みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 世界各国の危険な地で人知れず諜報活動に従事する特殊工作員トム・ハリス。常に命の危険と隣り合わせの難しい仕事を成功させてきた彼の今回の任務は、反米国家イランの核開発施設を爆破すること。秘密警察に目を付けられながらも何とか成功させたトムは、久しぶりの休暇を得るため、空港へと向かうのだった。ところが搭乗直前になって彼に新たな任務がくだされる。まだ疲労は癒えてなかったが、トムはそのまま政情不安に揺れるアフガニスタンへと向かうことに。だが、入国早々、彼は懇意にしていたジャーナリストの内部告発によって全世界にその正体が明らかにされてしまうのだった――。復讐に燃えるイランの精鋭部隊、機密情報を狙うパキスタンの諜報当局、権力掌握を目論む反米武装組織タリバン、そして人の命などなんとも思っていない地元の軍閥たちが彼の行方を追い始める。なんとしてでも脱出を図りたいトムは現地でたまたま雇った通訳の男とともに遠く離れたカンダハルを目指すのだった。30時間後に離陸するという英国軍の飛行機に乗り込むために……。実際にCIAで働いていたという職員が脚本を執筆しただけあって、この全編を覆うひりつくようなリアリティには圧倒されました。常に砂塵が舞う現地でのアクションシーンはまるで本物の軍隊やテロリストの映像を見ているかのような緊迫感で見応え充分。男臭い役をやらせたら右に出る者がいないジェラルド・バトラーと過去の出来事から軍閥組織に激しい怒りを燃やす現地通訳とのバディっぷりもベタながらなかなか良かった。ただその半面、ひたすら同じような画が延々と続くため、途中で飽きてきちゃうのが本作の弱点。彼を追う幾つもの組織がみな同じような髭もじゃの男たちばかりで誰が誰だか分からなくなるのもマイナスポイント。この敵の皆さんがただ主人公の命を狙ってるか拉致したいかだけなのに、そのせいでお話が無駄にややこしくなってしまっている。これなら別に敵組織はイランの精鋭部隊だけで良かったのでは。あと、これは本作の最大の問題点。途中、夜の砂漠を舞台にしたアクションシーンになるのですが、画面が暗すぎてほとんど何してるか分からんかったんですけど!!ほぼほぼ真っ暗過ぎて、テレビの電源が落ちちゃったのかと思ったぞ!監督や撮影をしたスタッフは、もはやプロとしてどーなのかと思うくらい。自分はもう観るの止めようかとさえ思っちゃいました。この全編を貫くひりひりとした緊張感は良かっただけに、そんな初歩的なところでつまずくなんて残念としか言いようがない。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2025-02-25 07:31:36) 2.《ネタバレ》 アメリカ万歳的なヒーローものなのか?今も続く紛争とそれによってもたらされる悲劇を描いた社会派アクションなのか?アフガンの混乱の背景を描くポリティカルアクションなのか?物語の背景といい登場人物の関係性といい、複雑すぎて観ていてなかなか集中出来なかったと言うか、テーマを絞り込めなかったと言うか。観終えてみれば「何だったの?」という心境になってしまったと言うのが正直なところです。 確かに悲劇の連続。それは直接作品で描かれている具体に限らず、その前もその後も始まりも終わりもない世界。絶望しかないような世界に思えてしまいます。更に、終盤救援に来た人物の死は何だったのか?正規の手続きなしに迫り来る追手を爆殺した判断は正義なのか?主人公は娘と会えて良かったね、なのか?何かモヤモヤとしたものが残ってしまい、作品中で描かれてきた悲劇が薄まってしまったというか、何とも消化不良で結局アクションシーンだけが印象に残った作品でした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 4点(2025-02-19 14:17:23) 1.ジェラルド・バトラーのアクションという事で鑑賞。 しかしあらすじからの想像より地味な展開でした。 製作がイギリスだからかな。 CIAに見放され自分の力で国へ帰る系なのですが、登場人物の相関図がわかりづらく、 敵なのか味方なのか裏切られたのか裏切られてないのかはたまた私がバカなのか。 脚本なのか監督なのか、私とは相性が悪かった様です。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2024-05-02 18:11:00)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS