みんなのシネマレビュー

南太平洋(1958)

South Pacific
1958年【米】 上映時間:150分
ドラマ戦争ものミュージカルロマンス小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
[ミナミタイヘイヨウ]
新規登録(2003-10-31)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2017-04-14)【S&S】さん
公開開始日(1959-11-10)


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監督ジョシュア・ローガン
キャストロッサノ・ブラッツィ(男優)エミール・デ・ベック
ミッツィ・ゲイナー(女優)ネリー・フォーブッシュ
レイ・ウォルストン(男優)ルーサー・ビリス
ファニタ・ホール(女優)ブラディ・メアリー
フランス・ニュイエン(女優)メアリーの娘 リアット
ジョン・カー〔男優・1931年生〕(男優)ジョセフ・ケーブル中尉
原作ジョシュア・ローガン(戯曲)
リチャード・ロジャース(戯曲)
オスカー・ハマースタイン二世(戯曲)
脚本ポール・オズボーン〔脚本〕
音楽リチャード・ロジャース
オスカー・ハマースタイン二世
アルフレッド・ニューマン(音楽スーパーバイザー)
編曲ロバート・ラッセル・ベネット
アルフレッド・ニューマン(指揮も)
撮影レオン・シャムロイ
製作20世紀フォックス
バディ・アドラー
配給20世紀フォックス
特撮L・B・アボット(special photographic effects)
美術ジョン・デ・キュア
ライル・R・ウィーラー
ポール・S・フォックス(セット装飾)
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
衣装ドロシー・ジーキンズ
編集ロバート・L・シンプソン
録音フレッド・ヘインズ
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン2世の作だけあって、ミュージカルとしてはまったく申し分なし。有名な「魅惑の宵」「バリ・ハイ」はもちろんのこと、「ワンダフル・ガイ」「私に告げて」「ハッピー・トーク」などどれをとっても大変魅力的である。
それに加えて南国の島の美しさ、この音楽と映像の美しさが背景にとなる太平洋戦争とがなかなかマッチしない。戦争というのに、歌ったり踊ったりのんびりしているし、真剣に闘っているようにも思えない。
また逆にあれほど「戦争は嫌だ、平和な暮らしを壊したくない」と作戦協力を拒否していたエミールが、ネリーとの結婚がままならぬとあっさりと戦争に加担してしまうし・・・。それほど安っぽいものだったのかと落胆してしまう。
また人種差別も結構引っかかる。ポリネシアンを低く見ていたのを教育のせいにしてしまったが、おそらく敵国日本は「黄色い猿」とか何とか言っていたのだろう。むろん日本も「鬼畜米英」と言っていたわけではあるが・・・。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 5点(2011-09-12 01:20:48)

8.学生時代に鑑賞。何度鑑賞し、LPレコードを何度聴いたか・・・
さすが今の時代には見劣りするが、70ミリ大型画面、ゆっくりしたテンポで、美しい
映像、最高の音楽。ミッチーのピチピチに心躍らした、若き時代の感激にプラス1点。 ご自由さんさん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-11 13:57:21)

7.評価の難しい映画ですねー。と言うのも映画そのものより音楽が素晴らしすぎるんです。このサントラ盤はマスター・ピースで何故かビートルズの『サージェント・ペパーズ』を引き合いに出して、でもこっちの方がいいかも?と思えます。
よし坊さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-17 05:54:34)

6.好きな曲が多くストーリー的にもそれほど気になるところがないので、好きなミュージカル映画の一つです。初めて映画館で観たときは「サウンド・オブ・ミュージック」との2本立てだったのでどうしても見劣りしましたが、単独で観るといいです。
ブロードウェー公開時は人種的偏見の問題を扱っているということで話題になったようですが、日本人の目から見るとそれほど強いテーマ性があるとは感じられません。いくつかの曲のシーンではカラーフィルターをかけて着色してますが、これは余分な演出でしょう。素晴らしい曲の数々にいかにもヤンキー娘といったミッチー・ゲイナーの魅力もあり、ミュージカルファンにはなかなか楽しめる作品です。
はやぶささん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-23 18:16:38)

5.一般的には名作ミュージカルという評価みたいなんだけど・・・、自分決してミュージカル嫌いじゃないんだけど・・・。うーん、これはなんだか長いだけでひたすら退屈してしまいました。背中がゾクゾクするようなナンバーも前半に流れる「バリ・ハイ」位。 放浪紳士チャーリーさん 3点(2005-03-29 14:44:39)

4.主役より100倍可愛いフランス・ニュイエンとジョン・カーの水中キスシーン、ファニタ・ホールが訛りまくって歌うハッピートーク、忘れられないシーンがいっぱい。美しいバリハイの山が書き割りだったと知ってガッカリ。タヒチで必死に探したのに。 mimiさん 7点(2004-10-08 00:09:41)

3.《ネタバレ》 時局をプンプンと匂わせるストーリーにはさして感心しないが、ミュージカルに必要な最大の要素である印象的な歌曲ならば文句ナシ!何たってロジャース&ハマースタインの強力タッグが繰り出す「魅惑の宵」に「バリ・ハイ」が圧倒的な魅力を放っている。殊にファニタ・ホールの熱唱は一聴の価値アリ。ミッチー・ゲイナーは演技力はどうかと思うが、実に溌剌としたダンスを見せ優秀なのでミュージカルでなら無問題!ミュージカル嫌いな御仁にはオススメ致しかねるが…歌曲の見事さに7点進呈。 へちょちょさん 7点(2004-09-14 00:39:34)

2.甘いメロディの「バリ・ハイ」や「魅惑の宵」などの名曲や、美しいロケーション(ポリネシアあたり?)などはロマンティックで、俳優やストーリー云々よりとにかく歌がウリといったミュージカル。にもかかわらずロッサノ・ブラッツィーは吹き替えだし、もう一組のカップルのジョン・カーも吹き替え。しかもしばしば歌ってる顔を映してるだけ、といったようなところは躍動感に欠け面白みがない。ラブストーリーの中でちょっとシビアなのが二組のアメリカ人が持つ人種へのこだわりで、「理屈じゃない、教育がそうさせた、、」と歌っている。
でも若い中尉と現地人の娘の恋愛は女性の扱いが軽くてなんだかなぁ、、、という感じ。公開当時評判だったという70ミリ大作らしいからリアルタイムの劇場ならまた印象が違ったかも。 キリコさん 6点(2004-08-18 22:17:27)

1.《ネタバレ》 確か、この映画は自分で2枚チケットを買って、ミュージカル好きだった母と見に行ったんですよね。今にして思えば結構媚びた息子だったんだなぁ。さて、「南太平洋」、ミュージカルの楽しさと物語の深刻さのバランスが、あらら?って感じで取れてないよーな映画ではありました。ミッチー・ゲイナーの初登場シーンなんか、とっても楽しい雰囲気で、わくわくするような絢爛たる物語が展開するかと思いきや、何やら過去を引きずるラブストーリーと物語全編を覆う戦争の影。悲劇的エピソードの末の、ほんのさりげないハッピーエンド。あのテーブルの下の握手はこの映画を見てから30年近くが経過した今もはっきり覚えているくらい印象的でしたが、映画全体としては、当時の私にはちょっと重さについてゆけませんでした。とは言え、70ミリ(ちっちゃなスクリーンの70ミリでしたが)の画面に描かれた、南洋をバックにしてのミュージカルシーンの美しさはやはり今となっては貴重な映像。もっとも、ミュージカルって主役の人がずっと歌うモノだと思ってたんで、幅広なオバちゃんがどアップで歌い出した時には「えええ~?」って感じでしたね。若さゆえの無知ではありました。 あにやん‍🌈さん 6点(2004-07-24 03:07:48)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1958年 31回
撮影賞レオン・シャムロイ候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)アルフレッド・ニューマン候補(ノミネート)ミュージカル映画音楽賞 
音響賞フレッド・ヘインズ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1958年 16回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート)(ミュージカル映画賞として)
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ミッツィ・ゲイナー候補(ノミネート) 

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