みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
519.《ネタバレ》 今更ながら初鑑賞。 今となっては少々古めの映画ですが、今見ても非常にスリリングにできていて、 名作と呼ばれるのもよく分かる。 キャラクターとしては、レクター博士が抜きんでていることに何の異論もない。 特に序盤、無礼を働いた隣の囚人(ミグズ)を自殺に追い込んだことに、不謹慎ながら「かっこいい!」と思ってしまったほど。 終始じっと見つめる演技が抜群だった。 ただ、クラリス捜査官もジョディ・フォスターの演技ハマっていて、 非常良かったと思うし、作品としてグッと締まっていた。 個人的に欲を言えば、もう少しレクター博士に本筋に絡んできて欲しかったけれど、 これはこれで程よい塩梅なのかもしれないし、う~ん難しい。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-04-27 10:02:22) 518.レクター初登場のシーンは、おさえた演出でとても秀逸です。こういったシーンの連続が、この映画に高い格調をもたらしているのだと思います。 2024年再見:気味の悪い、歪んだ恋愛映画だ。初見時にはわからなかった。レクターとクラリスの心はつながっている。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-04-26 02:20:13) 517.《ネタバレ》 狂人レクター博士のキャラクターが強烈過ぎて、雑魚キャラによる現在進行形の猟奇連続殺人に緊張感がないというか・・・話の本筋ではないところでレクターと女主人公(ジョディ・フォスター)のキャラクターを深堀りしているのですが、それが宙ぶらりんで終わってしまう感じなんですよね。続編ありきの作品なのかなと感じたのですが、続編は10年後と間が空いていて、ますます宙ぶらりん感があります。レクターのトリックはなんとなく読めてしまいましたが、まあ面白かったです。あとは、若きジョディ・フォスターが可愛い。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-07-10 19:16:44) 516.《ネタバレ》 自分はハンニバル・レクターよりもウィル・グレアムというキャラクターに惹かれるもので、彼が登場せずにレクターが好き勝手やるだけの作品は、あまり好みではないのですが…… そんな中でも、この「羊たちの沈黙」だけは良く出来てると思います。 何といってもクラリス演じるジョディ・フォスターが美しくて、彼女を眺めてるだけでも楽しいんですよね。 原作者のトマス・ハリスも彼女に惚れ込んでしまい、本作の続編となる「ハンニバル」では、レクターに自己投影してクラリスと結ばれるエンディングにしたっていう与太話がありますが、思わずそれを信じそうになっちゃうくらい。 殺人鬼の許されぬ愛が描かれているという意味では「レッド・ドラゴン」と同じなんですけど、本作の方が世間に評価されたのは、彼女の存在が大きいと思います。 対するレクターも魅力的に描かれており、ドラマ版「ハンニバル」を別格として、映画という枠内に限って評価するなら、本作のレクターが一番良かったですね。 知性と凶暴性のバランスが絶妙であり、音楽が流れる中で、指揮棒を振るうように警棒で相手を滅多打ちにする姿なんてもう、痺れちゃいます。 クラリスとの別れ際、彼女の指をそっと撫でる仕草からも「娘のような年頃の女性に欲情する変態性」「初々しい恋愛感情」の双方を感じ取れて、味わい深い。 自分は「ウィルを意識する余り、凶悪な殺人鬼から恋する乙女のように変わってしまうレクター」の方が好みなんだけど…… 本作を観ると「クラリスに惹かれてしまう、純情な変態紳士としてのレクター」も、それはそれで悪くないなって思えてきます。 そんなクラリスとレクターが対面する精神病院も、古城を連想させる不気味さがあって、雰囲気満点。 しかも、恐怖映画としての不気味さがあるというだけでなく、何処かロマンティックであり「クラリスとレクターが初めて会った場所」として考えても、優れてるんですよね。 本作は歪な恋愛映画としての側面を備えているのだから、一種の吊り橋効果というか「恐怖の中に、不思議なトキメキを感じる」舞台を用意してみせたのは、もう大正解だったんじゃないかと。 「穏やかな紳士だが、実は食人鬼」はジェフリー・ダーマー 「殺人鬼が未解決事件の捜査に協力する」「腕が不自由な振りをして女性を拉致する」はテッド・バンディ。 「変身願望ゆえに、女性を殺して皮を剥ぐ」はエド・ゲイン。 「捕えた女性を自宅の穴に閉じ込める」はゲイリー・ヘイドニク。 ……といった具合に、色んな殺人鬼の逸話が反映されてる物語なので、それらの元ネタ探しをするだけでも面白いですよね。 事前に知識があれば(あぁ、あれが元ネタか)と思えるし、後に元ネタを知る機会があれば(「羊たちの沈黙」って、ここから着想を得たのか)と驚けるだろうしで、いずれにしても知的興奮が味わえると思います。 そんな本作の難点は…… クライマックスであるクラリスとバッファロー・ビルの対決にて、暗闇ならではの駆け引きなどが無く「撃鉄の音が聞こえたので撃った」ってだけなのは、ガッカリしちゃいましたね。 そりゃあ頭の良い犯人って訳じゃなかったけど「予め離れた場所で撃鉄を起こしておく」くらいの知恵は働かせても良かったと思うし…… これなら「バッファロー・ビルが何か(人質が犬を誘う為に投げて、紐から外れた小骨とか)を踏んでしまい、その音でクラリスが気付く」などの方が、よっぽど納得出来た気がします。 後は、脱獄したレクターが捕まらないまま終わるっていうのも、スッキリしない感じ。 彼の勝ち逃げエンドみたいな形で終わるからこそ、ハンニバル・レクターという存在は悪のカリスマになったんでしょうけど…… 個人的には、しっかり逮捕されて欲しかったですね。 レクターには、外界で自由気ままに人を殺す姿よりも、檻の中でウィルやクラリスに恋焦がれてる姿の方が似合うと思います。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 7点(2023-05-10 06:37:32)(良:1票) 515.もう三度目ぐらいだが、「レッドドラゴン」を観た後でまた鑑賞してみようと思った。 さすがに良く出来ている。決して気持ちいい物語では無いが、映画史に残る作品なのは間違いない。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-01-08 20:16:25) 514.当時からやたらと高評価なのが何となく信じられなかった作品。レクター博士(アンソニー・ホプキンス)は映画史に残る変態犯罪者を好演していますが、クラリス(ジョディ・フォスター)も負けず世紀の美少女っぷりを発揮しています。 問題はレクターとクラリスのやり取りが魅力的すぎて、本来ストーリーのメインであったはずのバッファロー・ビル事件(テッド・レヴィン)が割とどうでもよくなっている点です。正直なところ、皮剥ぎ変態事件よりも博士と美少女のやりとりのほうが明らかに面白いし、この映画の屋台骨は完全にこちらのほうでしょう。 雄大な雰囲気とインテリジェンスを感じさせつつ、最終的にクラリスの心の中に収束していくストーリー展開は素晴らしいものの、題名にもなった羊うんぬん・・ の話はイマイチ。また、前述の通り現在進行形のバッファロービルの事件があまり面白くないので、その低いテンションのままクラリスパートに話が及ぶと何となくクラリスまで霞んでしまうという、負の相乗効果が最大の致命傷になっています。レクター博士のパートがイチイチ魅力的なのも問題で、結局のところ各パートの面白さのバランスが悪い点がこの映画を冗長なものにしてしまった最大の問題点ではないでしょうか。 世界的にも話題になっただけのことはあってストーリー自体はバランス良くまとまっていますが、しかし何となく高評価も難しい作品でした。皆が褒めたたえているので、ちょっと厳しめの点数にしておきます。 【アラジン2014】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2022-09-17 14:52:45) 513.中学生の頃に何度も見た作品。顛末が分かりきっても最後まで緊張感が途切れない。ドキュメンタリータッチで描かれる猟奇殺人の異常性もさることながら、それが霞むほどのアンソニー・ホプキンス演じるレクター博士の存在感。短い出演時間ながら、窪んだ目といい、全てを見通す頭脳と紳士さといい、牢獄の鉄格子の奥にいるからこその凄みと恐さがある。ジョディ・フォスターとは対をなしてコントラストが効いていた。以降のシリーズが尻すぼみになってしまったことを考えると、『セブン』と並ぶ、映画史最後のサイコスリラーではないか。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 10点(2022-01-09 01:07:41) 512.《ネタバレ》 レクター博士のキャラを描いた作品。ストーリーに深みがなく、レクター博士の思考、行動にのみ興味が行く。最後の旧友はやはりレクター博士に食されるのでしょうね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-02 19:18:59) 511.《ネタバレ》 およそ30年ぶりに鑑賞。前に見た時よりむしろ面白く感じた。昔より怖いモノへの耐性が出来た分、ストーリーや演技に没入できたからかな。全編にみなぎる緊張感がイイ。そしてやっぱりレクター博士の造形が素晴らしい。犯人でも探偵でもあるというね。とんでもなく嫌なやつなのに魅力を感じてしまう矛盾。ラストシーンで、さあアイツを食っちまえよ!って思っちゃいませんでした? 怖い怖い。 【すらりん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-11-02 16:40:11) 510.超久しぶりに再見。前回の印象は牢の中、檻の中のレクターしか残っていなかったのですが、今回も同様。独特な〝マスク〟で覆われた風貌もさることながら、ひたすら特殊な性癖とずば抜けた頭脳で勝負するあたりが斬新。脳筋で勝負するスタローン等とは対照的な、ある種のヒーローだと思います。 そのダークな輝きが強すぎて、個人的にはジョディ・フォスターも肝心の猟奇犯も霞んでしまった感じ。さすが名作だと思います。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-08 00:40:14)(良:1票) 509.アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターが最高。 皮剥ぎ事件より二人のやり取りが素敵。 【まっか】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-09-23 08:07:33) 508.