みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 これはよく出来たドキュメンタリーだし、見ていて率直に面白い。 恥ずかしながら、小川淳也氏を今まで知らなかった。 これからはしっかり名前を覚えておきたい、それくらい実直な政治家だ。 どこかの2世、3世議員とは違って、この国を良くしたいというピュアな精神をこの方には感じる。 その小川淳也氏を長年追い続け、このような形で一本の映画にした監督も賞賛に値する。 だけどこの監督の頑張りは、小川淳也氏の熱意や人柄があったからこそだろう。 最後に一番印象に残ったシーンを書く。 慶應義塾大・井出教授の応援演説シーンだ。 凄いの一言、圧倒されそして泣かされた。 まさに名演説。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-08-15 20:16:40) 2.《ネタバレ》 例の、桜を見る会・前夜祭についての国会質問(令和2年2月17日)。まるで、大きな風呂敷をきれいに畳むが如く、丁寧で美しい小川淳也議員の国会質問を見て、本作に辿り着きました。本作を視聴して、なんと応援しがいのある小川議員なんだと思う。明朗で明晰。屈託がなく頭がいい。ワタシ、本来こういう人が苦手なんですけど、なんかそういうヒガミの対象にならないんですよ。家族にこれだけ応援されている人は本物です。井出教授の応援演説もすごい。暗雲立ち込めるなか、光が差し、そしてまた暗雲すら味方につけるかのよう。泣けるドキュメンタリー。32歳の初陣の輝きに泣いたし、小池禍(希望の党ブーム)の逆風を戦い抜いたところで泣いた。視聴後、タイトルの趣が変わる。視聴前は「疑問文」、つまり「あなたが総理大臣になれない理由はなんですか」なんだけど、視聴後は「詠嘆文」になります。「君のような人こそ総理大臣になるべきなのに、ああ、なぜなれないのか」。オレ、これ書いてる今、どうにかしちゃってるかなとも思うんですが、これは10点だ。【231223変更】10→9点。最近は、「だから君は総理大臣になれないんだ」。 【なたね】さん [インターネット(邦画)] 9点(2023-12-23 14:54:44)(良:2票) 1.腹芸、裏技、寝技、一筋縄ではいかないことが容易に想像できる政界に、こんな議員がいたとは素直に驚く。露出が少ないとはいえ国会での際立つ存在感は発揮されていたように思う。しかし「本当にこんな男がいたとは」がほとんど人が描く感想ではないか。映像は「この人は良い人ですよ」みたいな単純なものではなく、あくまで「なぜ君は総理大臣になれないのか」、それを観る側に淡々と意識させながら、ときに追い込んでいく。ひととおり環境と人物像を認識したところで、終盤にある慶応大・井出教授の応援演説が白眉(こんな素晴らしい応援演説は聴いたことがない)で、「なぜ君は総理大臣になれないのか」をさらにもう一段突きつけられる。庶民派を気取るあざといだけの政治家は多いが、家族も住まいも見事なまで等身大に写る。安易な広報的なものになっていないのは監督の腕なのだろう。鑑賞後、良い意味で味わったことの無い虚しさがあった。 【monteprince】さん [映画館(邦画)] 8点(2020-10-04 12:21:14)(良:2票)
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