みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
535.《ネタバレ》 もう何年前に見たか分からないくらいの記憶で今回ちゃんと鑑賞。 「実はブラピは妄想だったのだー!!」ってオチだけは覚えてる。 大オチとして爆弾がめっちゃ爆発するのは記憶から抜け落ちてたので、あれはシンプルにビックリ。 あとあの撃ち方しても即死してないことにもビックリ。 と言うか死んでないならブラピは別に消えることもなかったんじゃないかあれ。 全体的に汚くて痛い映画だった。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-04 14:19:35) 534.そんなに殴り合って何が楽しいんだ。 【TERU】さん [映画館(字幕)] 4点(2023-06-26 21:18:41) 533.ヴァイオレンス映画と呼ばれるものは数多くあれど、緊張感を演出するため、または、派手なアクションを演出するためのお手軽選択肢としての暴力であることが多いと思われます。そういう意味で、本作における暴力は一線を画しています。世の中に対するフラストレーションのはけ口として、タイマンで裸の拳でただ殴り合う同好会をつくる男たちの話。殴り殴られることで得られる狂気の悦楽。骨がぶつかり合う音が鈍く響き、血がしぶきをあげて飛び散るさまは、暴力というよりは、痛みそのものであり、エンタメというよりは、狂気そのものです。自分たちの殴り合いだけに閉じていれば良かったのですが、もともとは社会に対するフラストレーションが発端であるため、主人公の意思に反してというか、潜在意識に即してというか、矛先が社会に向かっていくわけです。そして終盤に、大きなどんでん返しがしくまれ、すぐさま冒頭を再生せずにはいられないしくみ。なるほど~とうなりながら2周目を楽しめます。ここまで緻密なヴァイオレンス映画も他にないかなと。見終わった後でデヴィッド・フィンチャーと知って、なるほど納得でした。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-02-08 20:25:53) 532.《ネタバレ》 20年ほど前に観てからの再鑑賞。当然ネタバレの上で観てるので衝撃は何もなく。年月は名作と言われる作品もありふれた作品の一つにしてしまうのだなぁと感じました。そういう意味では20年前にありふれた作品でなかったのならその後の似たような作品の先駆者として素晴らしい作品なんだろうなと思う。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-12-13 16:54:45) 531.《ネタバレ》 2022年、久々に再鑑賞しました。今見てもスタイリッシュだしサブリミナルも面白く、細かなところは非常に良く出来ていて終始画面には引き込まれっぱなしです。しかしながら全体的には結局何が言いたかったのか。。当時からよく判らなかったし、今でも皆さんのレビューで補完している部分があったりします。 「僕」という一人称で進むストーリーは非常に巧みで、しきりに消費社会を皮肉ったり物質的な幸せを否定したりする点もある意味カッコいい。でも本質主義、肉体主義みたいな主張もこの映画のように行き過ぎてしまうと、いわゆる”青い主張”になりがちです。この奇異な主張もタイラー(ブラッド・ピット)がやるとなんかカッコいいから困る。まあそれだけならまだしも、、この映画は車をクラッシュさせるあたりからラストに向けてよく判らなくなってきますので、鑑賞者=「僕」の根本的な理解をも超えてきます。 物資的なものを否定しながらも結局は人海戦術でテロを起こし、金融系の建物を壊したところで本質的には何も変わりません。「僕」とタイラーのカラクリも、何となくよくまとまっているようで全体的には大きな矛盾をはらんだような作品です。結局何が言いたかったのかよく判らなくなってしまいラスト付近で妙にシラケてしまうということを毎回繰り返す僕なのです。(銃を発射してしまったのには何ともガッカリ) ブラピが真の男の姿を映していて素晴らし点はマンセーですし、ブラピからコールバックで電話が掛かってきたときのポテチを食べている音なども最高。コンビニ強盗まがいの一件も妙に哲学的で的を射ているようないないような。。まあ、なんだかんだ言っても数え切れないくらいリピート鑑賞していますので大好きなんだと思いますが、何となく高評価がつけられない映画たったりもします。