みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
33.《ネタバレ》 カトリックのシスターとヤクザ、というムチャクチャな組み合わせを、どうやって作中で実現するか、ってトコロが、ホントは見たかったんですけどね。その点では、物語の最初っから両者に接点有りまくりで、いささか物足りない。 しかしその部分の描写は飛ばすとして、ヤクザの方が積極的にシスターに近づこうとするメインの物語は、ユーモアの中に哀愁のようなものを感じさせて、これはこれで悪くない。結局、美人シスターの前で男どもが次々に命を落としていく、という、「男は皆、美人の肥やし」説にしっかりと則っています。いやそんな説があるのかどうか知らんけど。 殴り込みのシーンも往年の任侠映画を思い起こさせたりして、カタルシスばっちし。ただ、そこに至るまでの部分は、一部シーンでちょっとセリフ過多の印象あり。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-28 22:24:49) 32.何しろ志保美悦子さんが大好きです。 この映画ではアクションを封印しての配役でしたが、 それでも彼女の魅力が満載です。 子分たちが親分にほだされていく感じとかラストに向かって まるで舞台のような展開がよくマッチングした映画だと思います。 【movie海馬】さん [映画館(邦画)] 8点(2020-10-04 15:26:06) 31.《ネタバレ》 公式的には同じつかこうへい原作でもある、『鎌田行進曲』の夢をもう一度的なことを言ってるけど、どう見ても『セーラー服と機関銃』の下のドジョウ狙い。あちらは少女の成長というようなテーマがあったが、こちらは毛色の変わった任侠モノどまり。どまりと言っちゃあ、つかこうへいに失礼だが、基本的には高倉健映画と変わりない。それにしちゃあ、せっかくのアクション女優である志穂美の、殺陣やアクションが見られたりはしないのが残念。ただし、志穂美悦子はめっぽうキレイ(多分絶頂期)だし、お宝シーンもあるのだが…。 これ確か同時上映の『早春物語』を目当てに行ってこれ自体は見ずに帰ってきたのだが、まあ、正解だったかもしれない。『早春ー』の方も決して面白かった記憶はないが。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 4点(2019-08-16 00:46:38) 30.《ネタバレ》 あんた、きれいだね。 かたせ梨乃のこのセリフと、 あたし、頭にきました。 志穂美悦子のこのセリフ。 この頃の角川映画って良かったなあ。 日本で渡世渡って行くには、義理人情と角川映画が必要なんだよね。 いや、いい映画。 【roadster316】さん [DVD(邦画)] 8点(2019-05-22 23:49:00) 29.《ネタバレ》 主人公であるシスターの「相手役」となる男性が三人もいる為、やや忙しない印象を受ける本作。 そんな中、最もコミカルで情けない印象のあった神代が最後まで生き残り、オイシイところを持って行く辺りは、如何にもつかこうへいらしい作風だなと思えて、嬉しかったですね。 また、自分としては最初に画面に登場した晴彦が主役格になるだろうと予想していただけに、かなり早い段階(映画が始まって一時間ほど)で彼が死亡する展開にも吃驚でした。 ちょっと気になったのは、作中でシスターが賽の目を当てる才能を発揮する場面。 てっきり何かの伏線かなと思っていたのですが、終盤には全く出て来なかった為、何だか置いてけぼりな感じを受けたのですよね。 最初は「信仰心によって齎された超常的な力がある」と解釈していたのですが、今になって考えてみるに「父親も伝説的な侠客だった彼女には、極道の素質がある」という描写だったのでしょうか? それならば、クライマックスにて敵対組織を壊滅させた強さにも一応納得なのですが、もう少し分かり易い形にしても良かったんじゃないかな、と。 終盤、教会を襲撃されて仲間達が次々に殺されていく展開は、迫力があり、ユーモアもあり、良かったですね。 敵がバズーカまで持ち出して、教会の中に撃ち込んだ際には、不謹慎ながらも「そこまでやるか!」と笑ってしまったくらい。 その一方で、復讐を訴える信徒が「父親殺し」の過去を告白するシーンは、非常にシリアスで、真に迫っていてと、演出の緩急が見事だったと思います。 とうとう刀を手にした主人公と、北大路欣也演じる英二との、雨の中での対話。 そして殴り込みをかけたシスターが 「悔い改めたい奴は、十字を切りやがれ!」 と啖呵を切る場面なんかも、忘れ難い味がありました。 神代が全ての罪を背負うという決着の付け方には (本当に、それで良いの?) とも思ってしまうのですが、この辺りは「男が好きな女の為に、恰好を付けてみせる」という、つかこうへいイズム、独特の美学ゆえの結末だから、文句を付ける方が野暮なのでしょうね。 そういった諸々の価値観も含め、主人公が女性であるにも関わらず、非常に男性的な映画であったように思えました。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-09-29 04:23:00) 28. 子どもに覚せい剤を血管注射する世界で唯一の映画。恐るべし。 【JF】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-03-22 14:19:50) 27.《ネタバレ》 前半のコメディパートは、ほぼ笑えず退屈。 後半の血みどろ展開は燃えるが、結局復讐しちゃったらそれこそ子分達が犬死にでは…。 それでもいいんだけど、こんなにためたならシスターならではのスーパーパワーなりなんなりで無双して欲しかったところ・ 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-22 15:11:22) 26.くだらない日本映画、という印象がずっと残っていて、見るつもりなどなかったのですが、諸事情でひさしぶりに見たら、やっぱり面白くなかったです。ひとつだけ、見て良かったと思ったのは、志穂美悦子って意外とかわいかったこと。当時はまったくタイプじゃなかったのに・・・。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-06-15 22:18:44) 25.強引な設定やストーリーはまさに「つかワールド全開」という感じ。前半はやや間延びしたものの、終盤の蟹江、志穂美、北大路の独白シーンがたまりません。セリフ自体もさることながら、抑揚や間のとり方まで、つか芝居そのものだったように思います。余計な色を加えなかった井筒監督に感謝。惜しむらくは、同じ話を舞台でも見たかった。つかこうへい演出で。 【眉山】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-01-11 05:23:02) 24.志穂美悦子主演の映画。一応ストーリーコメディーになるんだろうけど、 とんでもない破天荒な設定から物語はスタート。まあこれはコメディーだからと割り切るも、 笑えないドタバタコメディーの連続には参った。後半からは突然シリアス調に変化し、 これまた呆気に取られるような無茶な展開。もう最後まで物語に入り込めなかった。 コメディーとシリアスの部分。クリスチャンとやくざたちの価値観の違いという妙味。 それらがまったくうまく噛み合っておらず、バランスの悪い映画だなぁというのが率直な感想。 終盤の見せ所は感動もなければ、さりとてスカッともしない。何をどうしたいのかさっぱり。 これなら、志穂美悦子が「女必殺拳」ばりのアクションを見せてくれたほうがまだましだった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-07-27 03:20:27) 23.《ネタバレ》 ふっきれた志穂美悦子と北大路欣也の死に様が好き。 「人を斬ったことがありますか。刀は3人も斬るとボロボロになって切れなくなります。突くようにするか、喉をかき切るようにしなさい。じっと目をすえ、腰をすえて、懐に飛び込むんです」志穂美の刀で自分の腹を切る北大路・・・カッコいい。台詞を暗記してしまうくらい見たシーン。 【きーとん】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-07-18 10:07:33) 22.子供の頃やたらとテレビ映画にかかってた一本。シスター志穂美悦子の美貌とカタルシスが楽しい。 【わさび】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-08-19 10:07:08) 21.《ネタバレ》 かつて志穂美悦子ねーさまの大ファンだった俺が何十年も経って初めて観るという許されがたい所業(笑) 悦子ねーさまは(時代を超えても)超絶美しゅうございました。 アクションもこなせ(るのに殺しの素人という演技付き)、美しく、エロい、それでいて清楚。 素晴らしいなぁ。 なんでこれ観なかったんだろう? まあ、今となっては、必死になって観るほどのこともなかったかなとは思うんですが(笑) んーと、前半のコメディムードからズンズンヘビーな方向に突き進むテンポがちょっと早くて辛い。 演技もショボイ。 殺陣もイマイチ。 関西弁はもう酷いなんてもんじゃない(笑) こりゃちょっとなぁ(井筒カントクも若い頃は手抜いてやがったんだな(笑)と思いながら、悦子ねーさま目当てに我慢しつづけると、ラストの蟹江敬三がかなりクる(笑) まあ、ほんと許せないくらいムチャクチャな関西弁なんだけど、そのムチャクチャな関西弁がムチャクチャであるが故に響くという不思議な現象を引き起こしてくれる(笑) そこから悦子ねーさまがいきなりブチ切れるのにビックリするんだけど、「十字を斬って悔い改めやがれでねぇと!!!」ここの捲し立てにビンビンきて、なんか許せてしまった(笑) でも、天竜組全滅させちゃったのね(^^; 角川さ~ん、貴方らしいと言えば貴方らしい気がするけど、それはちょっと投げっぱなしすぎなんじゃ? (笑) 【とっすぃ】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-01-25 22:18:07) 20.《ネタバレ》 蟹江敬三の名演にやられました。号泣です。全体的にキャスティングが見事です。 【いさいさ】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-04 22:54:55) 19.内容的にはありえないし映像も古いので最初は微妙だなぁと思っていたけど、クライマックスの蟹江敬三の教会での演技に号泣。これだけで高得点を挙げたいくらい。でも、やはりヤクザの世界はどうしても理解出来ない。復讐劇は好きではない。 【あしたかこ】さん [地上波(字幕)] 6点(2006-10-20 04:47:07) 18.前半はいかにも80年代角川映画って感じで、その独特の雰囲気、音楽のつけ方に違和感を感じたんですけど、後半になってくると話が引き締まってきますね。蟹江敬三が良かったです。(6点)<2006.9.3追記>久々に観たら、すごく面白くてびっくりした。多分↑のレビュー書いた時は、ちょっと斜に構えてたっつうか、「角川映画なんかに高得点つけたらバカにされるんじゃないか」とか、思ってたんだろうな(ニガ笑)。考えてみるとこれは「ゲロッパ!」に先立つ井筒監督のヤクザ映画(というか、つかこうへいの、仁侠映画に対するオマージュか?)。人間臭くてどこか愛嬌のある人間の描き方はさすが井筒監督だし、後半の蟹江敬三が無茶苦茶カッコ良い。教会での篭城のシーンも迫力満点。陳腐な言い方だけど、本当に笑って泣ける、良質の娯楽作だと思う。 【ぐるぐる】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-03 17:25:58) 17.我慢し続けて、最後に爆発! 哀しみとラストの爽快感のギャップがいい! 【MID】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-04 20:32:07) 16.DVDにて鑑賞。志穂美悦子がいいですね。すごい美人ではないですけど、なんというか、ものすごく魅力的に映ってます。他の共演陣もいきいきとしていて良かった。特に悪役側の室田日出男・藤岡重慶・成瀬正孝のノリのいい演技がうれしい!よほどいい現場だったんだろうなぁ。井筒監督を少し見直すことの出来る作品かも。 【いわぞー】さん 7点(2004-09-12 16:18:44) 15.シスターに日本刀ってのが良いですね。セーラー服と機関銃と同じくらいギャップがあって楽しい。内容はコテコテの任侠ものなんだけど、かなり酔えます。つーかやくざ物にシスターは反則(笑) 【 - @】さん 8点(2004-07-30 16:43:50) 14.まあ、既に設定で勝ってしまってるんだけど、よく作ってると思う。クライマックスに向けての盛り上げ方も上手いし、立ち回りも爽快。そして、泣ける。高水準の娯楽映画。 【もとや】さん 8点(2004-03-26 02:20:01)(良:1票)
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