みんなのシネマレビュー

女と女と井戸の中

The Well
1997年【豪】 上映時間:102分
ドラマサスペンス小説の映画化
[オンナトオンナトイドノナカ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-09-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-02-13)


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監督サマンサ・ラング
キャストミランダ・オットー(女優)キャサリン
小林さやか〔声優・1970年生〕キャサリン(日本語吹替)
高林由紀子ヘスター(日本語吹替)
名取幸政ハリー(日本語吹替)
脚本ローラ・ジョーンズ
作曲グスタフ・マーラー"Liebst Du Um Schönheit"(「リュッケルト歌曲集」より)他
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「トルコ行進曲」(「ピアノソナタ第11番」より)他
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ"Piano Concerto No.5"(「チェンバロ協奏曲」 より)
撮影マンディ・ウォーカー
製作スティーヴン・ジョーンズ[製作](ライン・プロデューサー)
配給アスミック・エース
字幕翻訳太田直子
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【クチコミ・感想】

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45.ロード・オブ・ザ・リングのシリーズで、私の目を釘付けにしたミランダ・オットーさんをお目当てで鑑賞しました。雰囲気はとてもよいのだが、正直あまり印象に残らない映画でした。邦題はひねりがきいていて好きだな。 タケノコさん [DVD(字幕)] 5点(2013-11-15 21:41:38)

44.物まねや、ダンスの好きな「道」のジェルソミーナを思わせるいかにも現代っ子といった感じの女の子キャスリンを自分の娘かあるいは恋人のように溺愛してしまった中年女性へスターの出会いと別れを綴った、どこか物哀しい心に染みいるいい作品でした。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-11-20 00:10:35)

43.《ネタバレ》 
歳をとってから大切な人ができると、
自分の与えれるもんは何でも分け与えたくなるんよね。
決して、相手を縛り付けたいわけやないけど、
いつまでもそばに居続けてほしいさかい、
お金を使うんは否めないんよね。
長い間、欧州旅行の思い出だけを心の糧に、
寂しい人生を送ってきたんやし、
夢中になるんも仕方ないやね。
ほんまに一人って寂しいさかい…

若い時は、愛や自由よりもお金や贅沢が大事やし、
利用できると判れば、人の気持ちも平気で踏みにじるんよね。
そんな生き方も寂しいなぁ…

大切な銀のスプーンを二人で井戸に落とす場面が、
それらを象徴しているようで、めちゃ切なく感じたんよ。
海之松さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-28 23:44:02)

42.《ネタバレ》 なかなか良く出来た脚本だと思うけど、終盤が気に食わなかった。それまで結構いい雰囲気出ていたのに、鞄の中身を写した事で一気に崩れ、物語全体が浅くなってしまった気がした。金の行方はわかりきっている事なのであのシーンは不必要。中年女性と若い女性ということで「スイミングプール」を思い浮かべるが、あれを見た後ではこの映画は完全に霞んで見えた。こういった雰囲気の映画はやはりフランスに限る。 オニール大佐さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-26 13:36:36)

41.女同士の細やかな心理描写や、全体の雰囲気は結構良かった N.Y.L.Lさん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-09-11 23:11:11)

40.「なになに映画祭で称賛を受けた」っていう映画ほどおもしろくないんですよね。。。まあそもそも映画祭に出てくる超エライ作品に票を入れるのは超超エライ人たちなんでしょうし、そういう人たちとはもう感性自体が違うんだろうなあ。
オレには中年女性のへスター(=パメラ・レイブ)がちょうど年頃の女の子のキャスリン(=ミランダ・オットー)を連れてきて自分の少女時代をリピートしようとして堕落していく話にしか感じられませんでした。
人を井戸に落としてからは少し話にインパクトがついてきて面白くなってきたかな。嵐の夜にヘスターが夢で見た黄色いドレスのキャスリンはかなりの衝撃でした。そこはすんごい評価できるのにな、全体のコンセプトが大変もったいない作品でした。
TANTOさん [DVD(字幕)] 2点(2006-03-25 22:18:36)

39.脚本がよくできてる。一人の女性が人生の井戸の底に落ちていくようなお話。全体的にまとまっていて見事だと思う。途中から怖い映画だなと思うんだけど、何が怖いのかわからない。人間の孤独と不信の恐怖を上手く描いていると思う。 Vanillaさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-28 17:43:06)

38.《ネタバレ》 何がメインテーマなのかが分かりにくい。人間関係の説明不足もあって、余計にそう感じてしまう。特にキャサリンの人間性が分からず終い。

最初から金目当てだった訳でも無さそうだし、何を考えてヘスターと付き合っていたのか。仲が破綻するきっかけとなった車の事故を利用して、金だけ頂いてさっさとトンズラしたって話にしかなってない。

まあ、昔堅気の中年女性のヘスターと、今時の若い女性であるキャサリンの心のすれ違いを通して、人生の皮肉や現実の残酷さを描きたかったのかも知れないけど、もう少しマシな見せ方があったのではないだろうか。ひょっとして、あの露骨な青い画面は、「井戸の中の水の冷たさ」と「現実世界の人間の冷たさ」の象徴だったとか。

他にも何を表しているのかよく分からないシーンも多い(井戸に死体を放り込んだ後のキャサリンの奇妙な行動とか、ラスト間際のヘスターの夢の中で、彼女の三つ編みが床まで伸びていて、そこへキャサリンが「黄色の毛糸の帽子」を被って入ってくるシーンとか)。心理学的に深読みしようと思えば色々と出来るけど、残念ながらそこまで計算して作り込まれている脚本とは思えない。

中途半端にサスペンスっぽく演出するくらいなら、最初からふたりの人間性に焦点を絞ったドラマ仕立てにして欲しかった。ヘスター役の女優さんの演技力に敬意を表して、+1点。 FSSさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-10 19:28:54)

37.《ネタバレ》 暗い・・・内容も画面も・・・どんでん返しもあると言えばあるんだけど・・・やっぱり暗い!

レッドホークさん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-13 01:02:23)

36.盛り上がりも怖さも感じられず、ただ淡々と見ていました。意味深なカットもあったりしたのですが私にはそれが何を意味するのかサッパリだったため、テーマもイマイチ掴めませんでした。ただ少女と中年女性の親子関係でも友情関係でもない危うい関係はとてもよく表現できていたと思います。それと中年女性の役の方は本当に演技が上手で、特に少女の言動に微かに戸惑う表情には感心しました。 クリスタルさん [DVD(字幕)] 3点(2005-10-30 17:16:36)

35.父親の死によって男性社会から解放されたと思った中年女性が、何をしても父権主義的世界からは逃れられないことを悟るまでを描いた女性映画(?)。第一印象は私も「青ーっ!」。主人公の住む世界(つまり女性の置かれた状況)自体が「井戸の中」という意味なんでしょうけど、ここぞというシーンだけでなく、頭から終わりまでず~っと青いまんまなので、少し気持ち悪い(知らないで観た人はテレビが壊れたと思うかも)。そして第二印象は「若ーっ!」。ミランダ・オットー、これで当時30歳ですか? 見た目は完全にティーンエージャーですよね。俳優って凄いよなぁ…、5点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-14 00:08:44)

34.《ネタバレ》 絶対にあの小娘があやしいと思ってたらやっぱり。こんなオチなら2人でヨーロッパ旅行してた方がずっと見所満載な映画になっただろうに。 およこさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-01 10:30:56)

33.奔放で無邪気なキャサリンの中にヘスターは自分が今まで経験することができなかった時間の
幻影を見たのだろうか。キャサリンが井戸の隣りに寝そべっていたところからすぐに最後が読めてしまったので、それ以降はテンポの悪さが気になって苦痛で仕方がありませんでした。
それだけを楽しむ映画ではないんだろうけどね。二人の関係の危うさ、脆さはよく表現できていたと思います。女同士の恋愛?物ってなんか似たりよったりものが多いね。奥が深いと監督はDVD特典の中で言っていたけど、そこまでもったいをつける映画でもないなと。 ゼロさん 4点(2004-11-23 22:05:48)

32.全編を被う青い映像が最初の1~2分は綺麗な映像だと思ってたんですが、だんだんうっとうしくなってきました。が、井戸のシーンあたりからホラー色が漂ってきて青い映像がいっそうひんやりとした怖さをひきたてていてコレはコレで効果的だったと思います。それでもやっぱり「青」が濃すぎるかなぁ。もうちょっとだけ抑えてほしかった。少女に恋をする中年女性の心の揺れを丁寧に描いたドラマからホラー、サイコスリラーの様相へ、そしてそこからからまた一転するオチ、なかなか良かったです。この作品、主要キャラはもとより監督、脚本、それから原作者、製作者まで女性なんです。「ふーん」て思いました。いや、それだけなんスけど..。 R&Aさん 6点(2004-10-28 11:34:46)

31.へスターは寂しかっただけで誰でも良かった、とても孤独な中年女性。キャサリンは街中にいる普通の若い女の子。そんな二人が田舎で過ごしていく間に、破滅へ転落していく映画。青い映像がむなしくてせつなくて、そして救いようがない。この映画のテーマは何だ?年寄りが若い子におぼれ、騙されて破産してしまわないように注意を促すための映画か?私が感じた事は「キャサリンはずるがしこい小悪魔」だということ。 さん 4点(2004-07-25 23:04:43)

30.なんとも言えない終わり方で納得いかないというか意味不明っていうか。あんまり感情移入できなかったせいかもしれないけど(特に若い娘には)。てか普通に若い娘のほうにはみててかなりむかついた。わがままにも程があるだろと。なんでおばさんにはちょいと同情した。なんかでも今までにみたことないような不気味さ不思議さがあってそういう意味ではみて損はなかったかなと。二人とも演技力すごくあったし。ずっと記憶には残りそうな映画だね。 rainbowさん 6点(2004-07-16 14:22:05)

29.単調に進んで行くストーリー、でも冷酷。個人的には面白かったんですけど、どうも音楽が映像にあわない。派手なサスペンスものと期待しないほうがいい。 rexrexさん 7点(2004-06-22 18:46:37)

28.《ネタバレ》 考えたらラストシーンの主人公、家族も友人も恋人も若さもお金も職も住む家もすることも、とにかく何もないんですよ。室温が下がったような空寒い感じがしました。本当に寂しい映画なのだけれど、妙に心に残ってしまう。ちょっとしたトラウマムービー。画面も青い、内容も青黒い、まさにブル~な映画。 ひのとさん 7点(2004-05-17 23:03:03)(良:1票)

27.静かで怖い映画でした。全編通してふたりが幸せそうにみえなかった。特に後半はただただ不気味で。死体が明確に出てこないというところも不気味さを増幅させる。それにしても、あの主演(中年のほう)の女優さんの演技はすばらしかったです。井戸のところで倒れこむ演技なんて自然で「おお~」と思いました。そうしたらやっぱり主演女優賞もらってたんですね。私はこの映画結構好きですね。そしてこのそのまんまな邦題も好きです。 YUさん 8点(2004-01-10 18:37:29)

26.やっぱ“おすぎ”にダマされた感が強い、ていうか感性が合わないんだろうな。ただ青いだけじゃん、他のどーしようもない映画もTVにブルーのセロファン貼りつければ同じだと思うけど…タイトルも冷静に考えればひねり無しだし、内容も特筆すべき事が無い。映画に何を求めるかにもよるだろうけど、全然楽しくなかったし感情移入もせずといった感じでした。でもあまりに青いことによるトリップ感だけは新しいといえば新しい。
HLB傭兵さん 2点(2003-12-25 19:34:24)

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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 5.44点
000.00% line
100.00% line
236.67% line
336.67% line
4613.33% line
51124.44% line
6817.78% line
71022.22% line
836.67% line
912.22% line
1000.00% line

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