「人の価値観を形成するのは環境と志向性であり、その価値観を屈折させる要素、つまり、個性を漂わせるポイントはコンプレックスと性である」 リリー・フランキー。 アンソニー・ホプキンスがいちばんおいしい役には間違いないし、クラリスのトラウマと題名のリンクがうまい。また何より雰囲気を作り出した美術スタッフがオスカー級だし、テンポを失わせない編集もいい。レクター博士が救急車を襲って逃亡した詳細を映像ではなく、口頭で説明させるのは地味にうまいと思う。残念な点はラスト。ジョディ・フォスターの捕り物劇。あそこまで分かりやすくホラーしないほうがよかった。 <2016/11>再投稿。題名にリンクさせるほどクラリスのトラウマにインパクトはなかったと思うけど しかし地味ではあるが、真実味はあるだけにそれをうまそうに食すレクター博士は名医なのだろう。 斬新だった編集もレクター博士の逃亡トリックも今みると小手先感があり、手垢がついてしまったけど、 アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターの演技は恒久的なものだと分かった。 <2021/9>レクター博士のガタイの良さが怖い。 【michell】さん [地上波(字幕)] 7点(2021-09-08 15:34:56) 507.レクター博士の存在感が凄い。恐怖と魅力を同時に感じる稀有なキャラクターだ。 ツッコミ所はあるものの、トータルとしては良質なサスペンス。 【alian】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-08-25 02:20:56) 506.《ネタバレ》 二人の主役の演技が素晴らしい(特にレクター) サイコパスの思考を読むにはサイコパスを 今となっては珍しいことでもないですが、この頃でいえば斬新な発想だったのでしょうか 皮剥ぎ事件はおまけ 本編はハンニバル・レクターという人物像と脱獄 といった印象を受けました。 そのため、次回作には期待出来るが、今作の出来としては7点止まり 改めて鑑賞し、現状での評価をしているため、低めにはなっていると思います。 1991年に見た時に評価をすればもっと上かもしれません。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-25 02:28:48) 505.高校生の頃に、ジョディ・フォスター好きの同級生と新宿の映画館で見たのを覚えています。最高の傑作ですね。 【wayfarer】さん [映画館(字幕)] 9点(2020-06-14 02:25:55) 504.《ネタバレ》 レクターとクラリスが最初に出会う時の、アンソニー・ホプキンスの不気味な立ち姿。バッファーロービルとあいまって、この二人の対決にドキドキハラハラします。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-26 08:16:02) 503.《ネタバレ》 いわずとも知れたサスペンスの最高峰作品ですよね。映画好きになったきっかけの作品の一つです。レクター博士とクラリス、バッファロービルの三角構図からなる進展が非常に好きです。この作品以来、アンソニーホプキンスが出演する映画はハンニバルレクターにしか見えません。人を喰っちゃいそうです。それほど強烈な印象が生まれました。レクター博士は天才で恐怖の殺人鬼の中にも美しさがある。 【mighty guard】さん [DVD(字幕)] 9点(2018-02-16 16:41:35) 502.《ネタバレ》 プロファイリングという言葉が出始めたのはこの映画ぐらいからですかねぇ。 原案というか元になったFBI心理分析官?の本は読んだことがあって 異常犯罪者と色々接することで 異常犯罪者の特徴を推測するようなアプローチだった気がしますが、 まさにこの映画はその部分が痺れる部分であり 肝ですね。 某漫画が全くこの映画と同じ手法使っていて驚愕した記憶がありますが、 レクター博士との対話っていうのは、 それぐらい魅力的な部分でもあります。 が、肝心のバッファロー・ビルの事件は微妙かなぁ。 そのあたりが見事に描かれていたら文句つけようのない傑作だったかなぁって気がします。 とはいえ、主演二人が良すぎるので8点で 【シネマレビュー管理人】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-01-28 21:42:33)(良:1票) 501.レクター博士、凄すぎ! こんな奴が本当にいたらどうしよう..って思ったりしました..予備知識なしで観たので、衝撃的!でした..映画として一級品! 知的ですごく丁寧に創り込まれています、とてもレベルの高い作品です..観ていない方! 必見!! (続編のハンニバルより、こちらの方が数段イイ..クラリスもジョディ・フォスターが絶対イイー!) 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2017-11-23 17:06:35) 500.緊張感と恐怖でいっぱいだった。 【へまち】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-11-04 20:05:19)
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