みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
152.《ネタバレ》 主人公が現実世界からファンタジー世界に行くのではなく、その逆というのが斬新ですね。 導入部も「お馴染みのディズニーの城の中に入り込む」という形で凝ってるし、とても丁寧な、考え込まれた作りの品だったと思います。 世間の評価が高く、傑作とされているのも納得。 ……ただ、観る前にハードルを高くし過ぎたせいか(期待値ほどではなかった)という印象を受けたりもして、そこは残念。 決定的に駄目な部分があるって訳じゃないんだけど、なんか細かい部分で(んっ?)と気になっちゃう事が多いんですよね。 例えば「一緒に楽しく掃除した仲のはずなのに、虫が鳥に食べられちゃう場面」なんかは、可哀想過ぎて好きになれないですし。 主人公のジゼルはファンタジー世界の超能力をそのまま現実世界に持ち込んでる形なのに、リスのピップは現実世界では喋れなくなるというのも(何で?)と思えちゃいました。 あと、これは「細かい部分」じゃなく、ラブコメとして割と重要な部分かも知れませんが…… 彼氏役のロバートがジゼルに惹かれていくのは分かるんだけど、ジゼルがロバートを好きになる過程が曖昧で、二人の恋路を応援したい気持ちになれなかったんですよね。 これ、主人公がロバートだったなら「ヒロインが主人公を好きになる過程は、描かれずとも問題無い」「主人公目線で描かれた話なのだから、きっと見えないところでヒロインなりの好きになる事情があったのだろう」と納得出来たんですけど、実際はジゼル主視点で作られてる訳だから、どうにも物足りないんです。 そもそも二人とも「結婚するはずだったエドワード王子がいる」「プロポーズするはずだった恋人のナンシーがいる」って設定にしたのがマズかったんじゃないかと。 障害のある恋の方が燃えるってのは分かりますが、障害を設定した以上は、それを越えるだけの説得力が欲しくなるんですよね。 劇中の二人に「この世で一番強い魔法」「真実の愛のキス」が出来るほどの絆が描かれていたかと考えたら、甚だ疑問。 そんな二人のせいで「余り物」となったエドワード王子とナンシーが結ばれる流れも、あまりにも都合が良過ぎたように思えます。 でもまぁ、全体的には「楽しい雰囲気の、良い映画」だったので、それなりに満足。 特に、ジゼルが公園で歌う場面なんかは、観ていて嬉しくなっちゃいましたね。 異世界の人々とも、音楽があれば分かり合えるという展開が、実に自分好み。 本作をミュージカル映画と考えるなら、この公園の場面が一番良かったと思います。 ジゼルが語る「斧を振り回して狼を追いかける赤ずきん」は、是非映像でも見たかったなぁって思えたし、そういう小ネタが全体に散りばめられているのも、大きな魅力。 自分としては、クライマックスで女王がドラゴンと化し「キング・コング」のオマージュ的展開になる辺りが、一番面白かったですね。 どうやら他にも色んなディズニー作品のパロネタが散りばめられているようなので、もっとディズニー作品に詳しければ、より楽しめたかも知れません。 【ゆき】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2023-11-04 15:29:15) 151.《ネタバレ》 約14年半ぶり2度目観賞。続編観賞に向けての復習。ディズニーアニメと実写の融合。夢のある恋愛ファンタジー・ミュージカル。若い頃のエイミー・アダムスがお姫様を好演。物語は平凡だけど舞踏会のシーンで盛り上がった。良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-09-11 00:23:48) 150.《ネタバレ》 期待していなかったけど面白かった。 アニメの動物使役能力をそのまんま現実でも使用できるのってめちゃ便利だな。 掃除でも歌いながらで楽しんでる。 あと男性についていった二人はその世界観に染まるんだろうか。 アニメ世界に行った方はともかく現実世界のヒロインはだんだんとやさぐれていくのかも。 そんな姿も見てみたい気はする。 テッドみたいにそれだけで一本映画作れそう。 と思ったら続編出るんか。 楽しみw 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 7点(2020-12-30 18:13:49) 149.《ネタバレ》 ◇アニメのプリンセスを実写にしたら、シミもシワもある上、天然のちょいと痛い女の子になったり、プリンセスが恋に落ちるのは、ペッカペカの王子様ではなく、バツイチ子持ちの冴えないおじちゃんだったり、思い切り”自虐パロディ”としか言いようのない作品。◇だけど、それが、”おとぎ話”と、リアルロマンスの整合性を、巧く取り成していて、コメディなのに、「さすがは、ディズニー♪」と、唸ってしまった。(笑 ◇2017年の「美女と野獣」実写版で得た、ため息が出る程の完成度は、今にして思えば、この作品の制作経験が大きく貢献しているように思う。◇「くだらねぇ。」と、普段、やさぐれがちな気持ちを、笑いとユーモアで上手にほぐしてくれる、ディズニー映画の隠れた”良薬”だと思う。 【蓮】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-04-28 11:28:38)(良:2票) 148.《ネタバレ》 エイミー・アダムス扮するジゼルが、プリンセスにしては年がいっていて、若干痛いのが面白い。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-04-27 12:28:36) 147.《ネタバレ》 ディズニーの懐の深さが味わえる作品。ディズニーアニメの住人が現実の世界へ。こーゆーの大好きです。わくわくします。夢があります。 実際、ロバートの娘はジゼルに夢中。あれぐらいの年頃の女の子は皆プリンセスに憧れるものなんだと改めて実感。プリンセスは何も容姿だけで、プリンセスなわけではないみたいですね。『心の在り方』みたいな、そーゆーものもプリンセスにとって大事なようです。こーゆー描き方は、ディズニーの一番良いところかもしれません。 とにもかくにも、この作品はとにかく面白い。ファンタジーだけでなく、コメディとしても抜群に面白いです。ジゼルとエドワードが、『ディズニーのノリ』で、ニューヨークを駆け回る様子がおかしくてたまらないです。 『真実の愛に気付き、ニューヨークに残るジゼル』 『もう一度、真実の愛を信じることができたロバート』 『最初から最後まで王子であることがブレないエドワード』 『現実主義と見せかけて、ロマンチスト、その本質はプリンセスのナンシー』 最後に求めたものは、それぞれ違えど、そのどれもが『正解』であると言ってくれるラスト。素晴らしいぞディズニー。皆それぞれのハッピーエンドを迎えられて良かったねと、素直に思える良作。更には斬新なアイデアと、コメディ色豊かなエンターテイメントをプラスしたことで、もう傑作と言っても良い作品に仕上がっています。 好きなシーンは数多くあれど、一番好きなシーンは排水溝からわらわらと出てくるゴキブリたち。それに悲鳴をあげる妻。普段は『掃除される側の生き物たち』に掃除させるそのセンス。脱帽です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-06-28 00:39:12)(良:3票) 146.もともとミュージカルがあまり好きではないこともあるのかもしれないですが、たいして面白くなかったかな。見せ場もないし。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-01 21:42:21) 145.《ネタバレ》 テーマは女性の自立ですかねえ。実写を現実、アニメを幻想と考えると、キューリー婦人のように研究に一生を捧げて死ぬのは極端だが、自分で店を持ち自分で稼ぎ、時には男を助けるぐらいの事はしろと。キャリアを捨てて王子様と一緒になるなんてのは幻想かつ離婚のリスクもありますよと。弁護士元妻が出てきて子供を巻き込んだ話になると面白かったように思うが、それは現実的過ぎか?全体的にはよくできていると感じる一方、子供が見てもテーマは理解できないだろうし、大人が見るには描写が幼稚で、どうも中途半端な気もする。ディズニーもおとぎ話じゃやっていけないので、変化を求められているのを感じる作品ではある。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-06 06:50:01)(良:1票) 144.おとぎ話の主人公が現実のアメリカにやって来たなんてどうなるのとハラハラ。 素直で行動力抜群のジゼルの活躍には目を見張るものがありました。 ど根性とはこのことと感心しました。 エイミー・アダムズさんも良かったですが、パトリック・デンプシーさんとジェームズ・マーズデンさんの二人がとても素敵。 デンプシーさんは自然な感じだし、マーズデンさんはいかにもおとぎ話っぽい(笑) 【たんぽぽ】さん [地上波(字幕)] 6点(2015-04-19 21:13:19) 143.《ネタバレ》 ディズニーによるディズニーの破壊と再生。当人にしか出来ない作品を作り抜いたと思います。天晴れです。ディズニーランドに遊びに来たような感覚で、見た後は爽快な気分になれました。個人的にはもうちょっとブラックでも良かったかな、と思いましたが一歩間違えればバカ映画になっていたところを、「脱・おとぎ話に目覚めた危ういプリンセス」から目が離せなくなって、最後までハラハラさせられました。現代NYと魔法の国、本当の幸せはどこに有るのでしょうかね?しかしジゼルは可愛いですね~。歌も素敵でした。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-04-13 00:39:56) 142.二次元では動物と戯れ、楽しく歌う綺麗なプリンセスも、三次元では浮きまくって痛い女にしか見えない。そのギャップにひたすら引き攣った笑いが止まらなかった。ディズニーらしかぬ自虐さとシニカルさが逆に新鮮。ジゼルとエドワード王子が30代ってあたりも狙っているとしか思えないが、演技派のエイミー・アダムスでなければアニメの世界を実写に持ち込めなかったかもしれない。絵に描いたような薄っぺらいキャラクターが現実に触れることで次第に奥行きを与えられる過程とクライマックスの変化球に、ディズニーの正統進化が感じられた。惜しむらくは、ラストが強引で綺麗に締めてしまったところか。 もう少しブラックな結末にしても良いと思うけど。 【Cinecdocke】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-03-01 00:57:31) 141.この設定を思い付いた時点でコメディとしては勝ったも同然。 ニューヨークを舞台にしたシュールなお伽噺は何から何まで可笑しい。 動物たちの活躍や新しいドレスの作り方が大好きです。 終盤の展開はかなり強引だったけど、ジゼルが可愛かったので全部許します。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 8点(2015-02-28 10:58:52)(良:3票) 140.《ネタバレ》 べたべった、なディズニーストーリですが、実に軽妙かつ爽快な映画です。ミュージカルシーンは、やっぱりさすがのディズニー。一気に引き込まれて、舞台を見ているかのような気分になります。 『なんか、つまらないなー』とか、『最近、気持ちが上がんないなー』みたいな時に見たい映画です。 王子、頑張れ!だけども、結果、王子もハッピーですから、これでいいのではないかとwww 【こっちゃん】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-12-09 16:52:41) 139.《ネタバレ》 恋愛体質のジゼル、明るくて周囲をシアワセにする女の子そのもの(熱狂的すぎではあるけれど) 2次元の世界から来たということもあって、なかなかその場の雰囲気を掴んだり、人の気持ちを察するのは苦手なさまが、ある意味リアルでよし。 アニメと現実世界の割合が、もう少しアニメ寄りでもよかった。 最後のナリッサ王女の最期があっけなさすぎてマイナス。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-03 20:02:18)(良:1票) 138.単純なストーリーでしたが、なかなかのテンポ感でそれなりに楽しめました。ただ、多くの人に楽しんでもらおうとすると、どうしても話の展開が無難になり過ぎて、微妙な心理描写などもなく、面白さの質が薄かったように感じます。そのため、見終わっても特に印象に残るシーンも展開も皆無で、おそらく、もう一度見たいという気は起こらないと思います。 【ramo】さん [地上波(字幕)] 5点(2014-11-02 23:37:54) 137.冒頭の数分は「あれっ」と思ったけど、その後の展開は面白い設定。 現実とお伽話の間で、でもお伽話。娯楽作品としてはあり。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-31 21:07:17) 136.冒頭のお子様向けのようなアニメシーンでもう観るのをやめようかと思ったくらい全く予備知識なしでの観賞でしたが、実写に変わってからのストーリーとシナリオにはちょっと惹かれました。どうってことない内容ですが、意外性が新鮮で楽しい映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-30 18:09:16) 135.この設定にして彼女を何故ディズニーランドに連れて行かない!?最高の就職先ではないか。 【皮マン】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-19 09:26:26) 134.これを思いついた時点で或る程度成功だとは思うけど もっともっとブラックに自虐的になってほしかった。 最後は何となくソフトランディングしてしまった感がある。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-06 10:11:22) 133.《ネタバレ》 実際になったときのお姫様に「・・・」だったけど 物語が進むにつれて魅力的にみえてきたから不思議。 思ったより楽しめたかな。 【たかしろ】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-05-13 16:18:52)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS