みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
121.話の展開の唐突さ、心理描写の不足、障害自体に対する突っ込みの甘さなど、技術的な穴はいろいろあります。しかし、ラストも含めて、作品としてのインパクトは絶大なものがあります。主人公を、聖人君子としてではなく、むしろすぐに遊び回りたがる困った人物として描いているのが、逆に説得力を強めています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-11 00:51:42)(良:1票) 120.《ネタバレ》 本編を観て。生まれて初めて映画を観て吐きそうになった。 性同一性障害を抜いて考えてもブランドンは悲惨。性同一性障害を抱え、ラナという理解者を得てなのであればさらに悲惨。ロミオとジュリエットを超える悲恋。骨の髄まで味わわされました。 【JF】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-02-02 14:12:36) 119.《ネタバレ》 冒頭から地味でつまらない映画だと思っていたが、後半・・・ごめんなさい、甘く見てましたとしか言いようがありません。「見なければ良かった」と思う一方で、こういう偏見と差別が今でもあるのだろう。製作年から6年前に起こったばかりの事件なのが衝撃。現在、トランスジェンダーや同性愛が大半に理解され、同性婚が認められた国が増え始めたのは救いだと思うが、行き過ぎれば逆差別になり、閉鎖的で保守的な地域とその人々とは永遠に相容れることはないだろう。従兄の警告を聞き入れ、サンフランシスコやニューヨークといった大都会に出ていれば、別の結末もあったかもしれない。ヒラリー・スワンクは男性的で命を燃やすような役柄が似合っているね。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-09-12 20:00:21) 118.《ネタバレ》 観たら嫌な気分になるだろうなと思って、DVD購入後2年近く寝かしていました、やっと鑑賞しましたけども予想通り、救いのない内容でイヤーな感じになりました。ラストで登場人物のその後のテロップが出て実話だったと知り、欝な気分が倍増です。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-21 07:45:26) 117.《ネタバレ》 なかなかの鬱映画。 救いようがないのは主人公を襲う悲劇よりも、 生まれたことが悲劇にさえ、思っている主人公と、 同性愛者に偏見を持っていようが、なかろうが気に食わないものをいつか誰であろうと殺してしまったであろうDQNと、その取り巻きの下衆っぷり。 差別良くない!というコンセプトで作られたのであろうけど、 出てくる登場人物が、どうにも救いようのない下衆ばっかりで、 あんまりコンセプトに沿った出来にはなっていない気がする。 【バニーボーイ】さん [DVD(吹替)] 4点(2013-01-04 20:55:05) 116.タイトルが一番すごい(これは批判ではない)。ジョンがイカれているので、下手な反差別映画に堕していないところも良い。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-01 16:14:11) 115.見なきゃ良かった誰得な映画だ。実話だとしてもルポルタージュではなく映画にした意義はあるのか。ひどい事件は巷にあふれてるけれど、それをいちいち事実をなぞって観客に丸投げされても困る。あー気分悪い。H・スワンクに3点全部。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-08-21 17:24:18) 114.うっ、イ、イタタタタタタタタタ・・・(エンドレス)観た後でかなり鬱になりますよねえ、この映画・・・。やり場のない怒りを、どこにぶちまけていいやらわからないような。鑑賞後もう何年も経ていますが、ようやくレビューする気持ちになりました。いまや懐かしの「ビバヒル」で、お色気ムンムンの諸嬢諸氏メンバーの中、一人サバサバとシングルマザー役カーリーを演じていたヒラリーですが、まさかオスカー二度も受賞する大物に成長することになるとは、あの頃誰も思ってなかったですよね。変に色気を売りにしない硬派な作品に出演した方が、絶対彼女の魅力は光ると自分は思っています。どっちかって言うとマイノリティー側の自分の立場から観ても、この映画のブランドン君の姿は・・・あまりに痛々しい。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-19 11:29:02) 113.《ネタバレ》 チンピラがチンピラに殺されるのはどうでもいいが、疫病神の巻き添え食らって死ぬのは嫌過ぎるだろう。君子危うきに近寄らずってことを再確認。 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-16 12:27:49) 112.後味の悪い作品でした。なんといいますか表面だけなぞらえているといったらいいのかしら。「こんなことがありました」ということを目を覆いたくなるような描写でもって見せられ、それで終わってしまった。ヒラリー・スワンクは熱演だったけど、あの人でなし二人組みを演じた俳優たちのほうがプレッシャーが大きかったんじゃないだろうか。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-27 15:42:16) 111.重い..とても重い作品です.. 見終わると沈んでしまいます.. アメリカも、田舎はまだまだ保守的なんだ..と、アメリカの二面性を思い知らされた感じです... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-06-09 15:13:40) 110.《ネタバレ》 こんなことを言っては身も蓋もないけれど、人間社会から差別・偏見・イジメがなくなる日なんて、永遠に来ないと思う。人間に限らず、動物界でさえ(だからこそ、かも知れないが)マイノリティーは壮絶なイジメに遭う・・・。初めて見る稀少な存在・事例を、一体どれだけの人間が「無」の感情で受け入れることができるのだろうか? この作品は、そういう意味で極めて難しいテーマを取り上げたわけで、「差別はダメよ」というメッセージを伝えるだけならむしろ簡単、恐らくもっと饒舌になっていただろうと思う。作り手は、差別の完全排除が不可能なんてことは織り込み済みで、だからこそ、淡々と事象を描写するに至ったのだと解したい。それが故に理不尽な展開に納得できず、共感を得られない部分も多いのかも知れないが、これはこれで仕方のないつくりだと思う。ここで、安直に「性同一性障害は障害なんです。みなさん、もっと理解しましょうね」と障害をクローズアップし過ぎても、ヘタすれば上から目線になってしまう可能性もあるし、マイノリティーには問答無用で感情的に激しい嫌悪・排斥願望を抱く人間がいるのも事実。「とにかく嫌い(不気味)」を理由にする人に正論を盾にした説教臭いメッセージはむしろ逆効果とも言える。・・・ということを踏まえた上で、しかし、ジョンとトムの終盤の行為については、マイノリティーに対する感情的排斥願望ももちろんあっただろうが、ラナの心を奪われたことに対する怒りと嫉妬、あるいは「化け物」を受け入れたラナ自身に対する怒りを、ブランドンが最も屈辱感を味わうに違いない行為で以って解消したという要素が大きいように感じた。ラナ自身がブランドンが女性と分かった時点で拒絶していれば、凄惨な事件は起きなかったように思うからだ。最後も「化け物」を抹殺したいという感情よりは、自分たちのしたことを公にされたことに対する怒りから暴走した行為とも言えないだろうか。ここが、差別によるもの、と解されると極めて衝撃的だけれど、あくまで2人の男の自己愛・自己保身によるものと考えれば、それほど不思議でもない。ここは、あえて語り過ぎずに、見る者に解釈・判断を任せる姿勢は良いと思う。いずれにしても、作り手の志には敬服するが、評価の難しい作品。見ていて終始居心地悪く、それこそ好き嫌いで点数をつければ、この点数。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-27 13:02:46) 109.ブランドン可哀そう過ぎ。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-17 23:55:41) 108.《ネタバレ》 この映画の中で、(実話ですが)一番頭がおかしいのはブランドンと彼を匿った知人女性を殺害したジョン。ブランドンには、殺害までされる理由など何1つなかった。アメリカもかなり保守的な地域とそれほどでもない地域とで分かれるようだけど、ブランドンの仲間や母親がひどく彼を嫌悪する場面を見ていて「実際のアメリカでもこんな感じなのかな~」と思いをめぐらせました。性同一性障害というものに無関係な人々は、普段、この疾患やそれにまつわる差別についてあまり考えることもないと思うので、そういう機会を与えるという点では有意義な映画なんじゃないでしょうか。 R.I.P. 醜い偏見により犠牲となったブランドンの魂よ、安らかに眠れ。 【☆Tiffany☆】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-11-30 09:42:45) 107.《ネタバレ》 重いなー。確かにこういったことってあるんだろうけど、重い割には現実味がなく、ただただ重い映画でした。実話とはいえ、ラストにもう少し希望が見えれば、何か感じられたかもしれないです。 【コスッタルイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-05 17:49:28) 106.倍速で見ててもしんどかった。とても普通に全編観れる自信はない。でも、観た方がいいと思う、偏見のある人も無い人も。 【ぷりしら19号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-19 01:11:15) 105.自分が男であるということを自分に言い聞かせ、且つ周りにもアピールをするかのように背伸びし続けるヒラリー・スワンクが何とも切なく見えました。それだけに体が女であることが知れたときの周りの人の衝撃は大きかったでしょうし、かといってラストは酷すぎると気がしました。しかしこの酷すぎるラストによって逆に、性同一性障害に対する理解が深まればいいと製作側は思っているように見えましたし、見終わった私もそう思いました。あくまで内容を実話として克明に反映し、音楽も演出も控えめに徹して描いている意味がそこにはあるように思います。 【Thankyou】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-29 07:52:55) 104.これも痛い映画でつね。『ピアニスト』のときと同じく正視に耐えなくてDVD何度も止めちゃいました。これは性同一性障害にスポットライトを当てて「差別はよくない」なんてこと言いたかった訳ではなくて、不幸なめぐり合わせと貧困、教育の問題なんだと思ったでつ。底辺に暮らす人たちにしてみれば理由なんて何だってよかった。たまたまキリスト教的道徳規範で悪・脅威の対象とされているものに憎悪が向けられた。キャンディスもラナのおかん(綾戸千絵似)もジョン(「K-19」ではがんばった)もトムも、ティーナという触媒がなければそれなり平和に暮らせてたかもしんない。うん、彼らが一方的に悪いわけじゃないでつ。貧困と教育不足からくるモラルの低さと無理解でつよね。ていうかそもそも実在したティーナ自身、軽犯罪繰り返しつつそんな社会にいて我を通してた訳だから愛と自由を求めた代償でもあるのかも。映画じゃそのへんの犯罪暦はっきり描いてなかったみたいでつけどね。この得たものと失ったものっていうのがあるから、全く救いが無いストーリィとも言えないんじゃないかなって思ったでつ。 【ごりちんです】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-01-20 14:58:53) 103.「性同一性障害」への差別云々以前の問題で、要は付き合ってる人間達に問題があっただけの事。バカとはズルズル付き合わないでさっさと縁を切らないと。パトカーに追っかけられた時に気が付くべき。これはバカなアメリカ人の別に珍しくも無い事件じゃないの?よってストーリーが非常に退屈でくだらなくて、よくこんなの映画にしたなあって思う。ヒラリースワンクは「体当たり演技」ってだけで、素晴らしい演技というのとはちょいと違うのでは?という印象。 【東京50km圏道路地図】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2007-01-02 02:49:00) 102.後味が悪すぎて二度と観たくない作品です。実話と聞いてさらに悲しくなりました。せめて映画の中だけでも二人で新天地に旅立って希望を見出して欲しかった。主人公が好きになる女性役はリアリティの賜物なんでしょうが、あまり魅力を感じなかった。ヒラリー・スワンクはごっつがんばったと思う。 【りんす】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2006-12-22 00:20:56)
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