みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
367.《ネタバレ》 全体的に無駄のない構成で、話も分かりやすく、 最後までダレることなく観れた。 効果音、カメラワークも絶妙で、 これらも相まってグイと引き込まれる感じ。 俳優陣は、ロバート・デ・ニーロとアンディ・ガルシアがピッタリハマっていた。 特に、ヘマをした部下をロバート・デニーロがバットで殴り殺すところは鬼気迫っていたし、 駅のシーンのアンディ・ガルシアはめちゃくちゃ格好良かった。 ショーン・コネリーも概ね良かったけれど、他の演者に比べて死に際がやたらしぶとかった。 あれだけバンバン撃たれて、仲間が駆け付けるまで生きてるとか・・・ もしかしてショーン・コネリーだから? ちょっとだけ引っかかった。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-03-31 09:36:18) 366.《ネタバレ》 4Kテレビ放送されていましたので久しぶりに鑑賞しました。忘れている箇所も多くて案外楽しめました。でも裏を返すと「久しぶりに楽しめた」という程度で、古いマフィア物としてはゴッドファーザーほど重厚ではなく、駅でのドンパチ物としはカリートの道ほど洗練されていません。また、ドラマアクションサスペンスとしてもL.A.コンフィデンシャルほどにはハラハラせず、何となく全体的に退屈で凡唐な仕上りだったと思います。(昔見た時はもっと面白かったという印象があったのですが・・) 致命的なのが全体的に話が広がり過ぎている点。禁酒法とカポネという、最初から大風呂敷が広がりまくった状態から4名に収束させる流れはウマいものの、この4名の掘り下げが甘いせいでどうも人物に深みがない。演者の演技力は非常に高く四者四様にキャラ立ちしていただけに、彼らに感情移入できない点はイタすぎました。個人的にはカナダ国境での馬のアクションをバッサリ全カットし、その分でしっかり四人の内面を掘り下げていただきたかったところです。 唯一主人公のネス(ケビン・コスナー)にはある程度の感情移入ができるものの、家族と危険な捜査の間で揺れ動く心情までもは表現されておらず、結局最後は深みも無いまま私情に任せて行動してしまいます。ヘタレのマローン(ショーン・コネリー)の豹変ぶりも違和感、新人のアンディガルシアも完全にオーバースペック気味で無駄になってしまっています。カポネ(デニーロ)も魅力的でしたが、あくまでアイコン化された表面的なイメージしか表現されておらず、そのまま消化不良で終わってしまいます。(バットの一件はいったい何だったのか・・) 決して悪い仕上りではないものの、2時間に納めるには無理があり過ぎました。個人的には可もなく不可もなくといった微妙な点数で、ここで高評価されているほどの映画だとは感じませんでした。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 6点(2023-09-19 21:33:39) 365.この黄金キャストに実話のストーリーでそりゃ名作になるわなーとは思いつつ、しっかりと2勢力の戦いをまとめ上げて無駄のない映画になってた。 マフィア映画ってかなり長いのが多いから決して飽きることはない 【ラスウェル】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-09-11 00:07:03) 364.ごめんなさい そんなに良いとは思えませんでした ゴッドファーザーも好きな方ではないし このタイプのギャングものの良さがよくわからない 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-03-15 01:35:59) 363.《ネタバレ》 - The Untouchables - “触れることが出来ない存在”。メディアが付けたエリオット・ネスの特別捜査班の呼び名。 映画としてまとめ方がとても上手い。これだけボリューム感のある内容なのに、上映時間はキッチリ120分に収めるところが凄い。この映画を素晴らしい完成度にさせたのは、テンポの良さと思い切りの良い嘘。 ネスやカポネに興味を持って、ちょっと調べれば映画と違う事実がボロボロ出てくるんだけど、それが全然、この映画のマイナスになってないのね。 本当は11人いたというメンバーを4人に絞って、それぞれに個性と魅力を持たせている。史実に沿ったらあんなドラマチックな採用シーンは無いハズ。 たまたま報告に来たウォレスにショットガンを渡して郵便局に入っていくシーンなんて鳥肌モノ。この扉を破ったらもう後には引けないぞ!のドキドキ感。ネスの妻たちを避難させた後の、4人が揃って小走りするときのワクワク感が半端ない。モリコーネの音楽がまた盛り上げてくれる。 カナダ国境の銃撃戦なんて、ぜったい馬に乗る必然性がない(カナダ警察はともかくアンタッチャブルズは車だろう)のに、なぜか納得して観ている自分。 4人の観せ方が上手いから、犠牲が出た時のネスのショックと喪失感に共感出来る。ベテランのコネリーとスミスはもちろん、ガルシアの存在感が光ってた。 カポネの登場シーンは少ない。それでもバットのシーン一つで恐怖を植え付ける上手さ。このシーンがあるから、初登場時の顔そり→出血の恐怖感も活きてくる。顔そりのシーン、朝食のシーンと、カポネこそがまさに“触れられない存在”として描かれる。銃撃戦多めのこの映画だけど、最後は史実通り裁判で決着。登場時との対比で群衆にモミクチャにされる“触れられない存在”だったカポネ。ここんとこの観せかたも、上手いよなぁ。 劇中、犯罪の実行犯はカポネでなく、少女もメンバーもニッティに殺される。だからこそ最後、正義とは無縁の感情で、それもネス自身の手で決着を迎えることにもカタルシス大。 馴染みの新聞記者が「禁酒法が廃止されるそうですが?」と伝えるタイミング。カポネが有罪になって、ネスが捜査本部を後にするあのタイミングで、こんなスクープが伝えられるなんて絶対嘘なんだけど、映画として入れるべき嘘って、こういうのだよね。 史実を忠実再現するのもいいけど、映画として、エンタメとしてこの表現方法が正解。これが“楽しむための映画”の醍醐味だろう。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-12-17 23:37:31) 362.《ネタバレ》 昔テレビで見たときはさほど面白いと感じなかった映画だが、今回二十数年ぶりにDVDで再見したら、すごくシンプルで、それでいて展開もスピーディーで飽きさせず正直言ってこんなに面白かったんだと少し驚いてしまった。テレビドラマ化もされたノンフィクションが原作だが、実話の映画化にこだわることなく娯楽に徹したような作風になっている。ロバート・デニーロのカポネは登場シーンはそんなに多くはないものの、(昔に見たときはもっと出番が多い印象だったんだけど。)吹き替えで見ていてもその存在感はすごくて強烈に印象に残るし、これでアカデミー賞を受賞したショーン・コネリー演じる警官マローンも良い味を出していて、そのマローンがネス(ケビン・コスナー)に言う「仕事をやり終え、無事に家に帰ること。」というセリフは本作を象徴する名言。緊張感のあるシーンももちろん多いが、やはりクライマックスの駅の階段のシーンの緊張感はものすごく思わず見入ってしまう。最初に見た何年か後に「戦艦ポチョムキン」を見て元ネタのオデッサの階段シーンで思わず感動してしまった覚えがあるが、このシーンを見るとまた「戦艦ポチョムキン」を見たくなってしまった。エピローグのストーン(アンディ・ガルシア)との別れのシーンも良いのだが、その後のエンディング直前、禁酒法廃止を知らされたネスの一言は昔も良いなと思ったのだが、やはり今見ても好きだ。おっと、エンニオ・モリコーネの音楽も秀逸で忘れてはいけない。(2020年10月9日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(吹替)] 7点(2022-06-11 21:54:47) 361.超爽快なエンディングテーマを急に聴きたくなって、超久しぶりに再見。やはり色褪せることなく痛快な作品でした。 やはり印象的なのは、前半の「バット」のシーン。ロバート・デ・ニーロの出番は案外少ないですが、あのシーンだけでインパクトは絶大です。急に緊張感が高まって、一気に作品の中に惹き込まれました。ある意味で、映画史に残る名場面だと思います。 いろいろグロいシーンもありますが、全体的に軽いタッチなのがいい。そして万事解決後、勝ち誇ったように流れるエンディングテーマ。モリコーネはやっぱり天才です。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-06-06 21:15:41) 360.《ネタバレ》 重たい場面もあるのに全体的に軽いタッチの印象が否めない。もっと人物像を深掘りすれば重厚なギャング映画に仕上がっていたのかも知れないが、本作は娯楽映画として現代でも高いレベルで通用する。オープニングに痺れます。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-14 01:11:26) 359.《ネタバレ》 当時でもすでに珍しかった単純勧善懲悪作品。しかし、コネリーの重厚さ、ガルシアの若々しさ、デニーロの敵ボスキャラとしての格好良さという適材適所な配置によって、後々まで名を残す作品となっている。美術関係の職人的な頑張りも評価してあげたい。ケビン・コスナーの大根ぶりだけが残念。●よく考えると、この作品は脚本もしっかり絞り込まれているのです。最初に挫折して落ち込んでいるネスが、なぜ突然正義の味方になるのかという点について、カフェ爆発シーンと母親の訪問シーンの2つだけで実に手際よく説明されている。ネスの家族関係も、僅かな描写だけでしっかり重みを残している(その妻役がこれで映画デビューのパトリシア・クラークソンというのも、制作者は恵まれていた)。すべてのシーンに意味づけがはっきりしているので、役者も演じていて楽しかったのではと思います。それだけに、ケビン・コスナーの大根ぶりが返す返すも残念。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-04-04 14:52:10) 358.《ネタバレ》 ストーリーを俯瞰すると、けっこう都合よく物事が進む感もあるのだけど、映画の醍醐味のひとつを忠実に表現していてとても楽しめる。それは、仲間を集めて闘うこと。たとえば「七人の侍」や「大脱走」や「スティング」のように、各キャラクターが特技と知恵を集約して事を成したときの達成感。個人競技より団体競技で勝利する方が、仲間と分かち合える分だけ喜びが大きくなることと同じですね。主演のケビン・コスナーより、老獪な手腕を遺憾無く発揮したショーン・コネリーと、乳母車を足で支えながら照準を外さなかったアンディ・ガルシアの存在感が強く残りました。デ・ニーロも含めて助演が見せ場を主張しながらも上手くまとまった映画は完成度が跳ね上がる。個人的には、ショーン・コネリーがパトロール中にのそりと現れ「授業」を授けたシーンが大好きです。自分の中では名シーンのひとつ。 【2020/11/8追記】先日、ショーン・コネリーさんが亡くなられ、追悼放送で再見。初代ボンド役が有名だけど、私が代表作を挙げるなら本作で、某局の編成担当はその辺りをよく心得ていると思いました。ボンド役を退いた後に髪が薄くなっても、かえってカッコ良く見えるようになった方でした。本作で演じた定年前の初老巡査役では特にそれを強く感じたことを覚えています。本作の登場シーン、派手なことをやる訳では無いのに存在感が格別で記憶に残っていましたが、10年前に書いたレビューでも言及していましたね。(それにしても、法を犯した者を検挙するお話なのにやっていることは銃弾が飛び交う「戦争」で、今レビューを書くなら切り口が変わるだろうと思いました) 数えてみたら、現在の私が本作を演じたコネリー氏とほぼ同年齢。カッコ良い老いのお手本に感謝し合掌。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 9点(2020-11-10 01:32:47)(良:1票) 357.《ネタバレ》 昔見たときは面白かったけど今見ると古さを感じます。 カメラワークも古典的。 駅の階段の演出も戦艦ポチョムキンそのまんま。 スローモーションもわざとらしく感じました。 でも、まあまあ面白かったです。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-23 18:52:19) 356.娯楽作品としてそれなりに楽しめたが、ストーリーはシンプル。 但し登場人物像は深みがなく、キャラクターやストーリー展開にややご都合主義が目につき、他の様々なギャング映画と比して映画全体として軽い感じの印象を得た。 【クリプトポネ】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2020-01-18 13:19:37) 355.《ネタバレ》 世間一般で俗に言う「名作映画」と呼ばれるものを毛嫌いしてあんまり見てこなかった私ですが(性格の悪さ故なにかにつけ否定したがるので)、今回意を決して鑑賞しました。 まーーーーーー面白い。テンポがいい。 シリアスな内容なのにコメディタッチに感じるのは音楽のせいか演技力のせいなのか。血みどろの抗争のはずなのに生臭くない。 ロバートデニーロの出演時間はそこまで多くないのに存在感がすごい。 名作が何年、何十年経っても名作と語り継がれる所以がよくわかりました。 ラスト、ネスの「家に帰るよ」のセリフ、”生きて家に帰る”の授業のせいで嫌な予感しかしなかったのですがなにごともなく終わって良かった。 この作品を見ながら飲むお酒はまた格別ですね。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-22 20:53:11) 354.《ネタバレ》 悪法で名高い「禁酒法」ですが、正しくは「酒類製造・販売・運搬等を禁止するという法律」という名称です。 つまり、お酒を造ること、売ること、運ぶことだけが禁止された法律であって、お酒を飲むこと自体は、禁止されていなかったということがわかります。 また、施行されるまでに1年の猶予があったため、人々はお酒の買いだめに走りました。 施行後、家でお酒が見つかっても「買いだめしておいた分です」と言えば、罪に問われなかったというのですから、ザル法もいいところです。 お酒の密輸入と密造で大儲けしたのは、ギャングたちだけだったのです。 この天下の悪法の施工時代に、世にもデカイ顏をしてシカゴの街でのさばっていたのが、暗黒街の帝王、アル・カポネです。 彼がネタになっているギャング映画は、それこそ星の数ほどあるのではないかと思われるくらい、凄い人気です。 このパラマウント映画創立75周年記念映画として製作された、ハリウッド大作「アンタッチャブル」では、ロバート・デ・ニーロがアル・カポネを演じています。 役作りのために、逆ダイエットをして太ったというエピソードはあまりにも有名です。 そして、首を傾けてしゃべる、独特の姿も強烈なインパクトがあります。 映像の魔術師・ブライアン・デ・パルマが監督をしているので、事実なんてどこへやら、徹底した娯楽アクション・ギャング映画に仕上がっています。 こういうのはあざとくて嫌いだという人もいるかも知れません。だが、それはハリウッドメジャー大作映画の宿命ともいえるものですが、私は大好きですね。 有名な駅の階段のベビーカーのシーンは、ハラハラ、ドキドキの連続で、ブライアン・デ・パルマ監督の楽しそうに撮っている顏が想像できますね。 そして、何と言っても魅力的なのは、当時、とても輝いていた主演のケヴィン・コスナーです。 絵に描いたような正義の味方。あまりにも嘘っぽくてため息が出そうですが、これぞまさに娯楽映画なんですね。 事実に基づいているとは言っても、彼の演じるエリオット・ネスは、映画のヒーローであり、架空の人物だくらいに思わないと駄目ですね。 史実と違うからおかしいじゃないかと決めつけるのは、ちょっと筋違いだと思いますね。 とにかく、カッコいいんですね。 それから、思わず注目してしまったのは、殺し屋のニッテイ(ビリー・ドラゴ)です。 とても陰険な顔つきの風貌で、目つきがとても怖いんですね。 もちろん、ショー・コネリー扮するジム・マローンも最高ですね。その年のアカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞しただけのことはありますね。 このジム・マローンは、FBIのリーダー的存在で、エリオットのみならず、観ている我々もグイグイ引っ張ってくれます。 ジェームズ・ボンド役を卒業した後の、ショーン・コネリーの演技に対する取り組みと研鑽が、一気に花開いたという感じですね。 今回、あらためて観直してみて、この作品はギャング映画の最高峰のひとつだと思いましたね。 エンニオ・モリコーネの音楽も素晴らしくて、この人の書くスコアは、映画の雰囲気にほんとにぴったりで、哀愁のあるメロディーを聞いているだけで感動してしまいます。 【dreamer】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-12-14 09:40:05) 353.久々に観た。豪華な俳優陣だが、デニーロの存在感が際立っていたが、なんかドンパチばかりで思ってたより内容がない。ベビーカーが転がっていく場面はカッコ良い。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-05-19 01:10:13) 352.《ネタバレ》 祝、ショーンコネリーの復活。映画自体は、テンポも良く、最後まで楽しめる娯楽作。デパルマのヒッチコックタッチは、あまり感じなかったが、その方が良かったかも。元ネタは見てないが、階段落ちのシーンが秀逸。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-07 11:55:47) 351.デヴィッド・マメットによるキレのあるセリフ、持ち前のクセの強い演出を封印して王道の娯楽に徹したデ・パルマの意外な引き出しの多さ、重量級のベテラン俳優と当時伸び盛りだった若手俳優を組ませて化学反応を起こさせたキャスティングの妙と、あらゆる要素がうまく機能した教科書的な娯楽作だと思います。 特にケヴィン・コスナー起用は神がかっており、赴任時の挨拶で初めて顔を見せた瞬間から神々しいまでの爽やかさで、男の私でも目がハートになってしまいました。エリオット・ネス役についてはミッキー・ローク、ドン・ジョンソン、ジャック・ニコルソンに断られた後にケヴィン・コスナーが抜擢されたという経緯があり、デ・パルマは無名のコスナーの起用を渋っていたという話もありますが、その爽やかさなルックスと、コネリーやデ・ニーロとも互角に渡り合う堂々たる存在感で、この大作の顔をしっかりと務めています。スター誕生の瞬間がここまではっきりと映し出された映画は珍しいのではないでしょうか。 ただし、現在の目で見ると多少の難も見つかります。「娯楽作は2時間以内に収めるべし」という不文律があった時代に制作されたためか、本来はボリュームのある内容がかなりコンパクトに詰め込まれており、展開が異常に早くてカポネ逮捕までトントン拍子で行ったように見えてしまっています。 また、せっかく4人で特捜隊を組織したのに設定上あったと思われる役割分担が本筋に反映されておらず、チーム戦としての面白さが追及されていません。 ・ネス:全体戦略の立案。部下が上げてきた作戦を実行に移すかどうかの意思決定。 ・マローン:具体的な作戦の立案。コネと経験を活かした情報収集。 ・ストーン:切り込み隊長。高い戦闘スキルで前線に立つ。 ・ウォレス:ブレーン。立件に向けた証拠の整備。 各キャラクターの得意分野はざっとこんな感じなのですが、ストーンの射撃スキルが活かされる場面が駅での銃撃戦しかなかったり、ウォレスの会計知識に至っては活用される場面が一切なく(カポネ逮捕の理由が脱税という史実とは異なり、暗号化された賄賂の記録を解読できる証人の争奪戦が映画の争点)、途中からは普通に戦闘に参加するようになったりと、キャラクターの動かし方がどうもうまくありません。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-06-15 18:15:56) 350.《ネタバレ》 言うことを聞かない店主への見せしめに、孫の少女ごと爆弾で店を吹っ飛ばす。 冒頭のつかみからこれ以上ないギャングの極悪非道ぶりで物語世界に引き込まれる。 シンプルな善と悪の対立構造。 ギャングは悪役としてあくまで憎たらしく、少数精鋭の捜査官チームはカッコいいというのがわかりやすい。 王道なので安定感のあるエンターテイメント映画だけど、そのぶん意外性としては物足りないかも。 -------------- 前回はDVDの字幕鑑賞だったが、今回は吹替のテレビ放映を再鑑賞。 階段からベビーカーが落ちるスローモーションでは、瞬間的なワンプレイに心の声をたっぷり詰め込んだ昔のスポ根アニメを彷彿。 そんな一瞬にいろいろ動けるかよとツッコミを入れたくなるほど、シリアスな場面なのにマンガチックなものに感じてしまった。 評価を少し下方修正。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2018-06-04 10:43:51) 349.素晴らしい作品でした。デパルマらしい絵とか緊張感。ショーンコネリーの第一登場シーンからそのオーラは輝く。デニーロの尊大な演出も素晴らしかった。冒頭のオープニング音楽もいいし幼児の爆殺でいっぺんにつかまされた。とにかく賛辞しかない。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 10点(2018-06-02 16:35:01) 348.世界1カッコいいスライディングが見れる映画です。 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-02-10 17:08:59)
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