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-09-17 10:39:42) 530.《ネタバレ》 随分前に観た作品。 眠って起きると別の場所にいる、不眠症が高じて別人格が現れる主人公… この辺がなかなか入り込めないのでイマイチしっくりしない。 痛みを感じることで生きていることを実感するみたいな物語になっていますが、ちょっと痛々しすぎて共感までは… 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-29 00:50:14) 529.《ネタバレ》 俺には、アメリカン・ニュー・シネマの劣化コピーに見えた。 これを絶賛できるくらいなら、アメリカン・ニュー・シネマのほうももっと褒められていい気がする。 ところが、だ。 同じ人がアメリカン・ニュー・シネマについては酷評しているように見受けられる。 誰か、この違いを説明してほしい。 【おら、はじめちゃん】さん [DVD(字幕)] 2点(2022-01-25 21:25:36) 528.《ネタバレ》 大昔に一度見てから、二度目の鑑賞。 年月もたったので、今見るとついていけないのではと思ったけど、 やっぱり面白かった。 とにかくテンポがいい。 音楽のようにリズムに乗って物語が進んでいく。 この映画は、パッケージのとおりブラピが前面に出ており、 ブラピばかりが何かと取りざたされるのが少々不満。 あの「僕」を演じ切ったエドワード・ノートンの存在あってのブラピ。 「僕」の理想を体現したのがブラピだから、 男から見てもかっこいいんでしょうけど。 【クロリン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-03 02:15:16) 527.《ネタバレ》 ブラッド・ピットとエドワード・ノートン、最高の競演ですね。 ちょっとわかりづらいストーリーですが、んなこたぁ関係なし! 撮り方もキレイにキタナくて最高です! と、初見から数回、観る機会がある度、観いってしまう作品。 不眠症からサークル活動、ファイトクラブを経てテロリスト。モノに縛られる生活から抜け出し、イケスカナイ上司に悪態をつけるヤサグレ具合になったあたりは痛快だったけど、分裂してテロリストってのはブッ飛んでましたね。 【ろにまさ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-08-29 01:48:47) 526.《ネタバレ》 20年前に学生の時以来の鑑賞。 学生の時と感想はだいぶ変わる。 学生の頃はただ殴り合うよくわからない映画だった。 今回はそこまで殴り合う印象は強くなく、もちろん殴り合ってはいるのだが。 ファイトクラブでは、地位など関係なく殴り合う。普段の地位や高級な持ち物など関係はないのだ。何だかそこにぐっどきた。年おいたのかな。 後半のブラピがもう1つの人格だったとかいうあたりは自分にはわりとどうでもよかった。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-09 15:50:39) 525.《ネタバレ》 あのラストシーンだと、そのすべてが主人公の妄想のように思えてくる。 登場人物の全員が何かしらおかしいので、作品の中に入り込みにくかったが、 現代社会に少なからず不満を抱いている人は、それが大きければ大きいほど刺さるのかもしれない。 適度なストレスの発散は大事ですね。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-04-11 11:01:13) 524.《ネタバレ》 消費社会に警鐘を鳴らした世紀末より問題が深刻になっているからこそ、作品の先見性に驚かされる。あれから20年、消費社会が深化してデジタル消費社会になり、マイノリティの発言力が大きくなり、多様性の広がる世界になったと思いきや、閉塞感に覆われる矛盾。どう見られているかという管理社会になったことで、"去勢された"男性はより無気力になり社会の隅に追いやられる。そう、何も持っていない男が理想の自分(男性性の象徴)に囚われ、痛みという通過儀礼によって現実を受け入れ、アイデンティティを獲得するまでの映画なのだから。欺瞞の社会に疑問を持たなくて良いのか。己を騙して生きていないか。理念は立派であるが折り合いをつけられず、そこを拗らせてしまうと、ポピュリズムの台頭を許すことになる。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-02-20 00:11:28) 523.ブラット・ピットでこんなにカッコ良かったんだなあ。腹筋の割れた肉体に驚愕。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 9点(2020-12-28 01:00:27) 522.これ、初めて見た時は、何て気持ちの悪い映画なんだ、と思いました。この作品の、メタ性、みたいな部分が、どうも引っかかって仕方がなかったんですね。多分、当時、気持ち悪いと感じた一番の理由は、エドワード・ノートンが映写技師としてのブラッド・ピットについて語る場面、にあったように思います。ここでノートンは明らかにカメラに向かって、つまり我々に向かって語っていて、しかも映画の画面右上の「チェンジマーク」の説明まで始めてしまう。一種の自己言及であり、メタ構造を垣間見せることで、映画の中と我々との境界が曖昧になる。このシーンがあった上での、終盤にあの「真相」が示されてみると、何だか途轍もなく気持ちが悪い。 思えばポストモダンの時代とはすなわち、呪われた自己言及の時代であった、なんてテキトーな事を言うと怒られそうですが、19世紀、科学の「絶対性」はあと一歩で人類の手中に収まる、なんて思ってたら、20世紀に入ると、相対性理論やら量子力学やら不完全定理やらが「絶対性」を悉く奪い去ってしまって。代わりに相対的な視点を手に入れたはいいけど、その後には、無限に続く自己言及、自己懐疑が残されてしまった。自分を批判的に見る自分を、さらに意識する自分、いや、そんな事気にしてたらキリがないよね、とそれを割り切っている自分を、さらに意識せざるを得ない自分。 広義に見れば、映画におけるパロディというものも、映画の自己言及の一つ、と思えば、そんな事は昔からやってたんだろうけれど、ホラー映画の世界では『スクリーム』がメタ性を意識的に取り上げたりしてて、本作もそういう流れの上にあるのかも知れませんが、『スクリーム』がそれを娯楽性のためのギミックに留めていたのに対し、本作の場合は「ついに一線を越えちゃったな」みたいなところがあって。無目的な(あるいはそれ自体が目的の)殴り合いや、テロ行為といった、テーマ自体の破壊性とも相俟って、気持ち悪いとすら感じるほどの野心作となっております。 もっとも、かつて本作を観てから、その後さまざまな反則スレスレの映画を目にしてきて、今回また改めて本作を観ると、そこまでの気持ち悪さは感じない、というか、どこか「世紀末の懐かしさ」、みたいなものすらも感じてしまいます。ま、そもそも、真相を知らずに観るのと、知った上で観るのとでは、明らかに異なる世界が広がるのですが。 そうは言っても、この生々しい暴力がもたらす強烈な印象は、今もって新鮮で、むしろ、生の充足すらも記号化されつつあるデジタル社会にこそ、この作品は牙を剥く、そんな一面も確かに持ち合わせた映画だと思います。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-06 16:38:31)(良:1票) 521.《ネタバレ》 現代を舞台にしたマッド・マックス的なものを感じた。二重人格だったと判明するまでの内容は9点。 でもオチにリアリティが無くて、ちょっと残念だった。裏人格になった時に あそこまでの統率力・計画性を持てるものなのか かなり疑問。そして片方の人格は もう一方を認識できないと思うので、二人が会話してしまうことに違和感が大きい。観客を驚かせようという意図が先走ってしまっていて、禁じ手的なミスリーディング脚本になっていると思われるのが惜しい。「セブン」での成功体験がそうさせてしまったのかな? 他の映画にはあるけど、人格が切り替わるタイミングで片方を映さないようにして 破綻のない描写にすべきだったと思う。それか 二重人格設定を隠し続けて 最後にかすかに匂わせるぐらいにする。 あるいはいっそのこと別人のままという設定にして、ブラピは突然姿を消し、ノートンのその後を描く。 全てがノートンの見た幻覚だったという設定もありえるが、それはいわゆる夢オチで つまらない。 厳しいコメントになってしまったが、それ以外の内容・雰囲気がとても良かったからこその指摘。少し設定が変わっていれば、9点クラスだと思う。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-04 10:09:05) 520.《ネタバレ》 「お前は"物"に支配されている」という所謂消費社会批判の作品だが、現代なら「お前は"ネット(SNS)"に支配されている」というIT社会批判になるんだろうか。なら、ネットで映画の感想なんかゴチャゴチャ書いてないで「ファイト・クラブ」に加入すべきなんだろうが・・・。確かにソ連崩壊以降、資本主義は世界最大の宗教となり、多くの人間が疑問を持たずに信仰している。そこから脱するのは容易ではない。ましてや、道徳や倫理といったものもある種の宗教であり、そこから脱するのはさらに容易ではない。しかしながら、相対化すれば反資本主義や反道徳・倫理もある種の宗教であり、かといって、物質主義のみならず精神主義からの解放を求める肉体主義(快楽主義)も宗教である。これらのXX主義といった「宗教」に依存しなければ人間は生きられず、しかも1人の人間の中で様々な宗教を信仰する「私」がいる。そういった内在的な自己矛盾を巧みに表現した傑作ではあるのだが、ラストに向けて貧困・下層民を救うべくグレートリセットを目指す平等主義(のテロ活動)に傾斜してしまったところがやや陳腐かつイデオロギッシュで残念。映画は何らかのメッセージを伝えなければならないので、イデオロギー性を完全排除する事は困難なのかもしれないが、もうちょっと煙に巻くやり方があったのではないだろうか。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-10-28 12:04:47)(良:1票) 519.《ネタバレ》 タイラーダーデンが主人公の妄想だったけれども ファイトクラブそのものも、妄想なのではないだろうか 【草のつるぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-20 15:31:19) 518.資本主義とグローバリズムの拡大によって発展した消費社会、物質主義を強烈に皮肉った作品。子供のころに見たときと、大人になって見たときでは印象がかなり変わった映画だが、社会への示唆や洞察に富む内容で、カルトかつアナーキーな名作と呼んで差し支えないだろう。 子供のころは、その暴力的でアナーキーな物語と、ブラピのマッチョな姿に魅了された(そして多くの人と同じく筋トレに励んだ笑)。大人になって見返すと、社会の物質主義や消費主義を痛烈に皮肉るそのテーマ性に魅了された。主人公は高収入だがやりがいのない労働に明け暮れ、立派なコンドーに居を構え、高価な家具や家電を買い求め、それらに囲まれることで生の充足を感じようとする。資本主義が進展した社会では、消費主義と物質主義は切っても切り離せない。高所得を得て、買いたいものを買い、消費したいものを消費する。それで人は幸福になれるのか。映画は明確にそれを否定する。スラム街、廃墟、薄汚れた地下空間。そこでは肩書きを捨て去った男たちが殴りあい、痛みを分かちあう。社会や常識の外側で暴力に身を任せ、痛みを感じることで、主人公はついに生の実感を得る。主人公(とそのオルターエゴ)は、地下世界で殴りあうだけでは飽き足らず、やがては表の社会の秩序さえも混乱させようと暴走を始める。 終始暴力的で非常識な世界が画面には広がるのだが、同時に否定しがたい強烈な魅力が画面から溢れている。エドワードノートンがどんどん覚醒していく姿、ブラピのカリスマチックな姿、廃墟や地下空間がたまらなく魅力的に見える。惰性で生きてはいないか、物質主義や消費主義を生の指標としてはいないか、人に感謝されて社会に資する”仕事”ができているか(労働とは異なる)。この映画を見るたびに、映画に挑発され、問いかけられている気がする。 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-08-03 13:27:48) 517.作品的には個人的にはもう観ないだろう満足度。 スタイリッシュ過ぎて現実味のないバイオレンスものが苦手でして。 まぁラストまで観たら事情はわかったのですがおクチには合いませんでした。 ただし! ブラッド・ピッドの美しさを語り継ぐには重要過ぎる作品である。 ブラピ観賞用に保存しました。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-07-21 00:38:21) 516.《ネタバレ》 おもしろくなくはない が、そんなにおもしろくない 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-03 17:16:01)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS