいい映画だとは思うんですが。 【ふくちゃん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-03 04:45:25)(良:1票) 3.ハルストレム監督には甘めな自分だが、なんだか普通すぎる印象。ジェニファーロペス??と思いつつ、そんなに悪くはなかったけれど、トーンが彼女にひっぱられている気もする。・・・孫の力は偉大です。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-05 14:58:38) 2.これ、いいですね。テーマも一貫してて、無駄がないし、登場人物それぞれの問題の解決のしかたも、都合が良すぎるものではないので、観終わったあと、たっぷり余韻を楽しむことができました。欠点があるとすれば、ジェニファー・ロペスの、元彼に対する態度は、もう少しリアルに冷たくしてても良かったかな? 【かねたたき】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-29 19:05:28) 1.日本で公開されない、この尺度を時々不思議に感じる。この作品は確かに地味だが、普通に主張しあう3人のBIG・NAME、ごく自然に楽しめる。えてして佳作はこんな扱いを受けるものだ。 【monteprince】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-03 10:17:34)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS