みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.大好きなケリー・チャンと金城武の二人が共演する、香港を舞台にしたラブストーリー。 二人が共演している作品は、本作を含めて3作品のみ。 そのうち、『世界の涯てに』と『ラベンダー』は既に鑑賞済だったので、まだ観ぬ二人の共演作は、本作で最後となってしまった。 『世界の涯てに』『ラベンダー』共々、どちからと言えば主演二人の魅力を引き出すことをメインに作られていた感があり、作品としてみるといまひとつの感が否めなかった。 だけど、二人のファンである私にとっては、それで十分楽しむことができた。 ケリー・チャンはいつの時代の作品を観ても、そんなに極端には変わらない(全然歳を取らない!現在も尚美しい!)が、金城武は歳を重ねるに従い、雰囲気がかなり変わってきたように思う。 本作では、まだかなりの若々しさが残っており、まだヒゲもそんなに青くはない。 本作での二人は、『世界の涯てに』や『ラベンダー』と比べると、それほど綺麗に、又はかっこよくは撮られていないように感じた。 その代わり、作品自体の出来は、『世界の涯てに』や『ラベンダー』より良かった。 何より、普通に楽しめたのが良かった。 ただ、細かい面を言えば、少し作りが雑かなぁ、と思えるシーンも多く、洗練度という点ではイマイチかもしれない。 後半で、金城武演ずる主人公の書いた“小説”の再現シーンが流れるのだが、これが作品全体のバランスとリズムを崩すくらい冗長だった。 でも、そういった荒削りな面はあるにせよ、最後は最後でなかなか感動させてくれるし、観た後の気分もなかなか良い。 これで『世界の涯てに』や『ラベンダー』の様に、二人の魅力がうまく撮られていれば完璧だったのだが・・・ 2000年以降、ケリー・チャンと金城武の共演作は一つも撮られていない。 ケリー・チャンはまだまだ大丈夫そうだが、金城武が“おじさん”っぽくならないうちに、もう一作品くらい共演作を観てみたい。 二人のファンである私は、それを強く望んでいる。 ちなみに同じく大好きな俳優であるレスリー・チャン(故人)も本作ではチョイ役ながら出演している。 そういう意味でも、本作はかなりのお気に入り作品となった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2021-05-31 22:45:51) 5.《ネタバレ》 真剣に見入っていました。なぜかというと私は音楽家ネタが好きだから。 バッハは特によいんです。知ってるのはあの名曲G線上のアリアが、 Gコードに載せてアリアのために作った曲とかそれだけですが・・ これは妻アンナに捧げた曲ですね。メヌエットという曲と思う。 ラバースコンチェルトという題で、歌詞をつけられて大ヒットした・・ すごく品がある脚本で本当に真面目に見ていたんです。 ところが後半、小説の中のお話に変わりわけがわからなくなる。 ここまででかなり評価は低かった。 終わったあと、引っかかるところがあり、またDVDを再生。 その引っかかるところが解明されても(いきなりガーフの妄想小説) なぜ彼は書けたのか?そんな才能は前フレなかったじゃないか? は・ん・そ・く!と怒っていたのですが、 やっぱり時間がたつとこの映画、いとおしくなってきたのです。 誤字の封筒、出版社の女性のもうひとつの思い。 愛を伝える才能だけがなかった(運と性格)調律師。 生真面目な小説家や音楽家にあるパターンです。 それが誰にでもある琴線に触れたのかも。 ドラマティックな妄想の中の告白とは裏腹に、 それでもいいと終わらせるわけでもなく、 ただ妄想の中で生きている。 欲を言えば、このもやもやしたラストを、 もっとはっきりした感情(感傷)にしてくれれば、 感動できたのですが。 年老いた小説家の思い出話とまではいかなくても、 小説を閉じ過ぎ去った思いを懐かしむ感じで。 3人の写真だけではまだピンと来なかったので・・ 【アルメイダ】さん 8点(2004-11-30 04:40:12) 4.アーロンにケリー、金城ってきて、なんだろう?お洒落さを出そうとしている感じは伝わるんですけどねぇ、脚本が面白くないのかなぁ。あともう一歩って感じです。 【rexrex】さん 4点(2004-07-21 14:42:15) 3.映画館で観た一回目では、まったく理解できず、ビデオで観た二回目でやっと「あぁ、そうゆーことね。」と内容全体がわかった・・・ような気がする。 【smiLey'70】さん 4点(2004-07-15 21:05:47) 2.恋する惑星よりはましなんだけど,この手のB級香港映画ってどう評価すればいいんでしょうかね. 【マー君】さん 4点(2004-06-18 19:57:00) 1.金城武が演じるピアノ調律師チャン・ガーフの部屋に、偶然知り合ったヤオ・モッヤン(アーロン・クォック)が転がり込んできて、男ふたりの同居生活が始まる。そこに上の部屋に住む下手なピアノを弾く女性モク・マンイー(ケリー・チャン)が絡んできて、3人の複雑な恋愛模様が描かれていく・・・という、よくありそうなラブストーリー。でも金城武の演技はなかなか良いし、テンポ良く話が進むので全然飽きなかった。しかし、後半。このまま普通に終わるのかなぁと思いきや、突然主人公の空想小説の中の物語が出てきて、一気に香港映画らしさ全開のハチャメチャなストーリーが展開されるのである。これはこれでなかなか面白かったが、全体的にはまだまだ物足りない印象だった。あと、レスリー・チャンとアニタ・ユンが意外なところで出演しているので、ファンならばお見逃しなく。 【きのすけ】さん 6点(2003-12-30 12:10:10)
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