みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.《ネタバレ》 ギャング二組、警察、巻き込まれた民間人の四つ巴と欲張りすぎて、上手く脚本が機能していない。 横取りされたフランス人ギャングは実行犯の兄弟に怨嗟を向けるべきなのでは。なんで仲間内も知らないベンの大家を早々と脅迫してくるのかしら。 ライト夫妻も公園にフランス人ギャングを呼び出してどうするつもりだったの。このくだり、どうしても分からない。 警部補の娘の話も中途半端でぶつ切り。バイオレンス描写にはやけに熱心。話の広げ方が乱暴で粗が目立ちます。大味すぎてつまんないな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2024-11-09 23:28:40) 6.《ネタバレ》 俺たち、ずっと真面目に生きてきてそれで何を手に入れた?答えは、何もだ。この金はそんな俺たちに対する贈り物だ。確かに君の言うとおり、この金はもしかしたら汚いものかも知れない。でも、金は悪くない。問題なのは、人がそれをどう使うかだ――。アメリカで夢破れ、妻とともにロンドンへと帰ってきた造園設計士トム。だが、現実は何処までも厳しく、生活は一向に上向かないばかりか、妻とは不妊のせいでギクシャクし、さらには母が遺してくれた唯一の財産である実家も来週までに金を払わなければ差押えられてしまうことに。そんな折、トムは少しでも生活の足しにしようと間借りさせていた地下室でそこの住人が薬の過剰摂取で死んでいるのを発見する。単なる麻薬中毒者の孤独死、警察はすぐに捜査を終了しさっさと帰ってゆく。ところが、残された部屋を掃除している最中、トムは屋根裏から大金が入ったバッグを見つけてしまうのだった。総額22万ポンド。なんとしてでも生活を立て直したかったトムは、思わず窓枠の隙間にそれを隠してしまう。だが、彼は知らなかった。その金は、麻薬組織の取引現場から強奪された危険な金であることを……。生活に困窮した夫婦がある日発見した危ない大金、それを巡って繰り広げられる麻薬組織や犯罪グループ、汚職警官たちの駆け引きを濃厚に描いたクライム・サスペンス。なんだけど、これがこれまで散々作られてきた同ジャンル作品の見事なまでの焼き直しに過ぎませんでした。もう何処かで見たようなストーリーに何処かで見たような設定、何処かで見たようなキャラクターたちに何処かで見たようなアクション・シーンの雨あられ。別に、これで面白ければ娯楽映画として充分アリなんだけど、本作はびっくりするぐらいお話のテンポが悪く、出てくる登場人物も根暗でウジウジしたちっとも魅力を感じさせない人たちばかりで、もう途中から眠気と戦いながらの鑑賞となってしまいました。それに脚本上の粗も多すぎ!特に悪役。多くの汚職警官に金を払って犯罪を繰り返しているマフィアのボスなのに、主人公のところに部下一人を引き連れてわざわざやって来るってどんなけ警戒心ないねん!しかもど素人の主人公に反撃されて呆気なく怪我させられちゃうって、お間抜けにもほどがある。挙句、何故か最後は主人公の実家に麻薬組織やマフィアのボスがのこのこやってくるのだけど、どちらもやはり部下は一人だけ…、んで何度も強調しますけどど素人の主人公夫婦に電動クギ打ち機や電ノコで呆気なくぼこぼこにされるって…、お間抜けにもほどがあるって!!このチープ感たるやもはや目も当てられない。ま、ぎりぎり暇潰しにはなるかなぁってくらいの凡作でありました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-07-28 12:17:09) 5.《ネタバレ》 ギャングのボスが持っている金は汚い。だから、やつに使わせるなら、別の人間が奪ってイタダイチャっても、それはそれでありだ。 というのが、この手の、作品の大義名分だ。たとえばウォシャウスキーの「バウンド」やサムメンデスの「ロードトゥパーディション」などなど・・・ でも「パーフェクトプラン」については、最後がスッキリしない。それはおそらく、バウンドやロードトゥパーディションなど、”ギャングのボスの金を奪う系”の映画として成功している例と違って <イージーすぎる> からだと思う。 夫婦のどちらも犠牲が出ていない。途中でちょっと巻き込まれちゃった、奥さんの姉妹と赤ちゃんも無傷。 一番盛り上がるはずの、屋敷でのハンドメイド殺傷トラップでのスッタモンダのところも、敵はギャングAもボス&部下、ギャングBもボス&部下という、たったの4人だけ始末すればよいことにしているので、あっけなさすぎて物足りない。 もっと中盤部分をスピード感ある編集にして、屋敷でのトラップ場面の尺を大きくし、敵の数を3倍くらい&トラップの数も3倍にすれば見ごたえもあっただろう。 あるいは、夫婦どちらも、かなりの重症を負って全治数ヶ月レベルになっていれば、最終的にギャングの金の一部を手にするための”ひきかえ”として相当だった。 ところが、夫婦はケロっと、お金を手にして、しかも「自然妊娠でできたわよ!フフゥ!」というオマケまでついて、車に乗って颯爽と新しい生活をスタートさせましたとさ、めでたしめでたし・・・なんて、虫が良すぎて、嫌悪感しか残らない。 さらに、中盤で銃で撃たれて倒れたのに死んでなかった警部。終盤では衝突事故で頭から血が出たまま動かなくなったのにまたしても死んでなかった。 この警部の、撃たれても衝突しても「ボクは死にましぇん」的スタンス。 鑑賞者を上手にドキドキさせる脚本が書けないがゆえ、こうやって主要人物を、完全に死んだようにみせかけて、実は生きてました~みたいな、そんなくだらない戦法しかとれないところもがっかりした。 「ミザリー」を保安官を見習えと言いたい。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-05 09:20:32) 4.《ネタバレ》 ある夫婦が生活の足しにと部屋を貸していた同居人が死んでいた。そして彼は大金を残して死んでいた。 家賃も払えず退去勧告を受けている善良な夫婦にとってこれは天からの贈り物なのか・・・? そんな訳はなく、こういうケース、映画では大抵の場合、組織のヤバいカネとなっております。 警察、ギャングの追跡をかわして、思いもしなかった大金を手にした夫婦の作戦はうまくいくのか?という作品の出だしですが、 こういう作品は圧倒的にコメディに分があると思います。 例えば、同じようにひょんなことからギャングの大金を手に入れ警察とギャングから追われることになる「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」とかですね。 カーチェイスを入れたり駅や繁華街を利用したりで追いつ追われつのアクションを入れればまだ良かったと思いますが、 作品のほとんどが自宅周辺で展開されるので、この手の作品にしては地味で小ぢんまりとしすぎている気がします。 それでも改修中の屋敷を使っての最終決戦はなかなか面白かった。 夫婦には銃は持たせず、亭主の仕事道具を駆使してギャングに立ち向かうというのも良かった。 イギリスのベテラン俳優トム・ウィルキンソンがいい味を出していました。最後のカネの出し方もなかなか粋でしたね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-30 21:13:28) 3.《ネタバレ》 最初の入り口はなかなか良いんですけどね。 自分がトムと立場だったらどうするだろう、、、、、と。 とりあえずあの場所にお金置いといて、誰も取りに来ない日々がずっと続いたらもしかすると、、、、 などと考えると、自分の悪どさに気付いちゃいました。 マフィアたちとの抗争の展開は月並みで、アクションも物足りない。 全体的には地味。だけど暇つぶし程度にはなる。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-12-29 22:29:06) 2.《ネタバレ》 ツボにはまりました。何度も観てしまう、好みの映画です。 舞台はウエスト・ロンドン、新しいタワー、ザ・シャードが見えたり、古いレーダー設備の「象の檻」があったりするところです。 ロンドンだからと言って、わざとらしく雨がザーザー降る場面は、この映画の中では一度もありませんでした。 登場人物は、シカゴでSOHOを倒産させて、ロンドンに来て便利屋をしている修士のトム・ライトと、奥さんで小学校の先生のアナ。 少し前に流産し、スシナイトと称して、子作りに励む夫婦。トムは仕事仲間のマイク・キャロウェイからよその仕事で余った釘などの資材の提供を受けたりしています。 刑事のジョン・ホールデン、薬物中毒で娘を亡くし、方針のうまくかみ合わない上司に悩み、オヤジっぽく、いまだにノキアのガラケーを愛用しています。 007M役のジョディ・デンチ似の女性薬物依存症向けシェルターを運営する奥さんがいます。このシェルターは政府の援助が打ち切られたとのこと。 警察の同僚では、彦丸似の事務方ダンカンの捜査協力を得たりしてます。悪役は、プラトーン、トム・ベレンジャー似のジャック・ウィトコフスキー、 麻薬取引現場で弟のボビーを裏切りベンに殺され、リキッドOという麻薬ヘロインと、その代金22万ポンド(183円換算で、4千万円)をベンに持ち去られました。 そのベンに数ヶ月前にベースメントの部屋貸しをしていたのが、トム夫婦でした。あまりのTVの音のでかさに苦情を言おうと部屋に踏み入ると、 腐臭の中でベンは亡くなっており、天井から4千万円を発見、税金滞納での退去勧告や、アナは友達のサラ、かわいいジュリアン(アナが名付け親)に ドラム式の洗濯機を気前よくプレゼントしたり、体外受精の相談にクリニックにお金を使ったりしてましたが、 ジャックに家に踏み込まれたり、麻薬の胴元フランス黒人のジンギスカンとその相棒アンドレをジャックにぶつけたり、最後はヒースロー空港近くの古屋敷での対決となります。 黒つや消しジャガーやメッキのコルトガバメントでのドロー・シュートはお見事でした。アンドレおでこ釘は気の毒でした。 解決後、刑事から現場で焼け残って、消防士から受け取ったという札束2つ(2〜300万円?)をトム夫妻は受け取りましたが、 刑事はその残りを得たのではないかと私は思いました。奥さんのシェルターの資金のために。。結局悪人が7人すべて死亡しましたから。 死人に口無し、工作は難しくない。闇の金だし 妊娠検査薬が+印になり、ライト夫妻はアメリカに帰国でしょうか? エンドロールで流れる、パンチのある昭和ど演歌を彷彿とさせる、カナダのグラミー、ジュノー賞歌手、セレーナ・ライダーのフォー・ユーもたいへんインパクトがありました。 【CMKll】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-12-18 18:00:04) 1.映画ファンならば、誰しもがまたか、と思うような題材。 平凡ながらやや貧しい一般人に突如ふりかかる悪魔の誘惑。 やはり物事は思い描いたようには進まず・・・・ というよくもまあ、これだけ手垢のついたプロットにGOが出たもんだ。 さぞかし新味のある切り口なのだろうと食傷気味ながらも鑑賞。 なんてこったひねりってもんがまったくねえ。 これは逆に勇気のある選択かもしれない、それなりに面白く鑑賞できた。 よく使われる題材=安定した面白さ が最低限保障される公式として成り立つのであれば、地道につくればそこそこに面白い。 という事は当然で、これを『家庭料理は一工夫しない方が大体良い。』理論と名づけます。 しかし、もう少し山っ気があってもいいんじゃないかな。 というわけで5点献上。 【病気の犬】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-12-15 11:57:09)
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