みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 なかなか面白かった。 アマプラで上がってきたので、 軽い気持ちで見始めたら、引き込まれてしまった。 貴重な映像とともに、ジョンのイラストを模したアニメーションを挟みながら、 2人の愛の暮らしが描かれる。 ヨーコのことはもともとあまり好きではない。 この映画でのヨーコのエピソードも特に驚きはない。 ひきかえメイ・パンはかわいい。 美しいロングヘアー、抜群のスタイル、そして最高にキュートな笑顔、 何ともいえない魅力に満ちていて、ジョンが惚れるのも分かる。 メイ・パンの横に写っているジョンの表情が常に柔らかいのも、 当時の2人の関係をよく物語っている。 しかし見終わった後、どうしても違和感が残った。 メイパンはどうやら、2人はヨーコに引き裂かれたと言いたいらしい。 そのために、ことさらヨーコを悪者にしたり、 ジュリアンとの美談を強調したりしていて、 その作為的な感じが、ある意味、逆にこちらを白けさせてしまう。 正直、誰を愛していたかなんて、ジョン自身にも分からなかったのではないかと思う。 その時の気分気分で行動しているだけの人のようにも見える。 映画の中でもジョン自身が言っていた、「5日もすれば変わる」と。 そのジョンが最終的にヨーコの所に戻ったのなら、それが答えだと思う。 確かにその時期、音楽的に充実していたのだろうが、 期間限定であったからこそのような気もする。 ジョンのような強烈な個性の持ち主とは、 ヨーコのような人間じゃないと渡り合えないような気がする。 とはいえ、ジョンの描いた老後の2人のイラストにはホロリとした。 変に作為的なつくり方をしていなければ、 貴重な音楽アーカイブとして、題名のとおり、純粋に「LOVE STORY」として見れたと思う。 【クロリン】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-03-17 16:42:03)★《新規》★ 2.ドキュメンタリーとして興味深い映画。 音楽はほとんど無くずっと説明調が続くが、なかなか目(耳)が離せない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-12-22 11:07:49) 1.《ネタバレ》 まず何より、主人公であるメイ・パンがとても魅力的である。 メイ・パンは決して美人ではない。しかし何というか、微妙且つ絶妙に可愛い。個人的には眼鏡がツボ。 この映画を楽しむには、まずメイ・パンに感情移入しなければならない。それが容易であったのは良かった。 そしてこの映画には、我々ビートルズファンにはたまらない答え合わせが用意してある。 この映画はジョンとメイの2人の生活を記しただけの物語ではない。ビートルズファンにとって、大変ハッピーな出来事が起きた頃の証言記録だ。 かつてポールが語っていた、ジョンとの和解のタイミング。 ジョンとヨーコの別居を知ったポールがダコタハウスに赴く。自分に何が出来るかとヨーコに問うポール。ポールはすぐにヨーコの伝言を手に、ジョンの元に向かう。 これを機に、ジョンとポールの友情は復活した。 この美談がどのタイミングで生まれたか、映画を見るうちに分かって来る。この時ジョンとポール最後のセッションが行われた事、二人の仲睦まじい姿がメイによって撮影されていた事。全てが繋がる。そういった意味でも、大変貴重な映画だ。 さらにジョンがビートルズ再集結についても前向きな姿勢を見せていた事、しばらく経ってからもジョンはポール夫妻と会いたがっていた事も明かされる。これらは全てジョンがメイと共にいた頃の出来事だ。これだけでも素晴らしい映像化と言える。メイは貴重な歴史の証人だ。 皮肉にもこの和解劇の直後にビートルズは法的に解散が正式決定する。まさかこんなタイミングだったとは。 しかもジョンは4人が集まって署名すべき場所に一人不在。彼の複雑な思いが垣間見える。 ただ、ポールが別居していたジョン夫妻の仲介を果たした結果、ジョンとメイに永遠の別れが訪れる事となってしまうのもまた事実。何とも皮肉だ。 この恋愛が終わってしまったのを我々は知っている。非業の死を遂げたジョンの物語であるが故悲しい結末を迎えるが、しかしメイとジュリアンは今も親子のように仲睦まじい。そこに何より救われるラストだった。本当に観て良かった。ビートルズファンには必見。 真実を伝えてくれてありがとうというメイの言葉が印象的。 【にしきの】さん [映画館(字幕)] 9点(2024-07-02 15:26:22)
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