みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
257.《ネタバレ》 初回上映に映画館で見てボロボロ泣いた想い出。 もちろんブルレイも持っていて、何度も何度も見たのに、 何気なくつけたBSでやってて、途中からだけど没頭。 面白い映画、迫力のある映画、感動する映画、楽しい映画、考えさせられる映画。 他にもいろいろある映画の中の、綺麗な映画。 この映画は本当に綺麗だ。映像も物語も。 Kコスナーは綺麗な映画が多い。 ファンダンゴ。ダンスオブウルブス。パーフェクトワールド。 まるで絵画を見るような映像。 この映画もしかり。 満足したように去っていくドクター。 嬉しそうにトウモロコシ畑に消えていく作家。 父との再会。 ふりかえった目に映るブランコに揺られる妻と子供。 どれもが綺麗な絵のようだ。 そしてキャッチボールをする二人。 全てが美しいく愛おしく慈しみ深い。 そしてAマーディガンの美しさと言ったら。 余計な口も挟まず、出しゃばりもせず、ただライトを灯し 幸せそうに二人のキャッチーボールの姿を見送る。 ケビンコスナーの映画はなんでこんなに綺麗な作品が多いのだろう。 この映画が好きな人で、ファンダンゴを見たことがない人は見て欲しい。 きっと大好きになると思う。 【こっちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2024-08-12 14:58:06) 256.どの時代も親子でキャッチボールはいい。野球を愛する人の映画。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 8点(2023-03-16 21:48:42) 255.《ネタバレ》 「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」を見たら久しぶりに見たくなって25年ぶりくらいに見た。「声」に従って生活の糧である畑をつぶして野球場を作ろうという突拍子もないことを言い出した主人公レイ(ケビン・コスナー)に対して反対するどころか後押しする奥さんが素晴らしいし、出来上がった野球場に現れた亡霊の野球選手たちが試合をしているのをレイ一家が見ているシーンは郷愁を感じられるのが良い。それに、ジェームズ・アール・ジョーンズが良い味を出しているし、なんといってもバート・ランカスターの登場シーンがとても印象的で、なぜかこのシーンだけで泣けてくる。この映画のテーマは野球そのものではなく、誰でも持っている夢というものをテーマとし、叶えられなかった夢を叶えようとする男たちのファンタジーという印象が強いのだが、レイが亡き父ジョンとキャッチボールをするラストシーン、レイはこのキャッチボールを通してようやく父との確執を解くことができた。やはりこのラストシーンは本作がそれに加えて野球を通した父と息子の親子関係、これをいちばん描きたかったのだと感じるし、このキャッチボールのシーンは本当に自然と感動してしまって、このラストシーンだけでやっぱり本作は紛れもない野球映画の名作なのだと確信することができた。中学時代にこの映画が大好きという野球好きの先生に薦められて見て以来の再見だったのだが、その時は正直あまりピンと来ずに終わっていたのに、今見るとすごく良い映画だった、見直して良かったと思えた映画だった。やっぱり、映画の見方って年を経るごとに変わるものなんだなと改めて思う。(2019年3月9日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(吹替)] 7点(2022-09-29 18:19:39) 254.《ネタバレ》 この映画の奥さんって、本当に現実には存在しないんですかね?そうだとしたら、この世界はずっと味気ないものになりますよ。 映画の終わりのほうで、奥さんがキャッチボールをする親子を満足そうに微笑みながら見守る、そのシーンが一番心に残っています。 (2022.9再鑑賞) 感動もので、静かな雰囲気は良いけど、クスッと笑えるシーンが好きな私にとっては退屈なシーンの多かった。 昔のベースボール選手事情とか、ポルノ本を巡っての争いとか、背景を知っておくと楽しめるのだろうか。 さんざん売却を迫って娘を落としといて、手のひらを返したようになかったことにする親族とか、嫌なアメリカ人を見ているようだったし。 しかし、邪魔にならない音楽は優れているし、有名なラストシーンもうまくまとめ上げているので、この映画がベストという人がいるのも納得できる。 7点に近い6点献上。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-28 18:43:19) 253.《ネタバレ》 -Field Of Dreams- “夢の球場”ケビン・コスナー全盛期の映画。ケビンのナチュラルな魅力が出ていて、素直にカッコいいなぁ。 ハリウッドが本作のような“怖くない幽霊の映画”を創ってきたことに、まず驚いた。だって幽霊の理解度って、繊細な日本の得意分野と思っていたから。アメリカ人にとって宗教的に幽霊ってどんなポジションなんだろう?? そしてジェームズ・ホーナーの“いかにも奇跡が起きそうな”音楽が、この不思議な物語を盛り上げる。 いやほんと、アメリカ人って野球が好きなんですねぇ。この映画も野球愛、歴々のプロ野球選手に対する尊敬の念に溢れています。アメリカ人の精神・共通認識は野球を通じて育まれてきたのかもしれません。 シューレス・ジョーと1919年の“ブラックソックス事件”なんて題材を持ち出すのが凄い。どれだけマニアックな題材なのか知らないけど、日本だと遡ってせいぜい、戦前の沢村栄治(巨人の星の再放送で知った)とか、事件だと江川の入団事件('78年だって)くらい?アメリカの野球の歴史の長さと浸透度が凄い。 とうもろこし畑の真ん中で、伝説の野球選手が夢の対決をする。これこそ大人のファンタジー。アメリカの夢。野球少年の憧れ。でしょうねぇ。野球はすべてを受け止める。過去の事件を水に流し(タイ・カッブ以外)、父との関係も修復する。 レイとジョーの70年を隔てたキャッチボールに始まり、15年前に亡くなっていた父とのキャッチボールに終わる。何も話して無くても心が通じ合ってる気持ちになれる。キャッチボールってもともと、野球の練習の肩慣らしだと思うんだけど、誰かとのコミュニケーションとして、これほど頭を空っぽにして出来る運動って、他にないかも?だからって訳じゃないけど、この映画も頭を空っぽにして楽しむ映画です。キャッチボールみたく。 天の声って何?自分が死んだときを知っている1919年の選手たちってどんな存在?突然1972年にタイムスリップ?若いグラハムは球場の外から入っていったぞ?最後のヘッドライトの川、どこで聞いてどこから来たの?正直言ってやってることはもうメチャクチャ。 これもし、レイが独り身で、理解ある可愛い奥さんが居なかったらもう、とんでもない結末になってたと思う。 なので、ここでの評価がメッチャ割れてるけど、それも解る気もする。 この映画は父の歴史から始まる。アイルランド系で第一次大戦に行って…。この時のレイは家族の生活のために、細々と農場経営を続けて、淡々と生きていく毎日。そこで一度立ち止まって、過去を振り返ることから始まる。奥さんの名演説の中に「'60年代を生きたなら理解できるはず。あなたは'50年代を2度生きて'70年代に飛んだのよ」隠しても誤魔化しても、あの会場の人はみんな'60年代を生きてきたのは事実。 父の歩んだ歴史、野球の歩んできた歴史、アメリカが歩んでいる歴史。それらは自分の存在を考える時、決して切り離せない関係で、歴史が有ったからこそ今の自分がある。良いことも悪いことも全部受け止めて、それを飲み込んでこそ前に進める。淡々と生きるのではなく、前を向いていこう。 この映画は、日本に最新技術で押されていた当時のアメリカ人に、自分たちの歴史、アメリカ人であることを誇りに思う気持ちを湧き起こしたんだろう。 だから逆に言うと、この映画に日本に関するものは出て来ない。純度100%アメリカの、それも“ど田舎(心の故郷)”の話だ。 主人公の仕事が第一次産業(農業)なのも、アメリカが日本に勝る部分なのと、日本ってキーワードを出さなくて良い分野。 最後のヘッドライトは言うまでもなくアメ車の群れ。どこから聞いたか、アメリカ人がアメリカの誇りを胸に、次々球場に集まってくる。 この映画を、アメリカ同様に野球が国民的スポーツの日本に持っていく。怖くない幽霊を理解している日本に持っていく。 この映画はアメリカから日本への挑戦状、というか、アメリカ人の決意表明だったのかもしれない。・・・それか私の考えすぎかもしれない。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2022-08-28 15:03:53) 252.《ネタバレ》 2021年8月12日、ヤンキースとホワイトソックスの試合がアイオワ州ダイアーズビルで行われた。そう、この映画で使われた球場。両チームの選手がトウモロコシ畑から出てくる入場シーンの演出に歓喜して歓声を送るアメリカの野球ファンに、この映画に抱く思いを強く感じた。世界の野球人口は3500万、アメリカだけでも1500万、その頂点MLBの選手はわずかに1200人。まさにきらびやかなスーパースター軍団メジャーを目指して挑戦し、挫折する若者がどれほどいるか。彼らにも、それぞれの人生があった。レイの父も医者になったグラハムもそうだった。夢を追いかけても叶わず違う道を歩んだ者がほとんどなのだ。夢は野球に限らない。他のスポーツでも、学問でも芸術でも同じだろう。この作品は、挫折を味わって、その後の人生を懸命に生きた者たちへの賛歌なのだ。だから皆の胸を打つ。 【戸沢一平】さん [インターネット(字幕)] 10点(2022-06-08 19:04:20) 251.この映画に感動する人とはアメリカ人か、それと同じくらい野球が好きでシューレス・ジョーはじめアンラッキー・エイトの面々に同情を抱いている人。そして肉親とわだかまりがありながらも、ちゃんと心の底では情愛で繋がっている人。 二つがどんぴしゃにハマればこんなに心に響くファンタジーはないでしょう。たくさんの人がこの映画に感涙していて、そしてそんな人たちを羨ましく思うわたしです。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2022-05-20 22:59:33) 250.《ネタバレ》 野球好きなら楽しめるのかもな。 自分の作った野球場に歴代の名選手たちが集まるとか。 幻聴が聞こえたらまず病院行けよって思ったな。 ただ最後の親子でキャッチボールは良かった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-03-21 02:23:32) 249.《ネタバレ》 いい話なんだけど、ファンタジーすぎてついていけない。 体裁がアニメなら、大丈夫だっただろうけど… 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 3点(2021-06-08 22:42:11) 248.何が何だか全然わからん。寓話として見ればよいのか?彼らは何だったんだ? 【ブッキングパパ】さん [インターネット(字幕)] 1点(2021-05-04 16:38:45) 247.いろいろ考えだすと訳が分からなくなってくるので、 「ああ、これは考えずに感じる映画なんだ」と気づいたのがもう終盤。 いい話っぽい雰囲気を醸し出していたが、決してそうとは言えない。 古の野球人に詳しければ、もう少し楽しめるのかも。 鑑賞中、あと残り何分なのか、10回以上確認した気がする。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 1点(2021-05-03 09:46:21) 246.《ネタバレ》 合わなかったのか、面白みが分からなかった 嫁さんが素敵すぎること 父親と再会してキャッチボール くらいしか残らない 結局何を伝えたかったのかが分からなかった 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-16 20:28:27) 245.《ネタバレ》 父子の再会など、ちゃんと感動は出来るのですが、鑑賞のたびに違和感があります。開始後すぐに球場を作り、まもなくシューレス・ジョーが登場。1時間くらい見過ごしたか?という感覚に陥ります。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2019-05-09 22:09:04) 244.大の野球ファンですが、コテコテのアメリカンファンタジー過ぎて。球場をつくることばかりで野球の魅力を1つくらい伝え欲しかった。不満だし、苦手でした。 レイリオッタが何かしでかすのかと…いつもの悪役にしか見えませんでした。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-09-30 00:26:29) 243.《ネタバレ》 この作品はドラマと思わせてファンタジー作品なのですが、物語の序盤でファンタジーであることを明言しています。 ホラーなどでは現実か超常かどちらかわからないまま進む展開があったりするのですが、 早い段階でかじ取りをしっかりしているので、変な探りをいれずに楽しむことができました。 亡霊の野球を観戦することで見る者の原風景を思いおこさせるような演出には胸をうたれます。 野球に興味のない私でも純粋に感じいってしまいました。最後の演出は大好物ですねー。 【グミ喰い】さん [DVD(吹替)] 8点(2018-04-04 21:41:59) 242.《ネタバレ》 映画はいかに最初に「大嘘」をつくかが勝負だ。手短なモノローグによる自己紹介、そしてすぐに天の声、主人公を取り巻く環境を極力省き、ついにはスタジアムの幻想まで、と畳み込むような展開のおかげであっという間にこの映画の世界に引き込まれていく。トウモロコシ畑をいきなり野球場に変える男を下手に説明しなかった作り手側の勝利だ。そのおかげで次から次へと浮かび上がる疑問とその答えへの導き方に「んな、訳ないだろう」なんて事は考える暇もなくストーリーが展開していく。こうなると、強引な展開ではなく最終的な答えを見つける旅に観客も付き合うようなある種の「目的」が生まれていくのだ。年老いたドクター・グラハムを見つける1970年代の町並みも、途中で拾うヒッチハイカーもすべては「目的」のためのファクターなのだ。目的を目指すいわば観客代表であるケビン・コスナーはまさに適役。投げ方で本当の野球少年だった事がわかる。また妻役のエイミー・マディガンも素晴らしい。「娘を紹介したら?」という素敵な助け舟を出し、そっと球場のライトをつける彼女は最高だ。バート・ランカスターも晩年としてこの映画にあれほど素敵な役で出てくれたこと自体がうれしい。そしてこの作品のすごいところは俳優に負けず劣らず演出がさえまくっていること。たとえば全編通してぐっと来るのはシューレス・ジョーの声だ。彼の声はどんなに離れていてもささやく程度だ。普通なら絶対聞こえない距離も彼は小さく語る。その言葉は主人公にしっかり届いているのだ。まさにファンタジー!そしてすばらしいのは、球場に現われる彼らはすべて自分が何者かを自覚していること。それが老ドクターに姿を変えたムーンライト・グラハムへの暖かい言葉へつながり、最後に残ったあの人との会話に結びつくのだ。それにしてもラストのキャッチャーミットを脱ぎ、こちらに気づき振り返るあたりから目頭が熱くなる。映画史上でも屈指の名シーンだ。彼はフルネームを名乗り、主人公は躊躇してファーストネームしか名乗らない。それでもなお感極まって最後に一言「DAD」というと、あの人はためらうことなく振り向くのだ。今年で7回忌になる父とのキャッチボールの思い出がこの映画を見るたびによみがえる。 【やしき】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-02-25 23:14:52)(良:4票) 241.《ネタバレ》 懐かしい映画。人生の中でも思い出として記憶されている。 静かだが個性的な内容で、これ以外に同じような作品はありそうでない。 理屈から考えれば、この場所は現実には存在しない、本当は天国であろうと思う。でも、単純な夢落ちのような作品で考えるものではなく、観る人それぞれに何かを想わせる。 完璧とは言えないが、独特で高く評価出来る映画。 【simple】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-12-24 10:50:24) 240.野球に夢見がちな日米双方でヒットした同作だが、はっきり言って野球にとりつかれたキ○ガイの話だよね。たまたまアタマの中で鳴っている言葉のとおりにことが進んだだけで家族としてはたまらないよね。すべてが最終的にはいい方に転がっていき、ご都合主義な感じは否めない。好み30/50、演出12/15、脚本7/15、演技6/10、技術6/10、合計61/100→6/10点 【chachabone】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-03-15 23:05:36) 239.《ネタバレ》 ○落としどころは親子、特に父と息子。ファンタジーなのにそこまでその色が濃いわけでもなくエンディングも含めて嫌味が全くない。演者も皆が生き生きしている。○特にケヴィン・コスナーは二枚目の役のイメージだが、こういうとぼけた役の方がもしっくりくる。純粋で周りとの温度差に鈍感なところは絶妙だった。○また音楽も良い。バグパイプの印象があるジェームズ・ホーナーだが、ピアノとギターとで素敵に映画を彩っている。○定期的に見たくなる。何かに迷った時きっと後押ししてくれるであろう作品。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-07-17 23:52:17)(良:2票) 238.ほのぼのとした映画ですよね。夢と現実がこのフィールドを境に存在しちゃうなんて。これもアメリカンドリームというのでしょうか?最後の父とのキャッチボールのシーンはちょっと感動しました。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-19 18:57:00)
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